米グーグルは25日、自社ブランドのタブレット端末「Nexus(ネクサス)7」を日本国内向けに発売した。価格は同水準のiPadと比べて半値以下の1万9800円にした。同日、東京都内で会見したエリック・シュミット会長は「これよりいいデバイスはない」と豪語した。 ネクサス7は、同社の基本ソフト(OS)アンドロイドの最新バージョン4・1を搭載し、記憶容量は16ギガバイト。画面サイズが7インチで重さは340グラムと、9・7インチで650グラムのアイパッドよりも「片手で持てるサイズが特長だ」と同社アンドロイド製品管理部のヒューゴ・バラ部長は話す。 無線LANサービス「Wi-Fi」でインターネットに接続でき、映画やアプリを楽しむインターネットサービス「グーグルプレイ」から、日本語の電子書籍をダウンロードすることも新たに可能になった。