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  • 【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Aaron Parks Little Big/Live In Berlin ブラッド・メルドーの再来とも称され、ジェイムス・ファームなどで活躍するピアニスト、アーロン・パークスのリーダー作。本作はバンドの一体感や結束力を強く感じさせる内容。時にコンテンポラリー・ジャズの枠を大きくはみ出し、ロック的なダイナミズムが漲る場面も。iPhoneのボイスメモで録音されたという本作だが、意図せず入り込んでしまったざらつきや歪みがアクセントとなり、アルバムに深みや奥行きを与えている。 Banksia Trio/MASKS 須川崇志(b)、林正樹(p)、石若駿(ds)という豪華メンバーによるトリオ作。これが3作目とあって、これまで以上に緊密で濃密な音のコミュニケーションがはかられている。また、菊地雅章やポール・モチ

      【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN
    • プログレッシヴ・ロックのベスト30曲:正典から選び抜いた必聴の名曲たち

      プログレッシヴ・ロックの正典から選び抜いたベスト・ソングに目をやると、人生のあらゆる重要事項について歌われた曲が見つかるだろう。精神の旅、永遠の愛、高速レーシングカー、そして小便のかかった雪を避ける必要性。もちろん不滅のギター及びシンセサイザー・ソロ、そして、思わずスパンコールがあしらわれたケープを羽織ってしまいそうなほど多用されるトリッキーな拍子記号だ。 このジャンルの音楽を30曲に絞り込むのは簡単ではなかったが、少なくとも、かなり長めの曲をいくつか挙げている。さらには、大作と遜色のない4~5分の曲もいくつか加えている。 この記事は、長年の歴史の中で生まれたプログレッシヴ・ロック最高峰の楽曲を選んだものだ。多様性を考慮して、同じバンドを2回以上登場させることは避けた。さぁ、ヘッドフォンの音量を上げて、宇宙へと旅立とう。 楽曲はプレイリストでも展開中(Apple Music / Spoti

        プログレッシヴ・ロックのベスト30曲:正典から選び抜いた必聴の名曲たち
      • 海外「欧米人には斬新だった」 世界的ギタリストが解説するJ-POPの特殊性が話題に

        YOASOBIの「アイドル」の世界的大ヒットや、 1970年代後半から1980年代にかけて制作された、 いわゆる「シティ・ポップ」のリバイバルブームなど、 特に近年はJ-POPが世界的に注目されています。 米国のヘヴィ・メタルバンド、メガデスの元メンバーである、 ギタリストのマーティ・フリードマンさんは以前、 欧米とは一線を画すJ-POPのコード進行の異質性を解説しており、 その際の映像が、海外のネット上でたびたび話題になります。 フリードマンさんはまず、 欧米の曲の典型的なコード進行を紹介してから、 以下の発言をしています。 「我々はこの(欧米の)コード進行を数えきれないくらい聴いてる。 それでもずっと使われ続けているんだ。 欧米のアーティストの曲のほとんどは、 4つのコードから成る進行で構成されている。 短いサイクルで、4つのコードが繰り返されるわけだ。 一方で日本のポップスやロックを

          海外「欧米人には斬新だった」 世界的ギタリストが解説するJ-POPの特殊性が話題に
        • 「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

          左からミシェル・ンデゲオチェロ、カッサ・オーバーオール、セシル・マクロリン・サルヴァント、ジョン・バティステ(Photo by Charlie Gross, Patrick O'Brien-Smith, Karolis Kaminskas, Emman Montalvan) 2023年はジャズにとってどんな一年だったのか? 本誌ウェブで数多くのジャズ周辺ミュージシャンを取材してきた音楽評論家・柳樂光隆が徹底解説。文中で紹介している柳樂の過去記事や、記事末尾の2024年のジャズ注目公演まとめもチェックしつつ、シーンの最前線を体感してほしい。 文中に登場するアーティスト/作品の楽曲をまとめたプレイリスト UKジャズを支えるエコシステム これはジャズに限った話ではないと思いますが、コロナ禍前〜渦中に作られた作品もおおよそ出尽くしたことで、新しいモードが始まった感じがしますよね。トレンドみたいなも

            「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
          • 笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也

