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フミコフミオの検索結果281 - 320 件 / 886件

  • 諸君らが愛してくれたイケダハヤトは死んだ。何故だ⁉︎ - Everything you've ever Dreamed

    誤解していただきたいので説明しておくが、これはプロブロガー氏を非難するものではなく氏を擁護するものである。僕は氏が好きでも嫌いでもない。氏は僕にとって「こういう生き方をする変な人もいるのだな」くらいの存在だ。批判や賛同は物好きな方々氏にお任せし、傍観者立場を取るゲスい奴、それが僕である。なぜ傍観者たる僕がこのような文章を書くのかと申し上げると最近の氏に対する批判のほとんどがあまりに的外れで悲しい気持ちになったからだ。批判をするならきちんと批判しろと言いたい。 批判の内容は「面白くない」「商売臭すぎる」という二点に集約されるのだけれど、特に、面白くないという批判については的外れも甚だしい。なぜなら(面白コンテンツを生み出す)ブロガーとしての氏はすでに死んでいるからだ。それもかなり確信犯的に(としか僕には見えない)。面白くないものを出しているのだから面白くないという批判は批判たりえない。むしろ

      諸君らが愛してくれたイケダハヤトは死んだ。何故だ⁉︎ - Everything you've ever Dreamed
    • 15年前に僕をバカにした人物が客となってあらわれた。 - Everything you've ever Dreamed

      罪を憎んで人を憎まず。そうやって、ずっと生きてきた。先日、部下氏に請われて商談に同席した。事前に来客の社名と役職は確認していた。だが、応接ルームで面談相手の営業課長を見た瞬間、15年前にタイムスリップした。 当時、僕は今と同様に食品業界で営業マンとして働いていた。とある見込み客にサンプル食材を持って訪問したときだ。対応してくれた担当課長は「これをその値段で売るなんておかしいんじゃないか。ウチの柴犬も食べないよ。外国製でもっといいものが半値で買える。頭を使いなさいよ。何年業界にいるんだ?」と当時飼い始めた飼い犬の名を出して、僕を嘲笑した。男の名前は覚えていない。名刺交換どころか、「これはいらないわ」と名刺を突き返されてしまったのだ。 その男が15年後、愛想笑いを浮かべて僕に名刺を突き出している。歳は取って体型は変わっているが面影はある。間違いない。奴だ。自己紹介をしながら名刺交換。顔をあげた

        15年前に僕をバカにした人物が客となってあらわれた。 - Everything you've ever Dreamed
      • StackPath

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        • 私はこれでキャバクラをやめました - Everything You’ve Ever Dreamed

          小向美奈子のクリアファイルにためたキャバクラ嬢の名刺をひと月かふた月ごとに処理している。でも今日で「処理」は最後だ。僕は、キャバクラを、やめた。 アフターってあるじゃん。 お気に入りのキャバ嬢を店が終わったあと、美味しい焼肉屋があるよ、C調に誘い、飲み食い歌い、やれやれ電車がないタクシーもこない、どうしようか、やれやれ弱った、やや、あそこにたまたま宿泊価格が大きく表示されて明朗会計で入り口が陰になって出入りが人目につきにくい宿泊施設が、ささ、風邪をひいてはいけない、なんて、ひと気のない、暗い場所へと誘うハラショーなワザ。 僕は、この十年間、高級な車が手にはいるくらいの金額をつぎ込んだけれど、とうとうアフターの夢叶わず、おかげで、こないだの日曜の夕方はひとりで『アバター』、今だって、洗濯物でいっぱいになったカゴの横で乾かずに湿ったままのシャツを着て、レベッカの「ムーン」を聴きながら、ひとり、

            私はこれでキャバクラをやめました - Everything You’ve Ever Dreamed
          • 俺らのインターネット、その終わり - Everything you've ever Dreamed

            何が契機でそんな話になったのか知らないけれど年末年始からインターネットが窮屈で不自由になった、面白くなくなったという話を目にするようになった。1998年からインターネットで文章を書いている僕からみれば、インターネットは当時から今と変わらず窮屈で、不自由で退屈なものだった。ただ、今と違うのは、何かおもしろいことをやろうという熱みたいなものがそこにはあって、窮屈さや不自由さみたいなものが中和されていたところだ。自由で、楽しいインターネット。楽園としての俺らのインターネット。そんなスローガンがあの頃、インターネットに集まった人たちにはあったと思う。 もちろん、インターネットは現実と隣り合わせにあるので、今と若干毛色は違ったけれども、現実と同じように窮屈さや不自由さ、それから金の匂いもあった。オフ会やネットバトルやHP、掲示板設置管理の煩わしさ、バナー広告。確かにそれらはあったけれども今よりずっと

              俺らのインターネット、その終わり - Everything you've ever Dreamed
            • 妻と話し合ったうえで決めました。 - Everything you've ever Dreamed

              昨年の春から続けていた妊活をやめることにした。理由は、妻にかかる負担が大きいから。2年弱。その期間が長いのか短いのかわからない。僕らよりずっと長い間頑張って子供を授かった人たちがいるのも知っている。 でも、もう、やめだ。人工授精で妻を苦しめているのは僕だ。僕は不能で精液量は少ない。精子の数も少なく、その上、精子の活動も活発ではないといわれている。医者からは難しいといわれた。僕は心の片隅で無理と言って欲しかった。薄い希望がかえって残酷なときもあるのだ。 妻は口にしないけれど子供が出来ないのは僕のせいなのだ。それどころか、僕のせいなのに、女性心理なのか母性というやつなのか男の僕には考えが及ばないけれど、妻は母になれないのは自分のせいだと思っているフシもある。悩んでいる妻は見たくない。「もう、やめよ」そんな空気が僕らのなかで膨らんでいった。 子供を諦める。そんな重大な決定のわりに最後の手続きは簡

