来月のデジタル庁の発足に向けて、政府は事務方トップの「デジタル監」にアメリカのマサチューセッツ工科大学の研究所の所長を務めた伊藤穰一氏を起用する方向で最終調整を進めています。 政府は来月1日に発足するデジタル庁について、事務方トップの「デジタル監」に民間人材を充てる方向で検討してきました。 その結果、初代の「デジタル監」にアメリカの有名大学、マサチューセッツ工科大学の研究所「メディアラボ」の元所長で、現在はIT企業の役員を務める伊藤穰一氏を起用する方向で最終調整を進めています。 政府は500人規模で発足させるデジタル庁について、民間からおよそ120人を登用する方針で、ほかの幹部の人選を進めるなど準備を急ぐことにしています。