            突然過ぎて意味がわからなかった。ギタリスト・笹久保伸が3月11日、Xにてジャズ評論家の柳樂光隆氏を名指しで批判し始めたのである。いわば音楽家から評論家へのカウンターだ。 ミーハーで口だけのクソみたいなやつに褒められても喜ぶフリをしないといけないんだから音楽家の人生も大変だよ。 若い人々は評価を無視して作品を作った方がいい。 近年自分の歩みの中で何か恥じることがあるとしたら、それは評論家・柳樂光隆みたいな中身のない人間に『良い』とか書かれたこと。 pic.twitter.com/2wvFFEJEPX — SHIN SASAKUBO (@shinsasakubo) March 11, 2024 私個人としては、柳樂氏が監修する『Jazz The New Chapter4』でディスクレビューを担当させてもらったし、主宰した『ネオホットクラブ13』にもゲスト出演してもらった。好意でインタビューさせ

              笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也
            • 「ジャズの世界は狭すぎるし、アメリカは根本的に間違ってる」シオ・クローカーがそう語る真意とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

              カッサ・オーバーオールと共に「ジャズは死んだ」と連呼する、シオ・クローカー(Theo Croker)の楽曲「JAZZ IS DEAD」は大きなインパクトを与えた。 これまでにデューク・エリントンからマイルス・デイヴィス、近年ではニコラス・ペイトンなど、多くのミュージシャンたちが「ジャズ」という呼称を否定してきた。つい最近もミシェル・ンデゲオチェロが「ジャズ」ではなく「即興的ブラック・アメリカン・ミュージック」のほうがしっくりくるとRolling Stone Japanの取材で答えていたし、トランペット奏者のマーキス・ヒルは「今、できることはこの言葉について学ぶことだ」と語っていた。 「ジャズ」という言葉の是非を問う「JAZZ IS DEAD」は、何十年も前から語られ続けているトピックを、久々に議論の俎上に載せるきっかけになったと言ってもいいだろう。 2019年の『Star People N

                「ジャズの世界は狭すぎるし、アメリカは根本的に間違ってる」シオ・クローカーがそう語る真意とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
              • ミシェル・ンデゲオチェロの創作論 ジャズとSF、黒人奴隷の記憶をつなぐ「自分だけの神話」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の『The Ominichord Real Book』は2023年を代表するアルバムになったのと同時に、長いキャリアの中で数多くの傑作を発表してきたミシェルにとっての新たな代表作にもなった。 ジャズの名門ブルーノートからリリースされた同作には数多くのジャズミュージシャンが参加し、素晴らしい演奏を聴かせている。だが、このアルバムの凄さはそれだけではない。ミシェルはここに収められた曲に様々な文脈を込めている。それは曲名や歌詞、サウンドに様々な形で埋め込まれている。宇宙観や死生観を含めて、ミシェルの哲学のようなものが詰まっているとも言えそうなくらい壮大なものだ。 近年、両親を亡くしたことをきっかけにミシェルはアフリカ系アメリカ人としての自身と祖先への思いを強めていた。そんな思考を、彼女は音楽による壮大な物語の制作に向かわせた。そし

                  ミシェル・ンデゲオチェロの創作論 ジャズとSF、黒人奴隷の記憶をつなぐ「自分だけの神話」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                • 北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う

                  北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う 2024-04-09 2024-04-08 Euro Jazz, Jazz, Music SSW, アイスランド, ジャズ, ピアノ, ヨーロッパ, ヨーロッパジャズ, ヴォーカル, 北欧ジャズ Love3アイスランド出身SSWアンナ・グレタのACT第二弾アルバム2021年に颯爽とメジャーデビューしたアイスランド・レイキャビク出身のピアニスト/シンガーソングライター、アンナ・グレタ(Anna Gréta)が待望のACT発第二弾アルバム『Star of Spring』をリリースした。現在ストックホルムに住む彼女が故郷アイスランドに想いを寄せて弾き語る曲はどれも美しく、特別だ。 前作『Nightjar in the Northern Sky』ではかつて彼女がその飛ぶ貴重な姿を北欧の空で見たヨタカ(夜鷹)をア

                    北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う
                  • 和名盤 - EPOCALC's GARAGE

