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米グーグルが2017年の実用化を目指し5月に試作車を公開した完全自動運転車について、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が発行する科学雑誌が2日までに、「大雨や雪の降る日は走行できない」とする分析リポートを掲載した。周囲の状況を把握するセンサーの感度が鈍く、大粒の雨や雪を障害物と判断し動けなくなってしまうという。また地図データに頼りすぎているため、未入力の状況に遭遇すると、立ち往生してしまうとも指摘した。グーグル側は多数の欠点を認めた上で、改善可能としているが、安全性を疑問視する声は強く、実用化が遅れるのは避けられない状況だ。(SANKEI EXPRESS)MITが欠点分析 「(米国の)国土の99%で走行できない自動運転車を、あなたは購入しますか?」 こんな書き出しで始まるリポートを掲載したのは、8月28日に発売された「MITテクノロジーレビュー」。1899年に創刊された権威ある隔月発行の
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米グーグルは25日、自社ブランドのタブレット端末「Nexus(ネクサス)7」を日本国内向けに発売した。価格は同水準のiPadと比べて半値以下の1万9800円にした。同日、東京都内で会見したエリック・シュミット会長は「これよりいいデバイスはない」と豪語した。 ネクサス7は、同社の基本ソフト(OS)アンドロイドの最新バージョン4・1を搭載し、記憶容量は16ギガバイト。画面サイズが7インチで重さは340グラムと、9・7インチで650グラムのアイパッドよりも「片手で持てるサイズが特長だ」と同社アンドロイド製品管理部のヒューゴ・バラ部長は話す。 無線LANサービス「Wi-Fi」でインターネットに接続でき、映画やアプリを楽しむインターネットサービス「グーグルプレイ」から、日本語の電子書籍をダウンロードすることも新たに可能になった。
米インターネット検索大手グーグルが、自社ブランドで手掛けるタブレット型多機能端末「ネクサス7」の日本国内での発売に向け最終調整していることが、24日分かった。既に販売中の米国などでは低価格や軽さが好評で、動画やゲームなどを気軽に楽しみたい消費者の選択肢が増えそうだ。 グーグルは25日、東京都内でエリック・シュミット会長が出席する新製品の発表会を予定しており、ネクサス7についても言及するとみられる。 ネクサス7は画面の大きさが7インチと比較的小さく、重さは340グラム。米国では価格を199ドル(約1万5500円相当)からに設定しており、価格が499ドル(約3万8900円相当)からの米アップルの「iPad(アイパッド)」新機種より大幅に安い。
【ワシントン=柿内公輔】米アップルと韓国サムスン電子が世界各国で繰り広げる注目の訴訟合戦は、巨大市場の米国でアップルに軍配が上がった。この結果は、サムスンだけでなく、同社に基本ソフト(OS)「アンドロイド」を提供するグーグルにとっても痛手となる。 アップル側は、サムスンがスマホやタブレットで、「アップルの機能などをまねた商品で市場に参入し、売り上げを伸ばした」と訴えたのに対し、サムスンも「アップルは合法的な競争を阻害している」と真っ向から反論。互いに一歩も引かない訴訟合戦を展開してきた。 世界中で提起されている訴訟では、アップルとサムスンにそれぞれ有利な判決が出るなど判断が分かれているが、巨大市場の米国でアップルが勝訴したことは、今後の各国の訴訟動向に影響する可能性もある。 IT業界では、一連の訴訟について、「アップルとグーグルという世界の覇権を争う両雄の『代理戦争』」(アナリスト)という
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