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              • モンスター社員チェックリスト2018 - Everything you've ever Dreamed

                僕の20年以上のサラリーマン人生でもっとも苦労したのが人の使い方で、なかでもメンドクサイ若者の取り扱いには本当に苦労した。しょうもないことで消耗させられた。かつて、僕の部下に「必要悪君」という名のゆとり世代の若者がいた。「必要悪」などという不穏なニックネームをつけるのはパワハラではないかと仰ることなかれ、彼の場合は自ら必要悪を自称したのである。今も夢でうなされる彼の至言。「いいんですか?俺、必要悪ですよ?」。おかげさまで今働いている職場に必要悪君はいないが、油断は禁物、いつ、ネクスト必要悪君があらわれるかわからないので、自分に対しては戒めのため、皆様の安全のため、必要悪君をはじめとした数名の部下の発言をもとに、このチェックリストを作成した。よりよい社会の形成のために役立ててもらいたい。 ※課長=数年前の僕です。 ・悪天候に見舞われたのを理由に夏休みの取り直しを主張する。例)「夏を満喫できな

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                • 妻がドルアーガの魔力で石になりました。 - Everything you've ever Dreamed

                  文化の日の朝、目が覚めるとドルアーガが立っていた。前夜、妻の目を逃れてXEVIOUSを鑑賞したのがよかったのか、通販で買ったブルークリスタルロッドが役に立ったのか、お風呂でひとりさびしく試してみた各種ポーションが効いたのか、わからない。僕は剣を持った勇者ギル。いざ、行かんドルアーガ!気合いと同時に僕は妻の名前を叫んでいた。なお、諸般の事情によりこの文章は終始ナムコな表記になっているので各自脳内で変換していただきたい。 何年前だろうか?「アサダチとは何ですか?」と妻から訊かれたのは。そのとき。心で泣きながら「僕らには関係ない事象さ、忘れてくれ」と答えてから僕のオペレーション・アサダチは始まったのである。 肉体的にも精神的にもツライ日々だった。己を追い詰めるような毎晩のXEVIOUS鑑賞。地獄の沙汰は金次第と教えられドル払いもした。ブラスター発射のためのマカ・亜鉛の摂取。すべて妻のためだった。

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                  • 昔愛したエロ本が家族に見つかった。 - Everything you've ever Dreamed

                    実家の母から電話があった。「変な本、見つけたけど捨てるからね」瞬間的に父のエロ本だとわかった。押入れを片付けていて偶然見つけたらしい。僕は罪の意識を覚えながら黙っていた。沈黙は是なり。沈黙は父を守るためだ。僕のブツだと決めつけての「お父さんが生きていたらなんていうか…」「下品ね…」「よくもこんな…」「お父さんには見せられない…」。母の僕への誹謗中傷はどこか楽しそうだった。会話のなかにまだ父が生きているからだ。そう。僕らはときどきこうやって死者を必要とする。母の声を聞き流しながら、僕は、父が亡くなったあとの書斎を思い出していた。 二十数年前の初夏。葬儀が終わってから何日か経ったときだ。ティーンネージャーだった僕は、何も言わずに逝ってしまった父の死を実感することが出来ずに、父が遺したものをあれこれ精査することで、少しずつ現実として受け入れていこうとしていた。父の書斎は、たった数日の主の不在だけ

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                    • 業界の底辺ですき家を嘆く - Everything you've ever Dreamed

                      飲食・食品業界の片隅に身を置いている僕にとって、牛丼チェーン「すき家」の多くの店舗が「パワーアップ工事中」と称して閉店している騒動は他人事ではない。 噂によればパワーアップは人員不足と新メニュー導入が原因で、背景には低賃金・重労働というブラック企業体質があるという。もちろん3月という時期が人が集まりにくいこともあるだろう。 けれども、今回のパワーアップの原因が現場で働く従業員の低賃金・非正規社員といった待遇に原因があるというのはちょっと違和感がある。元々、外食業界の現場スタッフが正社員抜きの体制で構成されていたり、賃金が低く抑えられているからだ。実際、僕の課長手当は一万八千円(年額)だ。そういう犠牲があるからこそ数百円でそれなりの食事が食べられるのを忘れてはならない。数百円の牛丼を食べて従業員から搾取するとき、僕らの魂も搾取されているのだ。 外食業界ではどこも労務費・食材費の削減に苦労して

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                      • RCサクセションが流れてた。- Everything You’ve Ever Dreamed

                        熱心なリスナーでも熱狂的なファンでもなかった。事実、ライブ盤を一枚だけ持っているほかは、友達やレンタル店から借りてきてハイポジテープに吹き込んだものばかりだった。でも、あの瞬間に流れていたRCサクセションのロックが、ある人との出会いを与えてくれた。忌野清志郎の歌声が僕に与えてくれたんだ。そうだ。あのときあのロックンロールが繋げてくれたロックンロールに僕は、勇気を、もらった。 大学生の僕は歌詞もわからない洋楽ばかり聴いていた。高校のとき僕の母校で布教されていた「洋楽を聴く男=カッコいい男=女の子にモテる男」という間違った教義を敬虔な信者のように信じていたからだ。その教義を広めていた伝道師ボンクラ達(ウンコ数学部員一同)は高校はおろか大学に入っても誰一人としてガールフレンドがいないのに気付かなかったのが今でも悔やまれる。アルバムに挟まっている、アクセル・ローズを真似てバンダナを目深に巻き笑って

