コリン・ルーサー・パウエル(英語: Colin Luther Powell, 1937年4月5日[1] -2021年10月18日)は、アメリカ合衆国の政治家、陸軍軍人。退役陸軍大将。学位はM.B.A.(ジョージ・ワシントン大学)。ジョージ・W・ブッシュ政権で第65代国務長官を務めた。ジャマイカ系アメリカ人。 経歴[編集] 1937年4月5日にニューヨーク州ニューヨーク市のハーレムにて、ジャマイカ系移民の息子として誕生した[1]。サウス・ブロンクス地区にて育ち、ニューヨーク市立大学シティカレッジで地学を専攻する傍ら、予備役将校訓練課程(ROTC)を受講した[1]。 1958年にニューヨーク市立大学シティカレッジを卒業すると、少尉としてアメリカ陸軍に任官する[1]。それはトルーマン大統領が1948年に大統領令9981号(英語版)で、アメリカ軍における「人種、肌の色、宗教または出身国に基づく」差