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ブレイディみかこに関するエントリは52件あります。 book社会経済 などが関連タグです。 人気エントリには 『ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp』などがあります。
  • ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp

    イギリス在住のブレイディみかこさんが『婦人公論』で連載している好評エッセイ「転がる珠玉のように」。Webオリジナルでお送りする35.5回は「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」。3回目のコロナにかかり、ようやく熱がさがったと思ったら思わぬ不調に悩まされることになり―― 谷川俊太郎さんの鋭い洞察 冬の終わりに3回目のコロナにかかった。高橋源一郎さんとリモートで対談した3月初めにようやく熱がさがったぐらいの状態だったので、「3度目です。もうプロです」と笑っていたのだったが、なんとそのときの動画を谷川俊太郎さんがご覧になったという。いま岩波書店の『図書』で谷川さんとの往復書簡を連載しているのだが、谷川さんからのお便りに、わたしがあんなに笑う人間だとは思わなかったと記されていた。あそこまで笑っていると深読みしたくなる、という実に鋭い洞察も添えて……。 さすがである。PCの前で、わたしはその

      ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp
    • ブレイディみかこ「自分を愛することは絶えざる闘いだ」 | 怒りをごまかさない人が増えれば日本は変わる

      コロナ禍で医療や福祉、小売業に従事するエッセンシャルワーカーの存在が脚光を浴びた一方、他者をケアし、社会インフラを支えるために働く彼らの賃金は低く、待遇も改善されないままだ。 新著『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』で、ケアする仕事に就く人々が抱える貧困や差別の問題を取り上げたブレイディみかこさんは、状況は依然として厳しいままだが、日英両国で変化の兆しが見えはじめていると話す。 報われない「聖なる仕事」 ──『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』(KADOKAWA)では看護師や保育士など、いわゆるケア労働に従事する人たちが職場でのハラスメントや貧困に苦しむ姿が描かれています。 英国ではコロナ禍で、医療従事者などのエッセンシャルワーカーがすごく感謝されたんです。ところが彼らの賃金はその後もまったく上がらず、物価高が始まると生活苦に陥りました。看護師さんがお金がないので食事を抜いて働くとか、彼らが貧

        ブレイディみかこ「自分を愛することは絶えざる闘いだ」 | 怒りをごまかさない人が増えれば日本は変わる
      • ブレイディみかこが読み解く「銃後の女性」~エンパシーの搾取 | NHK | WEB特集

        戦時下、「贅沢は敵だ」がスローガンに掲げられた時代、かっぽう着にタスキをかけ、出征兵士を日の丸を振って見送る女性たちの姿が見られました。「社会の役に立ちたい」と「国防婦人会」の活動にのめり込み、結果的に戦争に協力してしまった女性たち。 今夜(14日夜)放送の「NHKスペシャル 銃後の女性たち~戦争にのめり込んだ“普通の人々“~」では、戦争に巻き込まれていった彼女たちの知られざる思いをひもときます。 英国在住のライター・コラムニストのブレイディみかこさんは「エンパシーの搾取」をキーワードに、戦時下の女性たちから、私たち現代の女性が学ぶべきことがあると話してくれました。 (NHKスペシャル「銃後の女性たち」取材班) ※「エンパシー」…他者の感情や経験を理解する力。多様化する社会では必須とされる。 戦時中、国防婦人会は広く「台所から街頭へ」と呼びかけ、最大で1000万人の女性が参加しました。 当

          ブレイディみかこが読み解く「銃後の女性」~エンパシーの搾取 | NHK | WEB特集
        • 【『100分de名著』で話題】ブレイディみかこ「父が娘に語る経済」に圧倒された理由【書籍オンライン編集部セレクション】

          保育士・ライター・コラムニスト 1965年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、96年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年に新潮ドキュメント賞を受賞し、大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞候補となった『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)をはじめ、著書多数。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で「2019年ノンフィクション本大賞」を受賞。 父が娘に語る経済の話 ブレイディみかこ氏が「近年、最も圧倒された本」と評し、佐藤優氏が「金融工学の真髄、格差問題の本質がこの本を読めばよくわかる」と絶賛、25ヶ国で続々刊行の世界的ベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわか

            【『100分de名著』で話題】ブレイディみかこ「父が娘に語る経済」に圧倒された理由【書籍オンライン編集部セレクション】
          • ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp

            イギリス在住のブレイディみかこさんが『婦人公論』で連載している好評エッセイ「転がる珠玉のように」。Webオリジナルでお送りする35.5回は「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」。3回目のコロナにかかり、ようやく熱がさがったと思ったら思わぬ不調に悩まされることになり―― 谷川俊太郎さんの鋭い洞察 冬の終わりに3回目のコロナにかかった。高橋源一郎さんとリモートで対談した3月初めにようやく熱がさがったぐらいの状態だったので、「3度目です。もうプロです」と笑っていたのだったが、なんとそのときの動画を谷川俊太郎さんがご覧になったという。いま岩波書店の『図書』で谷川さんとの往復書簡を連載しているのだが、谷川さんからのお便りに、わたしがあんなに笑う人間だとは思わなかったと記されていた。あそこまで笑っていると深読みしたくなる、という実に鋭い洞察も添えて……。 さすがである。PCの前で、わたしはその

              ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp
            • (欧州季評)英保守党、脱緊縮の総選挙 暗黒の2010年代の終焉 ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル

