宋 神道(송 신도、ソン シンド、1922年11月24日 - 2017年12月16日)は、宮城県に在住していた在日朝鮮人女性。 人物[編集] 朝鮮半島の忠清南道論山郡出身[2]。日本の宮城県で生活保護受給者として生活していたが、1992年1月に元従軍慰安婦を公募する市民団体に連絡し、元「従軍慰安婦」としての活動を開始する。翌年には市民団体と「在日の慰安婦裁判を支える会」を発足し、日本政府に謝罪と損害賠償1億2000万円を求めて訴訟(在日韓国人元従軍慰安婦謝罪・補償請求事件)を開始する[3]が2008年に全面敗訴した。(ただし、1938年から1945年まで宋が慰安婦であったことは認定された。)この活動が認められて1997年12月に第9回多田謡子反権力人権賞を受賞した。なお、日常生活では日本人の通名を使用していた[4]。 生涯[編集] 本人の証言によれば、1922年、朝鮮の忠清南道で生まれるが