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  • 『21世紀の道徳』がじんぶん大賞に入賞しました(年末のご挨拶) - 道徳的動物日記

    21世紀の道徳 作者:ベンジャミン・クリッツァー 晶文社 Amazon 30作中29位だけど。 store.kinokuniya.co.jp 大学に所属してもいなければ批評ゼミに通ったり同人誌を出したりしたこともなく、はてなブログでしか意見や文章を発表してこなかった一介のブロガーであった自分が単著を出版できたこと、その単著が名だたる学者や著述家たちの著作に並んでじんぶん大賞にランクインしたことは、うれしく思います。 上位陣にいかにも「流行り」なジェンダー系の本や毒にも薬にもならない哲学エッセイが並んでいることには「しょうもねえな」と思ったけれど。2021年12月とほぼ一年前に出版されたこの本のことを2022年11月まで忘れず、投票していただいた読者の皆さまにも感謝を表明します。ありがとうございます。 今年の1月からは一旦正社員を辞めて、業務委託社員としてパートタイムで働きながら、次の著作の

      『21世紀の道徳』がじんぶん大賞に入賞しました(年末のご挨拶) - 道徳的動物日記
    • 過去を失った未来:オープンレターに集う「お目覚め主義者」たち

      IT・メディアLively, noisy baby lying down on bed, zoom, motion blur, horizontal. ウォーク(Woke)という用語をご存じだろうか。もともと直訳では「目覚めた」という意味だが、今日では「未来志向の社会正義のビジョンをラディカルに追求している」といった語義で用いる。急進的なエコロジー、フェミニズム、ポリティカル・コレクトネスなどに代表されるその思想内容を、Wokeismという名詞で呼ぶこともある。 このウォークないしウォーキズムには、なかなか適切な日本語訳がない。しかし近日、「お目覚め主義」と訳すのが最も的確かもしれないと、ふと感じることが増えた。 遺憾なことだが、いわばお目覚めを迎えたばかりのお子様と同様に、「かつて実際には何があって、その際自分はいかなる態度をとったか」を一顧だにせず、いま目の前にある不快な状況(文字どお

        過去を失った未来:オープンレターに集う「お目覚め主義者」たち
      • 「炎上」と「論争」の違いとは? 実際に“キャンセル・カルチャー”を経験した歴史学者が斬る | AERA dot. (アエラドット)

        「キャンセル・カルチャー」という言葉を知っているだろうか? 著名人の発言を問題にして、不買運動を起こしたり、番組から降板させたり、講演会を中止させようとするなどの動きを指す言葉で、近年の欧米で頻繁に使われるようになったものだ。 『歴史なき時代に』(朝日新書)などを刊行し、世論に忖度しない発言で注目を集める歴史学者・與那覇潤氏が、自身がキャンセルされた近日の体験を踏まえて、流行の背景にあるネット社会の病理を分析する。 *  *  * ■「社会的制裁」との違いとは ひょんなことから話題のキャンセル・カルチャーなるものを、私も体験することになった。 「話題の」といっても、日本の一般の読者にとってはまだ耳馴染(なじ)みの薄い用語かもしれない。主に英米圏で燃え盛っている、「政治的に正しくない」と認定された言論や表現(たとえば人種差別的だとされたものなど)を追放して、人々の目に触れなくさせようとする風

          「炎上」と「論争」の違いとは? 実際に“キャンセル・カルチャー”を経験した歴史学者が斬る | AERA dot. (アエラドット)
        • 仰る通りだと思う。 これまでの騒動だと,「女性への偏見・蔑視を促進す..

          仰る通りだと思う。 これまでの騒動だと,「女性への偏見・蔑視を促進する」とか,「女性が性的対象になっている」とか,最大でも「環境型セクハラ(みたいなもの)」という,良くも悪くもふわっとした指摘にとどめてあった ここは本当にそうで、あえて「ふわっと」立証不可能なテーゼを立ててるんじゃないかと思うほど。 でも、実はここが本丸なんだよね。 このふわっとした批判の問題点は、その薄い因果関係は、表現側に削除を要求するのに十分なのか?という所だと思う。 「その可能性がある」程度をもってして、差別的表現のレッテルを貼り事実上その表現を封じるのは、リベラリズムに反するのでは?という。 <追記> HanPanna 規制の話ならごもっともだか、削除してというのは"表現行為"なので、根拠なく言える。 「削除して」を支える理路の話をしています。 根拠なく、あるいは立証不可能な薄い因果関係を根拠であるかのように偽装

            仰る通りだと思う。 これまでの騒動だと,「女性への偏見・蔑視を促進す..
          • 公共圏を担う次世代メディアがない|佐々木俊尚|メディアの未来#1

            デジタル化、スマホ化、そして近年のSNSをめぐる様々なトラブル。「メディア」は再び岐路に立たされている。そこでアクシオンでは「メディアの未来」と題し、編集長の吉田拓史が様々な識者にインタビューを行うことにした。 第1回のインタビュイーはジャーナリストの佐々木俊尚。新聞記者からフリージャーナリストに転身し、SNSを使い時代の波に乗ってきた佐々木に、これまで業界が辿ってきた経緯とメディアの現在地、そして未来について聞いた。 ※本記事は敬称略。 フリーのジャーナリストの仕事はネット時代になって変わった、と佐々木は言う。 「僕は新聞社を辞めた後アスキーという出版社に2~3年いて、辞めてフリーになったのがちょうど2002年の終わりぐらい、今からジャスト20年前です。その頃はまだ雑誌がものすごく売れていました。雑誌のピークは1997~1998年ぐらいで、2002年ごろはそんなに衰えていませんでした」

