サッカー日本代表の練習拠点となっている千葉県習志野市の「秋津サッカー場」をめぐり、天然芝を人工芝に変更する市の方針が波紋を広げている。施設を所有する市は、高額な維持費の縮減と稼働率向上のためだとするが、地元のサッカー協会は「美しい芝を残すべきだ」と反発。日本代表の選手も反対の署名運動に加わる事態となっている。 【写真】秋津サッカー場でアジア杯の直前合宿に臨む代表選手たち(2018年)
サッカー部のコーチによる「暴行問題」が浮上していた熊本県の秀岳館高校。今月上旬の謝罪会見で自らは「暴力行為をしたことがない」と発言していた監督について、卒業生のOBらが「何人も監督に暴行を受けていた」と新たに証言をしました。 【写真を見る】「何人も監督に暴行受けていた」秀岳館高暴行問題で新証言 監督も暴行か【Nスタ】 ■監督「暴力行為知りません」サッカー部OB「100%ウソです」秀岳館高校 渡部久義教頭 「申し訳ありませんでした」 5月5日に行われた熊本県・秀岳館高校の会見。サッカー部のコーチによる暴力問題などについて、説明と謝罪がありました。秀岳館高校のサッカー部は、全国大会に出場したこともある強豪で、およそ20年間、段原一詞監督が率いてきました。その段原監督は、会見でこう断言しました。 秀岳館高校サッカー部 段原一詞監督 「(暴力行為を)僕は見たことありませんでした。知りませんでした」
テレビ朝日系「グッド!モーニング」で報じられた内容が、Yahoo!ニュースに『柏餅“500個”当日ドタキャン…SNSで「SOS」』(1)として報じられた。 ある和菓子店で、5月5日に500個の柏餅が予約されていたものの、当日の昼過ぎになってキャンセルされたとのこと。金額にして11万円分相当。 困った店主がツイッターに投稿したところ、1時間後に500個が完売し、急遽500個を追加で作り、それもすべて完売した、と報じられた。 こういう時に、なんとかして力になろう、助けようとする人がいる、その存在は本当にありがたいし、世の中、捨てたものではないと思う。 ただ、正直、「またか」という思いもある。定期的にこのようなニュースが報じられるからだ。飲食店や食料品店でドタキャンが発生し、困ってSNSに投稿し、助けられる。で、結局、予約した張本人はどうなったの?これだけ騒ぎを起こしておいて、姿をあらわさず、多
オフィス街の地下ギャラリーにずらりと置かれたさまざまな樹種、形状の棍棒が異様な存在感を放っていた。大阪市中央区で2月に開催された「大棍棒展」。来場者が「試し殴り」をする動画がツイッターに投稿されて拡散すると多くの人が詰めかけ、急きょ整理券を配る事態になった。 展示された約200本の棍棒のうち、3千~6万円の96本が10日間で売れた。主催したのは「全日本棍棒協会」なる任意団体。会長の東樫さん(31)は奈良県宇陀市の里山で暮らし、稲作や畑作、養鶏の日々の中で、棍棒も作っている。 会場となった大阪・北浜のホテル「THE BOLY OSAKA」の総支配人、間宮尊さん(31)は東さんの友人で、全日本棍棒協会の幹部。記者が訪れた2月の週末、会場は人が途切れることのない盛況ぶりで、間宮さんは「途中からびびった」と打ち明けた。 棍棒に今なぜ、都会に住む多くの人が惹かれたのか。そして、東さんとは何者か。(共
米誌タイム(電子版)は4月28日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領や10人以上の側近らへのインタビューを基にした特集記事を配信し、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月24日当日、ゼレンスキー氏が命を狙われていた、などと伝えた。 【動画】マリウポリで両軍車両が接近戦、ロシア軍の兵員輸送車が炎上 露軍が2月24日未明、首都キーウ(キエフ)などに爆撃を加え、侵攻が始まった。記事によると、ゼレンスキー氏は当時、家族と一緒だったといい、2人の子供に、爆撃があったことを伝えた。その後、ウクライナの軍関係者から、露軍部隊が自分や家族を「殺害するか拘束する」ため、パラシュートでキーウに降下している、との連絡を受けた。侵入者を防ぐため、大統領府入り口は合板で封鎖されたという。 記事では、24日夜に大統領府など政府庁舎が集まるキーウ中心部で銃撃戦が起きたことも伝えた。大統領府敷地内では明かり
JX通信社は、7月にも行われる参院選に向けて、全国に45ある全ての選挙区で独自に情勢調査を実施し、有権者の動向を探った。 調査は、4月23日から25日にかけて、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施し、全国45選挙区で計26,722人から回答を得た。JX通信社では、この調査データをもとに、態度未定者の動向を予測するモデルで想定得票率などを算出し、その結果を加味して、現時点における全ての選挙区の情勢分析をまとめた。 ※地域ごとの情勢は本稿末尾のリンクから確認できます 一人区の7割超で自民候補がリード、複数人区は維新が変数に 調査結果をもとに情勢を分析した結果、全国に32ある一人区のうち実に24の選挙区で自民党候補がリードしていることが分かった。全体として、北陸や西日本で堅調だ。前回の参院選(2019年)では、自民党は一人区で22勝だったため、
