不採算事業の見直しなど組織再編を進める流通大手、セブン&アイ・ホールディングス(東京・千代田区、井阪隆一社長)が出版事業から撤退することが27日、分かった。関係者によると、事業を終了するのは、主婦層に人気の生活情報雑誌「saita」などを発行するセブン&アイ出版。 同社は1995年に設立され、年間の売り上げは毎年20億円程度で推移していた。だが、ここ数年は毎年数億円の赤字を計上。書籍部門は好調だったが、雑誌部門は伸び悩むなど出版不況の影響も受け、2021年春をメドに会社を清算する方針を決めた。 関係者によると、来年1月下旬に出版事業の終了を公表する見通し。新刊発行も取りやめ、同5月下旬までに出荷も停止する。すでに取締役会で会社の清算を決定。会社側は約50人の従業員にも通知し、再就職支援などを行う方針を示した。 同社が発行する書籍では、人気占い師・ゲッターズ飯田さんの「五星三心占い」が“ドル
セブン&アイ・ホールディングスは6月7日、8月上旬に品川区に新業態の1号店をオープンすることを明らかにした。流通ニュースの取材に対して、広報センターが答えた。 広報センターによると、「新業態を運営する新会社として2018年4月に、セブン&アイHDの100%子会社フォーキャストを設立した。新業態の店舗名称、詳細については現時点では、回答を控える」と述べた。 <セブン&アイ・ホールディングス> フォーキャストの代表取締役社長には、セブン-イレブン・ジャパン執行役員オペレーション本部長補佐などを歴任した有坂順一氏が就任している。 資本金は18億円で、百貨小売業その他商業およびこれに関連する商品の製造・加工・卸売業を事業内容としている。 事業開始に向けて、すでに求人サイトや求人誌で、従業員の募集を開始した。 求人募集やフォーキャストが公開したホームページによると、出店地は東急大井町線「中延駅」から
株式会社セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井阪 隆一)は、カット野菜の新商品『セブンプレミアム 宮城県美里町産5種のリーフレタス』を、東北エリアのセブン‐イレブン1,421店(2022年3月末現在)にて、4月19日(火)より発売いたします。 今回発売するカット野菜は、宮城県美里町に2021年10月に竣工した株式会社舞台ファーム様の「美里グリーンベース」で生産されたレタス5種を使用しています。同工場は、天然光とLEDを併用した光源による植物の成長を可能にし、天候不順の影響を受けない環境を整えることで、安全・安心な野菜を安定的に供給することを実現した、日本最大級の次世代型植物工場です。最新の技術と設備を用いた持続可能な農業の実現を目指す取り組みと、セブン&アイグループが掲げる持続可能な原材料調達の目的が合致し、今回の商品化につながりました。まずは工場を中心と
セブン&アイ・ホールディングスは、「7iDパスワード」を一律リセットしたと発表した。 撮影:小林優多郎 セブン&アイ・ホールディングスは7月30日、「7pay」の不正利用問題に関連して、全「7iDパスワード」を一律リセットしたと発表した。 7iDパスワードは、同社の会員基盤「7iD」の利用に必要なパスワードのこと。 7iDは、外部ID連携などの脆弱性が取りざたされるセブン-イレブンアプリ(7pay)だけではなく、「西武・そごう」や「赤ちゃん本舗」などのグループ通販をまとめるECサイト「オムニ7」や、セブン&アイグループ各社のオリジナルアプリなどで利用されている。 今回の措置により、7iD会員は、所定の手続きを経てパスワードを変更しなければ、各サービスを引き続き利用することはできなくなる。 セブン&アイ・ホールディングス広報によると、7月28日時点の7iD会員の数は約1650万人としている。
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、全国のコンビニやスーパーなどで販売したバウムクーヘンの一部でカビが見つかったとして、およそ174万個を自主回収することを決めました。 会社側によりますと、先月14日にコンビニの客から「商品にピンク色のカビのようなものが発生している」という申し出があったことから調べたところ、複数のバウムクーヘンからカビが見つかりました。 会社によりますと、グループのコンビニやスーパー、それにデパート合わせて2万855店舗で販売しましたが、これまでのところ健康被害は確認されていないとしています。 セブン&アイ・ホールディングスは「今後はより一層の品質管理を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります。お客様には多大なご迷惑をおかけすることを心よりおわび申し上げます」とコメントしています。 問い合わせ先は「ユーハイム回収受付窓口」で、電話番号は0120-567-256です