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                        • どうしてブログでお金を稼がなければいけないの? - Everything you've ever Dreamed

                          「ブログで稼ぐ方法」や「ブログの収益性を上げる方法」について語る人は多いのに、「なぜブログなのか」「どうしてブログで稼がなけばならないのか」について語る人が見当たらないのが不思議でならない。「自分の経験に付加価値をつけたい」「価値を共有したい」「セルフブランディング」などと理由めいたものを並べている人もいるけれどお金を稼ぐということはそういう綺麗事だけでは成り立たない。世の中には星の数ほども仕事があるのになぜわざわざブログを選ぶのか。《生活のため》以外の強力な動機がないと不自然ではないか。 ブログで稼げるのは独自性と専門性を持ったごくごく一部の人だけで、何の実績もない人、誰でも真似できるスキルだけの人が近未来のうちに滅びるのは目に見えている。また同じようにネットで稼ぐのなら有料noteや会員制メルマガなど、有料の壁の向こうでやった方が確実だ。それなのにあえてブログを選ぶ。強力な動機がないと

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                          • SMAP、ジャニーズやめるってよ - Everything you've ever Dreamed

                            SMAPが分裂解散すると聞いて食事が喉を通るくらいのショックを受けている(現在関係者内で協議中の事案のため以降は「ス○ップ」と表記させていただく)。このショックは怒りや悲しみといった激しい感情の動きではなく深い哀しみを伴った喪失感、脱力感だ。 僕は彼らの音楽や映像作品を買ったことはないので熱心なファンとは言えない。彼らが出演している番組を見たり、映画「シュート!」を公開日に鑑賞したくらいのライト層だ。大方の男性は僕と同様なのではないか。それでも彼らの代表曲はス○ップのユニットリーダーよりはうまく歌える。彼らの音楽をまともに聴いたことがなくても本人より歌えるというのはなかなか凄いことなのではないだろうか。ス○ップが国民的な関心と注目を集めている証明だろう。 しかし、僕がス○ップの解散分裂にショックを受けているのは、彼らが国民的アイドルだからではない。彼らが普通の会社員と同じであったことにショ

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                            • 私をハロワに連れてって - Everything you've ever Dreamed

                              会社を辞めて2週間。おかげさまで毎日サンデー、家事や実家の庭いじりに追われる充実の日々だ。その一方で、悲しいがカネの切れ目が縁の切れ目なのだろう、家族や旧知のキャバクラ嬢、かつての同僚からは着信拒否等々冷たい仕打ちを受けている。人はどこまで残酷になれるのだろうか。たとえば血の繋がりのない妻から「私とキミの洗濯物は分けて洗ってください」と注文されるのはまだ理解出来る。しかし、血を分けたはずの実の母から「洗濯物はあなたのものと絶対に一緒にするな」と言われるのは納得出来ない。なぜ、70オーバーの婆さんからそのような非人間的な言葉をぶつけられなければならないのだろうか。ババアの腰巻きなどこちらから願い下げだというのに。こうした人々の冷たい仕打ちは前前前世の因果にちがいないと仏壇の前で代々の先祖を罵っても事態は全然改善されなかった。認めたくはなかったが原因は前前前世ではなく、僕が無職であることにある

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                              • 妻がインフルに感染したので休みたいと会社に言った結果が生き地獄だった。 - Everything you've ever Dreamed

                                妻がインフルエンザに感染した。日曜の朝から体調を崩していたので、仕事は休ませ、炊事、洗濯、掃除、一切の家事を僕がやっていた。起床。洗濯をすませ、朝食と昼食の準備をしてから出勤。仕事。定時にあがって食べ物や生活品を購入してから帰宅。夕食をつくり片付け、風呂清掃を済ませてから就寝。そんな日、月、火の3日間であった。共働きという事情もあって、僕ら夫婦間には普段から最低限の会話と接触しか存在していないし、寝室も別、家事もかっちり分担しているから、妻との会話がゼロになりいくぶん家事の負担が増えてしまったところで、日常と大きくかけ離れた生活になっているわけではない。ラクショー。昨日、熱が下がらないので診察を受けさせたらインフルエンザと診断された。今週いっぱいは自宅で療養しなければならない。念のために僕も診察も受けたが、シーズン前のワクチン接種やマスクや手洗いなどの地道な予防対策、狭まることのない妻との

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                                • 僕たち私たちは今日結婚を卒業します卒業しまーす。 - Everything you've ever Dreamed

                                  卒婚といって、別居状態を卒業ととらえる人がいるのを知ったとき、すげえバカバカしいと思う一方で、それを必要とする人がいるのもわかる気がした。そういえば、アイドルのグループ脱退を卒業と呼ぶのが普通になっている。ともすると、ネガティブな印象を持たれがちな行動、たとえば別居や離婚や脱退を卒業と称し、前向きにとらえ、ポジティブな意味を持たせるのは、実に素晴らしいと思う。退職も、既存のワク組みからの脱出という意味では、別居や脱退と同じだ。僕は、名もなき人の書く退職エントリーを読むのがまあまあ好きだ。「私、退職します!」と宣言する退職エントリーは「退職を考えるようになった経緯」「成し遂げた実績」「関係者への感謝」「今後」「将来の夢」という決まりきったパーツを組み合わせればそれなりのブツに仕上がるので、安心して読めるし、なにより、退職エントリが、その書き手のピークになっていることが多いからだ。線香花火が消

