東京都議会会派の「東京維新の会」が、来週にも橋下徹大阪市長が代表を務める新党「日本(にっぽん)維新の会」の系列に入ることが13日、分かった。東京維新のメンバーが来週前半に大阪入りし、最終的な詰めを行う。 東京維新は、政治団体としての届け出をしていない。このため、政治団体になった上で日本維新の傘下に入るか、届け出をしないまま日本維新「東京支部」扱いにするか、今後、調整を続ける。 東京維新は、自民党を離党した野田数(かずさ)、民主党を離党した柳ケ瀬裕文、栗下善行の3都議が10日に設立。日本維新の次期衆院選候補者に名前が挙がる山田宏・前東京都杉並区長が相談役に就いている。 日本維新には、愛媛県議で構成する「愛媛維新の会」と松山市議で構成する「松山維新の会」が傘下に入ることが決定している。