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  • 石原夏織「ゆいかおり」は“なるべくしてなったユニット”だった。活動休止から5年経ってはじめて語られる「ファンへの感謝」と「小倉唯との歩み」【人生における3つの分岐点】

    声優の石原夏織さん、小倉唯さんからなるユニット「ゆいかおり」。 同じ事務所で出会った2人は、2010年にファーストシングル『Our Steady Boy』を発売してメジャーデビュー。2人が声優として数々の人気キャラクターを演じるのに比例して「ゆいかおり」もファンを増やしていった。 武道館ライブ、巨大ホールツアーを成功させ、人気絶頂の2017年に活動休止となった。 石原夏織さんと、小倉唯さんの歩みはある意味で対照的だった。 小倉唯さんは「ゆいかおり」としての活動に並行してソロアーティストとしても活躍。ユニット休止後は、ますますソロ活動に力を注いだ。 一方、石原夏織さんは声優として活躍する傍ら、音楽活動は「ゆいかおり」のみだった。石原さんのソロデビューは「ゆいかおり」活動休止から約1年後の2018年だ。 石原夏織さんにとって「ゆいかおり」は、どんな存在だったのか。そして、ソロデビューを決意した

      石原夏織「ゆいかおり」は“なるべくしてなったユニット”だった。活動休止から5年経ってはじめて語られる「ファンへの感謝」と「小倉唯との歩み」【人生における3つの分岐点】
    • 「SIMI LABで『常識って何?』とか言ったけど……」“大衆”になったラッパーOMSBの苦悩と成長

      (写真/西村満、以下同) “普通”とは何か? “大衆”とは何か? そんな一筋縄ではいかない普遍的な問いにさえ詩的に、軽妙に、彩り鮮やかなサウンドとともに向き合おうとする、素晴らしい国内のヒップホップ作品がある。ラッパー/ビートメイカー、OMSBの7年半ぶりのサード・アルバム『ALONE』だ。 OMSBは最初、約10年前に神奈川県相模原市を拠点とするSIMI LABというグループの中心人物として脚光を浴びた。そして、ソロ・アルバムも2枚発表、精力的に活動を展開したものの、その後の歩みは決して順風満帆ではなかった。このインタビューでは、そうした深い苦悩の経験とそれを乗り越えようとした魂の痕跡がいかに新作に刻まれたかが語られる。 『ALONE』で描かれるのはOMSBの個人の物語だが、働き、年齢を重ね、人と出会ったり別れたり、愛したり愛されたり、もしくは結婚したりしなかったりする中で多くの人々が経

        「SIMI LABで『常識って何?』とか言ったけど……」“大衆”になったラッパーOMSBの苦悩と成長
      • Larry Heard ——ラリー・ハードとロバート・オウェンス、〈トラックス〉との法廷闘争で勝利 | ele-king

        ビヨンセの新作はハウス・ミュージックに焦点を当てたものだったが、ハウスの故郷であるシカゴで、1980年代後半に生まれた大名曲のほとんどは〈トラックス〉レーベルからリリースされていた。しかしながら、このレーベルは早くから黒い噂に包まれていた。レコード製造のために中古盤を溶かして再利用した話はその有名なひとつで、もうひとつ有名な話は、アーティストへの印税の支払いがなく、また許可もなくがんがんに再プレスやらライセンス契約をしていたことが挙げられる。(初期のシカゴ・ハウスのシーンは、まだ業界のことなくど何も知らない純粋な若い人たちの集まりだったので、それが商売になることなど考えてもいなかった) ディープ・ハウスの先駆的作品であり、クラシック中のクラシックとして名高い“Can You Feel It?”や“I'll Be Your Friend”、あるいはアシッド・ハウスの名曲“Washing Ma

          Larry Heard ——ラリー・ハードとロバート・オウェンス、〈トラックス〉との法廷闘争で勝利 | ele-king
        • 「SIMI LABへの注目が薄れて自信がなくなった」ラッパーOMSBの“孤独”とヒップホップ的“祈り”

          (写真/西村満、以下同) “普通”とは何か? “大衆”とは何か? そんな一筋縄ではいかない普遍的な問いにさえ詩的に、軽妙に、彩り鮮やかなサウンドとともに向き合おうとする、素晴らしい国内のヒップホップ作品がある。ラッパー/ビートメイカー、OMSBの7年半ぶりのサード・アルバム『ALONE』だ。 OMSBは最初、約10年前に神奈川県相模原市を拠点とするSIMI LABというグループの中心人物として脚光を浴びた。そして、ソロ・アルバムも2枚発表、精力的に活動を展開したものの、その後の歩みは決して順風満帆ではなかった。前後編にわたるこのインタビューでは、そうした深い苦悩の経験とそれを乗り越えようとした魂の痕跡がいかに新作に刻まれたかが語られる。 『ALONE』で描かれるのはOMSBの個人の物語だが、働き、年齢を重ね、人と出会ったり別れたり、愛したり愛されたり、もしくは結婚したりしなかったりする中で

            「SIMI LABへの注目が薄れて自信がなくなった」ラッパーOMSBの“孤独”とヒップホップ的“祈り”
          • 見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作──映画『Wild Style』 | Qetic

            INTERVIEW:チャーリー・エーハン(『Wild Style』) 見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作 Text:荏開津 広 1983年に公開された『Wild Style』は、今ではヒップホップとして知られるようになったカルチャーの黎明期の様子を、それが始まり発達したニューヨークの非常に治安の悪い地域で捉えた伝説的な映画である。そして、この作品は熱狂的に支持されながら、同時に、自主制作の低予算ということもあるだろう、その映画としての“完成度”に疑問を呈する批判的な見方があったことも確かだ。 ヒップホップはストリート・カルチャーであり、つまりはDJやラップをすること、またブレイクダンスやグラフィティも、1970年代を通じてニューヨークの非常に治安の悪いとされる地域で子供たちの遊びとして発達したものだ。昨年の春に日本でも初の劇場公開がされた(これまた驚くべき!)『Style War