セブン&アイ・ホールディングスは6月26日、「セブン&アイ経営レポート」(統合報告書)を初公表した。 <セブン&アイ経営レポート> 出典:セブン&アイHDホームページ ステークホルダーとの建設的な対話と誠実なガバナンスによる価値協創のための施策の一環。 セブン&アイ経営レポートは、経営に関する主要情報とその考え方を集約・整理し、株主・投資家のほか、すべてのステークホルダーに理解してもらうために、自社の言葉で分かりやすく説明する報告書。 これまで発行してきた「コーポレートガバナンス・レポート」に「統合レポート」の良さを入れ込み、両レポートを一体化することで、自社の中長期の企業価値向上に関する取り組みを、価値協創ガイダンスに基づき、より統一的に、分かりやすく伝えるもの。 コーポレートガバナンス・コードが開示すべきとしている「特定開示項目」についても、レポート上で開示・説明することで、誠実なガバ
セブン&アイ、紅ショウガの入れ過ぎでたこ焼き253万袋を自主回収 1 名前:記憶たどり。 ★:2019/11/08(金) 19:58:02.40 ID:jf6E5LRA9 セブン、たこ焼きを自主回収へ 紅ショウガを入れすぎか セブン&アイ・ホールディングスは8日、冷凍食品の「セブンプレミアム とろ〜り食感たこ焼」約235万食分を自主回収すると発表した。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000044-asahi-soci 7: 名無しさん@1周年 2019/11/08(金) 19:59:02.80 ID:tjw7xU6a0 むしろ好物だが 11: 名無しさん@1周年 2019/11/08(金) 19:59:30.47 ID:1TJgQKKB0 美味しいやん 12: 名無しさん@1周年 2019/11/08(金) 19:59:35.4
Diamond Premium News ダイヤモンド・プレミアム会員のみなさまだけに、ダイヤモンド編集部の特選ニュースをお送りします。 バックナンバー一覧 セブン&アイ・ホールディングスが1月24日にグループ横断のECサイト「オムニ7」を閉鎖する。2015年にオープンしたオムニ7はEC市場で埋没し、社内では「負の遺産」に位置付けられていた。今後、ECサイトはグループ各社がそれぞれ展開する方針で、巨大流通グループはEC分野で一足早い“解体”が進む。(ダイヤモンド編集部副編集長 名古屋和希) オムニ7は1月下旬で閉鎖 カリスマ・鈴木路線と決別 新たなサービスに生まれ変わります――。セブン&アイ・ホールディングスがグループ横断で展開するECサイト「オムニ7」のトップページにはそんな案内が掲げられている。 オムニ7とはグループのスーパーであるイトーヨーカドーや百貨店のそごう・西武、専門店のロフト
アマゾンウェブサービス ジャパンは、セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)が顧客のデジタル体験価値向上に向けてAWSを採用したことを発表した。 本採用により、AWS上にグループ共通のイノベーション基盤を整備することで、デジタルな顧客体験をグループ横断で迅速に展開するための俊敏性と拡張性を備えるとともに、グループ各社で一貫性のあるサービスを提供できるようになったとしている。 また、「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」を活用し、グループ各社の購買データを共通の基盤に一元化するデータレイク(データ蓄積基盤)を構築することで、顧客管理や各種マーケティング、商品開発など、体験価値向上の基礎となる複数のアプリケーションも開発しているという。 さらに、AWS上に構築した共通基盤により、グループ統一のセキュリティ規程や、規程に則ったITインフラ
流通大手、セブン&アイ・ホールディングスによるアメリカのコンビニの買収について、独占禁止法に違反するとしていたアメリカのFTC=連邦取引委員会は、セブン&アイ側がおよそ300店舗を他社に売却することで合意したと発表し、買収が承認される見通しとなりました。 セブン&アイ・ホールディングスは先月、アメリカの石油精製会社が運営するコンビニを併設したガソリンスタンド部門「スピードウェイ」を210億ドル(日本円にしておよそ2兆3000億円)で買収したと発表しました。 しかし、アメリカで買収事案を審査するFTC=連邦取引委員会の一部の委員が「買収は独占禁止法に違反する」などと異議を唱えたため、買収の承認が遅れていました。 これについて、FTCは25日、声明を発表し、セブン&アイがアメリカ国内のセブンイレブンとスピードウェイの合わせて293店舗をほかのコンビニ運営会社などに売却することで合意したと明らか