              公共圏を担う次世代メディアがない|佐々木俊尚|メディアの未来#1
            • 三浦瑠麗「キャンセル・カルチャーはなぜ危険なのか」 キャンセル・カルチャーは異端審問

              「異端審問」の構造とほぼ同じ キャンセル・カルチャーという言葉には様々な定義があるが、要は1つの発言や物の見方、つまり表現や意見などを理由にボイコットをしようとするものだ。 最近では、ナイキやDHCに対してキャンセル運動が発動された。 といっても、DHCの会長が排外主義的な意見の持ち主であることは有名で、活動した人がその商品を買っていたとは考えにくい。ボイコットは単に物を買うのをやめることだけではなく、発言を撤回に追い込んだり、公的空間から排除することを目的にしている。 現代ではSNSのハッシュタグ#が人々をつなげ、1つの標語でもって圧力を形成することができるため、努力せずにキャンセル運動に参加できるようになっている。そして、仮にごく少数の人しか参加していない場合でも、それが向けられる企業や個人には大きな圧力として感じられる。 キャンセル・カルチャーは「異端審問」の構造とほぼ同じであり、そ

                三浦瑠麗「キャンセル・カルチャーはなぜ危険なのか」 キャンセル・カルチャーは異端審問
              • 『「キャンセル・カルチャー」はなぜ問題なのか…? ネット時代特有の「意外な悪影響」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz』へのコメント

                政治と経済 「キャンセル・カルチャー」はなぜ問題なのか…? ネット時代特有の「意外な悪影響」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

                  『「キャンセル・カルチャー」はなぜ問題なのか…? ネット時代特有の「意外な悪影響」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz』へのコメント
                • 山田太郎の『表現の自由の闘い方』を読む:クソ漫画編 : 九段新報

                  広く表現の自由を守るオタク連合@hyougenmamoru山田太郎の『「表現の自由」の闘い方』を読む配信 クソ漫画編 https://t.co/I6EKjBsc9j 改めて告知を。明日15時より山田太郎の特級呪物本を読む配信をやります。今回は試し読みのできる漫画部分を中心に。 2022/04/29 18:43:15 こういう配信をやりました。配信で考えたことをまとめつつ、山田太郎のファッキンクソ本こと『表現の自由の闘い方』を批判するシリーズ記事です。 今回は本書冒頭にある、赤松健の漫画パートを扱いましょう。これは出版社のページで試し読みもできるので、ぜひ読んで呆れてください。 帯からすでに酷すぎる広く表現の自由を守るオタク連合@hyougenmamoru特級呪物本、帯の裏もまあ酷い。 https://t.co/yfLDlAYr3z 2022/04/27 15:30:08 といいつつ、取り上

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                  • 誰も言ってない「クラフトインターネット」を考える

                    「いまサイトリニューアルしてるんだよね」 「もはやインターネットのインターが機能してないよね」 「プラットフォームに依存しないで、昔のテキストサイトみたいにリンク集で人を動かした方がいいんじゃない」 「やっぱり独自ドメインのブログはいいよ。何にも干渉されないし。自分のやりたいようにできる」 「なんかもう一周まわってインターネットにクラフト感が必要かも」 「それはもうクラフトインターネットだ」 「クラフトインターネット!!」 「めっちゃいいねそれ」 「うん、なんかよくわかんないけどいいよね」 新宿の喫茶店「ベルク」の端っこ。ヒラクくんとの雑談はいつもジャンプする。たとえツッコミとしての「クラフトインターネット」に爆笑する二人。近年のクラフト◯◯の流れには、”手触り感”、”特定少数”、”経済合理性からの脱却”みたいなものがあるんじゃないかと思っている。 そう、おれたちが愛したインターネットは死

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                    • 呉座勇一「小説家佐藤亜紀氏による誹謗中傷は限度を超えた侮辱」佐藤亜紀tweet削除と謝罪ツイート - 事実を整える

                      界隈の文脈があるのでそれを知っていないと理解できない話。 呉座勇一「小説家佐藤亜紀氏による誹謗中傷は限度を超えた侮辱」 佐藤亜紀「女子学生も刺されているから呉座先生大喜びだろう」魚拓 「呉座勇一先生のインセル漫談」とは?呉座勇一と北村紗衣の騒動とオープンレター 佐藤亜紀、ツイート削除と謝罪文掲載も「スクリーンショットを掲載するという動きは解せない」 呉座勇一「小説家佐藤亜紀氏による誹謗中傷は限度を超えた侮辱」 小説家佐藤亜紀氏の私に対する誹謗中傷について - 呉座勇一のブログ このツイートは社会通念上許容される限度を超えた侮辱であり、ツイートの削除はもとより、謝罪文の公表を求めます。 今後につきましては、弁護士に相談し、プライオリティを考えつつ適宜対応します。 https://archive.is/6GMAF 歴史学者の呉座勇一氏が「小説家佐藤亜紀氏による誹謗中傷は限度を超えた侮辱」だとし

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                      • 宮台さんの炎上を見ていて - メロンダウト

                        珍しく宮台さんが炎上していた。 社会学者の宮台真司、処理水放出反対派の出鱈目解説を「すばらしい。本質を抽象的に概念化」と絶賛、さらに誤りの指摘を罵倒。 - Togetter 宮台さん、「知識人」としては、もう死んだね。 https://t.co/X0MKQsjv3T — 田端@「クラクションを鳴らせ!」発売開始 (@tabbata) 2023年9月2日 トリチウムが生体濃縮するか否かに関してはどうやらしないみたいである。 しかしながら宮台さんが出演されているビデオニュースドットコム(僕も会員なので見てみた)では 体内に取り込まれたトリチウムは取り込まれた組織の新陳代謝のスピードによって体内にとどまる時間は異なるものの、長いものでは15年間も体内の組織内にとどまり、その間、人体を内部被ばくにさらし続ける場合がある。トリチウムの人体への影響はセシウムのように単に体内に存在している間だけ放射線を

