埼玉県さいたま市は15日、許可なく集合住宅を購入し不動産収入を得ていたとして、同市緑区の市立学校の40代事務職員について、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした、と発表した。 市教職員人事課によると、職員は2014年から22年までの間、県外の集合住宅合計12室の2棟を購入し、年間500万円以上の不動産収入を得ていた年もあった。事情聴取に対して職員は「自分の軽率な行動が市民の信頼を大きく裏切ることになり、後悔している」と話しているという。 今年に入ってから、同校に市民から「不動産経営を行っている人がいる」と相談があった。処分理由について市は「許可なく不動産収入を得たことは全体の奉仕者としてふさわしくない非行で、地方公務員法に反する」としている。
オンライン診療・服薬指導に期待されることなにかと課題が山積みのオンライン診療・服薬指導ではありますが、日本の医療を支える重要な役目を担っています。 たとえば、すでに実証が始まっているへき地や離島などでのオンライン診療の活用です。 さらに、地域医療でも重要な役割を果たします。超高齢化社会に突入し、医療ニーズは増大する一方です。そこに輪を掛けて人口減による人手不足が起こります。 特に過疎地では医療施設そのものが減っていくでしょう。病院へのアクセスが難しい状況では、オンライン診療による遠隔医療は有効な手段です。医療従事者の負担軽減や業務効率化、そしてコロナ禍での実績のとおり、感染防止への寄与も期待されています。 このように大きな期待を背負ったオンライン診療・服薬指導の成功には、マイナ保険証によるオンライン資格確認と電子処方箋の普及が鍵となるはずです。 電子処方箋システムを利用すれば、引換番号によ
県営水道の水道料金などについて、県から諮問を受けていた審議会は8日、およそ25パーセントの値上げを答申しました。これについて黒岩知事は県民に理解を呼びかけました。 県への答申では、「人口減少が進む中で安定的に安心安全な水を届けるために、ふさわしい水道料金のあり方を検討した」としていて、「来年度の早い時期に料金改定を行うのが適当」だとしています。 県営水道は、県内の12市6町に水を届けていて、黒岩知事は9日の記者会見で「高齢の単身世帯などへの配慮を検討するよう指示している。 丁寧に説明していく」などと話しました。 黒岩知事 「戦略的な管路整備などを急ぐ必要があり、今般の料金値上げは避けて通れない。 県民のみなさんには負担をかけるが、ぜひ理解してほしい」
政府が検討している減税について国会では27日、岸田総理大臣に対して「増税メガネ」についての質問も飛び出しました。こうして眼鏡を揶揄(やゆ)すること、そして減税そのものはどうなるのか。 その質問が出たのは27日の衆議院予算委員会でした。 立憲民主党 長妻政調会長:「1回総理に聞きたかったんですけれども、総理『増税メガネ』っていう言葉は気になりますか」 岸田総理大臣:「はい、色々な呼び方はあるものだなと思っております」 立憲民主党 長妻政調会長:「まあ私も眼鏡なんでね」 国会でも話題となった増税メガネ。 防衛増税の検討や社会保険料の負担増が進むなかで、岸田総理の「あだ名」としてSNSのトレンドに。 瞬く間に国民に浸透し、演説の場面でも…。 岸田総理大臣:「徳島の皆さん、こんにちは」 やじ:「増税メガネ!」 そして、次の解散総選挙を巡って日本維新の会の立候補予定者が増税メガネという言葉を使ったチ
〈〈独占〉東山紀之(56)がジャニーズ事務所の新社長に決定! かつては藤島ジュリー景子氏(57)と交際の噂も…〉 から続く 【画像】ジュニアへの性加害を繰り返していた若かりし頃のジャニー氏 ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(57)が社長退任後、役員として残留する方向で調整していることが 「週刊文春」 の取材でわかった。ジャニーズ事務所関係者が明らかにした。 ジュリー氏の後任として、新社長に東山紀之(56)が就任することは、 「週刊文春」 がすでに報道。9月7日にはジャニーズ事務所は記者会見を行うが、東山が新社長として出席し、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に対する今後の取り組みについて説明すると見られる。 性加害問題を巡っては、事務所から調査を委託されていた再発防止特別チームが8月29日に記者会見を行い、調査報告書の内容を発表した。ジュリー社長については会見で「ジャニー氏の性加害がこ
「関東の隠れた避暑地」「夏過ごしやすい町」。昨夏、100年以上気温35度を上回る猛暑日がない町として盛んに報道され、一躍注目の的になった外房の港町・千葉県勝浦市。夏の観光客が目立って増えるなど「涼しい町」のイメージが定着し、市も移住促進につなげようと知恵を絞っている。1年がたち地元にどんな影響が出ているのか、探ってみた。(勝浦支局 伊藤義治) 平日も土日のよう 430年超の歴史がある勝浦朝市。「8月になって一気に人が増えた。平日でも土日のような感じ」。出店者の男性は目を丸くする。7月下旬にテレビ番組で「真夏に涼しい」と勝浦が特集されたこともあり、朝市通りは時間帯によって、すれ違う人の肩がぶつかりそうになるほどにぎわっていた。 「涼しいと聞いて初めて来た。養老渓谷(市原市、大多喜町)は暑かったけど、勝浦は風があって車を降りてすぐ涼しいと感じた」と話すのは都内から家族旅行で訪れた女性。「勝浦は
