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ブックマーク / honz.jp (19)

  • 『人口減少社会のデザイン』「人口減少社会」に直面する日本に残された選択肢とは - HONZ

    厚生労働省は12月24日、2019年の人口動態統計の年間推計を発表し、それが大きなニュースになっている。2019年の日人の国内出生数は、最少だった2018年の91万8400人を下回り、前年比5.92%減の86万4千人となり、1899年の統計開始以来初めて90万人を下回った。出生数が死亡数を下回る人口の自然減も51万2千人と初めて50万人を超えて、2017年4月の国立社会保障・人口問題研究所の将来推計に比べると、人口減少ペースは2年も早まっている。 未来予測の中で最も確度が高いのが人口予測であるというのは、未来学者(フューチャリスト)のピーター・ドラッカーが以前から指摘していたことであり、人口の大幅な減少が今さら話題になるというのもおかしな話ではある。これだけ長期にわたる経済停滞が続き、社会がこれだけ若者と女性を痛めつければ、その結果がどうなるかは誰でも分かりそうなものだが、分かっていても

    『人口減少社会のデザイン』「人口減少社会」に直面する日本に残された選択肢とは - HONZ
  • 麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 - HONZ

    麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 歴史、特に最悪の医療の歴史などを読んでいると、あ〜現代に生まれてきてよかったなあと、身の回りに当たり前に存在する設備や技術に感謝することが多い。昔は治せなかった病気が今では治せるケースも多いし、瀉血やロボトミー手術など、痛みや苦しみを与えるだけで一切の効果のなかった治療も、科学的手法によって見分けることができるようになってきた。 だが、そうした幾つもの医療の進歩の中で最もありがたいもののひとつは、麻酔の存在ではないか。正直、麻酔のない世界には生まれたくない。切ったり潰したりするときに意識があるなんてゾッとする──現代の医療に麻酔は絶対絶対必須だ。そのわりに、患者に麻酔を施す麻酔科医の仕事は光が当たりづらい分野である。何しろ実際に手術や治療を担当することはめったにないから、麻

    麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 - HONZ
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    nagisabay 2019/12/25
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  • 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 不都合な真実から目を背ける人たち - HONZ

    具体的な数字やデータを示してもダメ。明晰な論理で説いてもムダ。そんなとき、あなたはきっとこう思ってしまうのではないか。「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」。 実際問題、日々の生活でそんな思いを抱いてしまう場面は少なくないだろう。失敗例がすでにいくつもあるのに、それでもまだ無理筋を通そうとする社内のプレゼンター。子育てのあり方をめぐって、何を言っても聞く耳を持ってくれないパートナーなど。また不思議なことに、たとえ高学歴の人であっても、「事実に説得されない」という点ではどうやらほかの人と変わらないようだ。 さて書は、冒頭の問いを切り口としながら、人が他人に対して及ぼす「影響力」について考えようとするものである。心理学と神経科学の知見を織り交ぜつつ、著者は早々に厳しい診断を下す。 多くの人が「こうすれば他人の考えや行動を変えることができる」と信じている方法が、実は間違っていた…。 数字や統

    『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 不都合な真実から目を背ける人たち - HONZ
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    nagisabay 2019/09/03
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  • 『真実の終わり』米国きっての書評家が警告する民主主義の危機 - HONZ

    ミチコ・カクタニをご存じだろうか。を愛する者にとって彼女はまさに「雲の上の人」だ。1955年生まれの日系米国人2世で、ニューヨーク・タイムズ紙で34年間にわたり書評を担当した。辛口の書評で知られ、98年にはピューリッツァー賞(批評部門)も受賞している。英語圏で最も影響力のある書評家だ。 書は、彼女が2017年に会社を退職して初めて世に問うた著作である。意外なことにそれは文芸批評ではなかった。トランプ政権の誕生以後、民主主義が危機に瀕する米国社会を鋭く分析した渾身の一冊だったのだ。 トランプ大統領の登場をきっかけに世界は明らかに変わった。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、真実を追究する姿勢はないがしろにされるようになった。ヘイトスピーチが主流化し、人々は異なる政治的立場を超えて対話する術を見失ってしまった。なぜこのような事態が引き起こされたのか。なぜ真実や理性は絶滅危惧種となって

