「セガが好きすぎるセガ社員」こと奥成洋輔氏の著書として7月に出版された、『セガハード戦記』が話題となっている。 (画像はセガハード戦記 | 奥成 洋輔 |本 | 通販 | Amazonより)同書には、セガの家庭用ビデオゲーム機のハードウェアや有力タイトルの説明にとどまらず、出荷数などの社内資料、開発や海外部署にまつわる逸話もふんだんに盛り込まれている。さらに任天堂、NEC、ソニーといった他社の動向やヒット作にも多数言及され、それらに触れたゲームプレイヤーたち、そしてもちろんセガファンの心情も生き生きと描かれている。 加えて奥成氏自身の“ゲーム小僧”からセガ社員に至る道のりまでも率直で平易に語られており、その充実した内容に似合わず、すらすらと読めてしまう稀有な本と言えるだろう。 さてこの『セガハード戦記』にもあるように、セガの家庭用ゲーム機の歴史は40年前の1983年7月、ファミコンと同月同
【PR】新生X68000誕生。瑞起の「X68000 Z」は10月8日に予約受付を開始。TGS 2022の4Gamerブースではモック展示&投稿企画を実施 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 1987年に初代機が発売され,1990年代初頭には,ホビーPCの代表格として名を馳せたシャープの「X68000」シリーズ。瑞起は本日(2022年9月14日),その名を冠した製品「X68000 Z」を正式に発表した。 瑞起の公式Twitterで2022年6月8日に示唆されて以降,たびたび巷の話題になっていた「X68000に関する新製品」だが,同社がセガの「メガドライブミニ」やKONAMIの「PCエンジン mini」に携わってきたことから察していた人も多いように,やはりX68000の“ミニ”に相当するプロダクトだった。まだ詳細な仕様は明かされていないが,筐体の全高は151mmで,おおよそオリジナルの2/5スケ
本記事の読者層向けに「バッファローの」と書いたが、実際の「おもいでばこ」ユーザーは、バッファローというメーカーのことはほとんど何も知らないはずである。なぜならば、本体にもリモコンにもBUFFALOの赤いロゴはどこにもなく、本体底の製造番号シールのところに小さく「Buffalo Inc.」と書いてあるだけだからだ。 われわれIT/PC系オジサンの知るバッファローは、ヨドバシやビックカメラのストレージ売り場やLAN売り場の目立つ場所にやたらと箱を積み上げるメーカーであり、アキバの裏通りで「玄人志向」シリーズを売るメーカーだ(現在はグループ内の別会社)。ストレージやルータは、その時々で最も最新規格に対応し、最も速く、そして店頭に早く並ぶことが求められる。競合他社が2万9800円で売れば、2万9500円で売るような、ヒリヒリしたビジネスだ。 一方「おもいでばこ」は、そのバッファローから20光年ぐら
どこの国の40年前だろう。40年前って1982年だよね。 t.co まとめの最初のツイートはこちら。 現代プログラマが40年前くらいに転移してしまうと「え?メモリ8KB?え?画面幅40文字?え?コードは紙に。。。え?」とかになってなんも無双できなそう — きしだൠ(K1S) (@kis) 2022年7月15日 1982年当時のコンピュータ、オレがあまり触っていない奴をちょっと調べてみた。 anniversary-net.com どうやらこの機体は16KBらしい。 Wikipediaを見てみると ja.wikipedia.org メモリ RAM 16キロバイト(最大32キロバイト) グラフィック テキスト 32桁×16行 2画面(RAM拡張時は最大4画面)、グラフィック 256×192ドット 2色 または 128×192ドット 4色 1画面(RAM拡張時は最大3画面) となってい
ある晩、いつものようにベッドの中で変態ガジェットを見つけるべく、人力ウェブクローリングをしていた。そろそろ寝ようと思った時に目に飛び込んできたのは、超破格1万2800円の「2 in 1タブレットPC」だった。しかし、過去の経験から「深夜に衝動買いしたモノにはろくなモノがない」というのが、筆者の過去のジンクス。今回も未練を残しつつ、スマホを枕の下に押し込んで寝た。 しかし、一度気になりだしたらいても立ってもいられない性格。翌朝、早く同じサイトを見てしまい結局その場で衝動ポチ。ジンクスに影響を受けない早朝の衝動買いだ。そういえば、先週も状態はそこそこきれいな2014年頃に発売された、770gの中古VAIO Proを1万9800円で衝動買いしてCloudReadyを導入。毎日「なんちゃってモバイルChromebook」として楽しんでいる。 シンプルな茶箱に収まって翌日届いた「スタディパソコンMT
