作家にアドバイスするロボット編集者を開発 海老原嗣生氏(以下、海老原):ねえ、佐渡島さん。 佐渡島庸平氏(以下、佐渡島):はい。 海老原:これはどう思いますか? 私の話を聞いてくださったと思うんですけど、最初になくなるのは知的熟練業務、熟練(が必要)だけど単純な業務、難しいだけの単純な業務。あとは、みんなが憧れている業務や、今、給与が高い業務。これらがなくなっていくというのは、社会として嬉しくない? その感想はどうですか? 佐渡島:いや、そうだと思います。だから弁護士、税理士、医者とかですかね。 海老原:じゃあ、長距離ドライバーもそこに入るわけでしょ? マーケッターも。 佐渡島:そうですね。そこで今、うちの会社で開発しているのは編集者の仕事をする機械でして……作品を読ませて感情曲線とかを出して、それで作家にどこを直せばいいかというアドバイスをやってもらおうと思っています。 海老原:そんなも