    『真実の終わり』米国きっての書評家が警告する民主主義の危機 - HONZ
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    nagisabay 2019/07/13
    _φ(・_・
  • 『企業ファースト化する日本 虚妄の「働き方改革」を問う』働き方「改革」は「改悪」になるのか - HONZ

    よくわからない事象でも、響きの良い名前が付くと、人は考えるのをやめ、特定のイメージを信じこむことがある。説明が要らないような錯覚に陥ることもある。 労働や経済に関わる政策は理解するのが難しいだけに、なおさらだ。4月に関連法が施行される「働き方改革」はその一例ではないだろうか。 政府は「長時間労働の是正」「同一労働同一賃金」を訴える。「働く人が自由に働ける」も、うたい文句になっており、これだけ聞けば諸手を挙げて喜ぶ社会人も多いだろう。 ジャーナリストとして労働現場の実態を調べ、声なき声を集めてきた著者は誰のための改革なのかと訴える。法案の成立した経緯を丹念に調べ、「働き方改革」のトリックを浮き彫りにする。 わかりやすいのが労働時間に関する規制だ。残業時間に「罰則付きの上限」が設けられるが、問題はその中身。企業は1か月で最長100時間、2〜6か月で月平均80時間までしか残業させてはいけないと定

    『企業ファースト化する日本 虚妄の「働き方改革」を問う』働き方「改革」は「改悪」になるのか - HONZ
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    nagisabay 2019/04/06
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  • 『バーフバリ 王の凱旋』勝手に絶叫上映 in HONZ - HONZ

    詳細は面倒くさいので省きますが、HONZの一部でインド映画「バーフバリ」が流行っており、勝手に上映会を催すことになりました。 …という、なんとも荒っぽい投稿を足立真穂が飛ばしてきたのが1ヶ月前。映画配給会社に以前勤めていた人間として、参加しないわけにはいかない!と思い参加表明したのはいいものの、我らが編集長・内藤順から、「映画といえばということで、アーヤ、活動記よろしく!」と頼まれてしまいました…。 私が仕事で扱っていたのはドキュメンタリー映画ばかりだし、そもそもアクション映画仕事でもプライベートでもほぼ見ることがない。公式サイトを見るかぎり、商業的っぽいし、無駄に派手そうだし、自分が“ハマる”映画になる気がしない…。どうしよう、ポジティブなレポートを書けない気がする…。という大きな不安を抱きながら上映会に向かったのでした。 * 先にまだ『バーフバリ』について知らない方のために、簡単にご

    『バーフバリ 王の凱旋』勝手に絶叫上映 in HONZ - HONZ
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    nagisabay 2018/06/12
    "沖田さんによると、テルグ語では虎と豹を同じ言葉で呼ぶのかもしれない、とのこと" まさかとは思ってたけどマジか>『バーフバリ 王の凱旋』勝手に絶叫上映 in HONZ(1/3) - HONZ
  • 2017年 今年の一冊 HONZメンバーが、今年最高の一冊を決める! - HONZ

    平成という一つの時代が終焉を迎えつつある今、改めて思うのは、この元号がいかに言い得て妙であったかということである。 「国の内外、天地とも平和が達成される」という来の意味には程遠かったが、たしかに世の中は、平ら(フラット)に成ってきた。売り手と買い手、情報の発信者と受信者、大企業とスタートアップ、中心と周縁、あるいはメインストリームとカウンターカルチャー。 だから、けもの道のような場所でもひたすら歩き続けていれば、突然スポットライトを浴び、メインストリームに躍り出る瞬間がある。しかしそれも長くは続かず、また別のけもの道を探しにいく。HONZの活動など、基的にこの無限ループなのだが、これがやっていて案外楽しい。 HONZメンバーが、2017年最高の一冊を紹介するこのコーナー。まずは、けもの道を歩きつづけるメンバー達の珠玉の一冊から紹介していきたい。 冬木 糸一 今年最も「人類の可能性に驚か

