“中国版ノーベル平和賞”と称される「孔子平和賞」などの授賞式が28日午後、北京市内のホテルで開催され、第6回目の同賞にアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(91)が選ばれた。中国・環球網が29日伝えた。 主催団体は中国国際和平研究センター。今回は同賞の候補としてムガベ大統領のほか、日本の福田康夫元首相や村山富市元首相、国連の潘基文事務総長、韓国の朴槿恵大統領、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏らの名前が挙がっていた。 選考委員76人の投票の結果、ムガベ大統領が最多の36票を獲得し、最終審査委員13人による協議を経て同大統領の受賞が決まった。 受賞理由としては、「80年代からジンバブエの大統領を務め、数々の困難を克服しながら国の政治・経済・秩序の構築に努めてきたこと」や「アフリカ連合の総会議長も務め、91歳という高齢でありながら世界各地を奔走し、アフリカの平和のため積極的に活動しているこ