それって,ブロックチェーン使わなくてもいいんじゃないですか? 第1回:あなたのWebはいくつ? ライター:しおにく お久しぶりです,しおにくです。 昔からの4Gamerの読者からすると「まだ生きてたんだ?」という感じかと思いますが,ご無沙汰しております。 最近の読者の皆さんに自己紹介をしておくと,今から20年ほど前にMMORPG「SealOnline」の運営会社の社長兼ゲームマスターとして,ゲーム業界でのキャリアをスタートしました。その後もソーシャルゲームやスマホゲームの企画開発運営を続けつつ,RMT(Real Money Trading)対策に取り組んだり,コンプガチャ問題の解決で業界ガイドラインを作ったりしながら,ゲームとそれを取り巻く社会について考え続けています。 今回の連載のテーマに関連したところですと,直近で「NFTゲーム・ブロックチェーンゲームの法制」(商事法務,2022年)や
英語検定試験「TOEIC」の公開テストで4月から、ブロックチェーン技術を活用した「デジタル公式認定証」の提供が始まる。受験者は企業などに、URLやPDFでスコア提出できるようになる。 当初は紙の認定証と並行して発行するが、2024年度のテストからは紙を廃止し、デジタル認定証に一本化する。大規模な検定試験でデジタル公式認定証の発行は日本初という。 サイバーリンクスが提供するブロックチェーン証明書技術「CloudCerts」を採用。紙の認定証の偽造防止と同程度に改ざんを防止できるデジタル認定証を発行するとしている。 デジタル認定証は、試験日から19日後にTOEIC申込サイトにログインすれば、専用URLから確認でき、PDFでダウンロードできる。URLからの表示は、試験日から5年間限定。 関連記事 学習歴証明をNFTで発行 千葉工業大学、伊藤穣一氏の「変革センター」で 千葉工業大学変革センター(セ
Numbers Protocol は、第15回 SXSW Pitch の Metaverse および Web3 部門で731名の応募者の中から優勝した。 Image credit: Numbers Protocol ChatGPT に代表されるジェネレーティブ AI 技術がソーシャルメディアで大きな反響を呼ぶ中、AI がフェイクニュースを作るという論争も起きている。AI が生成した作品が、人間のアーティストによるオリジナル作品を参照していることが判明し、所有権をめぐる論争やバイラルなフェイク画像に発展するケースも増えている。この問題を解決するために登場したのが、ブロックチェーン技術を活用した分散型ネットワーク「Numbers Protocol」だ。2019年に設立された Numbers Protocol は、オンライン空間におけるデジタルメディアファイルの出所を保証する。 AI アートジェ
Web3業界の市場規模拡大に伴い、ブロックチェーンの種類も多様化が進んでいます。膨大なチェーンが乱立する中でさらなる市場の発展を促すには、複数の異なるネットワーク間に互換性を持たせ、スムーズな相互運用を実現できることが極めて重要です。 しかし従来、複数チェーン間におけるコミュニケーションには、コストや安全性に関して大きな課題が存在していました。 「LayerZero(レイヤーゼロ)」は、こういったブロックチェーンエコシステムにおける相互運用性・拡張性についての問題を解決するために生まれた革新的なメッセージングプロトコルです。 本記事では、LayerZeroの概要や仕組み、その将来性について詳しく解説しましょう。 目次 革新的な相互運用性プロトコル「LayerZero」の概要 従来の「クロスチェーンブリッジ」の仕組みと課題 LayerZeroの仕組み LayerZeroが提供する「OFT標準
2022-12-27 NEC、生体認証やブロックチェーン技術などを活用してweb3ビジネスを共創する「web3コミュニティ」を開設 近年、リアルとバーチャルが融合したバリューチェーンが構成され、ヒトと企業、企業と企業がさまざまなデータを基にデジタル上でつながろうとしている。 日本電気株式会社は、生体認証や秘密計算、ブロックチェーン等の技術を活用し、プライバシー保護とデータ利活用が両立した安全で安心なweb3の実現に取り組むため、「web3コミュニティ」を開設し、共創パートナーとなる企業の募集を2023年4月より開始する。 同コミュニティでは、以下のサブテーマにおいて、共創パートナー企業と共同でのユースケースの創出(開発環境提供、ハンズオン開発支援、共同ユースケース検証等)を行うことを目的としている。 ヒトの感性や価値観をデジタル化し新たな価値を創造 今後幅広い用途で広がる生体認証技術に、ヒ
ネットワークの参加者全員で1つのデータベースを分散的に管理する「ブロックチェーン」は将来的にさまざまな応用が期待されている技術です。アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)とさまざまな技術のセキュリティについて調査する団体・Trail of Bitsが、「ブロックチェーンは本当に安全で非中央集権的なデータ管理システムなのか」を検証したレポートを発表しました。 Are blockchains decentralized? | Trail of Bits Blog https://blog.trailofbits.com/2022/06/21/are-blockchains-decentralized/ Are #blockchains actually decentralized? Analysis we commissioned from @trailofbits uncovers uni
SymbolブロックチェーンのトランザクションをRustで作成しネットワークに通知する方法を解説します。 今回はオフライン署名とボンデッドトランザクションの実行について検証します。 基本的な解説は省略しますので以下の記事を事前にお読みください。 トランザクションの起案者をAliceとしてネットワークに通知し、埋め込みトランザクションに送信者として指定されたBobとCarolについては連署者として別途署名します。 オフライン署名 共通ロジック extern crate ed25519_dalek; extern crate hex; extern crate sha3; extern crate rand; extern crate base32; extern crate ureq; extern crate chrono; use chrono::{DateTime, Local}; u