8月19日から27日にハンガリー・ブダペストで行われた世界選手権。女子やり投の日本代表選手が予選に臨む際にスパイクのピンを変更するという事案があった。 山崎一彦強化委員長が大会総括「まんべんなく入賞できた」と評価もパリ五輪に向け「もう一段上がる構成に」/世界陸上 同種目で対象となったのは斉藤真理菜(スズキ)と上田百寧(ゼンリン)の2人。検定員による予選の前の用具チェックの際、スパイクのピンを交換させられたという。 選手が用意していたのはどの大会でも使用してきた9mmの平行ピンで、世界陸連(WA)が事前に示している規定に沿ったもの。ただ、検定員から「ピットを傷める」という理由から変更を指示されたという。 もちろん、メーカーが製作している規定内のピンであるが、検定員の手元に用意されていた見本の写真が掲載されている資料に載っていなかったため、「見たことがないから」と現場にいた検定員が独断で判断し
適正な薬の服用はどのくらいか。医師の和田秀樹さんは「オーストラリアのある調査では、入院患者の約5人に1人が薬の飲みすぎに起因した入院だった。病院に行くと、不調の数だけ薬が処方されてしまいやすい。患者は自分が飲むべき薬の副作用について必ず医師に尋ねることだ」という――。 【写真】和田秀樹氏の著書『65歳から始める和田式心の若返り』(幻冬舎) ※本稿は、和田秀樹『65歳から始める和田式心の若返り』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。 ■入院患者の約5人に1人が薬の飲みすぎ 65歳を過ぎると、どんなに注意をしていても、調子の悪いところが1つ、2つと増えていきます。それが「老いる」ということであり、生きている証です。 ところが、医療では、病気を薬の力で抑え込もうとします。 オーストラリアでの調査報告では、全入院患者の3%前後が、薬の服用に起因した入院でした。高年の患者ではその比率がさらに高くなり
日大アメリカンフットボール部の違法薬物問題で、裏社会を描くフィクション・ノンフィクション作家の草下シンヤ氏(44)が〝実名報道〟について問題提起した。草下氏は、一般人が容易に薬物を入手できる現状を説明。犯罪であることはたしかだが、今回の日大の件では報道が過熱しすぎている点を懸念する。アンダーグラウンド事情に詳しい草下氏が、若者の将来を憂慮してあえて報道の現状に異議を唱えた。 【写真】頭を下げる林真理子理事長 警視庁は、5日に3年生部員1人を覚醒剤取締法違反および大麻取締法違反の疑いで逮捕。その後さらに複数の部員の関与が強まり、22日には寮を再捜索するなど騒動は収まりそうにない。 そうした中、2003年に自身の体験に基づく「実録ドラッグ・リポート」で作家デビューし、違法薬物や暴力団といったアウトローな世界を取材し続けている草下氏が取材に応じた。 まず草下氏が指摘するのが、日本における違法薬物
シンガー・ソングライター山下達郎(70)が9日、TOKYO FM「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(日曜後2・00)に出演。自身が所属する音楽プロダクション「スマイルカンパニー」と音楽プロデューサー・松尾潔氏(55)との業務委託契約が終了したことについて、約7分間にわたり激白した。 【写真】1982年、挙式した山下達郎(左)と竹内まりや 山下が語ったコメント全文は以下の通り。 さてこの度、私のオフィススマイルカンパニーと業務提携をしていた松尾潔氏が契約終了となり、そのことについて、私の名を挙げたことで、ネットや週刊誌等で色々と書かれております。私はTwitter、Facebook、Instagramといったものを一切やっておりませんので、ネットで発信することができません。 そのため、私の唯一の発信基地であるこの『サンデーソングブック』にて私のお話を皆さんにお聞きをいただこうと
5月9日朝、埼玉県久喜市立鷲宮中学校の1年3組では、家庭科の授業が始まっていた。生徒31人の手首には、脈拍を測るリストバンド型の端末が巻かれている。「集中度」をほぼリアルタイムで把握できる日本初のシステムがこの日、初めて本格稼働した。保護者には概要を伝え、個人情報への配慮も説明。了解を得ているという。 家庭科を担当する落合さやか教諭の端末の画面には、折れ線グラフが並ぶ。どの生徒の折れ線かは、氏名の一部と出席番号で表記。更新は1分おきで、授業開始からの変化が一目瞭然だ。 この日の授業のテーマは「衣服を選ぶ際の留意点」。教諭の説明が終わり、生徒がインターネットや教科書から情報を集め、一人一人のパソコンでまとめる作業に入る。すると折れ線が全体的に右上を向いた。多くの生徒の「集中度」が上がっているようだ。 教諭が手元の画面に目を落とす。先ほどまで高い集中度だったある男子生徒のグラフが急降下していた
