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  • 書評 「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?~進化の仕組みを基礎から学ぶ~ (光文社新書) 作者:河田 雅圭光文社Amazon 本書は進化生物学者河田雅圭による進化の一般向けの解説書になる.河田は新進気鋭の学者であった1990年に「はじめての進化論」を書いている.当時は行動生態学が日本に導入された直後であり,新しい学問を世に知らしめようという意欲にあふれ,かつコンパクトにまとまった良い入門書だった.そして東北大学を定年退官して執筆時間がとれるようになり,その後の30年以上の学問の進展を踏まえ,改めて一般向けの進化の解説書を書いたということになる.ダーウィンの議論の今日的当否を問うような印象の題名だが,それは本書の極く一部の内容で,基本的にはいくつかの誤解が生じやすいトピックを扱いつつ進化とは何かを解説する書物になっている. 第1章 進化とは何か 1.1 そもそも進化とはなんだろうか? 第1章第

      書評 「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    • 書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

      ダーウィンの呪い (講談社現代新書) 作者:千葉聡講談社Amazon 本書は千葉聡による「ダーウィンの自然淘汰理論」(特にそれが社会にどのような含意を持つかについての誤解や誤用)が人間社会に与えた負の側面(本書では「呪い」と呼ばれている)を描く一冊.当然ながら優生学が中心の話題になるが,それにとどまらず様々な問題を扱い,歴史的な掘り下げがある重厚な一冊になっている. 冒頭ではマスメディアがしばしばまき散らす「企業や大学はダーウィンが言うように競争原理の中でもまれるべきであり,変化に対応できないものは淘汰されるべきだ」という言説を,まさに「呪い」であると憂いている.そしてそれが「呪い」であるのは,「進歩せよ,闘いに勝て,そしてそれは自然から導かれた当然の規範である」というメッセージがあるからだと喝破している(それぞれ,「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」と名付けられている). 第

        書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
      • ダーウィンが来た、ってあるじゃんNHKの

        あれ番組の内容的には シートンが来た のほうが合ってるんじゃないの ダーウィン関係ないだろ

          ダーウィンが来た、ってあるじゃんNHKの
        • 【ダーウィン事変】登場人物の特徴や能力を紹介!チャーリーはどんな動物? | 漫画ワンダーランド-Manga Wonderland –

          今回は、『ダーウィン事変』という漫画について紹介したいと思います。この漫画は、人間とチンパンジーの間から生まれた「ヒューマンジー」の少年チャーリーと、彼を取り巻く家族や友人、敵対者たちの物語です。アメリカを舞台に、「テロ」「炎上」「差別」など、現代社会の問題に直面しながらも、「ヒト」と「ヒト以外」の境界を超えた絆や友情を描いています。 私はこの漫画を読んで、チャーリーの成長や苦悩、勇気や優しさに感動しました。また、登場人物たちもそれぞれ個性的で魅力的でした。特にチャーリーは、人間でもチンパンジーでもない存在として、どんな動物なのか気になりました。そこで今回は、この漫画に登場する主要なキャラクターの特徴や能力、関係性などを紹介していきたいと思います。チャーリーはどんな動物なのかも説明しますね。 漫画の紹介 作者『ダーウィン事変』の作者は、うめざわしゅんさんです。過去には、「もう人間」という生

          • ダーウィンと槙野万太郎の意外な共通点を紹介!朝ドラ『らんまん 第84話』 - AKIRAの映画・ドラマブログ

            引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/ 朝ドラ『らんまん 第84話』では、ダーウィンの話が出てきますが、実はダーウィンと槙野万太郎には意外な共通点があります。 そこで、二人には、どのような共通点があるのか?詳しく紹介しましょう。 朝ドラ『らんまん』のキャスト 監修&演出 登場人物&俳優 朝ドラ『らんまん 第84話』のストーリー 『ダーウィンと槙野万太郎の意外な共通点』 朝ドラ『らんまん 第84話』の見所とまとめ 朝ドラ『らんまん』のキャスト らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。 監修&演出 監修:田中伸幸 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志 登場人物&俳優 槙野寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者 槙野万太郎-幼少時(

