妊娠中の野生ゾウの死骸(中央)。インド南部ケララ州の川で(2020年5月27日撮影)。(c)STR / AFP 【6月4日 AFP】インドで妊娠中のゾウが爆発物の詰まった果物を食べて死んだことが分かった。当局が3日、明らかにした。村人たちが作物や家屋を守るためにこうしたわなを用いていることに対し、怒りの声が上がっている。 【編集部おすすめ】ゾウの群れが村に出現、民家に入り込む 中国・雲南省 当局によると、この野生のゾウは5月27日、南部ケララ(Kerala)州のサイレントバレー国立公園(Silent Valley National Park)近くの村に迷い込み、爆発物の詰まった果物──パイナップルとみられている──を食べた。果物は爆発し、ゾウは口に重傷を負い、それが原因で死んだ。 現在、野生動物保護当局と警察が本件の捜査を進めているという。 この地域の村人たちは野生動物から畑を守るため、圧