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                                  • 私の異常なお見合い・序 または私は如何にしてインポを乗り越えお見合い相手の秘所をお手製ディルドをもって突いたか - Everything You’ve Ever Dreamed

                                    僕の日曜日は不幸のメールで終わる。今週は「小栗旬の石田三成は今週もチャラチャラしていて全然ダメですうーウケにもタチにもなれないハンパ者ですうー ノッピー☆」。ノッピー☆は先日お見合いしたシノさんのコスプレ時の名前だ。彼女はスザンヌ似の25歳、戦国時代好き西軍派、趣味コスプレ。毎晩十時の無差別中傷メールは酷くなる一方で、小栗旬バッシングが内容のほとんどを占める大河ドラマ「天地人」感想に加えて「戦国BASARA」「メイちゃんの執事」「仮面ライダーなんとか」「黒執事」「ハルヒ」の感想が送られてくるようになった。 そのうえ、母親からは「この縁談がまとまらなかったらもう終わりだと思え。身の程知らずのインポ息子。あんたの定額給付金は牛角で使わせてもらったから」という意味内容の話を、生命保険受取人の確認と共にされ、シノさんの母親からは「早く我が家に遊びに来てねムコ殿オホホ。ウチの娘を傷モノにしてただで済

                                      私の異常なお見合い・序 または私は如何にしてインポを乗り越えお見合い相手の秘所をお手製ディルドをもって突いたか - Everything You’ve Ever Dreamed
                                    • 派遣切っちゃった… - Everything you've ever Dreamed

                                      派遣社員の人が突然来なくなった。前々からウチの営業部は人材流出の歯止めがかからない。新しい人間が来ても短期間で辞めてしまう。それならせめて営業事務の穴埋めにってんでこの夏から派遣会社に頼んで来てもらっていた。三十代の快活な女性だ。名前は仮に派遣さんとしておく。 ウチの場合、逃亡や失踪などで何の連絡もなしに会社に来なくなる社員は特別に珍しくないけれども、派遣さんはいい感じの人柄であったし、任せた仕事は一生懸命きっちりこなしてくれていたし、何よりも仕事に穴が空いてしまうのは困るので放置できるはずもなく派遣会社に連絡を入れてみた。 予想通りだが派遣会社も派遣さんの動向を把握していなかった。つーか電話をするたびに担当が退職して変わっている派遣会社に対する不安が僕の中でまた大きくなる。半年間で3人目?もし僕が転職するときでも派遣会社だけは辞めておこう。ハードそうだ。担当者たちが何だか魂が抜けたような

                                        派遣切っちゃった… - Everything you've ever Dreamed
                                      • 有料noteに絶望しました。 - Everything you've ever Dreamed

                                        実は先週より有料noteを公開しているが今後どうしようか悩んでいる。このテキストはその苦悩の理由と有料noteの抱える問題点を明らかにするものである。 note.mu 僕が有料noteをはじめたのは、有料ならではのクオリティの高いコンテンツや読んでいただく方々の役に立つような有意義な情報を提供したい…などというおぞましいばかりの思い上がりからの行動ではなく、他の有料noteを公開されているクリエーター(笑)の方々と同様、ただ、金のためである。なぜ金が欲しいのかといえばプレステ4の購入資金に充てたいからである。 迫りくる車検(8月)をクリアしたいからである。そのうえで女子大生との明るい未来に投資できればいいなあ。noteで切り拓く、明るい近未来。 他のクリエーター(笑)とは本気度と金への執着の二点で一線を画しているのは、妻によりすべての資金源を断たれた僕に唯一許されたお金稼ぎがnoteだから

                                        • 会社という無理ゲー - Everything You’ve Ever Dreamed

                                          私事で恐縮であるが先月末をもって約十年間大変お世話してきた部長が惜しまれずに定年退職となった。なお、本人の希望に背き送別会の類いは催されない。それに伴い本日二月一日付けで営業一課、二課、四課は社長直属となる。三課が存在しないのは社長がアンチ長嶋茂雄だからだ。 社長は気難しい上に新しいもの好き。先日もプライベートでツイッターを開始。社長ツイッターアカウント取得情報を得た総務課長の動きは早かった。稼働数時間後には全本社スタッフに極秘通達メールが出された。内容は「社長がプライベートでツイッターをはじめられた。従業員各員は即フォローをすること。身分が露見しないように注意すること。なお、フォローによりなんらかの不都合が生じても会社は関知しない。但し社長のプライドを考慮して社長よりフォロワーが多い者についてはフォロー免除とする」 社長のフォロワー2。あまりにも無理ゲーすぎた。 ウチの総務は対社長の作戦

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                                          • 恥の多い会社に勤めてきました。 - Everything You’ve Ever Dreamed

                                            恥の多い会社に勤めてきました。自分には、普通の会社というものが見当つかないのです。今日は会議がありました。月次定例営業会議。月次と、たいそうな名前がつけられていますが月に四度は開かれています。もっとも多いときで月に十度は開かれたと記憶しています。十一月五日木曜午後五時。部長は会議の日時をそう決めました。前回の会議の終わりに部長自ら席上で伝達したのですから間違いありません。ですから自分も、腰をすえて午後の仕事に取り掛かっていたのです。 午後三時、社会の窓を半分ほどひらいたままの部長があらわれ、「おい!」と自分に声をかけ、「会議だ。すぐにメンバーをあつめるんだ」と言いました。自分はわざとらしく卓上に置いてあるガンダム目覚まし時計《クロック・ジオン》を見ました。「会議は五時からではないのですか?」「六時から日本シリーズがある。テレビで観戦しなきゃいけないだろ」「はい…」自分はことさらに、消え入る

