pablo-pabloのブックマーク (12)

  • 厭味なインタビュイー - 内田樹の研究室

    取材が続く。 火曜日が講談社の Grazia、水曜がリクルートの受験雑誌、木曜が朝日新聞。 取材のお題はそれぞれ「30代女性の生き方」「親は受験生をどう育てるべきか」「モンスター・ペアレンツ」 まことにさまざまである。 どのメディアに対しても基的には同じことをお答えする。 「そういうことはあまり問題にしないほうがいいですよ」である。 これらの問いはいずれも「人間の生き方」「育児戦略」「公民としてのあり方」については「あるべきかたち」が存在し、「あるべきかたち」ではないことがさまざまな不幸を生み出しているという論理形式を前提している。 このような信憑を刷り込まれることで一部の人間は向上心を掻き立てられるが、ほとんどの人(「向上心はなくはないが、行動が伴わない」タイプの人たち)はあまり幸福にはならない。 そういう人たちの前に「成功事例」をニンジンのようにぶら下げてもあまり「いいこと」はない。

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    pablo-pablo 2009/01/24
    現状に満足できない資本主義と、現状の中に幸せや満足を見出す在り方。内田さんの考え方というのは、心の中の状態をよくするのに具合がいいと思います。「快適に暮らす」ということに主眼を置いていますよね。
  • 大統領就任演説を読んで - 内田樹の研究室

    20日、バラク・オバマが第44代アメリカ大統領に就任した。 その就任演説を読む。 そのまま英語の教科書に使えそうな立派な演説である。 アメリカという国が「もともとある」共同体ではなく、国民ひとりひとりが自分の持ち分の汗と血を流して創り上げたものだという考えが全体に伏流している。 その建国にかかわった人々への言葉が印象的である。 For us, they packed up their few worldly possessions and traveled across oceans in search of a new life. 私たちのために、彼らはわずかばかりの身の回りのものを鞄につめて大洋を渡り、新しい生活を求めてきました。 For us, they toiled in sweatshops and settled the West; endured the lash of th

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    pablo-pablo 2009/01/23
    内田さんが指摘する問題が日本で起きるには、なにか断絶があるからなのだと思う。断絶の中で生きる人は、自分たちが何からつながりを断たれてしまったのかが分からない。ここに、大きな問題がある。
  • Death of Mass Paper Media? - 2008-12-08 - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    うめぇヨーグルトソースでもいかがですか。個人差にもよりますが。もしよろしければ。 お久しぶりです。 最近うんめぇ〜と思ってるヨーグルトソースがあるので、書いていこうと思います。 ヨーグルトとハーブ類をもりもり使うので、そういうのがべられない方にはうんめぇソースではないです。ごめんなさい…。もしよろしければお茶だけも…旦~ 【用意する…

    Death of Mass Paper Media? - 2008-12-08 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
  • 福翁の「はげしい」勉強法 (内田樹の研究室)

    文部科学省は22日、13年度の新入生から実施する高校の学習指導要領の改訂案を発表した。「英語の授業は英語で行うのが基」と明記し、教える英単語数も4割増とする。 高校の改訂案では英語で教える標準的な単語数が1300語から1800語に増加。同様に増える中学とあわせて3千語となる。中高で2400語だった前回改訂の前をさらに上回り、「中国韓国教育基準並みになる」という。 改訂案は「授業は英語で」を初めてうたった。長年の批判を踏まえ「使える英語」の習得を目指すという。(12月22日朝日新聞) 水村美苗さんの『日語が亡びるとき』を読んで、「英語の言語的一元支配」が「現地語文化」をどのように滅ぼすことになるのかについて暗い予測をしているときに、こういう記事を読まされると、ほんとうに気が滅入る。 すでに現在の日の高校生の英語学力は壊滅的なレベルにある。 それは「文法、訳読中心の授業のせいで、オー

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    pablo-pablo 2008/12/27
    大学生になってから、「学ぶことって、多くの考え・知見にふれて自分を豊かにし、高めるためにあるんだ」と僕は感じた。今思えば、費用対効果の学習をあまり受けなかったことが結果として幸いだった。
  • Amazonの次の一手は何をもたらす? - Thoughts and Notes from CA