                          宮台さんの炎上を見ていて - メロンダウト
                        • オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が排斥を目的としたものだという読解の根拠がよくわからない - 法華狼の日記

                          オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」をめぐる裁判で、オープンレターを発表した側の勝利で和解したという発表 - 法華狼の日記 オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」に対して、有識者がふしぎな解釈をおこないながら批判する場面は、上記エントリで言及した高橋雄一郎氏の他にも見かけた。 そのひとりが京都女子大教授の倫理学者、江口聡氏だ。そのブログエントリへ解釈に異をとなえるコメントを以前に書きこんだが、反映されなかったので、ここに公開しておく*1。 話題の「オープンレター」について | 江口某の不如意研究室 「同じ 場 では仕事をしない」という表現になってますが、もちろん同じ場所、たとえば同じ部屋では仕事をしない、とかっていう意味じゃないわけですよね。「同じ 職場 では仕事しない」だろうと思います。 私は素直に、登壇者の顔ぶれを見てイベントや講演に出ない、雑誌の執筆者や編集者を

                            オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が排斥を目的としたものだという読解の根拠がよくわからない - 法華狼の日記
                          • キャンセル・カルチャーの論理と心理:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑪

                            IT・メディアConcept image of anxiety and negative emotion. Waste paper and head silhouette. もしこんな事態があなたや、親しい人に降りかかったらと想像してほしい。 任期付きの職員として働いてきた会社での貢献が認められて、ようやくあなたを正規雇用に切り替えるとの内定が出た。しかし2カ月後、社外で起こしたトラブルにつき説諭するとの名目で、突然あなたは上司に呼び出される。一般には公開していなかったあなたのSNSに映り込んだ書棚に、マルクス関連の書物があまりに多い。サボタージュにより社内でも秩序を乱す恐れがあるので、正社員としての内定は取り消すというのである。 もちろんあなたは「置いてあるのはごく一般的な最近の話題書だ」「社会問題に関心があるだけで、資本主義体制の破壊などは考えてもいない」と抗弁するが、会社側は「お前が

                              キャンセル・カルチャーの論理と心理:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑪
                            • まとめと論点整理:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑫

                              IT・メディアOpen note pad with pen and glasses. Reminder on the desk. 11月3日に始まった本連載も、12回を数えるに至った。内3回分は嶋理人氏による中傷、同じく3回分は北村紗衣氏の批判に応えるために執筆したもので、私自身が好んで延ばしたわけではないが、新たな読者に「全体を通読してほしい」とはお願いしにくい分量である。 そのため連載後半部での主題となった、4月4日のオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」をめぐる論点を中心に、今回のみでも呉座勇一氏の日文研「解職」をめぐる争点を概観できるようにしておきたい。 当該のレターが日文研による呉座氏の「解職」(テニュア内定の取り消し)にどこまで影響を与えたのかは、進行中の訴訟の中で明らかにされると思うが、同レターはその「内容面」に限っても、以下の看過できない瑕疵がある。 呉座氏の名を

                                まとめと論点整理:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑫
                              • 鳥山仁 on Twitter: "仁藤夢乃が典型だが、キャンセルカルチャーを担っている人間の行動原理は「嫌悪感を催す相手の中で、難癖をつけられそう、かつ抵抗しなさそうな相手を選んで攻撃する」という虐めの手口そのものなので、対抗法方は、法律の許す範囲で、手を出した人間がおかしくなるまで反撃すること、だけなんだよな。"

                                仁藤夢乃が典型だが、キャンセルカルチャーを担っている人間の行動原理は「嫌悪感を催す相手の中で、難癖をつけられそう、かつ抵抗しなさそうな相手を選んで攻撃する」という虐めの手口そのものなので、対抗法方は、法律の許す範囲で、手を出した人間がおかしくなるまで反撃すること、だけなんだよな。

                                  鳥山仁 on Twitter: "仁藤夢乃が典型だが、キャンセルカルチャーを担っている人間の行動原理は「嫌悪感を催す相手の中で、難癖をつけられそう、かつ抵抗しなさそうな相手を選んで攻撃する」という虐めの手口そのものなので、対抗法方は、法律の許す範囲で、手を出した人間がおかしくなるまで反撃すること、だけなんだよな。"
                                • 🇺🇸 Blah🔍Cui bono🔍 on Twitter: "キャンセルカルチャーの特徴:(カッコ内は例) ✅個人的被害をグループ全体に置き換える(女性、LGBT) ✅「沈黙は賛同・暴力」の空気で味方を増やす(オープンレター) ✅関係ない社会問題を抱き込む(人種、移民、格差) ✅議論に反論… https://t.co/sEHXkrj5FE"

                                  キャンセルカルチャーの特徴:(カッコ内は例) ✅個人的被害をグループ全体に置き換える(女性、LGBT) ✅「沈黙は賛同・暴力」の空気で味方を増やす(オープンレター) ✅関係ない社会問題を抱き込む(人種、移民、格差) ✅議論に反論… https://t.co/sEHXkrj5FE