    2017年 今年の一冊 HONZメンバーが、今年最高の一冊を決める! - HONZ
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    nagisabay 2017/12/30
    reference>2017年 今年の一冊(1/3) - HONZ
  • 『慟哭の谷――北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』惨劇から100年 - HONZ

    獣害史上最悪として知られる「北海道三毛別羆事件」。死者8人を出したこの惨劇が起きたのは、大正4(1915)年。時は第一次世界大戦下、この地に入植していた人々を恐怖のどん底にたたき落したのは、体重300キロをゆうに超す巨大な人喰い羆であった。 書は営林署に勤務していた著者が、事件後46年目に当地区の担当になったことをきっかけに、生存者や遺族、討伐隊に参加した人たちから入念な聞き取り調査を行った記録である。書の内容は、吉村昭によって『熊嵐』として小説化もされている。 12月――野山一面が雪に覆われ、ヒグマは森で冬の眠りについている……はずだった。最初の犠牲者が出たのは、開拓部落の太田家。寄宿していた男が家に戻ると、男の子が座ったまま眠っている。呼びかけても返事がないので肩を揺すったとき、男の子は喉の一部を鋭くえぐられ、こと切れているのに気がついた。一緒に留守番していたはずの、この家のもい

    『慟哭の谷――北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』惨劇から100年 - HONZ
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    nagisabay 2015/08/11
    読んでみたいけど怖い((( ;゚Д゚)))>『慟哭の谷――北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』惨劇から100年 - HONZ
  • 映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 - HONZ

    世界中の兄弟たちよ 俺たちは ここで あなたたちを待っているんだ この叫びを 無視するというのか? 無関心な自分に 胸を張れるのか? 元サッカー選手のバセットが歌う「革命歌」は、まるでサッカーの応援歌のような陽気なテンポでありながらも、その歌詞には社会への批判と皮肉が詰まっている。 8月1日(土)より渋谷アップリンク他で公開となる映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』は、内戦・紛争状態が4年以上続く中東・シリアの「革命の首都」、ホムスに生きる2人の若者を追ったドキュメンタリーだ。 1人は「アジアで2番目」と言われた、元サッカー選手・ゴールキーパーのバセット、当時19歳。もう1人は有名な市民カメラマンのオサマ、当時24歳。 当初、平和的な民主化運動をしていた彼らだが、止むことのない政府軍の攻撃、喪われゆく命の多さに、ついに武器を手にし始める。武力の応酬のなかで、自

    映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 - HONZ
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    nagisabay 2015/07/31
  • 『ふしぎな国道』 - これがニッポンの生きる道 - HONZ

    の右傾化を危ぶむ声が高まりつつある昨今だが、まさか道路マニアにまでその影響が及んでいるとは知らなかった。 現在1号から507号まで、全国に459指定されている国道。その姿形に胸を熱くする国道マニア達が、各地で猛威を奮っている。国の道にふさわしからぬ、細く荒れた状態の悪い「酷道」までもを走破し、国道脇に掲げられた看板を「おにぎり」と呼び、癒やしを求める。時には「道路元標」を聖地として崇め、巡礼の旅に出たりもする。 その徹底したポリシーや揺るぎないスタンスからは、あのジョン・F・ケネディの有名な演説の一節が思い出される。 国道があなたのために何をしてくれるかではなく、 あなたが国道のために何ができるかを問うて欲しい。 そう、道は通過するものではなく、探すもの。そうすれば無味乾燥なインフラから、表情のようなものが見えてくる。Googleマップやカーナビからでは決して伝わってこない、生きた日