              見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作──映画『Wild Style』 | Qetic
            • Kali Malone - Living Torch  | カリ・マローン | ele-king

              ドローン音楽やミニマル音楽の、その先はあるのか。ミニマリズムの拡張は可能なのか。もしかするとこの矛盾を孕んだ不可能な問いに対する実践こそが00年代末期から2010年代以降のエクスペリメンタルな電子音楽家やドローン/アンビエント音楽家たちの重要な試みだったのかもしれない。ドローンやミニマリズムという手法を援用しつつ、音響・音楽的な諸要素を加味していくという、なかば矛盾を孕んだ実践を果敢に、しなやかに挑戦するアーティストが多数あらわれたのだ。たとえばサラ・ダヴァーチ、エレン・アークブロ、パン・ダイジン、KMRU、ウラ、フェリシア・アトキンソン、カテリーナ・バルビエリなどの現代のドローン、アンビエント、電子音楽作家たちである。今回、紹介するカリ・マローンもそのひとりだ。彼女のドローンには不思議とクラシカルな風格が漂っているのである。 カリ・マローンは米国出身、スウェーデンはストックホルムを拠点と

                Kali Malone - Living Torch  | カリ・マローン | ele-king
              • 2022年, HIPHOPの現在地 重要ジャンル・作品総整理 by つやちゃん x 遼 the CP - PRKS9

                いま、日本のHIPHOPを整理し提示する緊急性 遼 the CP: つやちゃんさんとは以前も女性アーティストについて対談させて頂きましたが、今日はもっと広く、今のHIPHOPを整理・概観してみようということで時間を設けさせて頂きました。この対談にあたり、つやちゃんさんの方でも今回の問題意識に根差したツイートをされていたりしたわけですが…改めてつやちゃんさんから、この対談の目的を教えて頂けますか? ここ3、4年の国内ヒップホップのジャンル拡大とクロスオーバーが四方八方すぎて、全てが点になってしまい凄くカッコいいことしてるのに聴かれてない作品が多すぎる。メインストリームから周縁化されたサブジャンル的ヒップホップがこれだけ充実しているのに、聴かれないとみんなやっぱり続けていくの→ — つやちゃん (@shadow0918) July 26, 2022 つやちゃん: 日本に限らず世界的な傾向ですが

                  2022年, HIPHOPの現在地 重要ジャンル・作品総整理 by つやちゃん x 遼 the CP - PRKS9
                • SUMMER SONIC 2022で観たヤツのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                  3年ぶりのサマーソニックですよ。 もうあんまり無理はできないお年頃なので、きちんと2月の時点で千葉市内に宿を取り、かつ現場でも頑張りすぎないプランを検討した結果、今回はBEACH STAGEは全無視する方針を決定。だって遠いんだもの。 1日目はメッセとスタジアム1往復で済み、2日目はおよそメッセ内で完結する形でプランニング。 初老がフェスを満喫するためにはそれなりの努力と割り切りが必要なのです。 というわけで、観たの。 <1日目> THE LINDA LINDAS 「みんなで一斉に音を出すと楽しいね!」のまんまで、うっかりデカいステージまで来てしまった感。 その「楽しい」がまんまダイレクトにこっちにも伝わってくるもんだから、数十年汚れて生きてきたおっさんはもう泣くしかない。 「この曲を日本で演れるなんて!」と感極まった様子でのラスト曲「リンダリンダ」が、自分が彼女くらいの年齢だった時とリン

                    SUMMER SONIC 2022で観たヤツのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                  • 藤波辰爾:「マッチョ・ドラゴン」37年ぶり歌唱 “伝説のボーカル”がよみがえる NHK「1オクターブ上の音楽会」で - MANTANWEB(まんたんウェブ)

                    プロレスラーの藤波辰爾選手が、9月10日放送のNHKの番組「1オクターブ上の音楽会」(総合)に出演することが分かった。藤波選手は、1985年にレコードとして発売した「マッチョ・ドラゴン」を披露する。藤波選手が公の場で同曲を歌うのは37年ぶりで、かつて蝶野正洋選手を絶句させた「伝説のボーカル」がよみがえるという。

                      藤波辰爾:「マッチョ・ドラゴン」37年ぶり歌唱 “伝説のボーカル”がよみがえる NHK「1オクターブ上の音楽会」で - MANTANWEB(まんたんウェブ)
                    • ビヨンセ『RENAISSANCE』全曲解説 開放感に満ちたニューアルバム最速レビュー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                      ビヨンセ(Beyoncé)6年ぶり、7作目のアルバム『RENAISSANCE|ルネッサンス』が遂に解禁。7月29日(金)からストリーミングがスタート。さっそく聴いてみた。 6月に先行リリースされたシングル「BREAK MY SOUL」を耳にして、「あれ? ここ数年のビヨンセとかなり違ってる」と感じた人は多いだろう。クラシックな4つ打ちハウスビートに乗せて、「怒りも、心も、仕事も解放……全部忘れちゃえ!」というメッセージが歌われていて、開放感がハンパないのだ。どうやらニューアルバムは、ミラーボールが煌めくダンスフロア向けの作品になりそう、と予想していたら、実際のところ、その予想はまったく的外れではなかったのだけれど、聴き進んでいくうちに、意外なテーマというのも見えてくる。豪華ゲストやスタッフを紹介しつつ、各曲を順に追ってまいりましょう。 1. I’M THAT GIRL|アイム・ザット・ガー