PCの在り方をMicrosoftとIntelが規定した時代 PC 9x/200x System Design Guideとは何だったのか:“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る(1/5 ページ) 昔ながらのIBM PC、PC/AT互換機からDOS/Vマシン、さらにはArmベースのWindows PC、M1 Mac、そしてラズパイまでがPCと呼ばれている昨今。その源流から辿っていく第19回は、Hardware Design Guide、System Design Guideとは何だったのかという点について。 第1回:“PC”の定義は何か まずはIBM PC登場以前のお話から 第2回:「IBM PC」がやってきた エストリッジ、シュタゲ、そして互換機の台頭 第3回:PCから“IBM”が外れるまで 「IBM PC」からただの「PC」へ 第4回:EIS
5ポートのSATA3.0(6Gbps)を増設できるM.2拡張カード、Sintech「PA-M2MKSA5」 2022.04.25 18:12 更新 2022.04.22 配信 コントローラにはJMicron「JMB585」を搭載 Sintech(本社:中国)は2022年4月22日(現地時間)、 5ポートのSATA3.0(6Gbps)を増設できるM.2拡張カード「PA-M2MKSA5」を発表した。 コントローラはJMicron「JMB585」、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x2)で、フォームファクタはM.2 2280に対応。OSはWindows 10/8.1/8/7、Linuxをサポートする。
いまや「Wi-Fiルーター」は一般家庭の通信インフラ。インフラすなわち基盤ですから、毎年のように買い替えるユーザーはかなりの希少種、大半の家庭では数年サイクルがいいところ。しかし技術は進歩しますから、久しぶりに最新機種を導入したらその機能差に目を剥くかもしれません。 通信技術そのものも大きく進化していますが、安全な通信を支えるセキュリティ技術も数年で大きく進化しています。 2018年6月に発表された暗号化技術「WPA3」はそのひとつで、基本的に2019年以降に発売の製品でなければサポートされていません。2020年7月以降はWi-Fiの認証試験における必須項目とされたため、いずれはどの家庭のWi-Fiルーターにも搭載されるはずです。 セキュリティつながりでいえば、Wi-Fi管理フレームの一部を保護する「PMF(Protected Management Frames)」も、ここ数年でWi-Fi
「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね……」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/4 ページ) 経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。 マツ 「MacはLinuxだった」という趣旨のツイートが話題になっていて、ああそういうこともあったなあ、と思い出したので、ちょっと昔語りしようかなと。茶でも飲みながら。 ヤマー 私は紅茶を用意してきます。 戻ってきました。macOSは何がベースになっているかって話ですよね。 マツ 結論から言っちゃうと、現在のmacOSはUNIX系列のOSではあるけど、Linuxではないです。macOSのベースになっているのはDarwin。
パソコンユーザーのためのDRAM入門 目次 Part 1 : パソコンにおけるDRAM、DRAMの構造 Part 2(本記事) : 制御、パッケージ Part 3 : GHzへの挑戦、PCB Part 4(準備中) : マルチチャンネル、規格、未来 Part 2があまりに肥大化したため、Part 2とPart 3に分割した。そのせいで若干Part 2が寂しい感じになってしまったが許せ。 Part 1 おさらい まず、多くの人にPart 1を読んでいただいたことを感謝したい。Qiitaはソフトウェアの話題が多い中で、このようなゴリゴリのハードウェア、しかも半導体レベルの話題に興味を持っていただけたことは大変嬉しい。勢いで書いた拙い文章であるが、DRAMの話題を通して身近な半導体にさらに興味を持っていただけたらなと思う。(前半のバスの話が長すぎて、大事な後半読まれてない説が若干あるが(汗))と
パソコンユーザーのためのDRAM入門 目次 Part 1 : パソコンにおけるDRAM、DRAMの構造 Part 2 : 制御、パッケージ Part 3 : GHzへの挑戦、PCB Part 4(準備中) : マルチチャンネル、規格、未来 Part 2 おさらい Part 2の肥大化を抑えるために、Part 2ではDRAMチップの制御方法の大枠と、DRAMダイのパッケージングについてのみ触れた。そろそろ肉眼スケールの話に移りたいと飽き飽きする頃だろう。 そして、ついにPart 3で私達人間が日常的に触れられる物理スケールの話に移っていく。いよいよDIMMのご登場だ。ついにcmオーダーの話に突入だ。だが、ここには悪魔が潜んでいる…いや、もはや神と言っていいだろう。そう、電磁気のお時間が始まります。どんなにデジタルな数字を扱おうとも、その根源には物理法則があることを叩きつけてくる、それが現実の
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