米アップルは24日までに、韓国サムスン電子がスマートフォン(多機能携帯電話)iPhone(アイフォーン)などの特許を侵害したとして、追加で7億7百万ドル(約550億円)の損害賠償を求める申し立てを米カリフォルニア州の連邦地裁に申し立てた。 AP通信などの報道によると、アップルは「(連邦地裁で8月24日に陪審団が認めた)サムスンへ10億5千万ドルの賠償を求めた評決には、新製品による一段の損失が含まれていない」と指摘。 アップルはその後、サムスンのスマートフォン8機種について、米国内での販売差し止めを申し立てていた。今回はサムスンのスマートフォンやタブレットなど販売差し止め対象を26機種に拡大した。 サムスンも8月の評決ついて「十分な審議の時間がなかった」として、賠償額の削減などを求めている。(共同)サムスンがアップルストアの前に並ぶファンを皮肉るCM