                        ビヨンセ『RENAISSANCE』全曲解説 開放感に満ちたニューアルバム最速レビュー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                      • ワンオクTaka、サマソニ「声出し煽り」物議 「これが俺らのやり方」「嫌なら息する回数減らしてみたら?」

                        2022年8月20~21日に開催されたロックフェスティバル「SUMMER SONIC 2022」で、ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Takaさんがステージ上で客の声出しを煽るようなMCをしていたことが、音楽ファンらの間で物議を醸している。 「謝るから俺が、最後もし怒られたら」 ONE OK ROCKは、20日の大阪公演と21日の東京(千葉)公演に出演。ステージの撮影は禁止されているが、インターネット上では観客らによって撮影されたとみられる複数の動画が拡散されている。動画には大勢の観客に向かい声出しを煽るTakaさんの姿や、コールアンドレスポンスで声をあげる観客らの姿が映っている。 MC中、Takaさんが「前のアーティストのメーガン(MEGAN THEE STALLION)でもあんだけ声出してたんだから、いくら出したって関係ねぇだろこれもう」と切り出すと、会場は歓声に包まれ

                          ワンオクTaka、サマソニ「声出し煽り」物議 「これが俺らのやり方」「嫌なら息する回数減らしてみたら?」
                        • 富士急で櫻坂46のライブ開催時に無断駐車が横行したとして近隣店舗のガストが駐車場に名指しでファンに対する抗議文を掲載する事態に

                          8/19(金)~20(土)の開催で金曜日に無断駐車が横行した事による手書き抗議文の掲載と。 しかもこのガスト、櫻坂46メンバーがコロナ感染による公演中止になった際の先月段階ではファンがライブに来る事を歓迎していた掲載文を出していたというのも分かっているので、よっぽど今回ので腹に据えかねたのではないでしょうか。 グループの悪口を言われた事に腹を立ててる一部もいますが、一部の悪行がそれに属する全ての関係者の印象に繋がるのは、コレに限らずよくある事なので自分達の自浄作用を強くしない事には怒りの矛先を変えても意味はないです。 ジャンルは違えどファン活動を行っている自分がいるので自戒を込めてまとめさせていただきました。

                            富士急で櫻坂46のライブ開催時に無断駐車が横行したとして近隣店舗のガストが駐車場に名指しでファンに対する抗議文を掲載する事態に
                          • ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2020-2022: Vol. 0「デスクトップを飛び出した蒸気波のその後」|DU BOOKS

                            ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2020-2022: Vol. 0「デスクトップを飛び出した蒸気波のその後」 『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス 2009-2019』(佐藤秀彦=著、New Masterpiece=編)の4刷重版出来を記念し、短期集中連載が開始! “蒸気波”のその後を追っていきます。お楽しみください。 *  *  * 第0回 デスクトップを飛び出した蒸気波のその後◎文 hitachtronics+ΔKTR おかげさまでこのたび『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス 2009-2019』が4刷出来となりました。ご愛読いただき、誠にありがとうございます。 刊行から2年半経っても謎が多く、なんとなく理解できたようで、いまだぼんやりとしているこのVaporwaveというジャンルですが、このnoteではこれから数回にわたり、本書刊行後のシーンについ

                              ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2020-2022: Vol. 0「デスクトップを飛び出した蒸気波のその後」|DU BOOKS
                            • インタビュー: 韻踏合組合 ─ 第一に大地があった - PRKS9

                              韻踏合組合の1stアルバム『CRITICAL11』(2002年), 翌年の2ndアルバム『ジャンガル』(2003年)がリマスタリングされて再発された。DJ MENTOLとAkira(現EVISBEATS)が主となってプロデュースしたこの2作品(『CRITICAL11』では神戸のDJ NAPEYも参加)は独特のビート感性を打ち出した。その上には「韻」について偏執的にこだわり続けるラッパー陣のマイクリレーが乗る。この音楽の一区画を打ち抜くことだけを考えスキルを積み上げた2枚のアルバムは即座にシーンに浸透、「関西に韻踏合組合あり」を知らしめた。今回、PRKS9ではメンバーのSATUSSY, ERONE, HIDADDY, 遊戯にインタビューを実施。再発にあたって当時の結成経緯やデビューまでの道のり、当時のビーフの経緯、そして現在のシーンへの想いを聞いた。そのまま大阪HIPHOPの歴史と重なる、大

                                インタビュー: 韻踏合組合 ─ 第一に大地があった - PRKS9
                              • その開放感はどこから? 沖縄でジャズが独自に発展した背景にあるもの。本土返還以降の世代が語る | CINRA

                                いまから50年前、1972年5月に沖縄の施政権がアメリカ合衆国から日本に返還された。 「返還50周年」「復帰50周年」とメディアによって報じられることもあるが、本土返還50年は、地元住民にとってはめでたいものでも、祝うようなことでもないのだという。第二次世界大戦の敗戦とアメリカ軍による占領によって生じた大きな負債は、いまなお沖縄に存在し続けている。 「復帰したあとに沖縄が強いられてきた状況はさらに見えにくくなっているし、問題は余計に深くなっている」 沖縄ジャズ第2世代を代表する音楽家のひとり、真栄里英樹(まえざと えいき)はこう語る。戦後の激動と混乱のなかで花開いた沖縄のジャズ文化も、本土返還で多大な影響を受けた。アメリカ軍の基地が縮小したことにより、基地内のジャズクラブも減少し、多くのプレイヤーが廃業を余儀なくされたのだ。しかしながら、ウチナージャズ(沖縄ジャズ)の灯は消えることはなかっ