    『ふしぎな国道』 - これがニッポンの生きる道 - HONZ
    nagisabay
    nagisabay 2014/10/21
    階段国道ははずせないよな RT honz_jp: 更新しました! 『ふしぎな国道』 - これがニッポンの生きる道 - HONZ
  • 『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』 - 神の領域は無法地帯なのか?  - HONZ

    「魔がさした」ーー世間を震撼させるほどの大事件を起こした人物が、このようにコメントしたことを聞けば「何を寝ぼけたことを」と思うのが普通だろう。だが、昨今のように専門や嗜好といった圏域が高度に細分化した世の中において、同質の集団による無菌状態、あるいは無法地帯を作り上げることなど容易なことである。たとえそのような状況下にあったとしても、人は清廉潔白で居続けられるのか。 書の「魔がさす」には、空虚な自信など容易に打ち砕くようなリアリティがあった。これは僕の話なのかもしれないし、あるいは僕の周囲にいる隣人の話なのかもしれない。 2000年10月に発覚した旧石器捏造事件については、ご記憶の方も多いだろう。当時、論争の巻き起こっていた旧石器時代の存在をめぐり、在野の考古学研究者・藤村新一は次々と旧石器を発見し注目を集めていた。藤村の行く先々で次々に前期旧石器が出土し、「神の手」「ゴッドハンド」など

    『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』 - 神の領域は無法地帯なのか?  - HONZ
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    nagisabay 2014/09/01
    これは読みたい>『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』 - 神の領域は無法地帯なのか?  - HONZ
  • 『ヤンキー経済』六本木からも丸の内からも見えない世界 - HONZ

    書は業種や職種によっては、いますぐ役に立つビジネス書である。最終章のタイトルは「これからの消費の主役に何を売るべきか」。その最終章にはたった780円でこんなに教えてもらっていいのかというほどたっぷりと、具体的なビジネスのアイディアが満載なのだ。 たとえば、これからのビジネスとして、ネットでの有名ブランドの中古品販売は流行るはずだ。その場合はPCサイトではなく携帯サイトでなければならない。決済はアプリ課金のように電話料金に上乗せするべきだ。操作をできるだけ簡単にし、アイコンをかっこ良くしないと失敗するかもしれない。 たとえば、自動車メーカーは極限まで装備を簡素化することで安くした大型ミニバンを作るべきだ。ユーザーには「いかつめ」なライトやバンパーを徐々に自分で後付できる余裕を残すべきた。 たとえば、旅行代理店は家族同士による大部屋宿泊ディズニーリゾートツアーを作るべきだ。パークのチケット代

    『ヤンキー経済』六本木からも丸の内からも見えない世界 - HONZ
    nagisabay
    nagisabay 2014/02/10
    これ、面白かった。筆者電通だけど RT @hatebu_hotentry: 『ヤンキー経済』六本木からも丸の内からも見えない世界 - HONZ
  • 『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』by 出口 治明 - HONZ

    僕は、自分でビジネス書を書いているので、天に唾する行為であるということを、十分自覚した上で、なおかつ、「ビジネス書より古典を」と言い続けている。 それは何故か。2つの理由がある。まず、長期にわたって市場の洗礼を受けてきた古典は、哲学書や歴史書であれ、文学書であれ、その内容が圧倒的に優れているということである。スポーツでもプロに手ほどきを受ければ、上達も早いが、友人に教えてもらえば友人の悪い癖もそのまま乗り移るように、古典はプロ中のプロが書いているので、脳を鍛えてもらうには最適だということである。 2つ目は、ビジネス書は、後出しジャンケンの要素が強いということである。成功者が後から来し方を振り返って、こうしたから成功したと述べたところで、それが次の成功をもたらす保証がどこにあるというのだろう。第一、何を話したところで、成功したという事実があれば、すべては正当化されてしまう。それで成功したとい

