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"§ Pops"の検索結果1 - 40 件 / 63件

  • 米津玄師「さよーならまたいつか!」インタビュー|“キレ”のエネルギー宿した「虎に翼」主題歌 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    キレることが必要な気がした ──楽曲制作の取っかかりはどんな感じでしたか? 朝に聴くさわやかなバラードが求められてもいるんだろうなと思うと同時に「『虎に翼』ってそういう話だっけ?」という思いも抱いて、ゆったりとしたテンポではないなという感じがしたんですよ。主人公の寅子がエネルギッシュにずんずんずんずん進んでいく感じがあるんで、そこから四つ打ちみたいな小気味いいテンポで作っていかなきゃいけないんじゃないかと思ったのは覚えていますね。 ──朝ドラの曲はしっとりした大らかな曲調や切ないメロディを持つバラードが多いように思います。一方で飛び抜けて明るい曲もありますが、この曲はそのどちらでもない。どういう温度感がドラマにしっくりくる感触があったんでしょうか。 この曲を作るにあたっては“キレ”が必要だと思っていたんです。キレというのは「ブチギレる」とか「怒る」という、強いエネルギーを表す意味でのキレ。

      米津玄師「さよーならまたいつか!」インタビュー|“キレ”のエネルギー宿した「虎に翼」主題歌 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
    • 小沢健二とスチャダラパー「今夜はブギー・バック」の30年を語る

      小沢健二とスチャダラパー「今夜はブギー・バック」の30年を語る 記念ライブに向けてコラボ新曲も制作中 2024年3月9日 12:00 3117 250 × 3117 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 720 2032 365 シェア 1994年3月9日にリリースされ今年で30周年を迎える「今夜はブギー・バック」。小沢健二とスチャダラパーによるこの曲はシンガーとラッパーのコラボによる日本初のヒット曲として知られるほか、発表以来さまざまなアーティストにカバーされるなど、30年を経た今も色褪せることない名曲として多くのリスナーに愛され続けている。 そしてこのたび30周年を記念して4月26日に東京・NHKホールにて小沢健二とスチャダラパーのツーマンライブの開催が決定。さらに2組のコラボによる新曲が制作中であることも明らかになった。 音

        小沢健二とスチャダラパー「今夜はブギー・バック」の30年を語る
      • 柴田聡子が話す「奇をてらわない」ことと「現実的に考える」ということ。腰を据えて音楽に対峙する | CINRA

        「これほどぎりぎりまで作業したのは、初めてでした」。7枚目のアルバム『Your Favorite Things』の制作について、柴田聡子はそう話す。 これまでにない試行錯誤を経て生まれたというこのアルバムの話を聞くなかで、パラフレーズしながら繰り返し話されたのは、「奇をてらわない」ということと「現実的に考える」ということ。奇をてらわず、現実的な方法でより力強い夢を見るために、音楽家、そして一人の大人として、自身について省みることや、変わってゆくことに、柴田聡子はいま、本格的に腰を据えて対峙しているようだった。 まっすぐで研ぎ澄まされた、けれども肩の力の抜けたこのアルバムが、これまで以上に音楽をつくることに邁進し、真摯に向き合おうとする姿勢から生まれたことが、インタビューを通じて垣間見えた。 ─今回のアルバムは、どんなふうにできあがっていったんですか? 柴田:前作までは自分のもの過ぎて、恥ず

          柴田聡子が話す「奇をてらわない」ことと「現実的に考える」ということ。腰を据えて音楽に対峙する | CINRA
        • 山下達郎も西城秀樹も気づかなかった“奇跡”の名曲。世界的シティ・ポップ大ブームを呼んだ「滝沢洋一とマジカル・シティー」48年目の真実【最終回】 - まぐまぐニュース!

          数年前から世界中で大ブームを巻き起こし、今やスタンダードとして定着した感のある音楽ジャンル、シティ・ポップ。音楽業界では山下達郎と大貫妙子の在籍したバンド「シュガー・ベイブ」が“シティ・ポップの先駆け”ということが定説になっています。しかし、シュガー・ベイブとほぼ同時期に活動しながら、最近までその存在さえ知られていなかった幻のバンドが実在していました。その名は、「滝沢洋一とマジカル・シティー」。彼らこそが、昨今の世界的シティ・ポップブームの礎を築いた最も重要なバンドであることが、3年以上に及ぶ関係者たちへの取材によって明らかになりました。 本連載では、今まで日本のポップス史の中で一度も語られることのなかった、彼ら5人による「シティ・ポップの軌跡」を、発見された大量の未発表音源とともに複数回にわたって掲載してきました。今回の第3回が最終回となります。彼らの通った「道」が40年以上の時を経て世

            山下達郎も西城秀樹も気づかなかった“奇跡”の名曲。世界的シティ・ポップ大ブームを呼んだ「滝沢洋一とマジカル・シティー」48年目の真実【最終回】 - まぐまぐニュース!
          • KANの音楽は永遠に生き続ける。『Artist CHRONICLE』で紐解く、「なりきり」の美学と人生哲学 | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