                                              恥の多い会社に勤めてきました。 - Everything You’ve Ever Dreamed
                                            • 試用期間が終わりました。 - Everything you've ever Dreamed

                                              11月15日をもって僕の試用期間が終わった。期間内での実績を評価されて3営業日前倒しで終了。3日。微妙な評価である。3ヵ月間の試用期間は石橋をハンマーで叩いてから渡るような慎重な日々だった。胃薬を手放せない緊張の連続でもあった。家族や親族一同から「失業系男子」「43才フリーター(笑)」「ノーワーク,ノーライフ」と蔑まれ、世間から疎まれた屈辱の日々。もう、あの頃に戻るのは、絶対に嫌だ。そんな強い思いが、就職し、新たに得た居場所を絶対死守するように僕を衝き動かした。居場所を守るために僕が注力したのは、与えられた仕事でトップが期待する以上の成果を出すこと、それから同僚たちと友好的な関係を築くこと。前者は3日前倒しの試用期間終了という形で結実したが、苦労したのは後者である。週40時間労働厳守残業絶対禁止、好待遇、会社愛にあふれ、同僚同士がリスペクトし合う素晴らしいホワイト環境の副作用なのだろうね、

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                                              • 千葉市、LGBTに配慮し、「妻」「夫」「お父さん」「お母さん」という表現を自粛へ : 痛いニュース(ノ∀`)

                                                千葉市、LGBTに配慮し、「妻」「夫」「お父さん」「お母さん」という表現を自粛へ 1 名前:名無しさん@涙目です。(神奈川県) [US]:2018/04/07(土) 19:16:08.77 ID:YO7FKiFT0 千葉市 職員や教職員向けのLGBT対応指針策定 千葉市は、LGBTの人たちへの差別をなくそうと、性別を決めつけるような言動を避けることなどを盛り込んだ、職員や教職員向けの対応指針を策定しました。 この対応指針は、新年度のスタートに合わせて千葉市が策定したものです。 この中では、性別などを決めつける言動を避けるため、「夫」や「妻」ではなく「配偶者」や「パートナー」、「お父さん」や「お母さん」 ではなく「保護者の方」、「ご家族の方」という表現を使うよう求めています。 また公的な証明書類については、必要なものを除いて性別欄を廃止するとしているほか、市営住宅への入居など、親族であること

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                                                • 社会的に弱いことを武器にするのは卑怯じゃね? - Everything you've ever Dreamed

                                                  私事で大変申し訳ないが先月酔っ払いチャリのカミカゼに遭い全治六週間の怪我を負った。事故を起こしたのは加山雄三似の八十才の年金生活者だ。心優しい僕はなるべく穏便に事を済ませたかったので、加山雄三似に悪人はいないという確固たる事実と相手の誠実な対応を信じて様子を見ていた。しかし、いっこうに謝罪やマネーについての打診がない。そこで「そろそろ謝罪なさった方がよござんすよ」とこちらからわざわざ連絡を入れたのが一週間前。「治療費を払ったら生活が出来ない」「かつかつの年金暮らしなんだ」という相手の言い分はスルーした。それ以来またまた沈黙を守っているので、サラ金、ヤミ金、消費者金融等々、金策に走っているのだろうと慈悲深く見守っていたのだが、突如、先方の代理人を名乗る人が出てきてあれこれとアホなことを言い始めたので、こちらも弁護マンを召喚して戦うことになった。大変遺憾ではあるけれど仕方ない。ちなみに話が決裂

                                                    社会的に弱いことを武器にするのは卑怯じゃね? - Everything you've ever Dreamed
                                                  • 会社員をやめて『職人』になろうかと考えている。 - Everything you've ever Dreamed

                                                    職人という生き方を検討している。何の職人か?ハコだ。ハコ職人だ。手作りの、箱。というのも、実は、妻の実家は何代も続く由緒あるハコ職人の家なのだが、妻と妻の妹のシスターズが「箱に未来を感じられないです」「丸いものの方が好きです」とやんわりと継承を拒否したおかげで、跡取りがいなかったりする。 僕は、会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと…と考えると胃に穴が開きそうになる。脳裏にチラつく転職。転職チラリズムに悩まされるものの、いざ転職、となって己を見つめなおすと、中年、無資格、性格悪の三重苦で、困難を極めるのは目に見えている。己を高めずに権謀術数のかぎりをつくして立身してきたがために、ポータビリティーな人間ではなくなっていた。なんということだ。実際、給与や待遇等希望諸条件を入力したはずの転職サイトからの返答は皆無。絶望のあまり「ブログで食べられるよ」という妄言に耳を貸す余裕

                                                      会社員をやめて『職人』になろうかと考えている。 - Everything you've ever Dreamed
                                                    • 無駄にポジティブな人と一緒にいるのは地獄だ。 - Everything you've ever Dreamed