                                  その開放感はどこから? 沖縄でジャズが独自に発展した背景にあるもの。本土返還以降の世代が語る | CINRA
                                • 鈴木慶一とフィールドレコーディング。録音や音効に興味を持った少年時代。音の原風景を振り返る | CINRA

                                  東かほり監督の映画『ほとぼりメルトサウンズ』が公開された。祖母の家だった空き家を訪れた女性、コトと、その家の庭にダンボールハウスをつくって住んでいる不思議な老人、タケ。タケは街の音を録音しては、それを土に埋めて「音のお墓」をつくっている。いろいろな理由で一軒家に集まった人々の奇妙な日常を描いた物語だ。 タケを演じるのは、近年、映画音楽の世界でも活躍し、俳優としての出演も相次ぐ鈴木慶一。音収集のためにマイクを持って町をさまようタケの姿は、さまざまな音楽に耳を傾けて斬新な音づくりに挑んできた鈴木とどこか重なるようでもある。 東監督は「この映画は生活の音を集めるシーンが出てきます。音を通じて家族との思い出や、これからの人生を少しでも想像していただけたら嬉しいです」とコメントしているが、鈴木はこれまでの50年以上におよぶ音楽人生において、どんな風に「音」と関わってきたのだろう。録音に夢中になった少

                                    鈴木慶一とフィールドレコーディング。録音や音効に興味を持った少年時代。音の原風景を振り返る | CINRA
                                  • フランク・ザッパ『Lumpy Gravy』:名盤を作り出した鬼才の手腕

                                    このアルバムについて語る前に、まずは『Lumpy Gravy』(ダマになった肉汁)と言うタイトルの意味に触れておなければならないだろう。いくらサイケデリアが全盛だった1960年代といっても、アルバムを買ってくれるかもしれない顧客にアピールする気があるのか、はなはだ疑わしいタイトルだ。しかし、それでもこのアルバムに手を伸ばし、購入したリスナーには、たいへんなご褒美が待っていた。 フランク・ザッパの夫人だったゲイル・ザッパの言葉は、このアルバムについてのフランク・ザッパの手法を的確に言い表している。 「彼にとっては、どのアルバムも同じ作品の一部分でしかありませんでした。すべてがひとつの巨大な音楽作品だったんです。けれどもその中でも『Lumpy Gravy』『We’re Only In It For The Money』(ザッパがソロ・デビュー・アルバム『Lumpy Gravy』を再編集する中で

                                      フランク・ザッパ『Lumpy Gravy』:名盤を作り出した鬼才の手腕
                                    • Interview | 三沢洋紀 + 柴田聡子 | AVE | CORNER PRINTING

                                      6枚目のアルバム『ぼちぼち銀河』(AWDR/LR2)を5月にリリースした柴田聡子(以下 S)。2022年は彼女にとって、シンガー・ソングライターとして本格的に足を踏み出すことになった(そしてその個性を世に広く知らしめることになった)デビュー・アルバム『しばたさとこ島』(2012, 浅草橋天才算数塾)のリリースから10周年にあたる意義深い年である。付け加えておくと『しばたさとこ島』のアナログ・レコードは「なりすレコード」の第1弾作品であり、同レーベル始動のきっかけにもなった重要作だ。 そしてその『しばたさとこ島』のプロデュースを務めていたのが、三沢洋紀(以下 M)。ラブクライ、LETTER、真夜中ミュージック、岡林ロックンロールセンター、川本真琴 with ゴロにゃんず、国際オバケ連合、PONY、わびさびくらぶ、ゆふいんの森など数々のバンドで活躍し、神奈川・横浜 日ノ出町のライヴ・バー「試聴

                                        Interview | 三沢洋紀 + 柴田聡子 | AVE | CORNER PRINTING
                                      • 『ウマ娘』最大規模のドーム公演 4th EVENT EXTRA STAGEは“ウマ娘どうしの関係性”に注目! ナイスネイチャ役・前田佳織里さん&マチカネタンホイザ役・遠野ひかるさんインタビュー | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

                                        2022年3月5日~6日に東京公演、5月4日~5日に横浜公演が開催され、多くのトレーナー(※『ウマ娘』のファン)に感動を届けた“ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT「SPECIAL DREAMERS!!」”(以下、4thイベント)。 その追加公演“ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE”が、埼玉県のベルーナドームにて2022年11月5日(土)~6日(日)の2Daysで開催される。 この“EXTRA STAGE”は、過去最大規模となるドーム開催。これまでにない試みも多数企画されており、東京・横浜公演とはまったく異なる“『ウマ娘』イベントの集大成”と言える内容になるという。イベントロゴが一新されていることからも、本公演がただの追加公演ではないという本気度が伝わってくる。 今回は、EXTRA STAGEへの出走が決定

                                          『ウマ娘』最大規模のドーム公演 4th EVENT EXTRA STAGEは“ウマ娘どうしの関係性”に注目! ナイスネイチャ役・前田佳織里さん&マチカネタンホイザ役・遠野ひかるさんインタビュー | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
                                        • NewJeans(뉴진스)の新しさと危うさ|近藤 真弥

                                          NewJeans(뉴진스) NewJeans(뉴진스)は、2022年にデビューした韓国の女性グループだ。メンバーはミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人。全員10代で、最年少のヘインは現在14歳である。所属事務所はBTS(비티에스)を抱えるHYBE傘下のADORだ。かつてSMエンターテインメントでf(x)(에프엑스)やRed Velvet(레드벨벳)などのアルバム・コンセプトを手がけたミン・ヒジンがプロデュースしたグループということもあり、デビュー前から大きな注目を集めていた。 筆者が彼女たちの音楽を聴いたきっかけは、今年7月22日に公開された“Attention”のMVである。アップテンポなビートに甘美なサウンドスケープが交わるR&B調の曲で、昨今のK-POPのなかではシンプルなプロダクションに聞こえた。メロディーは耳馴染みが良く、一度聴いたら口ずさめるキャッチーさがある。純粋なR

