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認識論と物語に関するnoitseuQのブックマーク (1)

  •  物語とは何か  〈伊藤計劃のエッセイから考える〉 - 物と精神

    作家の伊藤計劃は「人という物語」という注目すべきエッセイを書いている(webで読める)。 このエッセイを簡略すると、要するに、「私」というのは一つのフィクションであるという事だ。「私」はフィクションだというのは、仏教哲学の時点から言われているので、真理としては目新しいわけではないが、伊藤計劃は脳科学の見地から言っている。 脳は外界から沢山の情報を受取る。同時に、内からも情報を沢山受取る。それらの情報が編集、処理されて、「私」というフィクションが成立する。これは外界に関しても同じであり、僕らが「現実」と認識しているのは、そもそも脳の編集後の世界であり、編集前の、ありのままの現実とは何か、それはわからない。(このあたりはカントとも一致する) 「私」というものは当たり前のものとして通常は扱われている。「私の物を取らないでください」「私に触れないでください」 これは普通の言葉だ。同様に、僕らは「私

    noitseuQ
    noitseuQ 2023/07/29
    例えば、吉本ばななの作品に漂っている「あったかい」雰囲気は…ry…最初から秩序化された世界で生まれ育ってきた人間が持てるような「優しさ」だ。伊藤計劃という作家は、「優しさ」の外側について考えた人間だった
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