                    ZENで行こう 決定版 日本民謡 アーティスト:民謡,伊波智恵子,伊波みどり,進藤義声,田中希代子 コロムビアミュージックエンタテインメント Amazon 昨今やれ和ジャズだやれ和ブギーだやれ和レアグルーヴだなどとやたら「和」を付けたジャンル名を目にすることが多い。海外のそれにも見劣りしない日本における音楽、という意味で付けているのだろうと思われる。 しかしながら、僕は悲しいよ。そういうもののほとんどは日本製なだけで伝統的な日本文化を取り入れているとは必ずしも言えないからだ。 僕はイタリアンプログレ、ブラジリアン、クラウトロックが好きなのだけれど、そのどれもに共通するのが「当地の文化に大きく立脚している」ということ。そうでなければ英米のそれと変わりないからね*1。そして日本にも日本文化に立脚した名盤が沢山あるのだ。主に和ジャズ。*2 が、和装時のBGMにしようかなと思って「和 名盤」とかで

                      和名盤 - EPOCALC's GARAGE
                    • ジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィーを迎えたセックステットの1961年8月のアーカイヴ音源 | ele-king

                      1961年8月ニューヨークはヴィレッジ・ゲイト、ジョン・コルトレーン・セクステット(エリック・ドルフィー含)完全未発表ライヴ音源発掘。そんな令和一大ジャズ・ニュースに触れて「待ってました」と色めき立つ人が、はたしてどれくらいいるだろうか。狂喜する往年のジャズ・ファンを横目に、それがいったいどれほどの意味を持つことなのかよくわからぬまま、とりあえず様子を見るか、あるいはすぐに忘れてしまうか、ようするに大して関心を持たない人たちが大勢目に浮かぶ。そんな諸兄諸姉に対して説得力のある何事かを訴えるのはなかなか難しそうであるし、かといって往年のジャズ好事家諸賢にとり為になるような何事かを私なんぞが書けるはずもなく、さて。 ともあれいまさら基本的な情報は不要であろう。なにしろいまや岩波新書の目録にその名を連ねるほどの歴史的偉人である。その岩波新書赤版1303『コルトレーン ジャズの殉教者』の著者であり

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                      • 日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS

                        高中正義の76年作『SEYCHELLES』収録曲“トーキョーレギー”。同作はサディスティック・ミカ・バンドとサディスティックスを経た高中のソロデビューアルバム。『ALL OF ME』は76~78年のベストアルバムで、“トーキョーレギー”も収録している UKのクラブやDJ、ラジオに愛されたJフュージョン けれど……実をいうと、フュージョンは当初からカッコよかったのですよ。日本ではあまり知られていませんが、70年代末から80年代前半にかけて、ロンドンを中心とするイギリスのクラブシーンで日本のフュージョンはリアルタイムで人気を得ていました。当時のイギリスでは、ジャズファンクやフュージョンで踊りまくる〈ジャズダンス〉と呼ばれるムーブメントが盛り上がっていたのですが、そこで、日本産のフュージョンやジャズが盛んにスピンされていたんですね。 このあたり、深堀りしだすとキリがないので、簡単に触れるに留めま

                          日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS
                        • 星野源が選ぶ、今体験してほしい“ジャズ”プレイリスト | ブルータス| BRUTUS.jp

                          「ジャズは今、ジャンルの垣根を越えて増殖している」と星野源は言う。幼い頃からジャズに親しみ、現在のシーンを代表する音楽家たちとも交流を持つ彼に、おすすめのプレイリストを教えてもらった。ジャズとの関わりやその楽しみ方を教えてもらった記事はこちら。 photo: Seishi Shirakawa / interior styling: Fumiko Sakuhara / styling: TEPPEI / hair & make: Yoshikazu Miyamoto / text: Yusuke Monma / prop cooperation: PROPS NOW, AWABEES, Compartment, KAKULULU, beatink

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                          • 【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN

                            音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する本特集。今回は、ジャズの生演奏が毎日楽しめる『HUB(ハブ)浅草店』にお邪魔しました。英国風パブとして知られるチェーン店が、なぜジャズの演奏が楽しめるお店になったのか? そこには興味深い歴史がありました。 古き良き英国パブを再現した店内で、サッカーの試合やミュージックビデオを眺めながら、エールビールとフィッシュ&チップスで乾杯する。『HUB(ハブ)』と聞けば、そんなスタイルを思い描くだろう。いまや全国で102店舗(82 ALE HOUSE含む)を展開する大型チェーン。しかし、浅草店だけは、そのどの店舗とも違う独自のスタイルを貫いている。 大きな違いは、毎日のようにニューオリンズ・ジャズを中心としたライブ演奏が聴けるということ。また、キャッシュオンではなくフルサービスであること。ライブの時間帯はチャー