                                            NewJeans(뉴진스)の新しさと危うさ|近藤 真弥
                                          • ジャニーズのCD売り上げの推移のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                            先日、ジャニーズ所属のグループのCD売上について「2020-2021年は過去最大レベルに達しています」ということを言いましたが、正直な話体感レベルで間違いないと思ったものの、具体的な数値を見ないまま言っていました。 何となく気持ち悪かったので、過去約30年についてオリコンのCD売上数値を調べてみました。 ■シングル 1993:1,570,000 1994:3,600,000 1995:4,650,000 1996:5,230,000 1997:7,900,000 1998:7,540,000 1999:6,330,000 2000:7,110,000 2001:4,880,000 2002:3,080,000 2003:5,760,000 2004:3,150,000 2005:5,670,000 2006:7,620,000 2007:5,300,000 2008:6,750,000 2

                                              ジャニーズのCD売り上げの推移のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                            • ひたちなかの新フェスに行ったこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                              23日、2日間のうち1日だけですが、ROCK IN JAPANが去ったひたちなか市で新たに立ち上がった新フェス「LuckyFM Green Festival」に行ってまいりました。 事前からいろいろ確認したりしていましたので、ある程度時系列で。 <事前> ROCK IN JAPANが、それまでのひたちなかでの開催ではなく、千葉市の蘇我スポーツ公園で開催されることが発表されたのが2022年1月5日の正午。しかしその数時間後には具体的な内容等の発表はなかったものの、国営ひたちなか海浜公園で今夏新フェスを開催します、という声明が。 具体的な日程とフェス名、第1弾ラインナップが発表されたのは4月28日。 開催まで3か月を切った中での告知開始というのは新しいフェスとしては致命的なほど遅く、かつ発表された7/23-24という日程は、浜松市の渚園でFUNDAY PARK FESTIVAL、大阪市舞洲でO

                                                ひたちなかの新フェスに行ったこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                              • K/A/T/O|東京の「MASSACRE」を支えた伝説の人

                                                「今みんなが聴きたい音楽や流行はその時その時であるものですが、私はそういったトレンド以外のものにも平等に価値があり、その魅力をいかに伝えるかに特に興味があります」 K/A/T/O MASSACRE [カトーマサカー] のチラシ2021。デザイン 浮舌大輔。 東京で一番好きなパーティーはカトーマサカー」「幡ヶ谷のForestlimitに行ったことある?僕にとっては最高の場所なんだ。水曜日のパーティに行けよ』『加藤、NOVO加藤、K/A/T/O MASSACRE』。こんなことを聞くようになったのは、上京したての頃だ。東京のアンダーグラウンド・シーンがどのように機能しているのか、簡単に言えば、良いパーティーや最も面白いコンサートがどこにあるのか、まだ理解しようとしていた頃だった。 加藤」という名前が固有名詞であることも知りませんでした。K/A/T/O “と書いてあるのを見て、秘密の扉を開けるため

                                                  K/A/T/O|東京の「MASSACRE」を支えた伝説の人
                                                • 【インタビュー】OMSB 『ALONE』 | 自分の考えることは完全に自分一人のもの

                                                  昨年は『MONKEY』『HAVEN』という2作のEPをリリースし、アニメ「ODDTAXI」の音楽制作でも話題を集めたOMSBが、名盤の誉れ高い『Think Good』(2015年)以来となる7年ぶりのフル・アルバム『ALONE』をリリースした。 プライベートの変化を投影して多面的に自分自身を掘り下げた作風からは、繊細な言葉と濃密な音が織り成す奥深さを感じられるし、新たな充実感を伴った現在のコンディションも窺い知ることができるだろう。次なる頂上へ向かうOMSBに、本作のバックグラウンドや創作に臨む心境を訊いた。 取材・構成 : 出嶌孝次 撮影 : 横山純 EP2作と『ALONE』の関係から - まず前提として、昨年のEP2作品と、今回の『ALONE』とはどういう位置関係にあるんでしょう。 OMSB - ずっとラップを書けなかった時期があったんですよ。4年前ぐらいからアルバムをちゃんと制作しよ

                                                    【インタビュー】OMSB 『ALONE』 | 自分の考えることは完全に自分一人のもの
                                                  • 山下達郎『SOFTLY』が聴けない、買えない、伝わらない…… - 印南敦史|論座アーカイブ

                                                    用事があって神戸まで行った先日のこと。新神戸駅まで迎えにきてくれた地元の友人の車に乗ったら、車内には山下達郎の曲がちょうどいいボリュームで流れていた。 「これ、新しいやつだよね?」 「そうです」 いうまでもなく、11年ぶりのオリジナルアルバム『SOFTLY』である。それに気づいたとき、「このアルバムは、人の暮らしのなかに自然に溶け込んでいるんだな」と感じた。ただそれだけの話なのだけれども、私はそれを、理想的な山下達郎作品のあり方だと感じた。どこへ行っても大音量でかかっているというような派手な感じではないが、彼の音楽が確実に、人の生活の一部になっている気がしたからだ。 東京に帰ってから(つまり、発売日から少し経ってしまったのだが)、私も『SOFTLY』を購入した。全15曲中、ドラマ、映画、CMのタイアップ曲が12曲もあるそうだが、テレビドラマを観る習慣がないせいか既聴感はあまりなく、各曲がと

