前回の記事ではDSO Shell (DSO 150)を改造して、光で波形データーを出力する方法について紹介しました。今回はその続きで、もう少し詳しい回路の説明などを波形写真を交えて解説したいと思います。 やりたいことをおさらいしておくと、DSO Shell から出る電気信号(シリアルデーター)を光に変換し、その後で再度電気信号に戻すのが目標です。こういうことをやりたい場合、最初に考えるのは次のような回路だと思います。 ▼基本的な光インターフェイス回路 信号は負論理なのでPNPトランジスタで受けてLEDをドライブし、その光をフォトトランジスタで受けて電気信号に戻す回路です。まずは、これでうまくいくか確かめてみます。 ▼テスト用の回路を組む LEDとフォトトラは、セロテープで丸めてくっつけて、簡易的な芯合わせ状態にしています。いきなりDSO Shell の信号を使うのは実験がやり難いので、パル