Jリーグは15日、都内で理事会を開き、昨年5月に川崎FのFW我那覇和樹(27)にドーピング禁止規定違反として出場停止処分を下した(5月30日付で削除)際、所属する川崎Fに科した制裁金1000万円について、ドーピング撲滅に向けての啓蒙(けいもう)活動に活用することを決めた。スポーツ仲裁裁判所(CAS)が5月28日に同選手に対する処分を無効とする裁定を出したことを受け、川崎Fから制裁金の返還を求める要望書が出されていた。 鬼武健二チェアマン(68)は川崎Fの監督不行き届きを指摘した上で「返還はしません。川崎Fからの要望書に、このお金を使って(クラブとして)啓蒙、撲滅活動をしたいとあり、そういう結論に達した」と説明。小冊子をつくったり、専門家を招くなど、1000万円に自己負担金をプラスして、Jリーグとして積極的にドーピング問題に取り組んでいくという。会見に同席した川崎F武田社長も「1000万円を
「日本ムリ」フッキ今月中にも退団へ 東京Vのブラジル人FWフッキ(21)が今月中にも退団し、海外移籍を計画していることが13日、明らかになった。すでにクラブにも希望を伝えており、関係者によると「代理人と話し合いに入っている」という。 フッキは起用法への不満から開幕後1カ月足らずで川崎Fを退団。4月2日にJ初の5年契約という破格の条件で東京Vに電撃移籍した。だが、今度は判定への不満を募らせ、4月12日のFC東京戦で退場になった際には審判に暴言を吐いたとされ、3試合の出場停止処分も受けた。それ以来「Jリーグ、ムリ」「日本、ムリ」が口癖。「世界中どこに行っても審判はいる」というチームメートの説得にも耳を貸さない状態が続いている。 東京Vは5日間のオフを経て、14日から練習を再開。だが、MFディエゴ(24)は12日にブラジルから戻ったものの、フッキとFWレアンドロ(27)は13日夜になっ
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