                                    🇺🇸 Blah🔍Cui bono🔍 on Twitter: "キャンセルカルチャーの特徴:(カッコ内は例) ✅個人的被害をグループ全体に置き換える(女性、LGBT) ✅「沈黙は賛同・暴力」の空気で味方を増やす(オープンレター) ✅関係ない社会問題を抱き込む(人種、移民、格差) ✅議論に反論… https://t.co/sEHXkrj5FE"
                                  • 「女たちの沈黙」書評 男社会を疑わぬ古典を語り直す|好書好日

                                    「女たちの沈黙」 [著]パット・バーカー 「怒りを歌え、女神よ」。『イリアス』は、アキレウスの怒りから語り始める。総大将アガメムノンが、彼の「戦利品」を召し上げたことが、怒りの原因だった。 「戦利品」とは掠奪(りゃくだつ)した女性のこと。トロフィーのように見せびらかす武功の証しであり、性奴隷であった。 ブッカー賞作家のこの小説は、アキレウスの「戦利品」となった19歳のブリセイスの視点から、名高いトロイア戦争の物語を語り直す。男たちの争いと友情を描いた『イリアス』が沈黙する、女たちをめぐる語りがここに補われる。それは、殺される側、性奴隷とされる側のストーリーだ。 ヨーロッパ文化の礎として位置づけられてきたアキレウスの物語は、虐殺と性暴力に根ざしている。読者は嫌でもそう気づかされる。こうした古典を語り継いできた西洋世界は、感覚が麻痺(まひ)しているのではないか、とも考えさせられる。 キャンセル

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                                    • イギリスの経済誌「The Economist」が選ぶ「2023年の必読書」は?

                                      主に国際政治と経済を中心に扱うイギリスの週刊新聞「The Economist(エコノミスト)」が、「2023年のベストブックリスト」を公開しています。本のジャンルは「時事問題と政治」「ビジネスと経済」「伝記と回想録」「歴史」「フィクション」「文化と思想」「科学技術」の6つで、合計55冊がリストアップされています。 The best books of 2023, as chosen by The Economist https://www.economist.com/culture/2023/12/01/the-best-books-of-2023-as-chosen-by-the-economist ◆時事問題と政治 ・01:「Deadly Quiet City: True Stories from Wuhan」慕容雪村(ムロン・シュエクン)著 新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2

                                        イギリスの経済誌「The Economist」が選ぶ「2023年の必読書」は?
                                      • 雑文 - メロンダウト

                                        いやもう昔のようにかなり雑に書いていくけれどみんな本当にこれでいいと思ってるの?生娘の件に関して 声をあげた女性とか、人権感覚とか、コンプライアンスとかそれっぽいことを言ってるけどようするに世論で殴り殺しただけでしょ。いつからか声をあげることが良いことみたいになってみんなで声をあげましょうと言ってるけど、全員が全員声をあげて悪事や失言を世論で殴り続けたら地獄になるよ。私のような交友関係がそこまで広くない人間でもキャンセルしうるだろう話はいくらでもあるわけで。たとえばある芸能人が未成年の時にタバコを吸っててその写真が昔のPCに入ってたりするし、中学の時に知的障害がある同級生をいじめて不登校にしたやつが今では地方で町おこしをやってて、別の中学の同級生と飲みに行くと「あんなやつがおこした町なんか住みたくねーよな」なんて話してたりするわけだけど、それを世論に問うことは明らかに行き過ぎた結果をもたら

                                          雑文 - メロンダウト
                                        • フェミニズムによる表現規制/キャンセルカルチャーに抗うための作法|虚無の先

                                          まあ、最終的に私もいずれドロップアウトするので、今回の署名とか問い合わせとか、青識メソッドはなんらかのかたちでアウトプットしとかないといけないなとは思っています。みんなが使えるような方法論として。 https://t.co/JsePh4YqWD — 青識亜論(せいしき・あろん)💉💉 (@BlauerSeelowe) October 24, 2021 "まあ、最終的に私もいずれドロップアウトするので、今回の署名とか問い合わせとか、青識メソッドはなんらかのかたちでアウトプットしとかないといけないなとは思っています。みんなが使えるような方法論として。" というツイートをしていてふと思いました。 「この戸定梨香さんを守るためにしてきたことをただの一般人の目線から記録し、そのノウハウを継いでいけば、もし、次に何かがキャンセルされかかった時に一般人もそのノウハウを活かして効率よく守ることができるの

                                            フェミニズムによる表現規制/キャンセルカルチャーに抗うための作法|虚無の先
                                          • ヘレナ・ボナム=カーターがキャンセルカルチャーを批判。ジョニー・デップは「完全に汚名をそそいだ」

                                            『チャーリーとチョコレート工場』(2005)や『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007)など、数々の作品でジョニー・デップと共演しているヘレナ・ボナム=カーター。『ザ・サンデー・タイムズ・マガジン』のインタビューで、彼女はキャンセルカルチャーに対し異議を唱え、元妻アンバー・ハードとの名誉棄損裁判で勝利したジョニーについて、「汚名は完全にそそがれた」と語った。 「天才を性癖のせいで追放する? もしパーソナルライフを細かくチェックしたら、何百万人もの人が不適格とされる。人を追放するなんてできない。キャンセルカルチャーは大嫌い。すごくヒステリックになっているし、まるで魔女狩りみたい。理解に欠けている」とコメント。これまで#MeTooが起こったことは間違いなく良いことだと発言しているヘレナだが、ジョニーについては、DVを訴えた本人との裁判に勝利したことから「完全に汚名はそそがれ

                                              ヘレナ・ボナム=カーターがキャンセルカルチャーを批判。ジョニー・デップは「完全に汚名をそそいだ」
                                            • 保守としてのリベラル(解放)とは何か~弱者男性問題から考える共同体~ - メロンダウト