            毎月一組のアーティストをフィーチャーし、そのアーティストの音楽史をディープに掘り下げ、楽曲とともにお送りする聴くドキュメンタリー『Artist CHRONICLE』。2月はシンガーソングライター・KANの特集が4回シリーズで公開され、縁のあるミュージシャンからの証言とともに、改めてKANの魅力に迫っている。 KANといえばMr.Childrenの桜井和寿やaiko、スキマスイッチ、秦基博といった数多くのアーティスト仲間からも愛されたことで知られ、その背景には彼独自の音楽に対する哲学やこだわりがあった。『Artist CHRONICLE』に寄せられた、スターダスト☆レビューの根本要や槇原敬之らのコメントを紹介しつつ、彼の影響力の大きさを再考する。

              KANの音楽は永遠に生き続ける。『Artist CHRONICLE』で紐解く、「なりきり」の美学と人生哲学 | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
            • 日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS

              高中正義の76年作『SEYCHELLES』収録曲“トーキョーレギー”。同作はサディスティック・ミカ・バンドとサディスティックスを経た高中のソロデビューアルバム。『ALL OF ME』は76~78年のベストアルバムで、“トーキョーレギー”も収録している UKのクラブやDJ、ラジオに愛されたJフュージョン けれど……実をいうと、フュージョンは当初からカッコよかったのですよ。日本ではあまり知られていませんが、70年代末から80年代前半にかけて、ロンドンを中心とするイギリスのクラブシーンで日本のフュージョンはリアルタイムで人気を得ていました。当時のイギリスでは、ジャズファンクやフュージョンで踊りまくる〈ジャズダンス〉と呼ばれるムーブメントが盛り上がっていたのですが、そこで、日本産のフュージョンやジャズが盛んにスピンされていたんですね。 このあたり、深堀りしだすとキリがないので、簡単に触れるに留めま

                日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS
              • 【はっぴいえんどを松本隆と鈴木茂が語る】第2回 『風街ろまん』の秘話と〈売れないバンド〉ではなかった実情 | Mikiki by TOWER RECORDS

                はっぴいえんど。メンバーは細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂の4人。説明するまでもなく、日本語ロックの礎を築いた本邦ポップミュージック史における最重要バンドだ。 そのはっぴいえんどが残した『はっぴいえんど』(70年、通称『ゆでめん』)、『風街ろまん』(71年)、『HAPPY END』(73年)というオリジナルアルバム3作が最新技術によって丹念にリマスターされ、CDでリイシューされた(レコードの日にはアナログ盤もリリースされた)。これを記念して2023年11月4日にタワーレコード渋谷店B1FのCUTUP STUDIOで開催されたのが、松本と鈴木、司会の安田謙一(ロック漫筆)によるトークイベントである。Mikikiは、この特別な催しで語られたことを全4回に分けてお届けする。第1回に続く今回は、名盤『風街ろまん』にまつわる秘話が明かされた。 なお、好評につき早々に売り切れてしまった『はっぴいえん

                  【はっぴいえんどを松本隆と鈴木茂が語る】第2回 『風街ろまん』の秘話と〈売れないバンド〉ではなかった実情 | Mikiki by TOWER RECORDS
                • 「『アイドル』は予想外のヒットだった」韓国の音楽評論家が語る、YOASOBIが「J-POPの概念」を変えたワケ | 74回目の紅白歌合戦 | 文春オンライン

                  Z世代の感性をくすぐったimaseの「NIGHT DANCER」がJ-POPとして初めて韓国の音楽チャート「Melon」のTop 100に入るヒットをみせると、韓国でも479万人もの動員を記録したアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』の主題歌「第ゼロ感」を手掛けた10-FEETは3回も来韓。優里、藤井風、あいみょんといったアーティストの人気も依然として高い。 そんな2023年の“J-POPブーム”の核となったのが、コンポーザーのAyase(29)とボーカルのikura(23)による音楽ユニットYOASOBIの「アイドル」という楽曲だった。 人気K-POPアーティストを抜く大ヒット アニメ『推しの子』のテーマソングとして発表されたこの曲は、コアなファンを越えて、瞬く間に一般的な韓国の大衆に広がった。 YouTubeの韓国内のクリック回数で集計する「Korea Top 100 W

                    「『アイドル』は予想外のヒットだった」韓国の音楽評論家が語る、YOASOBIが「J-POPの概念」を変えたワケ | 74回目の紅白歌合戦 | 文春オンライン
                  • 大滝詠一が振り返る山下達郎と出会った1973年「わが生涯、輝ける最良の年」「素敵な連中とあの時代に出逢えて幸せだった」 | 文春オンライン

                    2013年12月30日に急逝してから10年。伝説的なバンド・はっぴいえんどでの活動や、『ロング・バケイション』をはじめとするソロ作品を通して、大滝詠一が残した楽曲とその歌声はいまも色褪せることがない。しかし2003年に最後のシングル曲「恋するふたり」を発表したとはいえ、大滝の本格的な音楽活動は1984年のアルバム『イーチ・タイム』以降、約30年にわたって封印された。彼が曲作りを、歌うことをやめてしまったのはなぜか。ここでは、若き日の大滝詠一が山下達郎ら数々のミュージシャンと共に過ごした日々を振り返る。(全2回の前編/続きを読む)