                                                      かつて、ボンクラの分際で「俺って必要悪ですよね?」と言ってのけた若者が職場にいた。ポジティブであることは大切なことだ。だが、彼のように何事にも無駄にポジティブな人は付き合っている人間にとってはただただ迷惑な地獄の使者だ。先日、20代同僚が電話でアポを取ったり、約束の時間5分前に登場しただけで「俺、スゴクないですか?」と自画自賛。きっつー。僕が皮肉の意味合いを込めて「なかなか自分のことをスゴイとか言えないよ(バカみたいだから)」と言っても「ですよね!なかなかできませんよね」と極めてポジティブなリアクションが返ってくる無敵ング。なぜ大したことでないのにポジティブな対応が出来るのか?僕は「私という存在には価値がある。価値がある私の行動には意味がある」という信仰に原因があると思う。自己啓発的な本やセミナーが安直に「あなたには価値がある」みたいなことを言うからである。《あなたには絶大な価値があるよ》

                                                        無駄にポジティブな人と一緒にいるのは地獄だ。 - Everything you've ever Dreamed
                                                      • 10年前に亡くなった上司の言葉が新たに発見されました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                        風邪で休んでいるときに自宅の物置で2000年~2015年の手帳が入ったダンボール箱を見つけました。手帳には当時の上司(部長)の言霊が記録されていました。「刺身が生なんだが……」という名作を生みだした部長。没後10年。ゾンビのようによみがえってきた部長を僕ひとりでは受け止めるのはイヤなので読者各位とシェアいたします。ビジネスや私生活で役立ててもらえると嬉しい。 ・「サンプルのサイズ感がわかるようにヤニと比べてみました……」 商品(食品)の大きさが分かりやすいようにタバコを置いて撮影。顧客ファーストのつもりが「食品の横にタバコ置くとかありえない」というクレームが続出。結果、失注。 ・「ハイライトがまずかったか……ラッキーストライクにしときゃよかった」 ↑の騒動の敗軍の将の弁。 ・「他社で見積をいくらで出したのか言えないの?この情報開示時代に?ずいぶんと時代遅れな会社ですな……」 情報開示。その

                                                          10年前に亡くなった上司の言葉が新たに発見されました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                        • 昔、アル中だった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

                                                          アルコール中毒、アルコール依存症の定義がどういうものかよく知らないが、二十代の終わりの二年弱のあいだの俺は間違いなくアルコール中毒だったと思う。 どんなありさまだったかというと、実際に俺と飲んだことがある人なら俺の飲みかた、飲みっぷりをイメージできると思うが、あれよりも百倍悪い。朝、起きてカップ酒を二杯飲み、昼、安酒の匂いが口から消えるとわけもなく寂しくなるので、大人の頭ほどもあるペット容器にはいった安焼酎を割らずにがぶがぶ飲んだ。夕方、缶ビールを飲みながら散歩をして晩酌は日本酒、冷酒、熱燗。ウイスキーやワインは高いので飲まなかった。味なんかわからなかったので安さと手に入れやすさが最優先だ。 本牧の倉庫で日雇い仕事をやりはじめたころは、いちばん、ひどかった。ヘイキューブという牧草を四角くかためて加工した飼料があるのだが、アメリカからコンテナで輸入されるそいつを、マタイと呼ばれた袋に詰め倉庫

                                                            昔、アル中だった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
                                                          • 上司の言葉をまとめてみた・春コレクション - Everything You’ve Ever Dreamed

                                                            うちの部長の言葉をまとめてみました。混迷の時代を生き抜くヒントにしてもらいたい。 1.「バッテリーがなくなる寸前だったので、日のあたるところに駐車しておいた。危ないところであった…」 ※電気自動車をソーラーカーだと信じて…。 2.※プレゼンの冒頭挨拶にて。 「弊社はピンハネをしております。お客様のご要望に応じたピンハネをしております」 3.「なんだ、充電が必要なのか…」 ※電気自動車導入時の失望の声 4.「電気でもタイヤは四つ必要なのか…」 ※同上同情。 5.「なぜ結婚しないのですか?」 ※未婚女子社員を挑発。ちなみに当人はバツイチ。 6.「差しちがえなければ、理由を教えていただきたいのですが…」 ※決死の覚悟。武士の矜持か。 7.「契約書どーりに仕事をしますとは契約書のどこにも書いてないのになー」 ※クレームに対して逆ギレ。 8.「家族をナニがナニでも守りきるという気持ちが持続しきれなく

                                                              上司の言葉をまとめてみた・春コレクション - Everything You’ve Ever Dreamed
                                                            • 42才、転職失敗のリアル - Everything you've ever Dreamed

                                                              認めたくないが転職に失敗したらしい。最後の希望、返事待ちになっていた会社からお断りのメールが届いたのだ。お約束の「今回はご縁が…」メール。ピュアな僕はその文面を信じて「今回というなら次回がありますよね。いつでしょうか?」と返事を出しておいた。今回は残念な結果になってしまったがいい関係が築けたら嬉しい。 今年2月からの転職活動で面接まで辿り着いたのは計8社。この数字が多いのか少ないのかわからないが自分なりには老体に鞭を打って頑張ったほうだと思う。僕はプライベートでサーフィンをやっているのだが、サーフィンと転職活動はどことなく似ている。日焼けしてカブトムシ色をした小汚いサーファーたちと大きな波を待ち続け、波が来たら、挑む。うまく乗れなかったらまた次の大波が来るのを信じて待つ。そこにあるのは信じることだけだ。 転職活動もここからしばらくは凪に相当する時季になるようだ。転職活動中に採用担当者から言

                                                                42才、転職失敗のリアル - Everything you've ever Dreamed
                                                              • ポジティブになれる45の奇跡の言葉 - Everything You’ve Ever Dreamed