「セブン&アイ、そごう・西武を売却へ」。2022年1月末、日本経済新聞が報じたニュースが流通業界を駆け巡った。当のセブン&アイ・ホールディングス(HD)関係者も「もともと構造改革の一環として事業ポートフォリオの見直しを考えてきた」と否定しない。セブン&アイHDはどこに行こうとしているのか。 ■掲載予定 ※内容は予告なく変更する場合があります (1)セブン&アイ、覚悟のコンビニ回帰 脱・流通コングロマリット(今回) (2)井阪隆一社長インタビュー「流通業は変わり続けなければ」 (3)成長の原動力は世界へ 「日本流」だけじゃない (4)ネットで変貌する店舗 その先に見る勝ち筋 (5)鈴木敏文名誉顧問インタビュー「自ら歴史を創り出せ」 「セブン&アイHDの課題は事業ポートフォリオ改革が遅れている点にあった」。こう話すのは大和証券の津田和徳アナリスト。セブン&アイHDが百貨店事業会社のそごう・西武
7iDパスワードを再設定したら7pay「残高消えた」との報告相次ぐ セブン&アイ「間違ったIDを入力したため」「不具合ではない」 セブン&アイ・ホールディングスの共通ID「7iD」のパスワードを再設定したら「7pay」の残高などが消えたという報告がSNSで相次いでいる。同社は取材に対し、利用者が誤って別のIDでログインしたためとみられるとコメントした。 セブン&アイ・ホールディングスは、決済サービス「7pay」に対する不正アクセスをめぐるセキュリティ強化の一環として、30日に「7iD」パスワードの一斉リセットを実施。これにより利用者はパスワードの再設定が必要となった。しかし、再設定したという利用者からは、「7pay」の「残高が見えない」「消えた」といった不具合を訴える声がSNSに複数あがっている。また、「アプリのバッチやクーポンが全て無くなりました」「再設定したら7payの残高消えるし、バ
関連記事 ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」 連日の猛暑が続く中、ソニーグループ(ソニーG)が4月に発売した、充電式の冷温デバイス「REON POCKET 3」(レオンポケット3)の売れ行きが好調だ。同製品は「着るエアコン」とも呼ばれており、ビジネスパーソンを中心に売り上げを伸ばしている。 「スシロー」はなぜ、“食器舐め”本人の謝罪を拒否したのか 広報に聞いた 回転寿司チェーン「スシロー」の店内で、客が卓上の醤油ボトルや湯呑みを舌でなめる動画をSNSに投稿し、物議を呼んでいる。被害を受けたスシローの運営元あきんどスシローは迷惑行為に「刑事、民事の両面から厳正に対処する」との声明を発表。厳格な姿勢を示し、ネット上で賞賛を浴びている。スシローはなぜ厳しい姿勢を貫くのか。理由を広報に聞いた。 「想定以上の売り上げ」──期間限定47%増量商品、品切れ相次ぐ なぜロ
流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」のことし2月までの1年間の決算はグループ全体の売り上げが11兆円余りとなり、日本の小売業で初めて10兆円を超えました。物価高などの影響でスーパーとデパート事業は不振が続いたものの、好調なコンビニエンスストア事業が下支えしました。 発表によりますと、セブン&アイのことし2月までの1年間のグループ全体の決算は、売り上げが11兆8113億円となり、前の年より35%増えました。 日本の小売業で売り上げが10兆円を超えたのは初めてとなります。 主力のコンビニ事業が好調で、海外事業を拡大させたほか、国内でも自社ブランドの見直しなどで販売を伸ばしました。 最終的な利益は2809億円で、前の年より33%増えて過去最高となっています。 ただ、その一方で、▼総合スーパーの「イトーヨーカ堂」が原材料価格やエネルギー費用の高騰などで3年連続の最終赤字となったほか、▼デパー
セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)は9月1日、子会社そごう・西武の全株式を米投資ファンドFortress Investment Group LLC(フォートレス)に譲渡する。8月31日に開催した取締役会で決定した。売却額は当初の2500億円から300億円減額し、2200億円。事業売却に伴い、そごう・西武への900億円余りの債権も放棄する。 セブン&アイは2006年6月にミレニアムリテイリング(現そごう・西武)を完全子会社化。だが、百貨店業界の事業環境の悪化もあり、そごう・西武は2023年2月期決算まで4期連続の最終赤字を計上していた。グループ事業ごとに効率性・成長性を考慮した末、「事業価値の最大化は困難」と判断。22年11月にフォートレスへの事業売却を発表した。 ただ、そごう・西武労働組合が「雇用維持と事業継続に確証が持てない」と反発し、売却が延期に。セブン&アイも労組と協