                      大滝詠一が振り返る山下達郎と出会った1973年「わが生涯、輝ける最良の年」「素敵な連中とあの時代に出逢えて幸せだった」 | 文春オンライン
                    • YOASOBIの仕掛け人に学ぶ J-POPを海外に伝えるための信念、ストリーミングやSNSとの向き合い方 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                      HOME YOASOBIの仕掛け人に学ぶ J-POPを海外に伝えるための信念、ストリーミングやSNSとの向き合い方 2023年、YOASOBIの「アイドル」は数々の記録を打ち立てた。Spotifyでは国内アーティストの楽曲として最速で1億再生/2億再生を突破し、Spotify年間ランキング「日本で最も再生された楽曲」で1位に。さらに、ビルボードのGlobal Excluding USチャートでは日本語オリジナル楽曲として初めて首位を獲得するなど、国内外問わず「アイドル」現象を巻き起こした。 さらに、今年5月にはSpotifyの月間リスナーが1000万人を突破し、年間ランキング「海外で最も再生された日本のアーティスト」で3連覇を達成したYOASOBIは、昨年12月にインドネシアとでフィリピンで開催された88rising主催のフェス「Head In The Clouds」に出演したことを皮切り

                        YOASOBIの仕掛け人に学ぶ J-POPを海外に伝えるための信念、ストリーミングやSNSとの向き合い方 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                      • 羊文学 ロングインタビュー|不安や葛藤の中、力強く響かせる“自分自身をハグする12曲” - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                        初の海外ワンマン、大型フェスのメインステージを経験して ──まずはこの1年の活動を振り返らせてください。今年は台湾での初の海外単独公演の成功やアジア各地の大型フェスへの出演、数多くの音楽番組でのパフォーマンスがあり、ここ数年毎回出演している「FUJI ROCK」では、初めてGREEN STAGEに立ちましたね。 塩塚モエカ(Vo, G) 海外でのライブは楽しかったですね。ほかのミュージシャンの皆さんが言うように、反応が日本と全然違うのが印象的でした。海外でたくさんのライブを経験したことで、日本に帰ってきてから「FUJI ROCK」のGREEN STAGEのような大きなステージに立っても、動じずに演奏できるようになったのかなと思います。今年は本当にいろんなことがあったけど、その1つひとつをちゃんと経験値にできた感覚もあって。去年も経験したことは、同じ状況でも余裕を持って取り組めるようになりま

                          羊文学 ロングインタビュー|不安や葛藤の中、力強く響かせる“自分自身をハグする12曲” - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                        • Lampが語る最新アルバム『一夜のペーソス』と変わらない音楽へのスタンス - TOKION

                            Lampが語る最新アルバム『一夜のペーソス』と変わらない音楽へのスタンス - TOKION
                          • 追悼:ポップ職人、KANの遊び心あふれるオマージュソング(高橋芳朗の音楽コラム) | トピックス | TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~

                            高橋芳朗:本日のテーマはこちらになります。「追悼:ポップ職人、KANの遊び心あふれるオマージュソング」。1990年に大ヒットした「愛は勝つ」で知られるシンガーソングライター、KANさんが11月12日にお亡くなりになりました。61歳でした。ジェーン・スー:若かったね。高橋:KANさ

                              追悼:ポップ職人、KANの遊び心あふれるオマージュソング(高橋芳朗の音楽コラム) | トピックス | TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~
                            • くるり×田中宗一郎が語り合う『感覚は道標』が2023年に生まれた意味 オリジナル編成で見出した“原点回帰ではない新しさ”

                              くるり、14枚目のアルバム『感覚は道標』(10月4日発売)は、バンド結成時のドラマー・森信行を迎えて、オリジナル編成で制作された作品である。その制作過程を追いかけたバンド初のドキュメンタリー映画『くるりのえいが』 の公開も10月13日に迫る中、リアルサウンドでは前回(※1)に引き続き、くるりと音楽評論家・田中宗一郎による対談をセッティング。メンバー3人での再集結の経緯に始まり、スタジオ選び、サウンドやリズム、楽曲構造、歌詞……など、多方面から『感覚は道標』という作品を捉えていく。(編集部) 偶然と時の流れが実現させた、くるりのオリジナルメンバー再集結 ――今回、どんな経緯によってオリジナルメンバー3人でアルバムを作ることになったのでしょうか? 岸田繁(以下、岸田):今回が初めてじゃなく、これまでも何度か一緒にやっていたんですよ。イベントでリユニオン的にライブに出てもらったり、2回くらいプリ

                                くるり×田中宗一郎が語り合う『感覚は道標』が2023年に生まれた意味 オリジナル編成で見出した“原点回帰ではない新しさ”
                              • <インタビュー>藤井 風に導きを与えた“第三のデビュー曲”「Workin' Hard」ができるまで | Special | Billboard JAPAN

                                Interview: 柴 那典 藤井 風の新曲「Workin’ Hard」についてのインタビューが実現した。 新曲はケンドリック・ラマーやSZAを手掛けたDahiをサウンドプロデュースに迎えてロサンゼルスで制作された一曲。ヒップホップのビートを前面に押し出した新機軸のナンバーだ。【FIBAバスケットボールワールドカップ2023】の中継テーマソングとして書き下ろされたこの曲は、単にスポーツの応援にとどまらず、日常を生きる多くの人達に寄り添い、鼓舞するような響きを持っている。 藤井 風にとっても大きなターニングポイントとなったこの曲。以下のインタビューでも、デビュー曲の「何なんw」、2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』のリードシングル「まつり」に続く“第三のデビュー曲”という意識を持って制作に臨んだと語っている。 どんな思いからこの曲が生まれたのか。初のアジアツアーを終えての

                                  <インタビュー>藤井 風に導きを与えた“第三のデビュー曲”「Workin' Hard」ができるまで | Special | Billboard JAPAN
                                • 滝沢洋一と「マジカル・シティー」が起こした世界的シティ・ポップブーム“47年目の真実”【Vol.1】奇蹟的に発見された大量のデモテープ - まぐまぐニュース!

