『G★RDIAS』さんや、『Kawakita on the Web』さんでお知らせのあった以下の番組(宮台真司、小林よしのり、萱野稔人の各氏が出演)、前半のパート1だけを見たので、その感想を簡単に書いておこう。 http://www.videonews.com/ 話の出だしのところでは沖縄のことが話題になってたわけだが、ひとくちに言って、小林が近著『沖縄論』の執筆前後に、とりわけ沖縄に行ってみて感じた驚きとか戸惑いとか憤りといったものが、宮台の語る図式的な左翼批判のなかに回収されてしまっているという印象を受け、そこに不満をもった。 沖縄の現状に強い違和感をもつというのは分かるのだが、その理由として「保守にも左翼にも共通する構造」みたいなものが提示され、それはそれで正しいとも思うのだが、すべてがそこに還元されることによって、現実に感じられた「動揺」が解消されてしまう。 たしかに、この鼎談で語