沖縄県警は30日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の大山ゲート前で、新型輸送機MV22オスプレイ配備に反対して座り込む住民の排除と、住民らが駐車していた車両のレッカー移動を始めた。 住民らは反対運動の一環で27日夜から29日午後にかけて、大山ゲートを含む三つの出入り口前に乗用車や軽トラックなどを止め、同飛行場に車が出入りできない状態になっていた。 大山ゲートでは30日午後0時50分ごろ、警官隊約70人が盾を持ってゲート前に入り、住民の両手両足をつかんでゲート前から移動させた。住民らの一部は、ゲート前に止めてあった車の中に乗り込んで抵抗した。 県警は同1時半ごろから、車のレッカー移動を始め、住民は車のクラクションを鳴らすなどして抗議した。
米軍新型輸送機MV22オスプレイが早ければ28日にも配備される普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で27日朝、配備に反対する市民団体のメンバーらがゲートをふさごうとしたため、警備員や警察官ともみ合いになる騒ぎがあった。 午前8時すぎ、抗議行動の中心メンバーで沖縄平和運動センターの山城博治事務局長が「あすにもオスプレイは来る。ゲートを封鎖し、配備をやめさせよう」とゲート前で呼び掛け、整列した参加者ら約100人とゲートに向かって歩き出すと、警察官との押し合いになった。 山城事務局長ら十数人は、回り込んで飛行場に入り込もうとしたが警備員に阻止された。さらに「わっしょい、わっしょい」と声を上げながら突破を試みたが、押し返され、騒ぎは1時間ほどで収まった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く