                                                                僕が出会った「少しだけ元気になれる」奇跡の言葉とそれを彩る物語をまとめてみました。現代を生き抜くヒントにしてもらいたい…。 1 朝のマクドナルド。髪をニワトリのごとく朱色に染めヘアスプレーで逆立てた映画ブレードランナーにでてきそうな若者の言葉。初夏。当時社会問題になっていた牛の放射線物質に過敏になっていたのだろうか、店員に尋ねた際の真顔が印象的だ。 「チキンナゲットはどこの牛ですか?」 2 刺身定食を頼んだ部長の店員へのクレーム。 「刺身が生なんだが…」 3 JR横須賀線内にて。僕の前に座っていたゆとり世代顔の青年があやまって横浜駅で降りかけてしまい所有権を声高に主張… 「あなたに席を譲りましたが過ちでしたのでその席を本来座っているべき僕に返してもらえませんか?」 4 「停電だろうが地震だろうが核戦争だろうが営業会議は絶対…会議の中止を申し出る馬鹿はいないと思うが…」と震災翌日の営業会議開

                                                                  ポジティブになれる45の奇跡の言葉 - Everything You’ve Ever Dreamed
                                                                • その男、必要悪につき - Everything you've ever Dreamed

                                                                  3年前、自分探しを理由に自己都合退職したゆとり世代の元同僚が、雌伏期間中に起業し、取引を求めてきた。実は、この春以来、同僚君からの面談希望の電話とメールが執拗にあった。全部断った。なぜなら、必要悪を自称して《ニート期間=精神的にタフになった期間》とオレ流解釈し、在籍時以上の待遇を求めてきたクレイジーな復職騒ぎ、ストレンジな起業は僕に距離をおきたいと思わせるに十分なものだったからだ。 しかし3年は長い。入社1年以内の離職率が極めて高いウチの会社では大半の人が入れ替わり、元同僚君を知らない人も多い。当時の部長も既に鬼籍に入ってしまった。元同僚君はその隙を突くように、挨拶、挨拶だけ、名刺交換だけ、仕事の話はしませんから、などと能力がない営業マンが言いそうな文句を連発し、期待の新人(52才)に詰め寄りアポイントを取ることに成功したのだった。会社の危機だ。そこで事情を知り、個人的に3万円を貸している

                                                                    その男、必要悪につき - Everything you've ever Dreamed
                                                                  • 20年間引きこもっている友人の母親に会いました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                    小中高と同じ学校に通っていた友人で、大学卒業後、約20年間家に引きこもっている奴がいる。Fだ。新卒就職後すぐに心身を壊してしまったのだ。数年前、偶然会ったとき、とっくに切れてしまっている高校や中学時代の知り合いの名前を出して「あいつは今何やってる?」「どこの会社なんだ」と聞いてくるような浦島太郎状態で、頭を抱えてしまった。それから何回か会ったが今は「失われた20年間」を取り戻せずに苦労しているみたいだ。みたいだ、とあるのは少し思うところあって最近、距離を置いているからだ。だから彼が今現在どういう状態にあるか、正確には知らない。 先日、駅前でFの母親(おばさん)にばったり会った。生まれてからずっと同じ町で暮らしているので、古い知人にはよく会う。こないだも近所のジジイに「小学生のときウンコもらした」話を蒸し返されたりした。避けようかな、と一瞬頭をよぎったけれど、それもなんかおかしいので会釈。す

                                                                      20年間引きこもっている友人の母親に会いました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                    • 転職活動が会社にバレました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                      転職活動が会社バレして僕の明るい近未来がいくぶん死んだ。きっつー。「あとで会議室に来てくれ」と総務人事に言われたとき僕の頭の中はなぜバレたのかというクエスチョンで埋められていた。おかしい。僕には転職を打ち明けるような同僚はいない。社内は人手不足による休日出勤や残業が慢性化。人間とは大変強く美しい生き物でございまして、どれほど困難な苦境であっても定時に帰ったり、所定休日に休む仲間を怨念の対象にするのだけは忘れない。《己の環境が良くならないならせめて隣席のあいつも同じ目に遭えばいい》そんな人間のおぞましさを教えてくれた会社に僕は感謝している。こんな地獄に生きる僕が転職を誰かに相談することなどありえないのだ。 わざわざ退職しましたブログを書くような意識の高さを持ち合わせていないので会社に対して思うことは皆無だが、ひとつ気がかりなのは僕のゴリ押しで昨秋採用した事務係の部下のことである。ピンク色のチ

                                                                        転職活動が会社にバレました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                      • OKアフィリエイター - Everything you've ever Dreamed

                                                                        アフィリエイターへの批判を時々見かける。その理由をまとめると「金稼ぎを目的に内容の薄い記事でインターネットを汚染させている」「人の褌で相撲を取るな」」「生理的にムリ」といったところになるだろうか。「アフィカス」という蔑称で全否定する人もいる。かつては僕もいわゆるアフィカスが嫌いだった。理由は他のアフィリエイト批判者の方々と少々異なる。僕の場合、《大金を稼げて羨ましい》《面の皮が厚くていいなぁ》という羨望が生んだ僻みを批判の根拠としていた。今の僕はアフィリエイター、アフィカスを否定しない。確かに彼らの記事は内容がなかったり不正確だったりするうえ、お役に立ちそうな体裁だけは整えてあり、さらには内容は手を抜いているくせに金策と検索対策だけはしっかりしているのでマジで邪魔なときもある。なぜ血を吐きながら書いているこの僕の日記がアフィカスの中に埋没しなければならないのか、そんな理不尽な怒りに震えた夜

