講演会:「なぜ残虐表現が必要なのか」 京大ＯＢ・貴志さんが２６日 ／京都－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)作家で京都大ＯＢの貴志祐介さんの講演会「なぜエンターテインメントに残虐な表現が必要なのか」が２６日午後６時半、京都市左京区の京都大百周年時計台記念館で開かれる。 京大が卒業生を招いて定期的に開催する公開講座「未来フォーラム」の一環。貴志さんは５９年、大阪府生まれで京大経済学部卒。０５年に「硝子のハンマー」で日本推理作家協会賞を受賞するなどミステリーやホラー作品を中心に活躍している。 小説や映画、マンガなどの娯楽作品には時折、殺人などの残酷な場面が描かれる。講演で貴志さんは、こうした表現がなぜ必要か▽映画の年齢制限や、条例による規制は望ましいものなのか−−など、作家の立場から考えを述べる。 参加費無料。定員５００人で事前申し込み（京大ホームページ、ファクスまたは郵送）による先着順。申し込みなどの問い合わせは京大広報・社会連携推進室（０７５・７５３・２２３３）へ。【五十嵐和大】