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                            • 英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA

                              近年、新世代のジャングル/ドラムンベースのプロデューサーやDJが注目を集め、UKのジャズシーンは新たな黄金時代を迎えている。その背景にあるものは何なのだろうか。 1980年代後半から90年代初頭、アシッドハウス(※)の熱狂に沸く英国において誕生したジャングル。そしてほぼ時を同じくして成立したアシッドジャズは、DJが主体となった英国のジャズ文化の新局面だった。本題に入る前に、この2つの音楽について簡単に振り返る。 ジャングルとは何か。『DUB論(改訳決定版)』(2023年、水声社)のなかでマイケル・ヴィールは、「ジャングル(別称ドラム&ベース)は一九九○年頃にイングランドで発展した、ジャマイカのダブとDJミュージック、イギリスのテクノのハイブリッドだ」と記し、その音楽的特徴を「ダブ(ドラムとベースを強調したミックスとアトモスフェリックなサウンドスケーピング)とヒップホップ(抜粋したブレイクビ

                                英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA
                              • 【009】街の底|getonthefloor

                                お話を伺った相手:四日市さん 好きな音楽の傾向:元気 好きなクラブ:今池ハックフィン、高円寺Grassroots、江の島オッパーラ、東岡崎ひかりのラウンジ、伊勢2NICHYOUME PARADAISE、岡山K2、代々木公園、路上 行く頻度:月に3、4くらい?時期によってかなり落差があります よく頼むドリンク:ウーロンハイ 音楽を聴く手段:主にインターネット。副としてフィジカル この企画を始める前、偶然会ったばるぼらさんに「インタビューをするにあたっての準備」について色々お聞きする機会がありました。その際「読みたいから四日市にインタビューしてくださいよ」と何度か言われ、確かに四日市さんは現場でよく見かけるけど、根がパンクスぽいしエッジが効きすぎてるから、自分がある程度回数を経てからじゃないとお願いできないな…と躊躇していたのですが、「そろそろ良いのでは?」とお話を聞きに行ってきました。 やっ

                                  【009】街の底|getonthefloor
                                • 気がつけば「日本人初の全米1位」獲得…米国で驚くほど有名な日本人ピアニストが音楽活動より優先したこと 「アメリカで売れたい」なんて全く考えていなかった

                                  コンテンポラリージャズ・ピアニストの松居慶子さんは、アメリカの音楽業界で最も有名な日本人の一人だ。これまで3つのアルバムで「全米1位」を獲得するなど、その活動は高く評価されている。だが、アメリカでの成功は自らが強く望んだものではなかったという。松居さんの数奇なキャリアを、ノンフィクション作家の梶山寿子さんが取材した――。 日本人で初めてジャズで全米1位を獲得したアーティスト 80年代のシティポップが再評価されるなど、近年、日本人アーティストの楽曲が海外でも人気を集めている。藤井風の『死ぬのがいいわ』が、昨年、音楽ストリーミングサービス、Spotifyの「グローバル・バイラル・チャート」で最高4位を記録。今年7月には、米ビルボードのグローバル・チャート「Global 200」で、YOASOBIの『アイドル』が日本としては歴代最高位となる7位にランクインしたのも記憶に新しい(7月1日付。アメリ

                                    気がつけば「日本人初の全米1位」獲得…米国で驚くほど有名な日本人ピアニストが音楽活動より優先したこと 「アメリカで売れたい」なんて全く考えていなかった
                                  • 海野雅威がジャズピアノの歴史と向き合う理由「スタンダードを知らずに自分の曲は書けない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                    ジャズピアニストの海野雅威が最新アルバム『I Am, Because You Are』を発表した。そこには様々なスタイルを身に着け、その歴史をリスペクトする海野の姿勢が垣間見える。ニューオーリンズからスウィング、ストライドピアノからビバップ、モーダルまで。100年を超えるジャズ史が海野らしい演奏のなかに散りばめられている。 1980年生まれの海野は、トランペッターの黒田卓也と同い年で、ロバート・グラスパーやカマシ・ワシントンとほぼ同世代。ハイブリッドなジャズを提示してきた彼らと同じ時代に育ってきたわけだが、オーセンティックなジャズに恋焦がれてきた海野の演奏や音楽観には、大ベテランのような成熟が感じられる。だからこそ、アメリカに渡ってからレジェンドたちの信頼を勝ち取り、ロイ・ハーグローヴのレギュラーバンドにも抜擢されたのだろう。 僕(柳樂光隆)も同世代の一人として、海野とじっくりジャズピアノ