                                                      山下達郎『SOFTLY』が聴けない、買えない、伝わらない…… - 印南敦史|論座アーカイブ
                                                    • 中野サンプラザが来年7月に閉館、約50年の歴史に幕

                                                      本施設の営業終了については本日7月7日に中野区議会のオフィシャルサイトで公開された、6月30日実施の総務委員会第2回定例会の議事録にて明らかになった。閉館は東京・中野駅の新北口駅前エリア再整備に伴うもので、5月27日に行われた株式会社まちづくり中野21と株式会社中野サンプラザの取締役会において決定。中野サンプラザは2023年6月末日で同施設内のイベントホール、中野サンプラザホールを除く営業を終了し、同年7月2日をもってホールが最終営業となる。閉館に向けて、まちづくり中野21と中野サンプラザは次世代に本施設の記憶を残すため、閉館記念コンサート、バックステージツアー、回顧展、区民向け施設見学会などの実施を検討している。 中野サンプラザホールは1973年6月1日にオープンした施設。キャパシティは2222席で、これまでにポップス、ロック、ミュージカルをはじめ、さまざまな音楽ライブなどが行われた。な

                                                        中野サンプラザが来年7月に閉館、約50年の歴史に幕
                                                      • 【会見レポート】音楽業界4団体による特定候補の支持表明に音楽関係者たちが抗議声明、何が問題なのかを発起人が解説

                                                        音楽業界4団体による特定候補の支持表明に音楽関係者たちが抗議声明、何が問題なのかを発起人が解説 2022年7月6日 19:45 2167 214 音楽ナタリー編集部 × 2167 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 716 1087 364 シェア 音楽業界4団体が参議院議員選挙自由民主党候補の今井絵理子氏、生稲晃子氏の支持を公式に表明したことに対し、音楽関係者による署名運動・SaveOurSpaceが抗議声明を発表。昨日7月5日にYouTubeの報道チャンネル・ポリタスTVにて生配信された番組で、抗議声明の発起人でもある篠田ミル(yahyel)、都内のライブハウス・下北沢LIVE HAUSの店主を務めるスガナミユウ、シンガーソングライターのNozomi Nobodyがこの件の問題点などについて話した。また番組の終盤には、Zoo

                                                          【会見レポート】音楽業界4団体による特定候補の支持表明に音楽関係者たちが抗議声明、何が問題なのかを発起人が解説
                                                        • DADA、guca owl、Watson、Meta Flower……多彩な才能が台頭する中で選ばれた“パンチライン”は? | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021 (後編)

                                                          「2021年もっともパンチラインだったリリックは何か?」をテーマに、二木信、渡辺志保、YYK、MINORIという4人の有識者たちが日本語ラップについて語り合う企画「パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021」。前編の記事ではLEX、KOWICHI、C.O.S.A.、Awichらのリリックについてそれぞれが意見を交わしたが、後編ではいよいよ2021年の一番のパンチラインを決定する。 取材・文 / 三浦良純 題字 / SITE(Ghetto Hollywood) KOHHを彷彿とさせるDADA渡辺志保 去年ヒットした人と言えばDADA。彼の代表曲である「High School Dropout」から「ずっと鳴りっぱなし家の電話 クシャクシャになった金を拾った 弟2人にミルクあげた 小さい身体でママ抱きしめた お前の代わりに働いたし 聴いてくれよ I'm real. dear パパ 何度も言うんだよマ

                                                            DADA、guca owl、Watson、Meta Flower……多彩な才能が台頭する中で選ばれた“パンチライン”は? | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021 (後編)
                                                          • 坂本慎太郎 | ele-king

                                                            本稿は2022年5月9日月曜日のインタヴューおよび同年5月19日アップの記事のあとがきとして構想したものである。思いのほか時間がかかった事情についてはお察しいただくほかないが、その間聴きこむうちに『物語のように』の印象もまたかわりつつある。 『物語のように』は坂本慎太郎4作目のアルバムで、前作『できれば愛を』からはじつに6年ぶり。ただしあいだには3枚のシングルをはさむ。ことに2019年8月の「小舟/未来の人へ」から間を置き、2020年11~12月にリリースした「好きっていう気持ち/おぼろげナイトクラブ」と「ツバメの季節に/歴史をいじらないで」の2枚4曲(のちにEP化)は『物語のように』の露払い役を担うとともに、シングルの機動性を活かした率直な自己表出にはこの時期の坂本の思考を記録するドキュメンタルな趣きもあった。このことについては取材時にも指摘があったが、私どもの質問に坂本はコロナ禍による

                                                              坂本慎太郎 | ele-king
                                                            • “パンチライン”とは何か?LEXら新世代の台頭とともに変化する定義 | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021 (前編)

                                                              ラッパーたちがマイクを通して日々放ち続ける、リスナーの心をわしづかみする言葉の数々。その中でも特に強烈な印象を残すリリックは、一般的に“パンチライン”と呼ばれている。 日本語ラップシーンの変容に迫るべく、音楽ナタリーでは「昨年もっともパンチラインだったリリックは何か?」を語り合う企画「パンチライン・オブ・ザ・イヤー」を実施。2021年に音源やミュージックビデオが発表された日本語ラップを対象に、有識者たちがそれぞれの見地からあらかじめ選んできたパンチラインについて語り合う座談会を今年1月末に行った。 今回選者を務めたのは、過去の企画にも参加した音楽ライターの二木信氏、国内外のヒップホップシーンに精通している渡辺志保氏、インターネット上でヒップホップやファッションについて発信しているYYK氏、若手ライターのMINORI氏の4名。2022年も後半に差しかかるタイミングでの公開となったが、LEX、