                                              突然だが人格には四面性がある。集団的、公共的、個人的、私人的の4つである。これら4つの側面、その均衡によって人格は成り立つと、西部邁氏は書き残している。 集団的かつ公共的な側面において人はペルソナ(仮面)を被る必要があり、その一方で私的で個人的な欲望を持ち合わせてもいる。その均衡を持ってして社会的人格は成立する。昨今のネット論壇などを見ているに「社会的人格」などと書くとそれだけでマサカリが飛んできそうではあるけれど、昨今話題の弱者男性論もこの社会的人格が崩れていることに端を発しているのではないだろうか。そのように思えてきたのだ。 僕達の社会から共同体が失われて久しいが、それと同時に集団への帰属意識も失われた。さらにグローバリズムにより国家への帰属意識も失われた。概念としての共同体や国家が消えた世界では集団的かつ公共的なレベルでの人格を形成することは難しくなった。集団性と公共性が喪失した結果

                                                保守としてのリベラル(解放)とは何か~弱者男性問題から考える共同体~ - メロンダウト
                                              • 【書評】『大衆の狂気 ジェンダー・人種・アイデンティティ』 非寛容なリベラルの猛威

                                                人種や性をめぐる近年の米英社会の分断と混乱は激しい。「文化戦争」と呼ばれ、政界も揺るがしている。影響は日本社会にも忍び寄る。「キャンセルカルチャー」がそれだ。過去の差別的発言などがネットで炎上、職やポストを失う人が頻繁に出る。英国の保守派論客がゲイ・女性・人種・トランスジェンダーの4分野で起きたさまざまな事例を通じて「文化戦争」の実態を描き、マルクス主義と情報技術の影響、「ゆるし」という3つの視点で分析した。 保守側に偏った議論だと考えるべきでない。著者自身がゲイであり少数派だ。立ち返る原点は、人を「肌の色でなく人格で判断する」社会を求めたキング牧師だ。むしろ伝統的リベラルといえる。それが保守派に分類されるところに、今日の米英社会の過激な変化がうかがえる。 著者は少数派の権利拡大を批判しているわけではない。急激な変革によって生じる混乱で、逆に権利拡大への「反動」が起きることを恐れている。

                                                  【書評】『大衆の狂気 ジェンダー・人種・アイデンティティ』 非寛容なリベラルの猛威
                                                • 辻田真佐憲氏「キャンセルカルチャー」「ネットリンチ」について語る

                                                  リンク 京都新聞 ベストセラー「応仁の乱」著者が日文研を提訴 SNS不適切発言で「准教授取り消し」巡り|社会|地域のニュース|京都新聞 会員制交流サイト(SNS)上で不適切な発言を繰り返したことで無期雇用資格を取り消されたのは不当だとして、国際日本文化研究センター(京都市西… 249 users 391 辻田 真佐憲@『防衛省の研究』12月刊 @reichsneet 発言は問題だとしても、ここまで叩きまくっていいの、ていうかそれについて論じた他人の原稿まで載せないってなんなの、とは当時から言われていたわけですが、ポスト問題が絡むことでようやく落ち着いていきそうです。 2021-10-29 15:37:31 辻田 真佐憲@『防衛省の研究』12月刊 @reichsneet この発言は問題だと指摘することと、ネットリンチに加担することは違うと思うのですが、炎上当時はそんなこともわかってもらえず、

                                                    辻田真佐憲氏「キャンセルカルチャー」「ネットリンチ」について語る
                                                  • 2023年「不祥事」ランキング1位は? 「法律的な話題多かった」弁護士が振り返る10大“ワースト”ニュース | 弁護士JPニュース

                                                    ビッグモーターの保険金不正請求および街路樹問題、旧ジャニーズ事務所の性加害問題、宝塚歌劇団の長時間労働およびパワハラ問題など、2023年は組織のあり方そのものを揺るがすような不祥事が次々と発生した。 企業法務に詳しい杉山大介弁護士は「法律的な話題も多い年だった」と振り返る。編集部では杉山弁護士に、印象に残った不祥事を1位〜10位までランキング化してもらった。 ランキングを見ると、こんなにも多くの不祥事がわずか1年の間に起きたのかと、改めて驚くかもしれない。 10位:老舗旅館「大丸別荘」大浴場の湯を“年2回”しか交換せず 福岡県筑紫野市の二日市温泉にある老舗旅館が、県の条例で本来は週に1回以上すべての湯を入れ替えなければならないところ、年に2回の休館日にしか交換していなかった。さらには消毒用の塩素も注入しておらず、基準値を最大3700倍上回るレジオネラ菌が検出されたとして22年12月に県から

                                                      2023年「不祥事」ランキング1位は? 「法律的な話題多かった」弁護士が振り返る10大“ワースト”ニュース | 弁護士JPニュース
                                                    • 『文脈主義と選択的文脈化――オープンレターの署名者としての覚書』

                                                      私も署名した下記のオープンレターについて、これがもとで呉座氏が勤務先の日文研から「内定取り消し」(任期なしポストへの移行の取り消し)となったとして、オープンレターに責任がある、これはネットリンチだ、もしこの事態を想定せずに署名したのなら馬鹿だ、これだから人文系は云々、という議論がツイーターを中心に出回った。 女性差別的な文化を脱するために 研究・教育・言論・メディアにかかわるすべての人へ  先日、著名な日本史研究者である呉座勇一氏が、大河ドラマの時代考証から降板したことが報じられました。原因となったのは、呉座氏がツイッターの非公開アカウントで過去数年にわたって一人の女性研究者(このレターの差出人の一人である北村紗衣)に中傷を続けていたこと、また他の多くの女性への中傷を含む性差別的な発言を続…sites.google.com このレターを素直に読めば、呉座氏一人になすりつけてトカゲの尻尾切り