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セブン&アイ・ホールディングスが、インターネットで注文した商品を最短30分で宅配するコンビニエンスストア「セブン―イレブン」のサービスを、全国2万店規模に拡大する方針であることが23日、分かった。 【図解】コンビニの売上高増減率 2025年ごろまでの実現を目指す。国内のコンビニ市場が頭打ちとなる中、新型コロナウイルス禍で急拡大するネット宅配を取り込む。 同社は現在、コンビニのネット宅配を東京、北海道、広島の約550店で導入している。店頭の約3000品目が購入対象。店舗から半径約500メートルの範囲を対象に、専用サイトで税抜き1000円以上から注文を受け付けている。税込み330円の配送料が別途かかる。
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、業績の不振が続くイトーヨーカ堂など傘下のスーパー事業について、2027年以降に株式を上場する方向で検討を進めることを明らかにしました。食品開発での協業は維持しつつ、主力のコンビニ事業と経営を分離させるとしています。 発表によりますと、セブン&アイ・ホールディングスは、子会社のイトーヨーカ堂など傘下のスーパー事業について、2027年以降に株式を上場する方向で検討を進めるということです。 上場にあたっては、スーパー事業を傘下に持つ中間の持ち株会社を新たに設立し、セブン&アイが一定の株式を引き続き保有し、食品開発での協業は維持するとしています。 そのうえで、株式の上場を通じて、経営資源の集中を進めている主力のコンビニ事業と経営を分離させるとしています。 グループの祖業であるイトーヨーカ堂をめぐっては、10日に発表されたことし2月までの1年間の決算で、4
オムニチャネル戦略発表、海外視察ツアー実施 2014年にセブン&アイ・ホールディングス執行役員CIOに就任、2016年12月に退任するまでグループオムニチャネル戦略のリーダーを務めました。前回、お話ししたような苦労はありつつも、オムニチャネル戦略を実現することができたのは、トップを説得したことが大きかったように思います。 当時、会長だった鈴木敏文は、「これからはネットの時代になる」ということははっきりと理解していましたが、80歳を超える高齢ということもあり、自らの実感としてそれを認識することはできていませんでした。 しかし、オムニチャネル化について説明すると、すぐにその本質を見極め、ビジネスとしての可能性を確信していました。 「御用聞きということか?」――僕がオムニチャネル化について説明したときに、ふと彼がつぶやいた言葉です。 その通りなんですよね。昔は三河屋のサブちゃんがやってくれていた
セブン解体 流通業界のガリバー、セブン&アイ・ホールディングスが、“解体”に動いている。コンビニエンスストア、スーパーから、百貨店、専門店、外食、金融にまで広がる事業ポートフォリオを見直し、売却を含めた構造改革に着手。コンビニを核とした食品関連事業に注力する道を歩み出そうとしている。だが、そごう・西武の売却交渉は難航し、決裂がささやかれ始めた。ロープで縛り付けられた『ガリバー旅行記』の主人公さながら、さまざまな思惑やしがらみで身動きが取れない巨人は、コングロマリットの呪縛から逃れられるのか。 バックナンバー一覧 百貨店子会社そごう・西武の売却など、事業ポートフォリオの改革に動きだしたセブン&アイ・ホールディングス。同社を巡っては、売却について取り沙汰されては消えてきた事業会社が幾つかある。“セブン解体”の中、過去の思惑やしがらみを断ち切り、ノンコア事業として切り出される可能性が高いのはどこ
セブン&アイHDが売却を計画するそごう・西武の西武池袋本店=東京都豊島区で2023年7月、竹地広憲撮影 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は30日、傘下の百貨店大手「そごう・西武」を9月1日に売却する方針を固めた。売却先は、家電量販店大手のヨドバシHDと連携する米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループ。そごう・西武の労働組合(寺岡泰博委員長)は売却方針に反発しており、31日に西武池袋本店(東京都豊島区)で予定通り終日ストライキを実施することを決めた。そごう・西武は31日に西武池袋本店を臨時休館する。 関係者によると、8月31日にセブン&アイとそごう・西武で臨時取締役会を開き、売却の手続きに必要な承認を決議する方針を固めた。売却後のそごう・西武では、旗艦店の西武池袋本店のほか、西武渋谷店(渋谷区)、そごう千葉店(千葉市)へのヨドバシ出店も検討される模様だ。
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