              ダーウィンと槙野万太郎の意外な共通点を紹介!朝ドラ『らんまん 第84話』 - AKIRAの映画・ドラマブログ
            • 【ダーウィンファンディング 】開発型15号!利回り5.5% 304日!Amazonギフト券キャンペーン実施!|くきの楽しい投資生活

                【ダーウィンファンディング 】開発型15号!利回り5.5% 304日!Amazonギフト券キャンペーン実施!|くきの楽しい投資生活
              • ダーウィン事変の漫画レビュー!人間とチンパンジーのハイブリッド少年が巻き起こす世界大革命 | 漫画ワンダーランド-Manga Wonderland –

                こんにちは。今回は、『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中のうめざわしゅん先生の最新作『ダーウィン事変』を紹介します。この漫画は、人間とチンパンジーの間から生まれた「ヒューマンジー」の少年チャーリーが主人公のサスペンスアクションです。チャーリーは、人間の両親に育てられながらも、自分の存在意義や生存権を問われることになります。そんな彼を巡って、動物解放を求めるテロ組織や政府機関、メディアなどが暗躍し、世界は大混乱に陥っていきます。 この漫画は、マンガ大賞2022で大賞を受賞したほか、『このマンガがすごい!2022』(宝島社)や『フリースタイル』(フリースタイル)Vol.50などのランキングでも高い評価を得ています。また、海外でも注目されており、Kodansha USA(英語版)から2023年秋に英語版が刊行される予定です。 では、この漫画の魅力や内容について、詳しく見ていきましょう。 ダーウ

                • ダーウィンより100年も前に、「進化」を考えていたフランス人貴族がいた!

                  進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンよりもかなり前に、種が進化していることを理解していた人物がいたという。 「絶滅」と「種の変化」を提唱 その人物とは、ビュフォン伯爵のジョルジュ=ルイ・ルクレール(Georges-Louis Leclerc )だ。 今回、ルクレールについての本、『Every Living Thing』が出版されることになり、著者ジェイソン・ロバーツ氏は、1740年代のフランス人博物学者の偉業に光を当てようとしている。 ロバーツ氏によれば、ルクレールは富の一部を使って、ブルゴーニュに所有していた広大な公園を「環境実験室」に変え、キツネの繁殖習性から鳥の模様、巣に選んだ木に至るまで、公園で起こっていることすべてを観察したという。 そしてルクレールは、50年かけて全36巻の『自然史』を執筆。ほとんどの自然史家が「神は、いかなる種の消滅や、新たな誕生を決して許さない」と信じていた

                    ダーウィンより100年も前に、「進化」を考えていたフランス人貴族がいた!
                  • ダーウィンの「進化論」が生み出した、現代にまで及んでいる「呪い」の正体(千葉 聡)

                    ダーウィンを祖とする進化学は、ゲノム科学の進歩と相まって、生物とその進化の理解に多大な貢献をした。 一方で、ダーウィンが提唱した「進化論」は自然科学に革命を起こすにとどまらず、政治・経済・文化・社会・思想に多大な影響をもたらした。 注目の新刊『ダーウィンの呪い』では、稀代の書き手として注目される千葉聡氏が、進化論が生み出した「迷宮」の謎に挑む。 ※本記事は千葉聡『ダーウィンの呪い』から抜粋・編集したものです。 はじめに 終戦からわずか3年後の1948年、分子進化の中立説の提唱者、木村資生の師でもあった遺伝学者の駒井卓は、『日本の資料を主とした生物進化学』と題する著書を出版した。 そのなかで駒井は、進化はいまや体系化された科学であり、決して「論」などではなく、従って進化論という呼称は不適切であり、進化学と呼んだほうがよい、と主張した。 宇宙論とか相対論、数論などの言い方があるので、この主張に

                      ダーウィンの「進化論」が生み出した、現代にまで及んでいる「呪い」の正体(千葉 聡)
                    • 【ダーウィンファンディング 】開発型11号!利回り6.5%!運用期間1年!2023年10月10日9時から募集開始!|くきの楽しい投資生活

