ssh接続で使う公開鍵のパスフレーズ入力は面倒ですが、ssh-agentでパスフレーズ入力を代理してくれます。 また、複数サーバを横断する場合に鍵の管理に困りますが、ssh-agentで秘密鍵をサーバに配置せずに済みます。 ssh-agentとは? ssh-agentは認証代理プログラムです。 RSAやDSA、ECDSAなど公開鍵認証に使う秘密鍵をメモリ上に保持します。 エージェントプロセスが生きている間は、sshログイン時のパスフレーズ入力を代理します。 ssh-agentの最大のメリット ssh-agentはパスフレーズを代理してくれることですが、最もその効果を発揮するのは、 複数サーバーを跨いだ認証で、サーバ毎に秘密鍵の配置が不要になります。 インターネット上に秘密鍵を配置するリスクを負わずに、ローカル上で秘密鍵を保持しててもエージェントが認証を代理してくれます。 ssh-agent