4日の東京株式市場で、シャープ株が値上がり率、売買代金、出来高の3部門で東証1部銘柄のトップとなり、取引を終了した。終値はこの日の高値となる前日終値比23円高の209円まで上げた。 終値の値上がり率は12.4%とした。3営業日ぶりの高値水準。 売買代金は316億124万円で、2位のソフトバンクにほぼ100億円の差をつけた。出来高は1億5754万株で、これも2位の3倍としている。 シャープと資本提携の交渉を進めている台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の会長が前日、台湾紙に「必ず経営参加する」など提携に肯定的な姿勢を示したことが、上げ材料になった。