みずほ銀行とソフトバンクが折半出資する共同事業「Jスコア」を解消することが12日わかった。個人の信用力を点数化した上で、個人がお金を借りやすくする人工知能(AI)融資の仕組みをつくろうとしたが、金融と技術双方を分かる専門人材の不足などで競争力を保てなかった。米中で先行する信用スコアを、日本で軌道に乗せるには個人の理解を得ながらデータを活用できる仕組みが必要になる。信用スコアとは年齢や性別に加え
銀行で預金口座をつくると発行される紙の通帳に手数料がかかることになりました。大手銀行のみずほ銀行は、来年1月から70歳未満の人が新たに口座をつくる場合、通帳の発行に1100円の手数料を取ると発表しました。 70歳未満の人が対象で紙の通帳1冊当たり、税込みで1100円を取るということです。 すでに口座を持っている人に対しては、希望すればこれまでどおり、無料で紙の通帳を出すとしています。 みずほ銀行としては、手数料の導入に合わせてインターネット上で残高や過去10年分の取り引きの履歴を確認できるようにして、紙の通帳からデジタル通帳への移行を促したいとしています。 また、来年1月4日からは企業が決済に使う手形などの用紙を交付する手数料も引き上げ、約束手形の用紙は税込みで1冊3300円から1万1000円に、当座小切手は1冊2200円から1万1000円に値上げします。 新たな手数料や値上げの背景には、
勘定系システムの刷新を巡り、銀行間で明暗が分かれている。全面刷新に踏み切ったみずほ銀行などで大規模システム障害が起きた一方、アプリケーションの刷新は一部にとどめ、システム基盤の更改を進めた銀行で目立ったトラブルは起きていない。移行コストやリスクを抑えるため「勘定系システムは塩漬けでいい」という声も強まるなか、その選択肢は果たして持続可能なのか。 2021年に入り、銀行で大規模なシステム障害が2件起きた。1つがみずほ銀行だ。2月28日、定期性預金システムのトラブルがATMに波及し、4000台以上のATMが稼働を一時停止した。ATMがキャッシュカードや通帳を取り込み、店舗などで数時間待たされた顧客も出た。しかも、それから2週間あまりで立て続けに別の3件ものシステム障害を起こし、金融庁は業務改善命令を出す方向で調整している。 もう1つが静岡銀行だ。1月4日に他金融機関から同行宛ての振り込みの一部
みずほフィナンシャルグループはみずほ銀行とみずほ信託銀行で発生していたシステム障害が、20日正午ごろ復旧し、全国の店舗の窓口ですべての取り引きができるようになったことを明らかにしました。 みずほ銀行とみずほ信託銀行では19日午後9時すぎから店頭での取り引きを行うシステムで機器の障害が発生し、2つの銀行の全国合わせておよそ500の店舗でけさから窓口での振り込みや入金などの取り引きができない状態になりました。 復旧作業を進めた結果、20日正午ごろ全国の店舗の窓口ですべての取り引きができるようになり、全面的に復旧したということです。 みずほ銀行では、ことし2月末から3月半ばの2週間足らずの間にも4件のシステム障害が立て続けに発生しています。 この一連のシステム障害をめぐっては、金融庁がいまも検査を続けています。 また、みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長やみずほ銀行の藤原弘治頭取らグループ
みずほの「サグラダ・ファミリア」 いま、エンタープライズIT業界で話題の本がある。『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』(日経BP)だ。 刊行からわずか2日で増刷となったIT系書籍として異例のベストセラーで、ビジネスマンはもちろん、多くのIT専門家や論客が読んでいる。昨今ようやく重要課題として意識する企業が増えてきた「2025年の崖」の、意図せぬ先行事例としても注目されているのだろう。 なにせ、みずほ銀行の勘定系システムは「IT界のサグラダ・ファミリア」と揶揄されるほど複雑怪奇をきわめ、日本を代表するITブラックボックスと化していた。2002年、2011年には老朽化による大規模障害を引き起こし、悪い意味で注目を浴びてもきた。そのシステム統合の全容が記されているとなれば、関係者ならずとも気になるはずである。 かかった費用は4500億円 みずほ銀行の新勘定系システム「MINORI」は、20