                                                                “パンチライン”とは何か?LEXら新世代の台頭とともに変化する定義 | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2021 (前編)
                                                              • 失われたユーザー目線と赤黒の気概―― ディスクユニオン漏洩騒動

                                                                株式会社ディスクユニオンは29日、70万件以上の顧客情報が漏洩したと発表した。SNS界隈では前日28日からダークウェブへの流出が確実視(スクショあり)されていたが、夜が明けてからようやく重い腰を上げて公表に踏み切った。 以下に続く散文は、ユニオンを愛する者の率直な心境と受け止めていただきたい。 ※6/30夕刻追記: 昨日のニュースを見た勢いで書きなぐった時は、自分自身の心のモヤモヤを吐き出すことがこのダイアリーの主目的であり、少しトーンが過剰な部分などもあったなと、今あらためて読み直し反省しています。 少しだけ、言葉足らずだった部分を加筆などしておりますが、ご容赦ください。 ◆致命的だった顧客意識とのズレ 今回の騒動で特に問題だったと感じるのは以下の3点だ。 ・パスワードの平文保存 こんなご時世だ。悪意のある行為で情報が流出してしまうリスクはどんな業種であっても否めない。ただ、今回最悪だっ

                                                                  失われたユーザー目線と赤黒の気概―― ディスクユニオン漏洩騒動
                                                                • フジロック×サマソニ運営対談2022 洋楽フェス復活への「試練と希望」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                  左からフジロック、サマーソニックのメインビジュアル(Photo by 宇宙大使☆スター / ©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.) 2019年に本誌WEBで、フジロック/サマーソニック両陣営による対談企画が実現。ライバル企業のスタッフである2人が「これからは協力すべき時代」と頷き合い、洋楽文化に対する危機感、お互いのフェスに対するシンパシーを語ったことで大きなバズを生んだ。あれから3年。状況はすっかり様変わりしてしまったが、両者はコロナ禍の困難をどのように受け止め、洋楽フェス復活に向けてどんな思いを抱いているのか。前回に引き続き、スマッシュの宣伝/ブッキング担当・高崎亮さん、クリエイティブマン宣伝部・安藤竜平さんに話を伺った。 【前回記事】フジロック×サマソニ運営対談 フェスと洋楽文化を支える両者のリアルな本音 2021年までの成果と苦悩 ―今年のラインナ

                                                                    フジロック×サマソニ運営対談2022 洋楽フェス復活への「試練と希望」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                  • アニソンを24時間いつでも聞けるライブストリームをキングレコードが始動 「ポプテピ」主題歌など初期は100曲を配信

                                                                    キングレコードの「KING AMUSEMENT CREATIVE」レーベルが、アニソンを24時間365日配信するライブストリームプロジェクト「Anileap アニリープ」を始動しました。既に公式YouTubeチャンネルにて、サーバーの負荷やシステムの検証を行うため、βバージョンのテスト配信を始めています。 オリジナルアニメーションをバックに、100曲のアニソンを四六時中配信 テスト配信では、「POP TEAM EPIC」(ポプテピピック)や「禁断のレジスタンス」(クロスアンジュ 天使と竜の輪舞)、「嵐の中で輝いて」(機動戦士ガンダム 第08MS小隊)など、全100曲をランダムに配信。Apple MusicやSpotifyなど、各社の音楽サブスクリプションサービス向けの公式プレイリストも公開されています。 イメージキャラクターのLEAP(リープ)ちゃん。2222年のアニメファンだそうです 楽

                                                                      アニソンを24時間いつでも聞けるライブストリームをキングレコードが始動 「ポプテピ」主題歌など初期は100曲を配信
                                                                    • interview with Akio Yamamoto | ele-king

                                                                      ——山本朗生が8ヶ月のドライヴを経て持ち帰ってきたものとは? Ele-king 1998年6月号より (*一部エディットしています) およそ8ヶ月ものあいだ、山本朗生と佐脇興英のふたりを乗せた車は夜の高速道路を走っていた。タンツムジークのプライヴェイト・ロード・フィルムの撮影のためである。車のなかから、映像を担当した朝比奈学の8ミリ・カメラが外の世界を覗く。撮影は震災後の神戸にはじまって、新宿の新大久保、福生、横須賀、そして大阪の西成へと足を伸ばす。ときにはヤバい場所にも侵入して、フィルムを没収されそうになったこともあったそうだ。それでも彼らを乗せた車は、止まることを知らなかった。 いつの間にか、フィルムは膨大な量に増えていた。そのフィルムには、都会の隅っこに転がっている異様な熱気の多くが収められている。ネオン街、雑踏、米兵、夜の熱気、青い空、雲のような街灯。フィルムからもわかるように、タ

                                                                        interview with Akio Yamamoto | ele-king
                                                                      • 山下達郎が『関ジャム』に出演、インタビュー音声だけをテレビで放送する異例かつ高度な番組構成(田辺ユウキ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        インタビュー対象は、テレビ番組に出ない山下達郎 ミュージシャンの山下達郎が6月19日放送の音楽バラエティー番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)に出演。名曲『クリスマス・イブ』(1983年)では、コーラスパートで50声分以上を使用し、自らの声でおこなった多重録音を1日でやり切ったことなど、貴重な裏話の数々を明かした。 一方で今回、同番組による山下達郎への単独インタビューは、他番組で観るテレビ取材とはかなり違うものだった。 テレビには出演しないことで知られている山下達郎がインタビュー対象とあって、彼が受け答えをしている様子も、動画としては一切流さなかったのだ。その姿は写真のみ。つまり山下達郎のインタビュー音声だけを流すという、約1時間のテレビ番組としては異例のやり方だった。 ただ、これは「山下達郎だから」という前提はもちろんあるが、変わった見せ方であるにもかかわらず、番組の放送中は