                                      海野雅威がジャズピアノの歴史と向き合う理由「スタンダードを知らずに自分の曲は書けない」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                    • ヌバイア・ガルシアが熱弁、UKジャズとクラブミュージックの深く密接な関係 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                      サックス奏者のヌバイア・ガルシア(Nubya Garcia)は今日のUKジャズにおけるシンボルであり、その理由は2020年に発表された現時点の最新アルバム『Source』のインタビューでもたっぷり語ってもらった。トゥモローズ・ウォリアーズをはじめとしたロンドンの教育機関の出身であること、レゲエを取り入れるなどカリブ海やアフリカからの移民が持ち込んだ文化を反映していることもそれにあたるが、彼女にはもう一つ重要な文脈がある。エズラ・コレクティヴのリーダー、フェミ・コレオソは「UKジャズはダンスミュージック」だと以前語っていたが、クラブミュージック的な文脈を一貫して取り入れてきたのがヌバイアだ。 ナラ・シネフロ、カイディ・テイタム、モーゼス・ボイドなどが参加した『Source』のリミックス・アルバム『Source ⧺ We Move』(2021年)はひとつ象徴的だろう。ジャズがハイブリッドになり

                                        ヌバイア・ガルシアが熱弁、UKジャズとクラブミュージックの深く密接な関係 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                      • Barakan Beat 2023年11月26日(ジュニア・ウォーカー&オール・スターズ、スケアリー・ゴールディングス) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                        www.interfm.co.jp 【目次】 Jr. Walker & The All Stars「Hip City (Pt. 1)」 Scary Goldings「Meter's Running(feat. John Scofield)」 週間プレイリスト Jr. Walker & The All Stars「Hip City (Pt. 1)」 バラカンさんが1987年から89年にNHKFMでやっていた番組「ロンドン発ピーターバラカン!」のテーマ曲だったそうです。 www.youtube.com Home Cookin' アーティスト:Jr Walker & All Stars Motown Amazon Scary Goldings「Meter's Running(feat. John Scofield)」 スケアリー・ポケッツという二人組がいて、エレクトリックピアノのジャック・コンテ

                                          Barakan Beat 2023年11月26日(ジュニア・ウォーカー&オール・スターズ、スケアリー・ゴールディングス) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                        • ブランディー・ヤンガーが熱弁、ドロシー・アシュビーとジャズ・ハープが今求められる理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                          ブランディー・ヤンガー、今年8月に開催されたブルーノート東京公演より(Photo by Tsuneo Koga) ジャズにおいて、ハープという楽器はずっとマイナーなものだった。しかし近年、ミシェル・ンデゲオチェロやマカヤ・マクレイヴン、テラス・マーティンやバッドバッドノットグッドなど、様々なアーティストの作品からハープの優雅な音色が聴こえてくるようになった。そこで演奏しているのはブランディー・ヤンガー(Brandee Younger)。彼女の登場はハープという楽器のイメージから、その楽器のジャズにおける立ち位置まですべてをガラッと変えてしまった。 ミシェル・ンデゲオチェロは以前、こう語っている。「ブランディ・ヤンガーとは絶対に一緒にやりたかった。彼女は今、最も優れたハープ奏者だから。ハープは一種のエネルギー。とても力強い楽器なの。そのことをみんなに知ってもらいたかった」。 そんな彼女が今年

                                            ブランディー・ヤンガーが熱弁、ドロシー・アシュビーとジャズ・ハープが今求められる理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                          • キーファーが明かすジャズとヒップホップ、鍵盤とプロダクションを繋ぐ思想と背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                            キーファー(Kiefer)が6月4日(火)に大阪、6月5日(水)に東京のビルボードライブで来日公演を行なう。アンダーソン・パークやドレイク、ケイトラナダの作品に貢献し、WONKとのコラボ曲「Fleeting Fantasy」でも話題を呼んだLAシーンの重要人物に柳樂光隆がインタビュー。 キーファーを初めて生で観たのは2017年のビルボードライブ東京で、彼はテラス・マーティンが率いるバンドの一員としてピアノを弾いていた。そのときのキーファーはどこからどう見てもジャズミュージシャンだったが、一般的にはビートメイカー/プロデューサーとしてのイメージのほうが強いだろう。今ではそのふたつの側面を両立させているアーティストも少なくないが、ここまでスムースな融合を実践しているアーティストはなかなかいない。そんな彼が、Stones Throwに所属しているのは非常にしっくりくるものがある。 別の言い方をす