29日午後4時ごろ、宮崎県日南市伊比井の砂浜で、子どもが砂に埋もれていると119番があった。日南署によると、約1時間15分後に秋田県にかほ市の原田理希ちゃん(4)が救助されたが、死亡が確認された。死因は窒息だった。 署によると、発見現場の下には消波ブロックが埋設されていた。理希ちゃんが徐々に埋まっていく様子を目撃した人がおり、署は理希ちゃんがブロックの隙間にはまった疑いもあるとみて経緯を調べている。 家族と観光で訪れていたが行方が分からなくなり、家族が警察や消防と共に捜索。地表から2~3メートル下で見つかった。 現場はJR伊比井駅の南東約200メートル。
日本テレビ系の情報番組「ヒルナンデス!」から取材の連絡を受け、フルーツサンドを1000個製造したものの、ドタキャンされた――人気フルーツサンド専門店のスタッフが、インスタグラムでこういった趣旨の投稿をし、フォロワーらに購入を呼びかけた。 【画像】「助けてください」と店側がインスタで訴え その後、日テレ側から直接謝罪を受けたと明かし、購入協力に感謝の意を示した。日テレの広報部は、番組でロケに行けなかったことを取材に認め、「ご迷惑をおかけしたことをお詫びしました」と説明した。 ■取材予定の1時間後になって、「行けません」と電話 色とりどりのフルーツサンドが、店のショーケースにずらりと並んでいる。 東京都目黒区内の「ダイワ」中目黒店のスタッフは、インスタグラムのストーリーにこんな写真を投稿し、店の苦境を訴えた。 それによると、前日の21時に取材したいと急な電話があり、当日に18時の取材予定に合わ
毎年、新たなタレントが現れては消えていく。生存競争の激しい芸能界において、かつて“王子様キャラ”で強烈なデビューを飾り、そのインパクトの大きさゆえに行く末を案じられたエンターテイナーがいる――。“ミッチー”こと及川光博だ。 周囲の心配をよそに、彼は現在も歌手としてアルバムを発表し、毎年ツアーを欠かさない。俳優としても『白い巨塔』『相棒』『半沢直樹』などの大ヒット作に名を連ねてきた。 なぜ、彼は26年にもわたって存在感を示し続けられているのか。小学生時代のいじめ体験、王子様キャラへの葛藤、苦手な人や仕事への対処法……52歳のミッチーが赤裸々に語った。(文:岡野誠/撮影:木村哲夫/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「ズバリ、流行らないから生き残っているんでしょうね。『流行らなければ廃れない』をモットーにミッチービジネスを展開しております」 長年、芸能界の第一線で活躍できる理由を問
法律の改正によって規制が緩和される「電動キックボード」の迷惑走行が、後を絶ちません。番組の取材で、若者らによる飲酒運転が続出している実態が明らかになりました。 ■利用者急増…“ルール違反”続出 最近、街中で見掛ける機会が増えた、電動キックボード。19日には、改正道路交通法が成立し、2年以内をめどに、運転に必要な免許が16歳以上であれば、不要になります。 特区に指定され、条件を満たした電動キックボードの場合は、ヘルメットを着用せずに運転ができる東京・渋谷区。シェアリングサービスも行われていて、利用者が急増しています。 しかし、車道の走行が義務付けられているにもかかわらず、これを無視。さらに、信号を守らないなど、交通ルールに反した運転が続出しています。 ■“飲酒運転”路上飲み「4杯飲んだ」 そうしたなか、春の陽気の到来と共に、新たな問題が起こっています。 飲食店の通常営業が行われているにもかか
〝亀田劇場〟とは何だったのか――。ボクシングの亀田三兄弟の長男で元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(35)がインタビューに応じ、胸中を激白した。現在はプロボクシングジム「3150ファイトクラブ」の会長として競技の発展を目指しているが、現役時代はメンチ切りやタメ口で世間から集中砲火を浴びた。すっかり丸くなった今、当時の自分をどう見ているのか? 葛藤、誤解、確執…トラブル続きだった選手時代の舞台裏と今後を明かした。 【写真】亀田興毅氏が後悔した2007年の謝罪会見 ――やんちゃだった現役時代を振り返って 亀田興毅氏(以下、興毅)ギラギラしていましたね。たまにユーチューブで昔の映像を見ますが、勢いがあった。ああいうボクサーが今、現れてくれたら面白いなって思います。ただ、賛否両論はいっぱいあった。世間に根付いたイメージってなかなか変えられない。それで損したり、苦労したり、勉強にもなった。メディアコン