みずほフィナンシャルグループ(FG)は2021年8月20日、傘下のみずほ銀行とみずほ信託銀行で8月19日から20日に起こったシステム障害に関し、都内で記者会見を開いた。障害の原因は、営業店や行内端末と勘定系システムをつなぐ「業務チャネル統合基盤」のデータベース(DB)サーバーのハードウエア故障にあった。 関連記事: みずほ銀行でシステム障害、全463店舗で取引できず みずほFGによると、業務チャネル統合基盤のDBサーバーが故障したのは8月19日午後8時57分。詳細な原因は調査中だが、「かなり複雑な壊れ方をした。冗長構成のバックアップ機器への切り替えは機能したが、(バックアップ機器に)故障が波及したようにみえる」(みずほFGの石井哲執行役デジタルイノベーション担当役員兼IT・システムグループ長兼事務グループ長)。 結果的に復旧作業に時間がかかり、翌20日の営業開始に間に合わず、全463店舗で
みずほ銀行が2021年2月から2022年2月までの間に合計11回おこしたシステム障害に関しては、様々な「誤解」が流布しています。 みずほ銀行のシステム障害を追いかけ続けてきた「日経コンピュータ」の記者が、システム障害の真相やそこから得られた教訓について解説します。 我々ITエンジニアが、より良いシステムを作る為に、みずほ銀行のシステム障害から何を学ぶべきなのでしょうか?より未来志向なシステム開発における教訓をご紹介します。 【ちょっと宣伝】上級エンジニア特化のキャリア支援サービスをはじめました! 市場の変動がキャリアへの不確実性をもたらす昨今、これまで以上にエンジニアに寄り添いたいという想いから、上級エンジニア特化のキャリア支援サービスをはじめました。スポーツ選手のエージェントのようにエンジニアの立場で次のキャリアを提案いたします。一般的な転職エージェントのように募集中の案件を紹介するだけ
30日にATM=現金自動預け払い機などで一時、振り込みができなくなる不具合があった、みずほ銀行は、受け付けた振り込みの多くは31日中に手続きを完了するものの、一部は年をまたいで来月4日以降になるという見通しを明らかにしました。 みずほ銀行では、30日午後3時半ごろから午後4時半ごろにかけて、ATMとインターネットバンキングで不具合が発生し、ほかの銀行宛ての振り込みの受け付けができなくなる事例が多数、相次ぎました。 夜間・休日の処理に関するシステムの設定を誤っていたのが原因で、現在は復旧していますが、みずほは、不具合があった時間帯にシステムが受け付けた振り込み約2700件のうち、約300件は30日のうちに手続きが終わらず、多くが31日の振り込みになるということです。 ただ、24時間いつでも決済や送金ができる銀行間ネットワークに入っていない金融機関宛ての振り込みは、データを送るのに時間がかかる
システムは人が開発・運用するものなのだから、ソフトウエアのバグやハードウエアの故障、オペレーションミスなどは避けられない。しかしみずほ銀行が2021年2~3月に起こしたシステム障害の詳細をひもとくと、通常の組織では起こりえないような問題が多数発生したことによって、小さなトラブルを起点とするシステム障害が、顧客に大きな影響を与えていたことが分かった。 4件のシステム障害は、いずれも2019年7月に本格稼働した勘定系システム「MINORI」で発生した。 2021年2月28日にはMINORIの「定期性預金システム」でデータベース(DB)が更新不能になったことをきっかけに、ピーク時には自行ATMの7割超に相当する4318台が一時停止し、ATMが通帳やキャッシュカードを取り込むトラブルが5244件発生した。 3月3日にはMINORIのデータセンターにあるネットワーク機器の故障がきっかけで通信が不安定
みずほ銀行で、11日午前から法人向けのインターネットバンキングのシステムに不具合が発生し、ログインしにくい状況になりましたが、午前11時半ごろ復旧したということです。 発表によりますと、11日午前8時ごろから法人向けのインターネットバンキング「みずほeービジネスサイト」のシステムに不具合があり、ログインしにくい状況になりました。 このサービスは、振り込みのほか、海外への送金や為替に関連した取り引きなどができるものですが、利用している顧客数は公表しないとしています。 銀行では顧客に対して11日付けの振り込みなど、急ぎの取り引きを予定している場合は、ATM=現金自動預け払い機や店舗の利用を検討するよう呼びかけましたが、その後、午前11時半ごろ復旧したということです。 みずほ銀行は「お客様に多大な迷惑をおかけしたことを深くおわびします」とコメントしています。 みずほ銀行は去年8回のシステム障害が