    Google, MySpace, and YouTube cracked open for the masses the means to produce media and the advertising that sustains it, creating tens of billions of dollars in market value and billions more in new revenues. Now, by sharing Amazon's infrastructure on the cheap, Bezos is taking that same idea into the realm of physical goods and human talent, potentially empowering a whole new swath of businesses

    Amazonの次の一手は何をもたらす? - Thoughts and Notes from CA
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    pablo-pablo 2008/12/27
    インフラ提供としてのアマゾンの持つ可能性。ウェブで「良い製品」が認知される可能性を作り出すこと。
  • 「勉強ができる」という蔑称 - 理系兼業主婦日記

    このへんの話題について。はてな匿名ダイアリー:勉強が出来る=頭がいい?404 Blog Not Found:勉強が出来る=何がいい? 小学生のころ、学校のテストで苦労したことはなかった。「勉強ができる」子供だったと思う。 保育園児のころからを読むのが好きだった。絵も、図鑑や「かがくのとも」も好きだった。を開くと、自分の知らない世界や、なぜかなつかしく感じられる世界に、体ごと入り込めるのが好きだった。幼児教育の類はまったく受けていなかったけど、何かのごほうびにねだるものは、たいていだった。 小学校に入学して、真新しい教科書をどっさりもらったときは、ほんとうに嬉しかった。《これだけの新しい世界が、私を待っているんだ!》嬉しくて嬉しくて、教科書を次々めくって読んでいたら、新入生の世話をしに来た6年生が、「おまえ、ほんとうに読めるのか?」と言った。くやしいので音読してやったところ、「じゃあ

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    pablo-pablo 2008/12/27
    同調圧が強い環境だと、「好きなものに向かってがんばっている」人たちは周囲からのプレッシャーを受けやすい。むー。
  • 「裸足の国でいかに靴を売るか?」を考えると、新製品販売で陥ってしまう罠が見える:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    よく言われることですが、住民が全て裸足で歩いている国を見てどう考えるか、という話があります。 「ダメダメ、この国ではの潜在需要が全くない。ニーズがないんだから」と考えるか、 あるいは、 「この国ではもの凄い需要がある。だって誰もを履いていないんだから」と考えるか、 この違いは、もの凄く大きいのです。 現状肯定の人は前者の発想を、創造的なマーケティング志向の人は後者の発想をします。 そして、オバマ次期大統領が"Yes, we can"と言っているように、世の中のパラダイムが大きく変わっている現代、私達には後者の発想が求められています。 ここで、私達が注意すべきことがあります。 「それでは、裸足の国でいかにを売るのか」ということです。 そもそも「」という概念がない国で、 「このは100%完全防水、全くムレません。デザインも秀逸です。あなたにお似合いですよ」 と言っても、恐らくほとんど

    「裸足の国でいかに靴を売るか?」を考えると、新製品販売で陥ってしまう罠が見える:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
    pablo-pablo
    pablo-pablo 2008/12/18
    相手に対する想像力、自分とかけ離れた環境にいる人に対して、いかに訴えかけるか
  • 無知と傲慢とエリーティズムはいかにして生まれたか~続・水村美苗『日本語が亡びるとき』を読む。 - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    無知と傲慢とエリーティズムはいかにして生まれたか~続・水村美苗『日本語が亡びるとき』を読む。 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
    pablo-pablo
    pablo-pablo 2008/12/09
    水村に対する批判として興味深いが、この批判は、基本的に「マイナス」で水村の論を捉えているので、彼女の良い部分を汲み取れていない。本を買ってしっかりと読んだ上で、改めてこのエントリーを見てほしい。
  • ひとつでは多すぎる。ひとつではすべてを奪ってしまう - 繭八庵@Hatena

    思ったことを、思いついた順に整理しないで書きます。この混沌が僕なんです。 とにかく、人生にはできるだけ多くの色んなものが必要である。どうせ死んだら嫌でもシンプルになるんだから。人生は複雑だ。複雑さに遊ぶことができなければ、人生は無闇に混乱する。 シンプルな人生なんて嘘。ただし、魅力的な嘘。そんな嘘に騙されないで、目の前の複雑な人生をしっかりと見つめてつかまえて手放さずに、その複雑さに堪えつつ楽しむこと。その姿勢はシンプルなんだけどね。 外山滋比古さんの「思考の整理学」を読んでいて思い出した。このエントリのタイトルにした「ひとつでは多すぎる。ひとつではすべてを奪ってしまう」という言葉。もとはアメリカのウィラ・キャザーという女流作家が書いた「ひとりでは多すぎる。ひとりではすべてを奪ってしまう」という言葉だそうだ。あまり1つのことに決めて、信じて、集中してしまうと周りが見えなくなってしまう。「見