この記事は「自分の得意なプログラミング言語でSymbolブロックチェーンを動かす方法」をRustで実践したものです。 なお私自身はRustを勉強して2,3日程度ですので、拙い書き方の点ご了承ください。 依存ライブラリ [dependencies] ed25519-dalek = "1" hex = "0.4.3" rand = "0.7.3" base32 = "0.4.0" ureq = "*" sha3 = "0.10.1" chrono = "*" extern crate ed25519_dalek; extern crate hex; extern crate sha3; extern crate rand; extern crate base32; extern crate ureq; extern crate chrono; use chrono::{DateTime, Lo
本記事は、國光宏尚氏の著書『メタバースとWeb3』(エムディエヌコーポレーション)の中から一部を抜粋・編集しています Web3の特徴 トラストレス×自律的×非中央集権 ブロックチェーンの革新はトラストレスにある Web3の未来がどうなっていくのか。それを考える上で重要なのがブロックチェーンにしかできない、ブロックチェーンならではの特徴を考えることです。 私は大きく次の3つの特徴があると考えています。 (1)トラストレス×自律的×非中央集権 (2)NFT (3)DAO ここからは、この3つの特徴に沿って解説していきます。 まず、はじめに重要になるキーワードが、(1)の「トラストレス」です。 その言葉の通り、トラスト(信用)を担保する主体がいないということです。暗号資産が大きな盛り上がりを見せた数年前からしきりに挙げられるキーワードですが、これがまさにWeb3、分散型インターネットを構築する重
ink! 3.0: Parity’s Rust-Based Language for WASM Smart Contracts Gets a Major Updateink!, Parity’s Rust-based programming language for writing Web Assembly (Wasm) smart contracts, has just launched its biggest update to date… ink!, Parity's Rust-based programming language for writing Web Assembly (Wasm) smart contracts, has just launched its biggest update to date. ink! is used by developers in the
米Intelは2月11日(現地時間)、マイニング効率が従来のGPUの1000倍上という“ブロックチェーンアクセラレータ”を年内に出荷すると発表した。そのための新たなグループ「Custom Compute Group」の立ち上げも発表した。 このブロックチェーンアクセラレータは、「ハッシュ関数SHA-256ベースのマイニング用の主流のGPUよりもワット当たり1000倍以上優れたパフォーマンスを持つ」とIntelは説明する。 ジャック・ドーシーCEO率いる米決済企業Block(旧Square)と英暗号資産マイニング企業Argo Blockchainがこのシステムを採用する最初の企業になる見込み。 ドーシー氏は1月、Blockでオープンなビットコインマイニングシステムの構築に取り組んでいると発表しており、このシステムにIntelのハードウェアを採用するようだ。 Intelは、この取り組みでは持続
FTXは最近ゲーム業界を初め、仮想通貨業界以外の領域と連携を強めている。最近では4日、世界最大のオンラインバトルアリーナ(MOBA)ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を開発するライアットゲームズ社と7年間のスポンサーシップ契約を交わしたことが分かった。eスポーツにおけるFTXの露出度をさらに強化するという。 関連:仮想通貨取引所FTX、世界的eSportsタイトル「League of Legends」北米プロリーグのスポンサーに 今回のAxie Infinityのプレイヤーを支援するという内容は、情報を入手した海外メディアが報じ、その報道をAxie Infinityなどの公式ツイッターアカウントがリツイートする形で認めている。 Great initiative by our friends at @FTX_Officialhttps://t.co/3y24avXfcB — Axie Inf
まあ、そもそも協会みたいなのが2つあって、どっちもやらかした取引所運営していた人たちが関わってたりするのを見るとなんだかなあってなりますけどね。 ともあれ、「それブロ」みたいな提案ばっかりされているブロックチェーン界隈において、ついに日本ではブロックチェーンそのものの定義もゆらぎ始めるような発言が界隈から出始めているような感じになってきていて、なんとなくクラウド元年のような雰囲気を感じなくもないんですが、クラウドはバズワードから一般IT用語にちゃんと昇格した一方で、ブロックチェーンはこれだけ立ってもまだテクノロジー優位なユースケースがパブリックな仮想通貨しかない(スマートコントラクトには期待しているが、結局の所、ブロックチェーン以外の技術で作ったものがデファクトになってもおかしくない程度だとは思う)のでなあ。 政府筋に提案するにしても、実績がなさすぎる。技術的な優位性があるわけではない、既
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