自民党秋田県連の大野忠右エ門会長ら4役は26日、安倍晋三元首相が選ばれた党総裁選の結果について「民意が反映されていない」として県連の役職辞意を表明した。 大野会長は記者団に「改革の必要があったにもかかわらず、旧態依然の党体質が変わっていない」と指摘。渋谷正敏幹事長も「地方の声を考えていない。国会議員が何を基準に投票したのか疑問だ」と述べた。 秋田県連の持ち票は4票で、石破氏が3票、安倍氏が1票だった。 総裁選では地方票で石破茂前政調会長が過半数を確保してトップに立ちながら、国会議員による決選投票で安倍氏が逆転勝利した。