                                  数年前から世界中で大ブームを巻き起こし、今やスタンダードとして定着した感のある音楽ジャンル、シティ・ポップ。最近では、大滝詠一、竹内まりや、松原みき、吉田美奈子、角松敏生などの楽曲が国内外で再評価され、再発のアナログ盤がチャートにランクインするなど、ブームの熱は冷めることなく続いています。音楽業界では山下達郎と大貫妙子の在籍したバンド「シュガー・ベイブ」が“シティ・ポップの先駆け”ということになっていますが、シュガー・ベイブとほぼ同時期に活動しながら、最近までその存在さえ知られていなかった「あるバンド」をご存じでしょうか。その名は滝沢洋一と「マジカル・シティー」。彼らこそが、昨今の世界的シティ・ポップブームの礎を築いた重要なバンドであることが、約3年近くに及ぶ関係者たちへの取材によって明らかになりました。この取材を通して見えてきたのは、音楽に情熱を燃やしていた男たちによる「奇跡的な出会いの

                                    滝沢洋一と「マジカル・シティー」が起こした世界的シティ・ポップブーム“47年目の真実”【Vol.1】奇蹟的に発見された大量のデモテープ - まぐまぐニュース!
                                  • 「Gacha Pop」はJ-POPに代わる新ジャンルになるのか?

                                    「Gacha Pop」はJ-POPに代わる新ジャンルになるのか? 日本のポップミュージックの新たな呼び名を提案したSpotifyに、その狙いを聞く 2023年6月15日 12:10 87 16 今年5月、Spotifyは日本のポップミュージックを世界に届けることを目的としたグローバルプレイリスト「Gacha Pop」を公開した。概要欄に「What pops out!? Roll the gacha and find your Neo J-Pop treasure.(何が出るかな!? ガチャを回して新しいJ-Popのお宝を見つけてね)」と書かれたこのプレイリストに並んでいるのは、Ado、YOASOBI、imase、米津玄師、ずっと真夜中でいいのに。、なとり、藤井風、新しい学校のリーダーズなどの75曲(2023年6月15日現在)。音楽性の統一感はあまりないように見えるが、いずれも海外でストリー

                                      「Gacha Pop」はJ-POPに代わる新ジャンルになるのか?
                                    • 〈Gacha Pop〉がJ-POPを再定義する? 日本の音楽を海外に発信するための新たな動き | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                      今年5月9日、Spotifyに〈Gacha Pop〉という名前のプレイリストが登場した。YOASOBI「アイドル」、imase「NIGHT DANCER」、米津玄師「KICK BACK」、Ado「いばら」など日本国内のみならず、海外でも人気の高い楽曲がずらりと並ぶ。この新たなプレイリストは瞬く間に拡散され、ローンチからわずか1カ月にして、数年間かけて人気プレイリストとなった「Tokyo Super Hits!」「令和ポップス」に続くSpotify J-TrackプレイリストランキングのTOP3に食い込んだ。 誕生までの背景「カリフォルニアロール現象」 Spotify Japanの芦澤紀子氏は、世界的なシティポップブームをけん引した「真夜中のドア」のヒット辺りから始まった、ここ数年の日本の楽曲がグローバルでバイラルヒットしている状況を踏まえ、「日本のポップカルチャーを括る新しいワードを生み出

                                        〈Gacha Pop〉がJ-POPを再定義する? 日本の音楽を海外に発信するための新たな動き | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                      • なんか凄そうなKing Gnuは意外と普通のJ-POPで、普通のJ-POPぽい髭男はだいぶ変なことしてる→出自の違いに起因するものでは、という話

                                        ○代目 @askaryohukkatsu King Gnuは凄そうなことをしてると見せかけて普通のJ-POPしてるんだけど、髭男は普通のJ-POPをやってると見せかけて変なことしてる 2022-12-31 22:02:52 ○代目 @askaryohukkatsu これ別にKing Gnuを下げるために言ってるとかじゃなくて、単純に両者の出自の違いが起因するものだよねってこと。 King Gnuはアンダーグラウンドの音楽から出発し、髭男は最初からJ-POPをやるためにスタートした結果、それぞれの拡張する方向性が今の状態に至るという。 twitter.com/askaryohukkats… 2023-01-01 10:53:04 ○代目 @askaryohukkatsu 元々はTempalayあたりとかと一緒にネオシティポップムーブメントの中でもかなり捻くれたサイケっぽい枠組みでわちゃわちゃ