                                                        『文脈主義と選択的文脈化――オープンレターの署名者としての覚書』
                                                      • メーガン妃を「信じない」英司会者が反撃。「被害者面して言論の自由を抑圧するな」(猿渡由紀) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        今月上旬に放映されたインタビューでメーガン妃が言ったことを「信じない」と発言し、朝番組「Good Morning Britain」を降板させられたイギリスの有名司会者ピアース・モーガンが、反撃に出た。現地時間27日午後6時に「Daily Mail」が公開した長い記事で、彼は、なぜ自分はメーガン妃を信じないのかを説明、キャンセルカルチャーを強く批判したのである。 記事は、モーガンがインタビューを見た現地時間今月8日の朝4時から現在までに起きたことを振り返る形で書かれている。イギリスよりひと足早くアメリカで放映されたそのインタビューを見て、モーガンは、「これは、メーガン妃とハリー王子が英国王室に投下した原爆だ」と思うほどショックを受けた。アメリカの人気司会者でメーガン妃の友人でもあるオプラ・ウィンフリーが行うそのインタビューで、メーガン妃とハリー王子は、ふたりの息子アーチーに対して生まれる前か

                                                          メーガン妃を「信じない」英司会者が反撃。「被害者面して言論の自由を抑圧するな」(猿渡由紀) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 暇空問題に乗じたAV――フェミニスト叩きのマネタイズ(適宜追記中)|Masanobu Usami

                                                          確信犯でひどいなこれ。批判されるの込みで、それもまた都合よく利用するという魂胆も見え見え。これね、挑発して「Colabo支持者が」「ツイフェミが」とか「職業差別が」とかって都合よく利用するところまでがワンセットだし、「炎上」すれば「表現規制反対派」とかアンチフェミとかが乗っかってきてさらに論点をずらす展開まで見えるよ。 この作品が作られた文脈と意図は明白なのだけど、こうやって批判を「攻撃」に、加害者を「被害者」に変換して話をすり替える用意をしているんだよ。しかも、それを先に見せて、「こう言っているのにおかしな攻撃が」みたいに言うんでしょ。 こうやってしれっと書きながら、「被害者」ポジションを取る気満々なのが本当に醜悪。本来こういうことは権力者・強者に表現で闘うやり方だし、「エロ」にはそういう反権力性や攪乱性を持つものもあった(同時に性差別を孕む問題もあるが)。それがミソジニーによる攻撃の片

                                                            暇空問題に乗じたAV――フェミニスト叩きのマネタイズ(適宜追記中)|Masanobu Usami
                                                          • 蓮舫「橋下徹の出演自粛を求める署名に賛同をお願いします」ツイート削除:民間人へのキャンセルカルチャー - 事実を整える

                                                            匿名者の署名に賛同を呼びかける立憲民主党… 蓮舫「橋下徹の出演自粛を求める署名に賛同をお願いします」 民間人・民間企業相手のキャンセルカルチャー 追記:フレンドリファイアに気づいたからだった? 蓮舫「橋下徹の出演自粛を求める署名に賛同をお願いします」 以下のキャンペーンに賛同をお願いします!「ツイッター民: 弁護士の橋下徹氏が連日テレビのワイドショーなどに出捲っていますが、どうみても特定の政党の関係者だと思います。不適当だと思うので出演自粛を望みます。」 https://t.co/nFhJddTDgA @change_jpより — 蓮舫🙋‍♀️RENHO (@renho_sha) 2022年2月3日 魚拓 立憲民主党の蓮舫議員がChange.orgのキャンペーンに賛同依頼のツイート。 ※削除されました。 弁護士の橋下徹氏が連日テレビのワイドショーなどに出捲っていますが、どうみても特定の政

                                                              蓮舫「橋下徹の出演自粛を求める署名に賛同をお願いします」ツイート削除:民間人へのキャンセルカルチャー - 事実を整える
                                                            • あなたたちの「ルール」は大丈夫?~オンライン・セーフティ・フォア・シスターズについて~|手嶋海嶺

                                                              ゆっくりしていってね!!!! 今日のテーマは、Online Safety for Sistersよ!! Online Safety for Sisters、始動! 女性たちが安心してオンラインで声を上げられる社会に変えていこう――。そんな願いを込めた社会運動が「国際ガールズデー」の11日、旗揚げした。オンライン上での女性を狙ったバッシングやヘイト表現の深刻化を受け、法整備や被害者の孤立防止と支援を求め、今後署名活動を展開していくという。 運動の名称は「オンライン・セーフティー・フォー・シスターズ」。呼びかけ人は、ライターの石川優実さん(34)、市民運動家の菱山南帆子さん(32)、コラムニストの伊是名夏子さん(39)。同日、記者会見を開いた。 朝日新聞「モノ言う女性がたたかれない社会に 安全なオンライン空間を求めて」(visited 2021/10/12) かつてネット上の誹謗中傷・デマを問

                                                                あなたたちの「ルール」は大丈夫?~オンライン・セーフティ・フォア・シスターズについて~|手嶋海嶺
                                                              • カニエ・ウエスト 現代社会に対する悲痛な思い、『JESUS IS KING』を製作した理由を語る