                                              キーファーが明かすジャズとヒップホップ、鍵盤とプロダクションを繋ぐ思想と背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                            • コーシャス・クレイが語る、ジャズの冒険と感情を揺さぶるメロディが生み出す「深み」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                              コーシャス・クレイ(Cautious Clay)は桁外れのサクセスストーリーを歩んできた。不動産エージェントで働きながら、プロのミュージシャンを目指していた彼のデビュー曲「Cold War」はストリーミング再生1億回を超える大ヒットを記録。テイラー・スウィフトが「London Boy」でその「Cold War」をサンプリングし、ビリー・アイリッシュのデビュー曲「Ocean Eyes」のリミックスに起用されるなど、錚々たるアーティストたちを魅了してきた。 その後、2021年にデビュー作『Deadpan Love』を発表し、UMIやレミ・ウルフらとのコラボでも注目を集めてきたコーシャスは、2023年にジャズの名門ブルーノートとの契約を発表した。意外な展開にも思われたが、彼のライブ動画を見るとその意図が見えてくるだろう。もともとジャズを学び、フルート/サックス奏者の道を模索していたという彼のパフ

                                                コーシャス・クレイが語る、ジャズの冒険と感情を揺さぶるメロディが生み出す「深み」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                              • ジャズ・トゥナイト 2023年11月25日(ジョン・ゾーン) - ラジオと音楽

                                                www.nhk.jp 【目次】 シリーズJAZZジャイアンツ 54. ジョン・ゾーン John Zorn「Ne'eman」 Sonny Clark Memorial Quartet「Nicely」 John Zorn「Behold the Night of Our Solemnities」 シリーズJAZZジャイアンツ 54. ジョン・ゾーン 今月のシリーズJAZZジャイアンツは、9月2日に70歳となったニューヨーク出身のサックス奏者で作編曲家、インプロヴァイザー、音楽プロデューサーなど多彩な音楽家で大友さんが尊敬するジョン・ゾーンの特集でした。ジョン・ゾーンは、ジャズというだけではとても捉えきれない存在で、現代音楽の世界、前衛音楽の世界、即興音楽の世界、クラシックの世界、ジャズの世界、それぞれで非常に優れた活躍をしている方だそうです。日本では取り上げにくい感じがあるそうですが、アメリカや

                                                  ジャズ・トゥナイト 2023年11月25日(ジョン・ゾーン) - ラジオと音楽
                                                • 世界の快適音楽セレクション 2023年11月11日(ゴンチチ、望月慎一郎、ショーン・マーティン、ウォルフガング・ムースピール) - ラジオと音楽

                                                  www.nhk.jp 【目次】 anotherの音楽 ゴンチチ「Another Mood」 望月慎一郎 「Another Vision」 喫茶謎 Shaun Martin「Recordame」 トピックス(渡辺享) Wolfgang Muthspiel「Amelia」 anotherの音楽 ゴンチチ「Another Mood」 www.youtube.com 冬の日本人 Sony Music Labels Inc. Amazon 望月慎一郎 「Another Vision」 三上さんの選曲。日本のジャズピアニスト:望月慎一郎さんのアルバム『Another Vision』からタイトル曲。望月慎一郎さんのピアノ、 橋爪亮督さんのサックス、落合康介さんのベース。日本でもこのようなジャズを演奏される方がいるのだということを認識した初めてのアルバムということです。 www.youtube.com A

                                                    世界の快適音楽セレクション 2023年11月11日(ゴンチチ、望月慎一郎、ショーン・マーティン、ウォルフガング・ムースピール) - ラジオと音楽
                                                  • ジャズ・トゥナイト 2023年6月10日(海野雅威、エリック・アレキサンダー、小沼ようすけ&宮本貴奈) - ラジオと音楽