                                          なんか凄そうなKing Gnuは意外と普通のJ-POPで、普通のJ-POPぽい髭男はだいぶ変なことしてる→出自の違いに起因するものでは、という話
                                        • 「ユーミンの奴隷」になっても好きなものを信じる――時代とともに、松任谷由実の歩んだ50年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                          今年、松任谷由実はデビュー50周年を迎えた。高度経済成長期に少女期を過ごし、学生運動が世間を揺るがす頃にデビュー。80年代には自立する女性像を描いて女性たちの支持を集め、以降、さまざまなブームを牽引した。世に送り出した曲は600曲を超え、シングル・アルバムの総売上枚数は4000万枚以上。50年の間にはプレッシャーや心身の不調に苦しんだ時期もあったという。世の中がどう変わろうとも、届けたいものとは。(取材・文:内田正樹/撮影:玉川竜/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部/文中敬称略) 「50年なんて吹けば飛ぶようなものだなって思います」。そうさばさばと言ってユーミンは笑顔を見せる。 1972年の荒井由実名義でのデビューから今日までに発表されたナンバーは436曲。80年代後半から90年代後半にかけてのオリジナルアルバムは10作連続でミリオンを売り上げ、他者への提供曲も含めると600曲以

                                            「ユーミンの奴隷」になっても好きなものを信じる――時代とともに、松任谷由実の歩んだ50年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                          • 坂本慎太郎にとっての「ポップ」とは? ゆらゆら帝国から変わらず追求する理想の楽曲像を語る | CINRA

                                            いま「笑顔で最高って言えるか?」と問われたとして、「できない」と答えるほかないのは変わらないとしても、その理由は15年前とはまったく違うことであろう。疫病に戦争、出口の見えない国内経済の低迷……気が滅入るようなことを書いていると聞こえてきた。「まだ平気?」って。 坂本慎太郎の6年ぶりの新作『物語のように (Like A Fable)』を聴いていると、この世界から失われた本当になんでもない気の抜けた一日にトリップさせられるような感覚がある。たとえば表題曲では、旅や恋、生きていることを感じて脳内麻薬が出るような体験がもたらすドキドキが歌われ、音楽を聴いて心が浮き立つことそのものが表現されているように感じられる。もちろん、本作で歌われるのはただそれだけではないが。 私たちの生きる重く沈んだハードな世界で歌われるだけの必然性があり、そして一瞬でも楽しくなれるような、そんなギリギリのバランスのままポ

                                              坂本慎太郎にとっての「ポップ」とは? ゆらゆら帝国から変わらず追求する理想の楽曲像を語る | CINRA
                                            • 「自由ってそんなにいいもんじゃない」――30代を迎えた米津玄師の変化(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                              米津玄師として歌い始めて今年で10年。「Lemon」「パプリカ」など、大人から子どもまで幅広い世代に歌われる曲を世に送り出してきた。20代は大衆音楽家として生きていくため、目の前の大きな壁に向き合う日々だったという。30代を迎え、訪れた心境の変化とは。(文中敬称略/取材・文:長瀬千雅/撮影:堀越照雄/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 米津玄師は自らのことを「現代の大衆音楽を作る人」と呼ぶ。ボカロP・ハチから、米津玄師として自分の声で歌い始めて、今年でちょうど10年。ポップであるとは何かを考えながら、音楽と向き合ってきた。 「20代のうちは『興味がない』という言葉を禁句にしていたんです。そう言った瞬間に、自分のテリトリーみたいなものが決まってしまって、それ以上大きくなることがないなという感覚があったんですね。なんでもいいから興味を持って、自分とは全く違う人間と会って、そうやって

                                                「自由ってそんなにいいもんじゃない」――30代を迎えた米津玄師の変化(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                              • 中島みゆきが70歳に「自分の曲の解説は嫌い」と公言するワケ 『家なき子』主題歌に出てくる「僕」の正体は… | 文春オンライン

                                                きょう2月23日は、シンガーソングライターの中島みゆきの誕生日である。年齢をほとんど感じさせない人だけに、今年で70歳を迎えたということに驚かされる。 彼女の代表曲のひとつに「空と君のあいだに」がある。いまから28年前、1994年に放送されたドラマ『家なき子』の主題歌としてつくられ、大ヒットしたナンバーだ。この曲ができるまでにはこんなエピソードが残っている。

                                                  中島みゆきが70歳に「自分の曲の解説は嫌い」と公言するワケ 『家なき子』主題歌に出てくる「僕」の正体は… | 文春オンライン
                                                • 宇多田ヒカル『BADモード』が提示した新しい価値観 - TOKION

                                                  投稿日 2022-02-22 Author つやちゃん MUSIC 観察する 宇多田ヒカルのアルバム『BADモード』について、文筆家・つやちゃんによるコラム。 宇多田ヒカルの8枚目のオリジナルアルバム『BADモード』が1月19日にデジタルで先行配信され、リリースされるやいなや、多くの称賛を集めた。そして2月23日にはCD版が発売される。デジタルリリースから約1ヵ月、改めてこの傑作について、気鋭の文筆家・つやちゃんにコラムを依頼した。 『BADモード』ジャケット 抑制された音数と音色の豊かさ ようやく、『BADモード』という作品に対し一歩引いて受け止められるようになってきました。 思えば、純粋な新曲は3曲だけだからということで私たちは高を括っていたのかもしれません。けれども――たとえば、「誰にも言わない」は「気分じゃないの(Not In The Mood)」のエンディングから連なることで全く

                                                    宇多田ヒカル『BADモード』が提示した新しい価値観 - TOKION
                                                  • 小室哲哉は「ヒカルちゃんが僕を終わらせた」15歳のデビュー曲『Automatic』の“誕生秘話”〈宇多田ヒカル39歳に〉 | 文春オンライン