                                                                待望のニューアルバム『Jesus Is King』をリリースしたKanye West(カニエ・ウエスト)。 26日にリリースして以来、音楽好きの話題はこの作品で持ちきりだと思うが、そんな話題の新作をリリースしたばかりの彼がLAのラジオ局「REAL 92.3」の人気番組「Big Boy’s Neighorhood」のMCを務めるBig Boy(ビッグボーイ)との対談に登場。 MCであるビッグボーイは90年代から長年ヒップホップ・アーティスト、ラッパー達と番組を通じて対談を重ねてきた人物であり、当然カニエとの親交も非常に長い。今回紹介する対談の中には、ニューアルバム『Jesus Is King』に込めた想い、カニエ自身の考え、心の痛みが詰まっていた。 冒頭、ビッグ・ボーイがある動画をカニエに見せる。 10年前に撮影された対談の動画内でカニエはこう語っていた。 「俺はクリスチャンであり、クリエイ

                                                                  カニエ・ウエスト 現代社会に対する悲痛な思い、『JESUS IS KING』を製作した理由を語る
                                                                • ハリポタ作者、トランス見解「もっと早く発言すればよかった」

                                                                  英作家J・K・ローリングさん。ロンドンにて(2022年3月29日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP 【5月30日 AFP】ファンタジー小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズで知られる英作家J・K・ローリング(J.K. Rowling)さん(58)が、トランスジェンダーの権利に関する自らの見解について「もっと早く発言すればよかった」と後悔していることを明かした。 ローリングさんは性自認よりも生物学的性を重視する立場から近年、トランスジェンダーをめぐる論争に巻き込まれ、映画「ハリー・ポッター」シリーズの出演俳優や活動家らから非難を浴びているが、自分はトランスフォビア(トランスジェンダー嫌悪)ではないと主張している。 29日付の英紙タイムズ(Times)に掲載されたさまざまなスコットランド人女性のエッセー集『The Women Who Wouldn't Whe

                                                                    ハリポタ作者、トランス見解「もっと早く発言すればよかった」
                                                                  • 身の回りのキャンセルカルチャーの実態。気持ちのいい意見以外が排斥されることで真実が見失われ、独善的な『正しい意見』が蔓延する

                                                                    深津 貴之 / THE GUILD @fladdict 良い記事。自分の嫌いな意見、ヤベェ意見も、それなりに守られなければならない…のだけど、最近は魔女狩りに反対すべき立場の人が、カジュアルに魔女狩りしすぎ感 reading... gendai.ismedia.jp/articles/-/749… gendai.ismedia.jp/articles/-/749… 2020-08-18 15:25:23 深津 貴之 / THE GUILD @fladdict 結局のところ、右派左派問わず、善悪問わず、民主共産独裁問わず… パワーと攻撃性を併せ持つイデオロギーの強い人は、何かしら魔女狩りや焚書坑儒や断種をやりたくなってしまうんだろうか 2020-08-18 15:38:17 リンク 現代ビジネス 一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態(ベンジャミン・クリッツ

                                                                      身の回りのキャンセルカルチャーの実態。気持ちのいい意見以外が排斥されることで真実が見失われ、独善的な『正しい意見』が蔓延する
                                                                    • 【ニュース裏表】廃止された「歌舞伎町タワートイレ」 社会分断煽る「活動家」 田中秀臣

                                                                      今年の春にオープンした高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」に設置された、性別に関係なく利用できる「ジェンダーレストイレ」が、安全性をめぐる懸念が高まる中で廃止された。 ジェンダーレストイレ、男性用トイレ、女性用トイレ、多目的トイレの密閉された個室が同じ空間の中に並ぶ構造で、洗面台は共有だった。この他に別空間に男性用の小用トイレがあり、警備員がいるなど監視体制にかなりの労力も割いていた。 多様性に配慮する目的で作られたのだが、施設を利用している女性客の不安の声とSNSを中心とした批判が殺到して、早くも改修を迫られた。駅構内に標準的に設置されている男女別トイレと多機能トイレのパターンに比べると、女性専用スペースが事実上消滅した形になっていた。 さまざまな観点からの議論があるだろうが、やはり利用者の安心感を無視した結果といえるのではないか。男女の別なく利用できるトイレが必要であれば、少なくとも女性

                                                                        【ニュース裏表】廃止された「歌舞伎町タワートイレ」 社会分断煽る「活動家」 田中秀臣
                                                                      • 清水晶子さんは、「キャンセル」していない(私の妄想だそうです)。|千田有紀

                                                                        これまで、『現代思想』にトランス女性を包括し、「『女』の境界線を引きなおす」ためにはどのような制度的な合意が必要なのかを検討する「『女』の境界線を引きなおす」を書いてから、私は「差別者」というラベルを貼られて、仕事にも多大な影響を受けてきました。 例えば、小宮友根さんは、 千田さんはこれまでも(ご本人の意図はどうあれ少なくとも結果としては) トランスジェンダーに対する差別的な言説をエンカレッジしてしまうことになるような文章を書いてきており* 『社会学評論』の千田論文について(1)と書かれています。「これまで」の「差別的な言説をエンカレッジ」してしまう「文章」とは、明らかに『現代思想』のことを指していると思います。不思議な書き方ですよね、そもそも。私の意図が差別ではなかったとして(おそらく実際に私の文章が差別でなかったとしても)、トランスジェンダーに対する差別的な言説をエンカレッジしたって罪

                                                                          清水晶子さんは、「キャンセル」していない(私の妄想だそうです)。|千田有紀
                                                                        • ロクサーヌ・ゲイが書く「なぜ人はオンラインではひどく不愉快なのか」 - YAMDAS現更新履歴

