株式会社LayerX・プロダクトマネージャーの梶原氏は、APIを活用することでSaaSにどんな価値が増えていくのか、そしてSaaSにおける外部APIの重要性について話しました。 LayerXの事業紹介 梶原将翔氏:株式会社LayerXの梶原と申します。だいたい“かじさん”と呼ばれていて、Twitter(現X)も“かじ(@kajicrypto)”でやっていますので、フォローしてもらえるとうれしいです。 今日は「SaaSの利用体験を拡張せよ〜APIですべてが繋がる世界へ〜」というLTをしたいと思います。最初に事業の紹介をします。 LayerXという「すべての経済活動を、デジタル化する。」ということをミッションに掲げた会社でいくつか事業をやっているのですが、一番大きい事業が「バクラク」シリーズというBtoB SaaSになります。 バックオフィス向けの業務効率化を推進するSaaSで、2021年の1
創業期のスタートアップから上場企業まで、テクノロジー企業ならば永遠と向き合う概念が「プロダクトビジョン」です。 しかし、日本のスタートアップでは、プロダクトビジョンがそもそも無かったり、曖昧なまま見直されなかったりするケースも少なくありません。それはさながら、目的地とコンパスの無い航海のようなものです。成長スピードが遅くなるだけでなく、顧客へプロダクトの方向性までゆだねるリスクをはらんでいます。それでは、もはや受託開発のような状況に陥ってしまい、真にSaaSとはいえないでしょう。 SaaSのようなBtoBプロダクトにおいて、プロダクトビジョンは重要です。BtoC向けよりプロダクトの複雑性が高く、ニッチマーケットの局地戦から、次第にターゲットを広げていくため、繰り返し修正していく必要もあります。 この記事では、急成長するSaaSスタートアップに欠かせないプロダクトビジョンの作り方や、気を付け
各テナント 300 秒間に 10 回までしかアクセス出来ないようにします。 なので user1 が 10 回リクエストを送信すると、tenant1 の user1 と user2 は一定期間はリクエストに失敗するはずです。 一方でその間にも別のテナントである tenant2 の user3 はアクセス出来るはずです。 今回リクエストテストは API Management のテスト機能を使いました。 各ユーザーの JWT は事前に払い出しておき、テストパネルから Authorization ヘッダーに設定します。 試しに user1 でリクエストを送信してみると、次のようにポリシーが動作している様子が確認出来ました。 API Management のトレース実行機能を使ってるのですが、これめちゃくちゃ良いな...! rate-limit-by-keyのところでtenant1が抽出されており、
過去最速のスピードでユーザーも売上も獲得したChatGPTは、SaaSのGTM通念を根本から覆した。当ニュースレター含め、業界の老害たちは「いやいやProduct Led Growthとかカッコイイけどね、結局はエンタープライズをやるなら営業組織を作らな…えええFortune 500企業の9割がもうChatGPT使ってるの⁉︎」と泡を食うこととなった。 そんなChatGPTにもハプニングがあった。製造元OpenAIが11月に前代未聞のお家騒動を引き起こし、コーポレートガバナンス的アキレス腱を露呈した。キッシンジャー元米国国務長官も、11月末大往生する直前までAIが孕む地政的リスクを懸念していたが、技術の製品化スピードに、それ以外の側面が追いついていないことは明々白々である。EUはいち早くAIを規制する包括的法案を可決したが、その保守的すぎる姿勢は、引き続きシリコンバレーにおいて嘲笑の的とな
[ワークショップ] マルチテナント要件を達成するためのデータストアの分割方法を学ぶ「Build a multi-tenant SaaS solution using AWS purpose-built databases」に参加しました(DAT402) #AWSreInvent いわさです。 AWS re:Invent 2023 のワークショップである「DAT402: Build a multi-tenant SaaS solution using AWS purpose-built databases」に参加してきました。 AWS には SaaS on AWS というカテゴリがありまして、主にマルチテナントを考慮してアーキテクチャーを最適化する必要があります。 その中ではアプリケーションだけでなく、データストアに対しても様々な要件からテナント分離性を高めることがあります。 この記事ではワ
ChatGPTに「IaaSとPaaSの違い」聞いてみた AIは非IT系の人にも分かるようにかみ砕けるか(1/2 ページ) どんな質問にも“それらしい答え”を返してくれるAIチャットbot「ChatGPT」。では、人間には答えにくい質問や、答えのない問い、ひっかけ問題を尋ねてみたらどんな反応を見せるのか。 本連載では、ChatGPTにさまざまな問題を投げかけて、どんな答えを返すか試してみる。その反応からAIの可能性、テクノロジーの奥深さ、AIが人間に与える“示唆”を感じ取ってほしい。 IaaSとPaaSの違いを分かりやすく説明してください 質問 IaaSとPaaSの違いをITに詳しくない人にも分かるように説明してください。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 凸版印刷は、SaaS型の自社開発サービスで活用する認証システムとして、Oktaが提供するカスタマーアイデンティティー管理製品「Okta Customer Identity Cloud」(Okta CIC)を導入した。Okta Japanが1月17日に発表した。 Okta CICは、ユーザー認証システムの開発に必要な機能が搭載されており、それらの機能を自社サービスの中に取り組むことができる。凸版印刷が同製品を導入した背景には、従来主流だった「顧客ごとに個別のシステムを受託開発するモデル」から「SaaS型の自社サービスを迅速に開発して販売するモデル」に開発スタイルを変革する取り組みがあるという。しかし、開発リソースは限られているため、必要に