                                                                          山下達郎が『関ジャム』に出演、インタビュー音声だけをテレビで放送する異例かつ高度な番組構成(田辺ユウキ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • interview with Huerco S. | ele-king

                                                                          Home > Interviews > interview with Huerco S. - オウテカやベーシック・チャンネルからの影響は大きいね ブライアン・リーズ、フエアコ・S以外にもいくつかの名義を持つこのアーティストのキャリア、そのサウンド・スタイルは一貫したものもありつつも、そのスタートとなった2010年代というディケイドは端的にいって前半後半で異なる。2010年代初頭、キャリア初期には朋友アンソニー・ネイプルズのレーベル〈Proibito〉を中心に、このフエアコ・S名義も含めていくつかの名義でディープ・ハウス・トラックをリリースしじわりじわりと知名度をあげた。どちらかと言えばダンサブルな12インチを主体にしたアーティストであったと言ってもいいだろう。その後、ひとつ転機となったのはやはりフエアコ・S名義のファースト『Colonial Patterns』だろう。初期のシングルのハウ

                                                                            interview with Huerco S. | ele-king
                                                                          • 邦楽から影響を受けた台湾のバンドが多い件について - オトニッチ

                                                                            台湾の音楽に最近ハマっている。 同じアジア圏だからか、なんとなく日本人の琴線に響く音楽が多いように思う。英語圏の洋楽よりも聴こえ方が邦楽に近い気がするのだ。 自分はDSPSというバンドがきっかけで興味を持ち始めた。2019年にHomecomingsとの2マンライブを台湾と日本で行なったバンド。日本の音楽ファンにも注目され始めているバンドでもある。 DSPSについて調べると、彼らは日本の音楽に強い影響を受けたことがわかった。納得した。どことなく日本のバンドと耳障りが似ていたからだ。 さらに調べてみると、日本の音楽は台湾の多くのバンドに影響を与えていることがわかった。その影響も聴けば伝わるような、ダイレクトに影響を受けているバンドが多い。 ちょっと聴いてみて欲しい。良いバンドが多いし、聴けば日本の音楽から影響を受けているバンドだとわかって興味深いので。 DSPS 透明雑誌 ゲシュタルト乙女 旺

                                                                              邦楽から影響を受けた台湾のバンドが多い件について - オトニッチ
                                                                            • 山下達郎がサブスク解禁しないことを自分が現時点で100%支持する理由について - オトニッチ

                                                                              とても良いネット記事を読んだ。Yahooニュースに掲載された山下達郎のインタビューだ。濃度が高くて発見がたくさんある内容である。 しかしTwitterに投稿された見出しはいただけない。これでは「山下達郎がサブスクを全面的に否定している」と勘違いされてしまう。 【山下達郎 サブスク解禁一生しない】https://t.co/qUJTIsHfBH — Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2022年6月11日 様々な内容を話しているインタビューなのに、過激な見出しのせいで「山下達郎のサブスクに対するスタンス」ばかりが注目されてしまう。しかも本来の意図とは違う意味で受け取った人もいるようだ。このインタビューで語られている要のテーマやメッセージの本質は別の部分にあるというのに。 まず山下達郎は「サブスク解禁一生しない」とは言っていない。「恐らく死ぬまでやらない」と言っている。断

                                                                                山下達郎がサブスク解禁しないことを自分が現時点で100%支持する理由について - オトニッチ
                                                                              • 時代の試練に耐える音楽を――「落ちこぼれ」から歩んできた山下達郎の半世紀(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                                                山下達郎は今年、69歳を迎えた。1975年、シュガー・ベイブの中心メンバーとしてデビューし、翌年にソロシンガーとしてスタート。半世紀近く経った今も新作を世に送り出し、ライブツアーで全国を回る。「制作方針は、風化しない音楽」と語る通り、代表作の「クリスマス・イブ」をはじめ、多くの曲が時代を超えて愛されている。青春時代の苦労、自身の音楽表現、夢を追う若い世代への思い。歩みを振り返りながら、存分に語ってもらった。(文中敬称略/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「僕らの世代は、日本のロックミュージックの黎明期で、『DON'T TRUST OVER THIRTY』の時代だったことも相まって、30歳から先のロックシンガーの展望なんて全くなかった。僕に限らず将来に関してはみんな探りながら悩みながら、何とか30代40代と、がんばってくぐり抜けてきたんですけど、でもまさか70近くになって、現役

                                                                                  時代の試練に耐える音楽を――「落ちこぼれ」から歩んできた山下達郎の半世紀(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                                                                • 【対談】PUNPEE × JJJ "Step Into The Arena" | 『マジック:ザ・ギャザリング』が生んだコラボレーション

                                                                                  featured 【対談】PUNPEE × JJJ "Step Into The Arena" | 『マジック:ザ・ギャザリング』が生んだコラボレーション さる4月13日にPUNPEEとJJJによるコラボレーション楽曲"Step Into The Arena"が発表された。稀代のラッパーふたりによる初タッグという話題性はさることながら、本楽曲が『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、MTG)とそのオンラインゲーム『MTGアリーナ』の新ウェブCMへの提供楽曲であるという点にも大きな注目が集まっている。かつて実際にMTGをプレイしていたふたりならではのビートの世界観、そしてリリック。本稿ではふたりがどのようにMTGの世界に触れ、本楽曲にどのようなエッセンスが注入されているかを解き明かす。対談には解説役として今回の"Step Into The Arena"プロジェクトでクリエイティブディレクターを

                                                                                    【対談】PUNPEE × JJJ "Step Into The Arena" | 『マジック:ザ・ギャザリング』が生んだコラボレーション