(左から少女、四谷永一郎、沖由佳雄、早坂未紀、蛭児神建) (大衆週刊誌におけるロリコンブーム特集に言及した米沢嘉博の記事) 下記の文章は雑誌『GORO』1982年3月11日号に掲載された「ロリコン」についてのルポです。1982年春というと少女写真集やコミケのロリコン同人誌が隆盛していた頃ではあるものの『ヘイ!バディー』はロリータ路線前で『レモンピープル』は創刊間もない頃。そもそも『漫画ブリッコ』に至っては創刊(82年9月創刊/83年4月新装)すらされていません(つまり「おたく」*1という言葉も当時はありませんでした)。この記事は、まだまだ知られざる存在だった「ロリコン」という得体のしれない人種にフィーチャーした、最も初期の記事のひとつになります。 成熟した女を愛せないロリコン・ボーイの世界からキミは本当に脱出しているか────少女の下着に胸をときめかせ、人形遊びに興じる“80年代ビョーキ・