3メガバンクの2020年3月期決算が出揃いました。 このコロナ禍において、メガバンクの中では業績苦戦が続くみずほ銀行の決算はどうだったのでしょうか。 今回は、他メガバンクと比較しながら、みずほ銀行の2020年3月期単体決算について簡単に確認します。 みずほ銀行単体業績 他メガバンクの決算 所見 みずほ銀行単体業績 メガバンクは各社とも傘下企業が増加し、単純比較は難しくなってきています。今回はみずほフィナンシャルグループではなく、みずほ銀行単体の決算に焦点をあて、決算の特徴を確認します。 みずほ銀行の単体決算における主要な項目は以下の通りです。 <みずほ銀行単体 2020年3月期決算> 業務粗利益 1兆3,046億円(前期比+2,296億円) うち国内業務粗利益 7,509億円(同+815億円) (国内業務粗利益のうち資金利益 4,140億円、同▲424億円) (国内業務粗利益のうちその他業
「やはりそうだったのか」――。みずほ銀行で発生した一連のシステム障害について、「システム障害特別調査委員会」がまとめた調査報告書(2021年6月15日)を読み終えて、残念な気持ちになった。 報告書では発生した4件の障害について事実概要や原因を説明している。特に影響が大きかったのは、システムのキャパシティー不足に起因する、2021年2月28日に発生したデータ更新作業の失敗だ。特定条件の口座をみずほe-口座に一括切り替えする処理で、前日の27日は全体で60万件のデータを問題なく処理したが、28日は同70万件だったためにメモリー不足に陥った。この経緯を踏まえ、筆者は3月に執筆した記事で「前日の運用に、障害を回避できるヒントがあったのではないか」と指摘した。 関連記事: みずほ銀行システム障害の原因に疑問、気になる「前日の運用」 指摘した内容は2つある。1つは、前日のメモリー使用率もかなり高かった
「はっきりと思い出せないが、私1人でやりました。当時は仕事のストレスがあり、洋服を買ったり、海外旅行に行ったりするのに充てたと思います」 女性行員はストレス発散のため銀行の金に手を付けたと供述している。 融資の申請書類を偽造し、勤務先のみずほ銀行から現金約5200万円を着服したとして、広尾支店(東京都港区)の元行員、一関晴代容疑者(40)が7日、窃盗の疑いで警視庁麻布署に逮捕された。 一関容疑者は2003年にみずほ銀行に入行。広尾支店に配属された。ローン契約を担当していた17年12月下旬から19年4月中旬にかけ、実在する顧客の名前を勝手に使って虚偽の書類を作成し、融資を申請。システムを不正に操作して、支店で保管していた約5200万円を十数回にわたってくすねた。 「一関容疑者は上司に『お客さまからお借り入れをしたいという申し込みがありました』と報告。当時は申請から引き出しまで1人で実行できる
みずほ銀行で、7日も一部のATM=現金自動預け払い機などでトラブルがあったことについて、加藤官房長官は「信頼を大きく損なうもので誠に遺憾だ」と述べ、原因究明と再発防止に取り組むよう求めました。 ATM=現金自動預け払い機が利用できなくなるトラブルが相次いでいるみずほ銀行で7日、一部のATMやインターネットバンキングで一時、定期預金の預け入れができなくなるトラブルがありました。 加藤官房長官は、午前の記者会見で「システム障害が繰り返し発生することは、預金を預けたり、必要な時に預金を下ろせたりする役割を担っている金融機関の信頼を大きく損なうもので、誠に遺憾だ」と述べました。 そのうえで「丁寧な顧客対応を行うことは当然だが、原因究明と再発防止にしっかり対応が図られることが極めて重要だ。金融庁においても、みずほ銀行の対応などについてフォローアップを行い、必要な対応が行われると考えている」と述べまし
28日のシステム障害で、全国の大半のATM=現金自動預け払い機が利用できなくなった「みずほ銀行」は1日、藤原弘治頭取が記者会見し、障害によってATMからカードや通帳が取り出せなくなった件数が、5244件にのぼることを明らかにしました。 システム障害の影響でコンビニなどのATMを使った利用客にはかかった手数料を全額返金するとしています。 「みずほ銀行」の藤原弘治頭取は1日午後6時から本店で記者会見し「今回の事態を極めて重く受け止めている。ご迷惑をおかけしたお客様、社会の皆様に深くおわび申し上げます」と陳謝しました。 みずほ銀行が起こした28日のシステム障害では、ピーク時には、全国各地に設置している5395台のATMの80%にあたる4318台が利用できない状態になりました。 さらに、預金通帳やキャッシュカードがATMから取り出せなくなり、藤原頭取は記者会見でその件数は合わせて5244件にのぼる