                                                    (※年齢、日付などは掲載当時のまま) ◆ ◆ ◆ 15歳とは思えない意識の高さ 『Automatic』の歌い出しは、「7回目のベルで」が「な、なかいめのべ、ルで」という独特の“字切り”になっています。このこなれていない、拙い感じは、プロとしては気になる。僕がディレクターなら修正しただろうと思いました。そこであるとき、少し皮肉を込めて彼女にそのことを聞いたんです。「この部分って、よく直されなかったね」。すると彼女は、すぐにこう言い返してきたんです。 「作曲家の権利があるだろう!」 その生意気で、こまっしゃくれた回答、男の子っぽい言い回しに思わず笑ってしまいました。15歳とは思えない意識の高さもすごかった。やることなすこと、気が利いていて、誰もがその魅力に引き込まれていく。あの頃は、まるで宇多田ヒカルを中心に世界が回っているかのようでした。 デビューシングル『Automatic/time wi

                                                      小室哲哉は「ヒカルちゃんが僕を終わらせた」15歳のデビュー曲『Automatic』の“誕生秘話”〈宇多田ヒカル39歳に〉 | 文春オンライン
                                                    • 【コラム】「さよなら人類」から30年、ネット音楽世代が聴く“たま” | BARKS

                                                      うどんを食べるたび、頭の中にヒガシマルうどんスープのCMソングが流れ出す。歌っているのは知久寿焼。たまのメンバーとして下駄履きとおかっぱ頭でお茶の間デビューした彼も今や50代後半、輝く笑顔に欠けた前歯がチャーミングな素敵なおじさまとなっている。 この頃、筆者の周囲で20代若者によるプチたまブームが起こっている。「何故いま、たま?」と疑問に思うかもしれないが、現在の20代が子どもの頃といえば、ちょうど知久がNHK教育テレビで幾つもの楽曲を手掛けていた時期。彼の活動歴を調べ、そこに並ぶ子ども向け番組名を見て「あの歌声は……!」と感動を覚えた若者は少なくない。 たまは伝説的オーディション番組『三宅裕司のいかすバンド天国』の出演をきっかけに、奇抜なビジュアルと音楽で一世を風靡した4人組バンドである。1995年にヒット曲「さよなら人類」を歌った柳原幼一郎(Key)がソロ活動への専念のため脱退した後は

                                                        【コラム】「さよなら人類」から30年、ネット音楽世代が聴く“たま” | BARKS
                                                      • 米国「Rate Your Music」の『史上最高の日本の音楽アルバム』 - Wikipedia

                                                        米国「Rate Your Music」の『史上最高の日本の音楽アルバム』(べいこく「れいとゆあみゅーじっく」の『しじょうさいこうのにほんのおんがくあるばむ』、top albums of all-time from Japan)は、アメリカ合衆国最大の音楽アーカイブ並びにレビューコミュニティサイトの一つ、「Rate Your Music」の日本人の音楽アルバムに関する評価リストである[1]。 概要[編集] インターネットの到来は、音楽を愛するリスナー達にとって有便であった。しかし、YouTubeやSpotifyのような再生回数(アクセス数)至上主義のサービスのみでは、売り上げ至上主義のBillboardチャートと同じく、世界の音楽及びミュージシャンを広く探し、触れ、知る事は難しい。Rate Your Music(RYM)は2000年から運営されている米国最大の音楽アーカイブであり、言語、ジャ

                                                        • シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点

                                                          日本国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗本斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく企画だ。毎回1曲及びその曲が収められているアルバムを取り上げ、歴史的な事実のみならず聴きどころについても丁寧にレビュー。

                                                            シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点
                                                          • 近藤真彦、田原俊彦、少年隊…数々の大ヒットを生み出した天才・筒美京平の“凄さ” 「ジャニーさんが本当にやりたいのはこれなんだなと…」 | 文春オンライン

                                                            筒美京平は日本歌謡曲史上、最大のヒットメーカーだ。記憶に残るあの曲この曲、まさに名曲の宝庫である。 しかし、筒美の素顔は秘密のベールに閉ざされていた。その秘密に分け入ったのが、生前親交があった音楽家の近田春夫氏である。近田氏による『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』(文藝春秋)から一部抜粋して、孤高の天才の創作の秘密を紹介する。(全2回の2回目/前編を読む) ◆ ◆ ◆ ジャニーズ事務所との蜜月 ──80年代の京平さんといえば、ジャニーズ事務所との蜜月を語らないわけにはいきません。田原俊彦と近藤真彦には、彼らのイメージを決定づける楽曲を提供しています。 近田 トシちゃんの声とマッチの声って、両極端ぐらいに個性が分かれるじゃない?  だから、あの2人がお互いの曲を取り替えっこして歌っても、あのよさは出ないんだよ。 ──完全に当て書きですよね。 近田 マッチの方は、京平さんっぽさが薄い。「スニ

                                                              近藤真彦、田原俊彦、少年隊…数々の大ヒットを生み出した天才・筒美京平の“凄さ” 「ジャニーさんが本当にやりたいのはこれなんだなと…」 | 文春オンライン
                                                            • シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以

                                                              シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以 日本国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗本斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく

                                                                シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以
                                                              • シティポップ(再)入門:竹内まりや『VARIETY』 「プラスティック・ラブ」は異色だった? 代表的な作風を確立した1枚