                      こんにちは。株式投資を10年以上、不動産投資を4年以上やっている「くき」です。 配当や優待で平均月30万ほど入ってくるようになったので生活に少し余裕がでてきました♪ 不労所得はいいですね! マンションやアパートなど賃貸経営は大変な時もありますが、色々な経験ができるので楽しみながらやっています(^^♪ 話題のDARWIN Fundingで 開発型11号!利回り6.5%!運用期間1年!が実施されます! 応募期間は、2023年10月10日 09:00 ~2023年11月9日 17:00! 利回り6.5%と高く、無料登録でアマギフ1,000円も実施中です! 私もダーウィンファンディングには、数ファンド投資しています。 >>キャンペーンをチェックする

                        【ダーウィンファンディング 】開発型11号!利回り6.5%!運用期間1年!2023年10月10日9時から募集開始!|くきの楽しい投資生活
                      • ダーウィン賞とは?

                        ダーウィン賞は、自らの愚かな行為によって「死亡する」もしくは「生殖能力を喪失する」ことで劣った遺伝子を抹消し、「人類の進化に貢献した」人物に対する皮肉として贈られる賞。 命名の由来 ダーウィン賞は、19世紀の進化論の父であるチャールズ・ダーウィンに因んで名付けられました。ダーウィンは、種の保存において最も適応的な個体が生存し、繁殖するという自然選択の理論を提唱しました。この理論に基づいて、ダーウィン賞は遺伝子プールから有害な要素を取り除くことを象徴的に捉えています。 賞の背景 ダーウィン賞は、滑稽で非合理な死亡事故や重傷を負った人々に対するユーモアのある称賛を表現するものであり、一般的には真剣な賞とは異なります。これは、自己防衛本能や常識を無視した行動によって起こる事故や死亡事例に焦点を当てています。 受賞基準 ダーウィン賞の受賞基準は、次のような特徴を持つ事例に焦点を当てています。 個人

                          ダーウィン賞とは?
                        • 書評『ダーウィン事変』

                          「悪貨は良貨を駆逐する」という現象は多くの分野でみられ、書籍の世界では丹念につくられた良作が往々にして出来の悪い「話題作」の陰に埋もれることがよく起こる。ビーガニズム、動物倫理、人間動物関係などを扱う文献もしかりで、これらの分野にも優れた洞察を含む良書は(初学者の手引きとなる平易な本も含め)いくらか存在するが、多数派に好まれてきたのは一知半解の門外漢がこしらえた残念な代物ばかりだった。本作はまさにそのような悪貨の一枚であり、私は読み始めて何ページも進まないうちにあまりのひどさにめまいを覚え、出版社に抗議文を送ったほどだった。ところがその後、影響力のある人々が積極的に本作を称え、これを動物論としても興味深い物語とみなし、あまつさえビーガニズムの理解にも役立つ作品と吹聴しているさまを見ることとなった。書評の執筆は骨の折れる作業であるため、私はひっきりなしに現れる膨大な堕作(*1)を逐一論評する

                            書評『ダーウィン事変』
                          • じつは「生き物は神が創った」のではない…!たった一言の追加でも、強烈だったダーウィン「本気の主張」(更科 功)

                            「自然淘汰」という言葉への懸念 「適者生存」という言葉がある。これはイギリスの哲学者であるハーバート・スペンサー(1820~1903)が作った言葉で、進化のおもなメカニズムである「自然淘汰」を言い換えた言葉である。「自然淘汰」を提唱したのは、もちろんチャールズ・ダーウィン(1809~1882)で、具体的には「子孫を多く残すような形質を持った個体が増えていく」ことを意味している。 私は「自然淘汰」という言葉を、適切でよい言葉だと思うし、実際に21世紀になった現在でも広く使われている。しかし、ダーウィンは、この言葉が誤解されることを気にしていたようだ。 「自然淘汰」の原語は"natural selection"だが、このselection(淘汰あるいは選択)を擬人的な意味合いに取られることを恐れていたのである。それは、かならずしも杞憂(きゆう)でなく、「自然が選択する」ということは、つまりは「

                              じつは「生き物は神が創った」のではない…!たった一言の追加でも、強烈だったダーウィン「本気の主張」(更科 功)
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