MAEDA Katsuyuki @keikuma 銀行のオンラインシステムほど怖いものはないんだけど、昔はすごい勇気があるSEがいたという話。1974年に発生した、津川雅彦・朝丘雪路夫妻の長女誘拐事件。犯人は、銀行口座への身代金の振り込みを要求。当時の銀行は、本人確認が緩くて、印鑑さえあれば偽名で口座が作れた… 2021-06-07 15:28:56 MAEDA Katsuyuki @keikuma …そして当時のオンラインシステムでは、引き出しが行われたCD機の特定もリアルタイムにはできなかったので、警察は第一勧業銀行の全店舗に人員を配置し、取引発生のたびに捜査員がCD機周辺の顧客を包囲して犯人を捜すという大掛かりな作戦を展開したが、誘拐犯の特定には至らなかった… 2021-06-07 15:30:43 MAEDA Katsuyuki @keikuma …そこで、第一勧銀事務センターのS
ウィキペディアの専門家気取りたちも「2021年のみずほ銀行」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。 前年までの状況[編集] 2002年4月、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の合併により誕生した「みずほ銀行」であるが、旧3行の縄張り争いに起因する過剰な配慮が影響して合併初日から大規模システム障害を起こすなど、風通しの悪さが指摘されていた。 そうした中、2011年の東日本大震災発生直後に9日間に渡るシステム障害を起こし金融庁から業務改善命令を受けた。2013年には暴力団への融資問題も発覚し、人事を一新。派閥争いも「敵失」による形で旧第一勧銀側が主導権を握った。そして2017年からの2ヵ年計画で、ついに統一勘定システム「MINORI」の開発・移行へ舵を切ることとなり、2019年には「金融界のサグラダ・ファミリア」とも形容されていたMINO
みずほFGは4月5日、みずほ銀行で発生した一連システム障害に関する中間報告を発表した。 REUTERS/Kim Kyung Hoon, Business Insider Japan/吉川慧 みずほフィナンシャルグループ(FG)は4月5日、子会社の「みずほ銀行」で相次いだシステム障害の原因究明や対応策に関する記者会見を開きました。 みずほFGの坂井辰史社長は「中間報告」と位置付け、改めて一連の障害を陳謝。15枚のスライド資料で現在までに判明している原因や再発防止策について説明しました。 2月からおよそ2週間で4回発生した一連のトラブルについて、坂井社長は「全責任はみずほにある」と強調しました。 ただし、4回目のトラブルにあたる3月12日の障害については、直接の原因となった故障したディスク装置のベンダーが日立製作所であると初めて公表しました。 みずほ側は「(日立側で)早期サービス復旧手順並びに
米Facebook(フェイスブック)で2021年10月初めに、大規模なシステム障害が発生した。この障害に関する報告書を読んで感心したことがある。同社は普段からシステム障害に対応する訓練を繰り返しており、それが今回も役立ったというのだ。一方、みずほ銀行で頻発したシステム障害に目を転ずると、訓練を怠ったことがトラブルを深刻化させていた。両社の事例は多くの企業にとって教訓となるだろう。 まずはフェイスブックで2021年10月4日(米国時間)に発生したシステム障害を振り返ろう。FacebookやInstagram、WhatsAppなど同社の全サービスが7時間以上も停止するという大規模なトラブルだった。同社が世界中に配置するデータセンターやネットワーク接続設備(POP、Point of Presence)を結ぶ自前のバックボーンネットワークでルーターの設定を変更したところ、誤ってバックボーンネットワ
みずほフィナンシャルグループは去年から進めてきたシステムの一本化で最後の作業を13日午前0時から連休明けの16日の朝にかけて行います。作業中は、全国にあるみずほのATM=現金自動預け払い機が利用できなくなります。 13日午前0時から連休明けの16日午前8時にかけて、この一本化の最後の作業を行います。 みずほ銀行、みずほ信託銀行のキャッシュカードは、銀行の店舗にあるATMのほかコンビニエンスストアにある提携先のATMでも使えなくなります。 インターネットバンキングのサービスも利用できなくなります。 また「LINE Pay」や「PayPay」などのキャッシュレス決済サービスも、みずほ銀行からのチャージはできなくなります。 みずほは2002年と2011年に大規模なシステムトラブルを起こし、多くの預金者の暮らしや企業活動に大きな影響を及ぼしました。 このため今回のシステムの一本化では作業を9回に分