                                                                シティポップ(再)入門:竹内まりや『VARIETY』 「プラスティック・ラブ」は異色だった? 代表的な作風を確立した1枚 日本国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗本斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートする。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げてい

                                                                  シティポップ(再)入門:竹内まりや『VARIETY』 「プラスティック・ラブ」は異色だった? 代表的な作風を確立した1枚
                                                                • <完全版インタビュー Part.1>時代、そして自分自身と向き合いながら。ポップミュージックの最前線を更新し続ける、2020年代の宇多田ヒカル | Special | Billboard JAPAN

                                                                  2021年6月2日に公開した「今」の宇多田ヒカルに迫ったインタビュー(https://www.billboard-japan.com/special/detail/3186)。今回、そのインタビューの完全版が、ビルボードジャパンに到着した。Part.1、Part.2の二部に分けて、公開する。 Part.2は、7月21日公開予定 歌もラップも、「ただ人間の声帯から発せられるもの」 ーー宇多田さんの音楽は常に時代とともにあると思います。2010年代以降、ラップミュージック的な音楽の作り方/聴き方がポップミュージックの主流となりました。宇多田さんのリリックの作り方やトラックへのボーカルの乗せ方は、どこかラップに近いアプローチも感じます。宇多田さんの楽曲制作の方法や音楽への向き合い方を“ラップミュージック的なもの”という視点で見た際、どのような捉え方になるのでしょうか。 宇多田ヒカル:2010年代

                                                                    <完全版インタビュー Part.1>時代、そして自分自身と向き合いながら。ポップミュージックの最前線を更新し続ける、2020年代の宇多田ヒカル | Special | Billboard JAPAN
                                                                  • もうやりたいことないよ、全部やりつくしたからーー作詞家・松本隆が振り返る、ヒットの系譜(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                                    オリコンの週間ランキングで1位を獲得した楽曲は50曲以上、ベスト10入りした曲は130曲を超え、総売り上げ枚数は5000万枚以上にものぼる作詞家、松本隆(72)。太田裕美の「木綿のハンカチーフ」(1975年)、寺尾聰の「ルビーの指環」(1981年)、松田聖子の「赤いスイートピー」(1982年)、ランカ・リー=中島愛の「星間飛行」(2008年)など、数々の大ヒット曲を生み出してきた男が、その半世紀以上にわたる歩みを振り返る。(取材・文:宗像明将/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 1969年に、細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂と「はっぴいえんど」(当初の名前はヴァレンタイン・ブルー)を結成し、その活動が終わった1973年に職業作詞家としてデビューした松本。日本のロック、歌謡曲、J-POPを生みだしてきた。 松本が、新しいヒットを共につくったと振り返る、思い出深い人物がい

                                                                      もうやりたいことないよ、全部やりつくしたからーー作詞家・松本隆が振り返る、ヒットの系譜(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                                                    • シティポップの世界的ブームの背景 かれらの日本という国への目線 | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                                      「シティポップ」にまつわる言説はとても複雑だ。そもそも音楽的な定義が曖昧で、その反面なんとなくの風景やビジュアル、イメージを想起させてしまう言葉の魔力も理由としてあるだろう。だがもちろんそれだけではない。 たとえば、1970~1980年代のリアルタイム世代の感覚、1990~2000年代にクラブシーンで「和モノ」としてリバイバルされたときの感覚、2010年代初頭に「ネオシティポップ」としてリアルタイムではない世代による実践が盛んに行われていたときの感覚が、そのときどきの社会的状況やメディア環境を反映して微妙に異なっていることもひとつの背景にある(もちろん共通している部分も大いにあるのだが)。 そこに海外からの目線が加わると一層ややこしくなる。ちょうど「ネオシティポップ」という言葉が用いられはじめたころ、インターネット上ではヴェイパーウェイヴと呼ばれる新たなジャンルが勃興し、日本のシティポップ

                                                                        シティポップの世界的ブームの背景 かれらの日本という国への目線 | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                                      • 細野晴臣と歌謡曲 | 細野ゼミ 5コマ目(後編)

                                                                        活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を展開中だ。 ゼミ生として参加しているのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。第5回では細野とも関わりが深い歌謡曲をピックアップする。前編(細野晴臣と歌謡曲|歌謡曲とは何か? 細野晴臣が触れ、作ってきた楽曲から安部勇磨&ハマ・オカモトとともに探る)では細野にとっての歌謡曲の定義を探ったが、後編では彼がこれまで手がけた楽曲にまつわるエピソードについて聞いた。 取材 / 加藤一陽 文 / 望月哲 題字 / 細野晴臣 イラスト / 死後くん 坂

                                                                          細野晴臣と歌謡曲 | 細野ゼミ 5コマ目(後編)
                                                                        • 細野晴臣と歌謡曲 | 細野ゼミ 5コマ目(前編)

                                                                          活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を展開中だ。 ゼミ生として参加しているのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。第5回では細野とも関わりが深い歌謡曲をピックアップする。自身名義の音楽活動の一方で、松田聖子、イモ欽トリオ、和田アキ子などさまざまなアーティストの楽曲も手がけてきた細野。前編では細野にとっての歌謡曲の定義を探った。 取材 / 加藤一陽 文 / 望月哲 題字 / 細野晴臣 イラスト / 死後くん 歌謡曲に囲まれて生まれ育った細野晴臣──今回のテーマは歌謡曲です。そ

