ホリデーシーズンの11月と12月、スターバックスは通常のカップではなく、ホリデーシーズン用のカップを使う。これまでは、雪の結晶やクリスマスの飾り、自然の風景など冬らしいデザインやクリスマスをテーマにしたデザインが使われてきた。しかし2015年のカップは、濃淡赤地のとてもシンプルなデザインだ。同社のジェフリー・フィールズ副社長は、「クリスマスシーズンの質素さと静けさを表現した」と話している。 イギリスを中心に活動するキリスト教団体「クリスチャン・コンサーン」のアンドレア・ウィリアムズ氏は、ニュースメディアのブレイトバートに「スターバックスはアメリカン・ドリームを実現し、ここまで成長しました。しかしこのホリデーシーズンカップは、アメリカン・ドリームの背景にある歴史やキリスト教の伝統を否定しています。イエス・キリストが私たちに与えてくれた希望と、キリストの言葉をも否定しているのです」と語っている