英国のジョンソン元首相は9日、議員を辞職すると表明した。3月撮影(2023年 ロイター/Peter Nicholls) [ロンドン 9日 ロイター] - 英国のジョンソン元首相は9日、議員を辞職すると表明した。辞職は即時有効。ジョンソン氏を巡っては、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)下で首相官邸でパーティーが開かれていた問題を巡り議会が調査していた。 議会委員会は、ジョンソン氏が議会を故意に欺いたと判断した場合、10日以上の議会活動停止を勧告する権限を有していた。 ジョンソン氏は委員会から手紙を受け取ったとし「驚いたことに私を議会から追い出そうと決意していることが明らかになった」とし、これに抗議するため辞職を決めたとした。声明で「私は、ほんの一握りの人々によって、その主張を裏付ける証拠もなく、有権者はおろか保守党員の承認さえも得られないまま、追い出されようとしている」とした上
国際親善試合のカメルーン戦のメンバーを発表するサッカー日本代表のイビチャ・オシム監督(=2007年8月14日東京都文京区の日本サッカー協会) - 写真=時事通信フォト 一流のスポーツ指導者はどこが違うのか。サッカー日本代表の監督を務めたイビチャ・オシム氏は、ジェフユナイテッド市原・千葉の監督に就任した際に、コーチの小倉勉さんに「指示禁止令」を出した。なぜ小倉コーチの指示をやめさせたのか。ジャーナリストの島沢優子さんの著書『オシムの遺産』(竹書房)から一部を紹介しよう――。(第1回) 【この記事の画像を見る】 ■「オグラ、ちょっと黙れ」 オシムがジェフの監督に決まったとき、その価値を祖母井の次に知っていたのは恐らく小倉勉だろう。天理大学を卒業した1990年にドイツに渡り、ヴェルダー・ブレーメンのユースなどを指導し92年に帰国してコーチとしてジェフに入団した。 「オシムさんに関しては、イタリア
4つのポイント 5月14日、故・ジャニー喜多川前社長による性加害問題について、ジャニーズ事務所の藤島ジュリーK.社長が動画で声明を出した。記者会見を望む声も多かったが、ジャニーズ事務所は先代から経営陣がいっさい公式の場に顔を出すことはなかったので、ジュリー社長が顔を出したこの声明はかなり異例のことだ。 その内容は、動画で1分ほどの謝罪をし、その他の疑問については書面で回答するという形式だった。それらは、同社のオフィシャルサイトに掲載されている。筆者も先月4月30日に、関係者を通じてジャニーズ事務所に質問しており、この回答はそれらも含むさまざまなメディアから寄せられたものを集合させたものである(筆者の質問内容はこちら)。 そうしたジュリー社長の声明だが、そのポイントは4つにまとめられるだろうか。 性加害の事実を認めるかどうか2004年の『週刊文春』裁判結審後の対応第三者委員会を設置しない理由
「放送を見て、裏切られた思いです。映像加工しているのは顔だけ。首から下は丸映りで、明らかに自分とわかる映像でしたから。案の定、職場ですぐに身バレしてしまい、ずっと冷たい視線を浴びてきました。あまりにいたたまれなくなり、退職するしかなかったんです」 【独自】逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する 九州のあるJAの元職員Aさんが批判するのは、TBSが1月12日に放送した『news23』だ。 同番組は特集でJA共済のノルマを追及した。これまでJAでは職員が過大なノルマを負わされ、自分や家族が不必要な契約を結ぶ「自爆営業」が横行してきた。 Aさんは同僚と同番組の取材に応じ、自宅で一連の問題について証言。途中、自分の腕時計まで撮影されていることが気になったが、記者からは「バレることはない」と言われたという。 そのほか共済の契約書なども提供した。ただし、放送前には編集した動画を確
後続車を先に行かせようと道路脇のスペースにハンドルを切った結果、側溝にハマってしまい、車が損壊した福井県敦賀市の男性――。 【画像】えっ…! これが岡山の「人食い用水路」です(8枚) 2022年11月に発生したこの事故で、男性は壊れた車の修理費として60万円余りを支払うことになった。しかしながら、事故原因となった側溝を管理する福井県が提示した賠償額はわずか11万円だった。当然ながら、男性は憤慨している。 このニュースは、週刊誌『フライデー』のインターネット記事「「ひどい話ですよ」福井県が道路の側溝のフタを外す“落とし穴“を作った驚きの理由」(2023年4月2日配信)で報じられ、その後、地元紙『福井新聞』でも取り上げたことで、県内外で注目を集める騒ぎとなった。ヤフーニュースに配信された『フライデー』の同記事には、なんと3500件以上のコメントが付いている(4月8日時点)。 報道を受けた県側は
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