イチゴの収穫量で43年連続日本一の栃木県は11日、人気ブランド「とちおとめ」の後継として、県が開発したイチゴの新品種の名称を一般公募で「スカイベリー」に決定したと発表した。 福田富一知事は記者会見で「スカイツリーのように大人気のイチゴになって」と期待を語った。 加工品などにも使用できるよう、商標登録も済ませた。今年12月の試験販売が初出荷のお披露目となり、本格出荷は平成26年末ごろを見込む。 全国から4千を超える応募があり、県職員らが審査。粒の大きさやおいしさが「大空に届くような素晴らしさ」との意味を込め、栃木県と群馬県にまたがる百名山皇海山にちなんで名付けられた。 県内の小学生から70歳までの4人がこの名称で応募した。