横綱日馬富士関の暴行問題を受け、28日に福岡市内で行われた幕内、十両力士への講話。 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、日本の国技を背負う力士としての自覚を促した。 講話は冒頭部分のみが報道陣に公開されたが、相撲協会によると、非公開となった部分で八角理事長は東日本大震災の被災地を慰問して喜ばれたことなどを例に挙げ、「諸君は力士だ。日本の国技といわれる相撲、日本の伝統文化、そして誇りを背負っている。改めて暴力の根絶を胸に刻み込んでください」と厳しい口調で訴えたという。 講話の中では、今回の暴行問題の詳細は説明されなかったというが、執行部の親方からは長崎県大村市で12月3日に始まる冬巡業についての行動注意があったという。 協会関係者によると、執行部とのやりとりの中で、相撲協会による調査協力を拒んでいる貴乃花巡業部長(元横綱)が冬巡業に同行する予定でいることに対し、「貴乃花親方のもとでは