                                                    ホットピックス 海野雅威『I Am, Because You Are』 2020年にニューヨークでアジア人ということだけで襲われて重症を負ったピアニスト:海野雅威さんの復帰後2作目のアルバム。海野さんを支えてきたドラムスのジェローム・ジェニングスとベーシストのダントン・ボーラーとのレギュラートリオで今年の3月にルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されました。2016年にルディ・ヴァン・ゲルダーが生涯最後に録音したピアニストが海野さんだそうです。今回のアルバムはヴァン・ゲルダーの唯一の弟子であるモーリーン・シックラーが録音を担当し、ブースに入らずひとつの部屋で録音されたそうです。ミックスはジム・アンダーソンが担当しています。共同プロデューサーにはソニー・ロリンズの甥でトロンボーン奏者のクリフトン・アンダーソンが海野さんと共に名を連ねています。 I Am, Because You Are

                                                      ジャズ・トゥナイト 2023年6月10日(海野雅威、エリック・アレキサンダー、小沼ようすけ&宮本貴奈) - ラジオと音楽
                                                    • ジャズ・トゥナイト 2023年11月18日(カーラ・ブレイ) - ラジオと音楽

                                                      www.nhk.jp 【目次】 追悼:カーラ・ブレイ Paul Bley Quartet「O Plus One」 Carla Bley、Andy Sheppard、Steve Swallow「Beautiful Telephones III」 追悼:カーラ・ブレイ 今回は10月17日に87歳で亡くなったカーラ・ブレイを追悼して、昨年4月30日の「シリーズJAZZジャイアンツ(35) カーラ・ブレイ」の再放送でした。 www.radiomusic.jp Paul Bley Quartet「O Plus One」 カーラ・ブレイがポール・ブレイと結婚する直前、自身の曲の最初の録音。1957年ポール・ブレイ・カルテットのアルバム『Solemn Meditation』より。ライナーノーツもカーラが書いているそうです。ポール・ブレイのピアノ、デイブ・パイクのヴァイブラフォン、チャーリー・ヘイデンのベ

                                                        ジャズ・トゥナイト 2023年11月18日(カーラ・ブレイ) - ラジオと音楽
                                                      • ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine

                                                        ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! 2024-02-16 Jazz 本書は、ギター・マガジン2017年3月号『進撃のジャズファンク』と、ギター・マガジンWEBの連載『進撃のジャズファンク外伝』を1冊にまとめ、さらに新たな記事を追加したムック本だ。 登場するのは、グラント・グリーンやメルヴィン・スパークス、ブーガルー・ジョー・ジョーンズ、ジョージ・ベンソンといったジャズファンクの顔役ギタリストから、フレディ・ロビンソン、カル・グリーンのようなややマニアックな隠れ名手まで、総勢11人のゴキゲン・ギタリストたち。 それぞれ一人一人のバイオグラフィ、使用ギター、名盤、プレイスタイルなどを徹底解説している。 新規コンテンツの目玉の1つとなるのが、70年代ファンク/レアグルーヴを象徴するバンドの1つであるFunk Inc.のギ

                                                          ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がついにムック化! ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine
                                                        • 21世紀のジャズが面白いのはロイ・ハーグローヴのおかげだ! 音楽とファッションとサムシング(第22回) | JBpress autograph

                                                            21世紀のジャズが面白いのはロイ・ハーグローヴのおかげだ! 音楽とファッションとサムシング(第22回) | JBpress autograph
                                                          • 謝明諺(シェ・ミンイェン/Minyen Hsieh)が語る、知られざる台湾フリージャズ史からスガダイローらとの新作『Our Waning Love』まで | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                            いま、台湾でフリージャズの新しい動向が盛り上がりを見せている。恥ずかしながら、今回このインタビューを実施するまで、わたしはそのことを捉え損ねていた。もちろん、これまでもノイズや実験音楽、サウンドアートなどに関しては、台湾に独自のシーンがあることを認識していた。フリージャズを演奏するミュージシャンが何人か存在することも把握していた。だがジャズのシーンとなると、いわゆるスタンダードで保守的なものしかないと思い込んでいた。 しかしこれは大きな勘違いだった。台湾には約100年前の日本統治時代まで遡ることのできる独自のジャズの歴史があり、21世紀に入ってからは台湾ならではの要素を取り入れた実にユニークなアルバムも多数リリースされてきている。そして2010年代以降、ノイズのシーンとも交差しながら、台湾のジャズの歴史は新たな段階に入っていたのだ。そうした台湾フリージャズの立役者の一人が、サックス奏者・謝

