――ブームに惑わされない、環境問題の考え方 「環境問題が、大切な問題だということは、わかっているが・・・」 「でも、何から始めたらよいか、わからない」 「むしろ、環境問題と言われれば言われるほど、胡散臭さを感じてしまう」 このようなことを感じているビジネスマンは、きっと少なくないと思います。頭では理解出来ているものの、「腹に落ちない」という感じでしょうか? 世界銀行の南アジア地域の副総裁を務められた西水美恵子さんは、著書「国をつくるという仕事」の中で、「(世界のリーダーと言われる人は)“頭とハートが繋がっている”から、為すことが光る」と述べています。 おそらく、多くのビジネスマンが、「環境問題が、腹に落ちない」と感じている理由とは、頭とハートが繋がっていないからなのではないでしょうか? ならば、環境問題を考えるには、まず頭(理解=論理性=左脳的思考)と、ハート(実感=感性=右脳