2009年1月の攻撃でイスラエルは21世紀になって全世界の目の前で戦争犯罪を犯した、日本人にとっては戦争犯罪は60年前の歴史でしかないが、ここでは今も行われつつある。イスラエルがメディアを通して流れる事を承知の上で、すなわち世界の目の前で戦争犯罪を犯しているのに、「日本人が何も言わないのはそれを認めることだ」とパレスチナ問題に詳しいアラブ文学研究者岡真理氏は述べている。最近の日本人には原爆は戦争犯罪だ、という声はかなり聞かれるようになった。しかし今目の前で行われつつある戦争犯罪に知らん振りをしていて、60年前の事に世界の誰も耳をかさないのではないだろうか? そうした不公正・ダブルスタンダードが何を生み出すかを新聞は伝えている。1月25日の朝日新聞はガザの大学生ハマド・アハマドさん(20歳)の声として「非人道的な白リン弾を使って何のお咎めもない、この不公正な世界でどんな希望が見出せるというの