こんにちは。ゆうたと申します。 タイトルの通り、プログラミング初心者の私がポートフォリオ用のwebサイトを作ったので紹介させていただきます。 それにあわせて独学の苦悩なども書きたいと思います。 わたしと同じ実務未経験でプログラミングをやっている人は共感できることも多いと思います。 この記事は、 only text(React/firebaseで制作したWebサイト)の紹介 未経験でたった一人で制作することの苦悩 の構成で書いていきます。 この記事を読んでくださっている方のほとんどはわたしより経験や知識が豊富だと思うのでそういった方々のご指摘点があればコメントしてもらえるとうれしいです。 only text(React/firebaseで制作したWebサイト)の紹介 only text githubはこちらです↓ https://github.com/yuutauh/first このサイトは
Background I have built an app that parses external data from the website, and if you know about this, then you will also know that sometimes changes to parser are constant and I wanted to avoid republishing my app as it takes time for users to get the changes. So I thought about a way to deliver the update to users as fast as possible. The problem is that the parser will contain external data and
前提知識 React:インタラクティブな Web フロントエンド(クライアント上で稼働する Javascript)を実装するためのライブラリーで、状態変数の値の変化を自動的に画面に反映する機能があります。 Firebase:モバイルアプリのバックエンドを Google Cloud で提供するサービスで、ユーザー認証やユーザー管理などの機能を専用のライブラリで簡単に実装できます。 Cloud Run:アプリケーションのコンテナイメージを Google Cloud 上にデプロイして実行するサーバーレスタイプのサービスで、オートスケールなどの機能が簡単に利用できます。 なんの話かというと 上記の3つの技術(サービス)を組み合わせて、 エンドユーザーは、Google アカウントで Web アプリケーションにログインする Web アプリケーションから Cloud Run で稼働するバックエンド AP
こんにちは!! スマートキャンプでエンジニアをしている吉永(@__GGEasy)です! 自己紹介記事はこちら 前回の記事はこちら 私は現在、スマートキャンプの主力サービスであるBOXIL SaaSの開発にフロントエンド、バックエンド問わず携わっています。 今回は、弊社で新規サービスとしてリリースしたBOXIL SaaS質問箱(以下SaaS質問箱)にて、React.js(以下React)を私の主導で採用しました。 この記事では、フロントエンド整備に至った経緯や、今後のBOXIL SaaSにおけるフロントエンドの技術的な展望についてお話します。 BOXIL SaaSのフロントエンドで抱えていた課題感 さまざまな技術が同居している Vue + Atomic Designでの課題 構成変更の検討 どのようにフロントエンド構成を整備したのか SaaS質問箱のフロントエンド技術選定 React + T
【レポート】RDRA + JavaによるレジャーSaaSプロダクトの要件定義と実装のシームレスな接続 #jjug_ccc #jjug_ccc_c コンサル部のとばち(@toda_kk)です。 本記事は、2022年6月19日に開催されたオンラインカンファレンス JJUG CCC 2022 Spring にて行われたセッション「RDRA + JavaによるレジャーSaaSプロダクトの要件定義と実装のシームレスな接続」のレポートです。 JJUG CCCは、例年2回、春と秋に開催する日本最大のJavaコミュニティイベントです。Java関連の技術や事例に関する良質なセッションが行われ、また異なる分野で活躍するJava技術者が一堂に会する場ともなっています。 このセッションでは、 アソビュー社 CTOである 江部隼矢さん によって、レジャー業界におけるSaaSプロダクトをRDRAによって要件定義・実装
ISMSオートメーションツール SecureNavi、SaaS管理プラットフォーム「マネーフォワード IT管理クラウド」と機能連携を開始! 共催セミナーの開催も決定SaaSの洗い出しの自動化により、ISMSの構築・運用がより簡単に また、機能連携と合わせて、情報システム担当者やセキュリティ担当者を対象として、マネーフォワードi株式会社とSecureNavi株式会社による共催セミナーを実施いたします。本セミナーでは、情報処理安全確保支援士の冨樫様をゲストスピーカーに迎え、負荷が大きくなりがちな情報システムやセキュリティ担当の方がより効率的、かつ本質的に業務に取り組むための方法をご紹介します。 機能連携によって実現すること ISMS構築・運用には、業務で利用しているSaaSを洗い出すことが重要です。今回の機能連携により、SaaS管理プラットフォーム「マネーフォワード IT管理クラウド」上に登録
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く