                                                                          www.nytimes.com 作家のロクサーヌ・ゲイが New York Times に寄稿している文章が面白い。 彼女が Twitter を始めた14年前(つまり、2007年……ということはワタシと同じだ)にはミシガン州のアッパー半島に住んで大学院に通っていたが、彼女が住んでいた人口4000人ほどの町では、(彼女と同じ属性の)有色人種、クイア、物書きは少なく、大学院以外ではオンラインこそが彼女にとってのコミュニティだった。そこでフォローした新進気鋭の作家たちは今でも大切な友達だし、意見を交換したり、ミームに参加したりいろいろすることで、いわゆる集団的な興奮というものを味わったと振り返る。 しかし、根本的に何かが変わってしまったと彼女は書く。大方のソーシャルメディアはもう楽しめない。しばらく前からそう感じていたのだが、認めたくなかったのだ。 オンラインへの関わりが、多くの人たちが世界の現

                                                                            ロクサーヌ・ゲイが書く「なぜ人はオンラインではひどく不愉快なのか」 - YAMDAS現更新履歴
                                                                          • 米朝会談の衝撃と今後の展開(前嶋和弘) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                            世界を揺るがした米朝首脳の南北非武装地帯での会談は、トランプ氏にとっては、ハノイ会談後の停滞を打ち破るのに必要不可欠なものだった。この衝撃会談は、米朝の「戦争」状態が実質的になくなることを意味する。しかし、実際の朝鮮戦争終結だけでなく、非核化が進まない中での経済制裁の段階的な緩和もあり得るため、北朝鮮による今後の核廃棄の見通しは不透明だ。 歴史が動き出した瞬間 「南北非武装地帯を米朝首脳が一緒に歩いて越す」という映像は、衝撃そのものだった。この映像そのものが事実上の「終戦宣言」にもみえる。おそらく今後何十年も繰り返され、2019年6月30日という日が振り返えられるのだろう。歴史が動き出した瞬間だった。 「もうここは危険ではない」という金正恩氏の言葉は象徴的だった。トランプ氏の「あの境界を越えたことは素晴らしい名誉だ」「歴史的だ。世界にとって素晴らしい日だ」という発言もそんなに誇大表現ではな

                                                                              米朝会談の衝撃と今後の展開(前嶋和弘) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                            • FILT

                                                                              失われかけているものの中にこそ、かけがえのないものがある。ミュージシャン・細野晴臣が、今後も「遺したいもの」や、関心を持っている「伝えたいこと」を語る不定期連載の第6回。一つ一つの言葉から、その価値観や生き方が見えてくる。 消えてゆく物や場所。 ラジオで曲をかけるときも、すごく気を遣う。 東京オリンピックが終わったね。観たよ。始まったら、やっぱり確認しないと。何でもそう。サッカーのワールドカップなんかも観ちゃうしね。 でも特に感想はないな。開会式は文句を言いながら観てたよ、長いなとか言って。それはみんなも同じように思ってたみたいだね。正直なところ、いろんなことがあって、すごく気が重かったんだ。直前に起きたできごとだから、いったい何がどうなってるのか全然わからなくて。それで暗い気持ちで観ていて、前半はよく覚えてない。が~まるちょばのところだけ、あ、これいいじゃんと思って。ピクトグラムの連続パ

                                                                                FILT
                                                                              • 箕輪厚介氏 成田悠輔氏の広告取り下げ騒動に「まじうるせえな」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース

                                                                                幻冬舎編集者の箕輪厚介氏が12日、「X」(旧ツイッター)を更新。キリンが経済学者の成田悠輔氏を起用した広告を取り下げた件に言及した。 【写真】リング上で殴られ苦悶の表情の箕輪氏 キリンから発売されている缶チューハイ「氷結」の公式「X」は同日、「3月より発信した氷結無糖についての一部投稿を取り下げました。頂戴した様々なご意見を真摯に受け止め、総合的に判断しました」と投稿。WEB広告に成田氏が起用されていたが、取り下げとなったという。 ネット上で問題視されていたのは成田氏が過去にしていた発言だった。成田氏は2021年にネット番組に出演し、少子高齢化の話題の中で「高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないか」との趣旨の発言をしていたのだ。この発言により、SNSではキリンに対する不買運動が呼び掛けられるなど物議をかもしていた。 取り下げのニュースを引用した箕輪氏は「まじうるせえな。言葉

                                                                                  箕輪厚介氏 成田悠輔氏の広告取り下げ騒動に「まじうるせえな」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
                                                                                • シュナムル氏を巡る断章、または超民主主義について|青識亜論

                                                                                  本論 民主主義2.0としての超民主主義 シュナムル氏本人の語る経歴や家族が真実であるかどうかなどということについて、私は特に興味がないので、語るべきこともない。検証はその手のゴシップが好きな諸氏に任せておけばいい。 けれど、シュナムル氏の垢消し(※現在は復活している)の直後に書かれたこのはてなエントリは、とても重要なことを指摘していると思われたので、少し語りたい。 シュナムルさんが垢を消してしまった。 あの人って本質的に議論が出来ない人だったよね。 あの人のフェミニズム発言って論理ではなく、 「京大卒で高収入で優秀なイギリス人妻と利発な娘を持つパワーカップルで先進的な価値観のインテリな俺」っていうのが芯だったから。 要は全ての発言の論拠が”プロフィールのただしさ”だったから。 (中略) 要するにシュナムルさんって議論を恐れてたと思う。 口でバチっと勝てるぞ、幾らでも議論に応じるぞ、という人

                                                                                    シュナムル氏を巡る断章、または超民主主義について|青識亜論