    ひとつでは多すぎる。ひとつではすべてを奪ってしまう - 繭八庵@Hatena
    pablo-pablo
    pablo-pablo 2008/12/01
    「軸」が一本しかないとき、バランスは簡単に崩れさる。自分のなかに多様性を持つこと、複雑なものを楽しむことが、大事。自分の血となるような「体験」を得ることも。
  • 人間は書かれてあることではなく、読み取りたいことを読む - 狐の王国

    はてなブックマーク界隈が新バージョンの公開ベータテストも始まって非常に賑やか。そんな中、はてな株式会社の取締役でもある梅田望夫さんのはてなブックマーカーたちへの批判とも取れるtwitter発言が同ユーザーの間で話題のようである。 はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてぶのコメントには、バカなものが当に多すぎる。を紹介しているだけのエントリーに対して、どうして対象となっているを読まずに、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解不明だ。 Twitter / Mochio Umeda これは恐らく以下の記事へのブックマークコメントのことだろう。 水村美苗「日語が亡びるとき」は、すべての日人がいま読むべきだと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan(同ブックマークコメント一覧) この記事は俺も読んで

    人間は書かれてあることではなく、読み取りたいことを読む - 狐の王国
    pablo-pablo
    pablo-pablo 2008/11/16
    Whether you criticize or evaluate a person, the most important thing is to consider the essential point of his/her message, not trivial parts
  • 梅田望夫「紹介・水村美苗『日本語が亡びるとき』」の補足説明を試みる。

    【要旨】 梅田望夫さんが水村美苗『日語が亡びるとき』の紹介をしていた。ブックマーク数は多いのだが、梅田さんの紹介にやや舌足らずな点もあるからか、反応もいまひとつのような気がする。ただ、わたしも水村さんの論を読んで非常に感銘を受けたことはたしかなので、まずは、水村さんの議論の骨子を紹介してみることにした。ただし、わたしが読んだのは新潮9月号で発表されたものであり、ここで紹介することもの第1章から3章までの議論にとどまる、という点をご海容頂きたい。 ここで紹介したのは水村さんの問題意識であり、この問題に対して水村さんがどのように思考を進めていくか、というメインの部分については実際に「新潮」9月号やをごらんいただきたいと思います(この一文追記)。 (追記2)梅田さんがこのをどう見ているかについては、すでに8月時点でこのの前身の論稿に触れられたエセーがすでにあるのでこれもご覧になるとよい

    梅田望夫「紹介・水村美苗『日本語が亡びるとき』」の補足説明を試みる。
    pablo-pablo
    pablo-pablo 2008/11/16
    一年間海外で英語を使って世界中の学生と暮らしてきたものとしては、英語がひとつの「国語」から「普遍語」となりつつある事態は、非常に身近なものとして感じられる
  • グーグルに淘汰されない知的生産術 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「中央公論」編集部の田中正敏さんからメールが届いた。「『ウェブ時代をゆく』を語る」をまとめてくださった田中さんである。 「グーグルに淘汰されない知的生産術」ですが、『読売新聞』書評同様、もしよろしければ販売期間終了後(5月9日)を目処にブログにて公開していただいても、と思います。非常に充実したお話でしたので、より多くの方の目に触れればと思う次第です。 ありがたい申し出をいただいたので、ここに全文を公開することにします。 「中央公論」五月号の「特集・知的整理法革命」(野口悠紀雄、梅田望夫、外山滋比古、佐藤優、勝間和代、茂木健一郎)という文脈で、田中さんの取材を受け、勉強や仕事の仕方について僕が二時間ほど話をした内容をもとに、彼が文章にまとめてくれたものです。 さすがにこのテーマだとほぼすべての人が、それぞれの観点からグーグルを論じていて面白かったです。 どうぞお楽しみください。 旧来の整理法

    グーグルに淘汰されない知的生産術 - My Life Between Silicon Valley and Japan
    pablo-pablo
    pablo-pablo 2008/11/06
    エッセンスを抽出することを通して自分の知的トレーニングにもなりますね!
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