生後３か月次女暴行死…父親、放置しパチスロに : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）大阪府門真市で昨年５月、生後３か月の次女の頭を強く揺さぶるなどし、硬膜下血腫が原因で死亡させたとして、傷害致死罪に問われた父親の藤山郁弥(ふみや)被告（２６）の裁判員裁判の初公判が２８日、大阪地裁であり、藤山被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。 検察側は冒頭陳述で、藤山被告が事件の約１か月前から次女琉花(りゅうな)ちゃんの顔を平手打ちしたり、つねったりする暴力を振るうようになったと指摘。事件当日は、琉花ちゃんが泣きやまないことにカッとなって暴行し、布団に放り投げた後、そのまま放置してパチスロや買い物に出掛けたと述べた。 弁護側は、体調が良くない妻の代わりに率先して育児に取り組んでいたとし、「琉花ちゃんを心から愛していたが、イライラして衝動的に行動してしまった。育児をしない父親が起こした事件とは区別すべきだ」と訴えた。