今年3月16日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後、東京・市ヶ谷の防衛省で自衛官ら200名が集まり、退官する山村浩・前海上幕僚長のために「山P」の人文字写真を撮影していたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。この日は東京都に「まん延防止等重点措置」が適用されていた。 【画像】「山P」を指示する撮影要綱 韓国軍の合同参謀本部が発表した北朝鮮による弾道ミサイル発射時刻は3月16日午前9時30分頃。この日の打ち上げは「失敗した」と報じられたが、その後も北朝鮮はミサイル発射実験を連発。2022年に入って以降、合計13回も行っている(4月18日時点)。 防衛省で写真撮影が行われたのは、3月16日のミサイル発射から約2時間30分後の正午過ぎだった。 〈急遽ですが、市ヶ谷勤務員で集合写真を撮影することになりました。手空きの方はご参加ください!〉 まさにミサイル発射の最中の9時30分頃、市ヶ谷で勤務する
複数メディアによると、大手牛丼チェーン、吉野家ホールディングス <9861> の子会社である吉野家の常務取締役企画本部長が、2022年4月16日に開催された早稲田大学の社会人向け講座にて、若い女性をターゲットにしたマーケティング施策に関して不適切な発言をしました。 【画像】 吉野家が「表向きに」表明していた女性に賭ける熱い想い 今回は、この発言が吉野家にどのような影響をもたらす可能性があるのか、考察してみます。 1. 吉野家の売上面における経済損失吉野家役員の同発言は、若い女性をターゲットにしたマーケティング施策に関するものでした。 実際に、吉野家は2022年4月13日に発表した「新3ヶ年グループ中期経営計画」の中で、収益力の向上を見据えた施策のひとつとして、「女性&ファミリー層」の拡大を打ち出しています。 足元では店舗改装の効果として「若年層・女性顧客」の増加が売上の伸びを牽引したとも説
牛丼チェーンの「吉野家」は18日、19日に都内で行われる予定だった新商品、新CMの記者会見を中止すると明らかにした。10年かけて開発に取り組んだ親子丼の発表をする予定で、タレントの藤田ニコルが出席予定だった。 【写真】「牛丼100杯」プレゼントに笑顔の白鵬 同社幹部が16日に、講師を務めた早大の社会人向け講座でジェンダーに関する不適切発言をしていたことが判明。同社は「極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではない」との談話を発表。社内処分を含め、検討している。 また早大は同社幹部を講師から解任することも検討しているという。講座は16日が初回だった。
大学の理工学部系に占める女子学生の割合は28%、工学部系では17%。文部科学省が昨年度に行った調査の結果だ。大学側は理工系学部に女子学生があまりに少ない現状を憂えている。研究開発の遅れや、日本の国際競争力の低下が懸念されるためだ。 理工系の女性はなぜ増えないのか(前編) 進路選択を阻む「アンコンシャス・バイアス」 なぜこんなに少ないのか。要因を探るため、共同通信は理工系分野での女子学生の育成に力を入れる全国約50の大学にアンケートした。その結果、76%が親や教員らによる性別に基づく思い込み「ジェンダーバイアス」が影響していると答えた。 親は子どもに、こんな言葉をかけていないだろうか。「女子は理系科目が苦手」「理系は男子ばかり」「卒業しても女性の仕事はない」―親心のつもりの助言が、子どもの進路選択を狭めている実態が浮かぶ。 京都大は「多様で柔軟な社会への転換が必要だ」と指摘していう。女子が性
15歳のときの壮絶な体験は、今も筆者の心身に影響を与えているPhoto: Ben Zucker/The Guardian 砂漠の荒野に連れ去られた筆者を待っていたのは、同じく誘拐されたたくさんの、そしてボロボロになった子供たちだった──。 1989年5月のある夜のことだ。15歳の私は、コネチカット州の自宅で眠っていたところを、見知らぬ大男2人に起こされた。 家の中には自分と彼らしかいないことを、私は察知した。私の寝室は姉の寝室と両親の寝室に挟まれていたが、物音ひとつしなかったからだ。犬が走ってこなかったというのもある。怖かったが、まだ寝ぼけてもいた。 男たちは私に、着替えて一緒に外に出るように言った。拉致されるかと思ったが、彼らは私に父の手書きのメモを渡してきた。そこにはこう書かれていた。 「愛してるよ。これが一番いいんだ」 真夜中の砂漠で見た「ぞっとする光景」私は悪い子供ではなかった。彼
鹿児島県喜界町の町母子寡婦福祉会(原田千津江会長、会員126人)は7日、青と黄2色の千羽鶴を完成させた。ロシアの侵攻に苦しむウクライナの人々に寄り添いたいとの思いから、同国の国旗のカラーリングをイメージした。戦争の早期終結と世界の平和を願い、駐日ウクライナ大使館へ送る予定という。 同福祉会は、母子家庭と寡婦の福祉を守るために活動しており、老人ホームの慰問や花見、料理教室などを通して地域の交流を積極的に行っている。 ウクライナでの被害に関する連日の報道で、現地の状況に心を痛めていた会長の原田さん(72)。少しでもウクライナを応援できないかと会員に呼び掛け、千羽鶴とストール、国旗を贈ることにした。 千羽鶴は会員で手分けして作り、1週間ほどで完成。青と黄を配色したストールと国旗は、喜界島染織工房の大島順子さん(80)が協力し、試行錯誤しながら仕上げた。 原田さんは「報道で悲惨な状況を見るたびに苦
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