                                                              謝明諺(シェ・ミンイェン/Minyen Hsieh)が語る、知られざる台湾フリージャズ史からスガダイローらとの新作『Our Waning Love』まで | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                            • ELP『庶民のファンファーレ/Fanfare for the Common Man』(1977)エマーソン・レイク・アンド・パーマー『ELP四部作』(Works, Vol.1)より - あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」

                                                              庶民のファンファーレ ELP youtu.be コチラですね Emerson, Lake & Palmer - Fanfare For The Common Man - YouTube 寒そうです 市民のためのファンファーレ(アーロン・コープランド作曲)ケネディセンターにて wikiより 『市民のためのファンファーレ』(英: Fanfare for the Common Man)は、指揮者ユージン・グーセンスの依嘱により、アーロン・コープランドが1942年に作曲したファンファーレである。20世紀音楽の中で最も分かりやすい作品の一つであり、アメリカ合衆国が生んだ芸術音楽の古典に位置づけられている。 youtu.be この曲をELPがカバーすると別物になりますね ありがとうございます テレビでおなじみの「この曲!」です みなさまは、この曲を聴くとどんな気持ちになりますか? 映画音楽などが典型で

                                                                ELP『庶民のファンファーレ/Fanfare for the Common Man』(1977)エマーソン・レイク・アンド・パーマー『ELP四部作』(Works, Vol.1)より - あい青子「大好きだった曲」と「手離し服」で幸せを感じる「認知症の予防と介護」
                                                              • 君は“K-JAZZ”を知っているか? | ブルータス| BRUTUS.jp

                                                                BTSのRMにV、坂本龍一に見出されたSe So Neon、その周りにジャズミュージシャンがいるのはご存じだろうか?世界からも注目されるポップスの台風の目には、彼らの存在が欠かせない。盛り上がる韓国のシーンで何が起こっているのだろうか?BTSのRMによる『Tiny Desk Concert』でも演奏したベーシストのジェシン・パク、キーボーディストのドクスキムの二人に話を聞いた。 本記事も掲載されている、BRUTUS「JAZZ is POP!!」は、2月15日発売です。

                                                                  君は“K-JAZZ”を知っているか? | ブルータス| BRUTUS.jp
                                                                • ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)が生涯求めた黒人のための音楽――映画「人生最期の音楽の旅」のアンリ監督に聞く人種と政治、ジャズとビジネスの問題 | Mikiki

                                                                  ロイ・ハーグローヴがわずか49歳でこの世を去ってから早5年――稀代のジャズトランペッターである彼の人生に迫るドキュメンタリー映画「ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅」が命月11月に日本で公開される。監督を務めたのはハーグローヴと同世代で30年近くにわたって親交のあったエリアン・アンリ。2人は2016年から1年半かけて構想を練り、2018年1月から撮影を敢行、結果としてハーグローヴの最後の1年をカメラに収めることとなった。 人工透析を受けながら演奏活動を行う過酷な日々と、そうした病を微塵も感じさせない、窓辺でリラックスしながら、あるいはステージで白熱しながら奏でるトランペットの音色。本作にはそうしたロイ・ハーグローヴのリアリティが刻まれているとともに、映画のエグゼクティブプロデューサーを務めたエリカ・バドゥをはじめ多数のミュージシャンたちのインタビューを差し挟むことで、ハーグローヴの足跡

                                                                    ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)が生涯求めた黒人のための音楽――映画「人生最期の音楽の旅」のアンリ監督に聞く人種と政治、ジャズとビジネスの問題 | Mikiki
                                                                  • 大学の先生が趣味で20年ぐらいジャズピアノやってて、プロのジャズミュ..

                                                                    大学の先生が趣味で20年ぐらいジャズピアノやってて、プロのジャズミュージシャンと共演したこともあるぐらいの腕前なんだが 本人はジャズピアノやってて楽しかったことなんかほとんどないっていうんだよ。 すこしも上手く弾けなくて苦しいばっかりだっていうんだよ。 じゃあなんでやってるんですかって聞いたら、満足のいく演奏ができるようになることは生きがいみたいなもんだからやめられないってさ。 絵を描くのが楽しくて仕方がない人もいるかもしれんけど、苦しみながら満足のいく絵が描けるようになりたいと思って描き続けてる人もそれなりにいるんじゃないっすかね。 おれは絵も音楽もからっきしですけど陰ながら応援してますよ。

                                                                      大学の先生が趣味で20年ぐらいジャズピアノやってて、プロのジャズミュ..
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