もうかれこれずっとやってる500円玉貯金。 このブログを始める前から私が行っている貯金方法です。 最近では、500円玉だけでなく、その他の小銭もやっています。 小銭貯金を始めた頃のことは、ブログ投稿しておりませんが😅 ブログ始めた頃のヘッタクソな記事です💦 www.apple8383.com 先日、Yahoo記事のこちらの投稿を目にしました。 news.yahoo.co.jp タイトルの通り、各銀行で小銭を預けるのに手数料が発生するとのこと。 私の場合は、みずほ銀行に口座を持っているので、みずほの場合はどうなるのか調べてみました。 みずほ銀行で小銭貯金を預ける際にかかる手数料 みずほ銀行で硬貨を預金する際にかかる手数料は、以下の通り。 1〜100枚まで 無料 101〜500枚まで 550円 501 〜 1,000枚まで 1,320円 1,000枚〜 1,980円(以降 5
日経コンピュータによる書籍『ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告』(日経BP)が2022年3月17日に発売される。2021年2月からの12カ月間に11回ものシステム障害を発生させたみずほ銀行。一連の障害の原因や背景を、日経コンピュータが全力で検証・解説した書籍だ。みずほ銀行の障害多発は大きな社会的混乱と批判を招いたが、同行には同情すべき点もある。本書のメインライター中田敦が執筆中にそれに気づいたある出来事とは……。(技術メディアユニットクロスメディア編集部) みずほ銀行で勘定系システムの刷新が難航したり、刷新後もシステム障害が多発した背景には、勘定系システムの収益源である個人や中小企業相手のビジネスが近年、もうかりにくくなっているという事情があった。筆者、つまりは日経コンピュータの中田は『ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告』(以下、本書)を執筆中の2022
みずほ銀行は3月1日、一部のATMで2月28日から起きていた障害についてほぼ復旧したと発表した。定期預金のデータ更新作業が原因だという。全国の支店内にあるATMは全て1日朝から稼働しているものの、午前9時時点で稼働が確認できていない店舗外のATMが計42カ所あり、全面復旧へ作業を進めている。 全国の約半数のATMで障害 入れた通帳が戻ってこないなどの不具合 みずほ銀行によると障害は2月28日午前11時ごろ、利用者からの問い合わせで判明。ATMの操作画面には取引不可のエラーメッセージが表示されたという。その後の調査で、預金を引き出せないトラブルや、ATMに挿入した通帳やキャッシュカードが戻ってこない不具合を確認した。 28日午後7時半過ぎの時点で全国に設置した5395台にのぼるATMのうち、影響があったのは約半数に当たる少なくとも2956台。このため、みずほ銀行はコンビニATMなどの利用を呼
みずほ銀行のATM=現金自動預け払い機が全国各地で利用できなくなった28日のシステム障害は、被害の深刻さの把握が遅れるなど、初動対応のまずさが被害の拡大を招く結果となりました。 みずほ銀行が大規模なシステム障害を起こしたのは3度目で、再び大きく損なわれた信頼の回復にどのように取り組むかが問われることになります。 みずほ銀行では、28日、大規模なシステム障害が発生し、一時、全国のATMの80%にあたる4318台が利用できなくなりました。 銀行によりますと、今回の障害の原因は、定期預金のデータの移行と月末の取り引きの、合わせておよそ70万件を同時に行った結果、システムに過大な負荷がかかったことでした。 28日の午前9時50分ごろに最初のエラーが発生したということですが、担当者は事態の深刻さをすぐには把握できなかったということです。 また、28日午前11時ごろに、ATMやインターネットバンキング
みずほ銀行で預金口座を作り、紙の通帳の発行を依頼すると、2021年からは手数料を取られます。 銀行では各種手数料の引き上げなどが進んでいますが、今後は銀行預金をしていると、各種の手数料を徴収され預金額が減る時代に突入していきそうです。 今回の記事では、みずほ銀行の通帳発行に対する手数料導入に関して、下記ポイントを確認したいと思います。 いつから通帳発行は有料化されるのか? 通帳を発行すると、いくら取られるのか? なぜ、通帳の発行を有料化するのか? 他の大手銀行でも通帳発行は有料化されるのか? 通帳発行の有料化を回避する方法は? みずほ銀行が通帳発行に手数料導入へ|いつから?いくら取られる? 通帳発行の有料化は、いつから?対象者は? 通帳を発行するといくらかかる?|手数料額:1,100円(税込み) 三菱UFJ銀行や三井住友銀行など、他の大手銀行の動きは? 銀行が通帳の発行を有料化する理由とは
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