米ラスベガスで開催されたCES 2020では、自動運転や新時代のモビリティに関する話題が一際大きな注目を浴びた。そんななか、新興自動運転スタートアップとして注目を集めるブルースペース.AI(Bluespace.ai)のCCO、Christine Moon氏の興味深い発言が報じられた。 Moon氏は「ディープラーニングは万能のように思われているが限界がある。説明不可能な“ブラックボックス問題”などの側面がそれにあたる」と指摘。レベル5の自律走行(ドライバーが運転を行う必要が完全になくなる段階)を目指すにあたり、「ディープラーニングへの依存度を最小化した上で、周囲の環境を正確に認識できるソフトウェアを開発していく」と目標を語っている。 ブルースペースAIは、2019年4月に設立された大量輸送車両用のソフトウェアを開発するベンチャー企業。自動運転スタートアップは、主に低速車両や個人車両に焦点を当