                                                                            細野晴臣と歌謡曲 | 細野ゼミ 5コマ目(前編)
                                                                          • 歌を絶やさぬように 久保田麻琴が探る「日本のうた」の過去と未来 | CINRA

                                                                            かつてコミュニティーを支えてきた人と人の関係性が失われ、あらゆる場所で分断が進む現代において、私たちはどのように「日本のうた」を歌い、耳を傾けることができるのだろうか。アイデンティティーを見失った現代日本ならではの歌とは、いったいどのようなものなのだろうか。 ここしばらくCINRA.NETでは、さまざまなインタビューをとおして現代における都市のフォークロアともいうべき「日本のうた」のありかを探ってきたが、その問いを解くヒントとなるかもしれない一枚のレコードが復刻される。それが1973年3月に発売された久保田麻琴の1stアルバム『まちぼうけ』だ。 近年、欧米では久保田とも交流の深い細野晴臣や金延幸子が高く評価され、久保田が1970年代に一時期参加していたサイケデリックロックバンド、裸のラリーズも伝説化されているが、『まちぼうけ』もまた「日本産アシッドフォークの傑作」として海外で「発見」されつ

                                                                              歌を絶やさぬように 久保田麻琴が探る「日本のうた」の過去と未来 | CINRA
                                                                            • 筒美京平はなぜ我々を魅了するのか?武部聡志×綾小路 翔(氣志團)、2枚のトリビュートアルバムがあぶり出した偉大なるヒットソングメーカーの真実 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                                                                              ナタリー 音楽 特集・インタビュー 氣志團 筒美京平はなぜ我々を魅了するのか?武部聡志×綾小路 翔(氣志團)、2枚のトリビュートアルバムがあぶり出した偉大なるヒットソングメーカーの真実 V.A.「筒美京平SONG BOOK」 / 氣志團「Oneway Generation」 PR 2021年4月13日 日本が誇るヒットソングメーカー・筒美京平が2020年10月、惜しまれつつこの世を去った。 いしだあゆみ「ブルーライト・ヨコハマ」、尾崎紀世彦「また逢う日まで」、ジュディ・オング「魅せられて」、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、近藤真彦「スニーカーぶる〜す」、NOKKO「人魚」、小沢健二「強い気持ち・強い愛」、TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」……氏が世に遺したヒットソングは枚挙にいとまがない。国民的テレビアニメ「サザエさん」のオープニングなど、至るところで目にする「筒美京平」の4文

                                                                                筒美京平はなぜ我々を魅了するのか?武部聡志×綾小路 翔(氣志團)、2枚のトリビュートアルバムがあぶり出した偉大なるヒットソングメーカーの真実 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                                                                              • 日本の「シティ・ポップ」世界的人気のナゼ…現象の全貌が見えてきた(柴 那典) @gendai_biz

                                                                                ここ数年、日本のシティ・ポップの海外人気が続いている。竹内まりや「Plastic Love」の再評価に端を発し、山下達郎や大貫妙子などの日本のポップスの名曲が世界各国の若い音楽ファンに受け入れられている。そんな話題を耳にしたことのある人もいるだろう。 が、コロナ禍以降の大きく変動する音楽シーンの中で、シティ・ポップのリバイバル・ブームも以前とは違う様相を呈するようになってきている。 少し前だったら「都内のレコードショップで70年代や80年代のアナログ盤を買い求める外国人観光客」の姿がブームの象徴として取り上げられることも多かった。しかし、今はTikTokで若い世代に発見された楽曲がSpotifyのバイラルチャートを駆け上がり、新たなアンセムとしてストリーミングサービスで人気を呼ぶ現象が生まれているのである。 その代表が、松原みきのデビュー曲「真夜中のドア〜stay with me」だ。19

                                                                                  日本の「シティ・ポップ」世界的人気のナゼ…現象の全貌が見えてきた(柴 那典) @gendai_biz
                                                                                • タブレット純が語るムードコーラスの深遠なる世界「戦後の騒乱期の芸能界はハチャメチャだった」 | ENTAME next - アイドル情報総合ニュースサイト

                                                                                  お笑い芸人として独自のポジションをキープするタブレット純。しかし、もともとは和田弘とマヒナスターズの一員としてデビューしたミュージシャンだ。自身のルーツともいえるムードコーラスについて綴った書籍『タブレット純のムードコーラス聖地純礼』(山中企画)が、熱心な音楽ファンのみならず、当時を知らない世代からも注目されている。この世界の第一人者であるタブレット純をキャッチし、初心者でもわかるようにムードコーラスの魅力を解説してもらった。 【写真】ムードコーラスの語り部、タブレット純の撮り下ろしカット 「ムードコーラスというのは日本独自の音楽なんですけど、もともと洋楽のエッセンスが根底にあるんですよ。たとえば和田弘とマヒナスターズだったら、ハワイアンのバンドが歌謡曲を演奏したことで、ああいった独特のサウンドに進化した。実際、和田さんのペダルスチールの音色にはハワイアンの香りが残っていますよね。それから

                                                                                    タブレット純が語るムードコーラスの深遠なる世界「戦後の騒乱期の芸能界はハチャメチャだった」 | ENTAME next - アイドル情報総合ニュースサイト