テレビをみていて、関西弁について改めて考えさせられた。所属事務所から契約解除を突きつけられたボクシングの亀田父、史郎氏の「独占インタビュー」だ。とてもインタビューと呼べる代物ではなかったけれども。−−今回の問題について、家族では何か話されましたか 「なんで、あんたに家族のこといわれなあかんの。あんたが、わしの家族に何かしてくれんの。わしもあんたの家族に興味ないし」−−(セコンド資格の停止処分を科された)内藤戦について 「すんだことなんでふりかえらなあかんね、過去のことごちゃごちゃ言うて、あんた男らしないな」 しゃべりたくないなら、取材に応じなかったらいいのに…と不快感を抱いた方も多かったと思う。ただ、発言内容を吟味すると、そんなにむちゃくちゃなことを言っているわけではない。試しに標準語にしてみると… 「どうして私の家族のことをあなたに説明する必要がありますか? 私はあなたの家族に興味はあり