                                                                          OKアフィリエイター - Everything you've ever Dreamed
                                                                        • このブログの値段教えます。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                          先日お話したとおり僕のもとに「ブログを売って欲しい。最大限の誠意は見せるから」という売却の申し出がいくつか来ている。あまり興味がなかったのでしばらく放置していたが、これをお金の魔力というのだろうね、このブログがいくらで売れるのか、気になって仕事に集中出来なくなったので、問い合わせしてみた。あくまで好奇心からの行動であって、決して借財の返済に窮しての行動と誤解しないでほしい。 本日、金銭的回答が出揃ったのでそれを公開したい。なぜ公開するのか。その理由は後進のブロガーに夢を与えるため、すなわち義の心からである。最近、ブログで小遣いを稼がれている方、生計を立てられている方が見られるようになってきた。そのほとんどは広告によるものだけれども、それだけではどうも心許なさすぎる。心配だ。僕は収入源のひとつにブログ売却を提案したい。ドーンとブログを売り払ってまとまった金を手に入れる。アメリカンドリーム。そ

                                                                            このブログの値段教えます。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                          • 毎日、妻にファブリーズをかけられています。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                            仕事を終えて帰宅するなり玄関先で配偶者からファブリーズをかけられているのは僕だけなのだろうか。ファブリーズとは、P&Gから発売されているスプレー式消臭・除菌剤で、妻はそれをピストルに見立てて構え「バキューンバキューン」、眉間、胸、腹部、股間、背、手足の順で僕の全身を撃ち抜き、消臭・除菌するのだ。 ファブリーズ ダブル除菌緑茶成分入り 370ml 出版社/メーカー: P&G 発売日: 2012/02/08 メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含むブログを見る 僕は汚物か。汚物は消毒か。悔しくて悔しくて仕方がない。胸を撃つとき、妻がわざわざ北斗七星の形に撃つのが、そして僕の股間を撃ち抜くとき、「梨汁ブシャー!」と言わされるのが、屈辱的で、より悔しい。 僕は臭いのだろうか…それともバイキンマンなのだろうか。最近、洗濯物も別々になされているうえ、信用出来る情報筋(義妹)によればもう一台洗濯

                                                                              毎日、妻にファブリーズをかけられています。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                            • 乙武さんを擁護したら妻がキレちゃった。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                              ド派手なゲス不倫を通じて人類の可能性を拡げて見せてくれた乙武洋匡さんには感心するばかりである。しかし乙武さんの行為について妻と話をしてみたところ、男女の違いというべきだろうね、妻は感心するばかりの僕とはまるで正反対のスタンスであった。許せないそうである。万死に値するそうである。穏やかでない。 五体不満足だが仕事も順調で政界に打って出るような気概もある。著作は何百万部のベストセラーで数億円を稼ぎだしているように財力も申し分ない。奥様と三人の子供がいる良きパパである。映画にも出て芸能界や文化人などの人脈まである。そのうえ明るくて弁もアソコも立つ。若い女の子にモテないほうがおかしい。確かに家族に隠れて五人の若い女性と深い関係になっていたりダミーの男性(以降「ダミ男」)を伴っての旅行などは道徳的倫理的に誉められたものではない。どこの国会に出しても恥ずかしくないゲスよ。しかしそれが何だ。普通のリーマ

                                                                                乙武さんを擁護したら妻がキレちゃった。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                              • 「あなたのブログ買い取ります」といわれてます。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                                「あなたのブログを買いたい」という申し出を受けているが、ネット商売童貞なので当惑している。事情に詳しい人がいたら教えていただきたい。最初に申し出を受けたのは半年くらい前だったが、そのときは、時折、南米の愉快な人から届けられる「ハイ!ミスター!バイアグラを安く買えるチャンスですよ!」というDMと同じように、胡散くっさーが先行して相手にしてはいなかった。しかし、意味が分からないうちに4社から申し出を受けているので個人ブログ買収(売却)はビジネスモデルとして成立しているのだろう。 4社の申し出の内容はほぼ共通している。「社業はサイト運営M&A」「投資家等のサイト購入意思のあるクライアントが多数いる」「即日契約可能」「現在のサイト収益に見合った額を最大限提示」「売却まで担当者が親身にサポート」「HPに代表者の氏名がナッシング」「ライブドアブログ・FC2でも譲渡可能」。いいかえれば、僕のブログを相応

                                                                                  「あなたのブログ買い取ります」といわれてます。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                                • 不味いカレーライスは1秒見れば分かる。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                                  カレーライスの呪いが解けない。家族にも秘密にしていたが、カレーライスを1秒見るだけで、美味しいか美味しくないかがわかってしまう、そんな呪いが僕にはかけられている。おかげで僕はカレーライスが出てきただけで、ガッカリすることがある。食べ物とは、経験からある程度の予想はつくけれども、実際に口に入れて食べてみて初めて味がわかるものであり、それが食べるという行為の楽しみである。確かに、見た目だけで美味いか不味いかわかる、というのは、不味いものを回避できるというメリットもあるけれども、食べるまで味がわからない、「見た目はアレだけど食べたらオイシー!」という楽しみが失われるデメリットの方が大きいのだ。インジェラやコシャリのように、数年に一度食べる機会があるかどうかの食べ物ならまだいい。だが、国民食ともいわれるカレーライスについてその楽しみが失われているのだから悲劇というほかない。僕だけがこのような理不尽

                                                                                    不味いカレーライスは1秒見れば分かる。 - Everything you've ever Dreamed