    『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』by 出口 治明 - HONZ
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    nagisabay 2013/06/14
  • 『昆布と日本人』 コンブって、地味だけどすごいんです。 - HONZ

    表紙は3の干し昆布を並べただけという何とも飾り気のないだが、なかなかどうして読ませる一冊。さながら、140年を誇る昆布商の主人が語る「昆布民俗学」の決定版と呼べるほどの充実した内容だ。 この黒くて地味な昆布、実は日の近代化にも一役買っている。古くから蝦夷地でされていた昆布がポピュラーになったのは江戸時代後半。松前(北海道)と大坂を往復しながら物資の売却をする船は「北前船」(きたまえぶね)と呼ばれ、その船荷の中で重要な地位を占めたのが昆布だった。 江戸城の修築、木曽川治水工事など、幕府から莫大な出費を命ぜられたうえ、領地は火山灰地で農業の生産性も低く、常に財政は火の車―18世紀、そんな薩摩藩が目をつけたのが昆布だった。鎖国下にありながら、外様大名の薩摩藩は琉球王国とまず貿易を行い、その後、琉球王国と朝貢貿易を行っていた清国(中国)といわゆる「抜荷」(ぬけに)とよばれる密貿易を始める。

    『昆布と日本人』 コンブって、地味だけどすごいんです。 - HONZ
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    nagisabay 2013/01/08
    あとで読む RT @honz_jp: 更新しました!  『昆布と日本人』 コンブって、地味だけどすごいんです。 -
  • 2012年 HONZ 今年の1冊 - HONZ

    各レビュアーが選ぶ今年の一冊。やっと出揃いました。 今年も見事なまでにバラバラです。 なるほど、頷くものも多々ある一方、栗下直也とか意味分かんないですし(怒)、最後に登場する成毛眞など、相変わらずあまりに自由すぎて呆然とするほかないです。 でもそれもHONZならではの多様性、ということでお許しを。レビュアーが増えたぶん、ちょっと長いですが、ぜひとも最後までお読みください。あなたが読むべき1冊は、このなかから見つかります! たぶん……。 東えりか 今年「もっとも私が非情になった」1冊 村井理子という翻訳家を知ったのは、もうずいぶん前のことになる。時のアメリカ大統領はジョージ・ブッシュだった。この人は妄言失言甚だしく、村井さんはそれをいちいち取り上げてブログに乗せていた。後年それは『ブッシュ妄言録』として出版される。ネット上で友人となり、その後もユニークなを翻訳し続ける村井さんが、奇妙奇天烈

    2012年 HONZ 今年の1冊 - HONZ
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    nagisabay 2012/12/30
    メモ>2012年 HONZ 今年の1冊 | HONZ
  • 著者インタビュー『オタクの息子に悩んでます』岡田斗司夫氏(後編)by仲野徹 - HONZ

    仲野徹による岡田斗司夫氏へのインタビューの後編です(前編はこちら)。まず、『オタクの息子に悩んでます』を読み、また仲野徹によるこのレビューに目を通してからこのインタビューを読むと、何倍も楽しめますよ。 今回の後編では、徐々にの内容を離れて、雑談の様相に。そんな雑談を掲載できてしまうのもウェブのいいところ、雑談のなかに面白い言葉が散りばめられています。大学不要論に内田樹、塀の中のあの人のことまで、ディープなところにまで話は進む、ちょっと危ないインタビューです。 中途半端に頭がいいから、メモしないんでしょ *ここで話題になっている「ツール」は『オタクの息子に悩んでます』で詳しく解説されている、悩みに回答する際に使える岡田氏オリジナルの11の思考ツールのこと。仲野徹も絶賛のこれらのツール、ぜひを読み、その使用法を学んでください。 仲野:に書いてある「ツール」がすごくわかりやすくて。 岡田:

    著者インタビュー『オタクの息子に悩んでます』岡田斗司夫氏(後編)by仲野徹 - HONZ
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    nagisabay 2012/11/14
    あとでしっかり読む>著者インタビュー『オタクの息子に悩んでいます』岡田斗司夫氏(後編)by仲野徹 | HONZ
  • NODE No.9 書評 『すずしろ日記』 - HONZ

    『北斎漫画』が好きだ。何千人もでてくる人物はそれぞれに可笑しみがあり、当時の風俗を知る画像情報でもある。 『洛中洛外図屏風』も好きだ。金箔を使った狩野派による屏風絵だ。もちろん、諸国の大名などが京を知るための画像情報が分である。 ところで書の著者である山口晃によれば「イギリスが狩野派を讃えるのをあてこすって、フランスが「北斎がすごい」と持ち上げた」のだという。さもありなん。 さて、その山口晃の絵が好きなのだ。洛中洛外図屏風のような構成に、北斎漫画のような登場人物、つまり大和絵の典型を油彩で描いているのだ。 しかし、山口のテーマは時空を超越した日である。同一画面に侍や足軽もいるし、テレビカメラクルーもいる。合戦図では後ろ脚がバイクになっているメカ騎馬も出てくるし、パソコンを使う侍やヘルメット姿のそば屋の出前もでてくる。 大和絵独特の鳥瞰「吹き抜け屋台」で描かれている御屋敷の中を見ると、

    NODE No.9 書評 『すずしろ日記』 - HONZ
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    nagisabay 2012/11/05
  • 『モーセと一神教』 - HONZ

    10年ほど前になるであろうか、エジプト考古学者である吉村作治先生の発掘現場にうかがったことがある。もちろんエジプトだ。発掘中の墳墓は公開中のものと違い、盗賊用の落とし穴を埋めていないし、照明も整っていないため、「インディ・ジョーンズ」そのままだった。その夜、エジプトビールを飲みながら吉村先生が不思議な話を聞かせてくれた。 紀元前14世紀ごろアメンホテプ4世がファラオに即位した。頭に変形があったこのファラオは八百万の神信仰であったエジプト宗教を改革した。すなわち唯一神アテンを信仰する一神教を開祖したのだ。 このファラオは首都もそれまでのテーベから300キロ近く離れたアマルナの地に移し、新しい住民を呼び込んで政治と宗教を一化させたという。ところが、このファラオの治世は20年弱しか続かず、神官団に説得された次代のファラオは首都をテーベに戻した。 アマルナの地に残された人々こそがユダヤ人の祖先だ

    『モーセと一神教』 - HONZ
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    nagisabay 2012/10/01
  • イノベーションの下の力持ち 『スパイス、爆薬、医薬品 ‐世界史を変えた17の化学物質』 - HONZ

    サイエンスが好きである。物理学のを読めば、この世を動かす仕組みの偉大さとそれを簡潔に書き表す人間の知性に感動することができる。生物学のを読めば、生命の不思議さに戸惑いながら、我々はどこから来てどこへ行くのかについて思いを巡らせることができる。数学を読めば、数式の美しさとそれを追い求める数学者の破天荒さにうっとりすることができる。 それでは、化学のはどうだろうか。Amazonのカテゴリー別登録冊数を見ると、化学の7,051冊は物理学(5,971)、数学(7,051)よりも多いのだが、専門書が多く、幅広い人が楽しめる読み物は少ないように感じる。HONZでも化学がメインテーマのは取り上げられていない。 そんな逆風の中、書は真正面から化学(特に有機化学)の面白さを伝えてくれる稀有な一冊である。物質の構造を示す化学構造式は化学の魅力を伝えるために必要不可欠なのだが、どうも苦手にしてい

    イノベーションの下の力持ち 『スパイス、爆薬、医薬品 ‐世界史を変えた17の化学物質』 - HONZ
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    nagisabay 2011/12/02
    メモ RT @honz_jp: 更新しました!  イノベーションの下の力持ち 『スパイス、爆薬、医薬品 ‐世界史を変えた17の化学物質』 -
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