              <div class=\"Section videoranking\" id=\"VideosSlide\">\n<div class=\"Title\">\n<h2><a href=\"//www.asahi.com/video/?iref=com_rnavi_video#ranking-list-wrap\">動画ランキング</a></h2>\n<ul class=\"SubLink\"><li class=\"Fst\"><a href=\"//www.asahi.com/video/?iref=com_rnavi_video\">動画一覧</a></li></ul>\n</div>\n<div class=\"VideosSlide cFix\">\n<div class=\"VideosListOuter\">\n<ul class=\"VideosList cFix\">\n<

                (欧州季評)英保守党、脱緊縮の総選挙 暗黒の2010年代の終焉 ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル
              • 【特別試し読み】「ぼく」は13歳になった。そして親離れの季節がやってきた――。シリーズ累計100万部突破「一生モノの課題図書」、ついに完結。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』ブレイディみかこ

                いろいろあって当たり前。 ライフってそんなもんでしょ。 13歳になった「ぼく」の日常は、今日も騒がしい。フリーランスで働くための「ビジネス」の授業。摂食障害やドラッグについて発表する国語のテスト。男性でも女性でもない「ノンバイナリー」の教員たち。自分の歌声で人種の垣根を超えた“ソウル・クイーン”。母ちゃんの国で出会った太陽みたいな笑顔。そして大好きなじいちゃんからの手紙。心を動かされる出来事を経験するたび、「ぼく」は大人への階段をひとつひとつ昇っていく。そして、親離れの季節が――。 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2 目次 【 試し読み】 うしろめたさのリサイクル学 A Change is Gonna Come ―変化はやってくる― ノンバイナリーって何のこと? 授けられ、委ねられたもの ここだけじゃない世界 再び、母ちゃんの国にて グッド・ラックの季節 君たちは社会を信じられ

                  【特別試し読み】「ぼく」は13歳になった。そして親離れの季節がやってきた――。シリーズ累計100万部突破「一生モノの課題図書」、ついに完結。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』ブレイディみかこ
                • ブレイディみかこ「多様性はややこしい。でも楽ばかりしてると無知になる」:朝日新聞GLOBE+

                  ■「元・最底辺校」で起きるドタバタ ――一気に読みました。英国社会の荒廃を無料託児所などの光景から浮き彫りにしたルポや、政府の緊縮財政の愚を指弾する時評とは、ずいぶん雰囲気が違う気がします。 そうかもしれません。英国で周囲にいる人々や出会った人々を観察して書くのでなく、いままさに私自身の現場である子育ての日々を、初めて書いたノンフィクションなんです。 ロンドンの南、ブライトンという海辺の町で息子が通う公立中は、貧しい白人の子どもが多く、少し前まで学力的に最底辺校と呼ばれていたところです。それが音楽とか演劇とか、生徒がやりたいことをのびのびやらせるユニークな改革を重ね、生徒たちの素行も改善され、学力も上がってきた。 とはいえ、トラブルは日常茶飯事。移民問題や貧困問題が背景にあります。そこで起きる出来事をちりばめながら、思春期の息子と私たち夫婦のホームドラマの要素も入っているので、マイルドな印

                    ブレイディみかこ「多様性はややこしい。でも楽ばかりしてると無知になる」:朝日新聞GLOBE+
                  • ブレイディみかこ「英国でストライキが日常になる一方、日本では『迷惑』との声が。コスパやタイパを求めすぎた先に待つ未来」 連載:転がる珠玉のように「迷惑とコスパとタイパ」第34.5回|話題|婦人公論.jp

                    イギリス在住のブレイディみかこさんが『婦人公論』で連載している好評エッセイ「転がる珠玉のように」。Webオリジナルでお送りする34.5回は「迷惑とコスパとタイパ」。英国でストライキは、もはや生活の一部になっている。日本でもストライキが起こり始めているが、人々の反応が英国とは大きく違っているようで―― 英国ではストが生活の一部に 最近、日本のラジオに出るときも、対談するときも英国のストライキの話ばかりしている。もはや生活の一部になっているので、「いま、そちらはどんな感じですか?」と聞かれたら、ストの話をしないわけにはいかないからだ。 息子のカレッジの教員もストを打っているので昨日も一昨日も休みになったし、先日、所要でロンドンに出かけたときも地下鉄がストで動いていなかった。『ガーディアン』という新聞のサイトには、ストライキ・カレンダーなるものが出現していて、どの日にどの業種の人々がストを打って

                      ブレイディみかこ「英国でストライキが日常になる一方、日本では『迷惑』との声が。コスパやタイパを求めすぎた先に待つ未来」 連載:転がる珠玉のように「迷惑とコスパとタイパ」第34.5回|話題|婦人公論.jp
                    • 「昔の日本の“有能”さはどこに行った?と言われます」 イギリス在住・ブレイディみかこが語る、日本をおおう“亡霊” | 文春オンライン

                      ブレイディ 「わたし自身を生きる」思想であるアナキズムは、個を屈服させるあらゆる制度――国家権力や社会のヒエラルキーへ疑いの眼差しを持ちます。たとえば政府は税金を市民のために適正なかたちで使っているのか? 欧州で早い時期から反緊縮運動を引っ張ったのも実はアナキストたちでした。グレーバーも、英国のガーディアンという新聞で緊縮財政を「経済サドマゾキズム」と呼び、緊縮を知的に正当化することは不可能だと書いていました。その経済的有効性は証明されていないのに、「負債と返済」の概念が「罪と贖罪」という宗教的概念にすり替えられて道徳的理由から行われている政策に過ぎないと。英語で「a pinch of salt」とか言いますけど、「ひとつかみの塩を持って疑う」、鵜呑みにしないで懐疑する姿勢を持っていないと、こういうことも見えなくなる。 『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』 ブレイディみかこ

                        「昔の日本の“有能”さはどこに行った?と言われます」 イギリス在住・ブレイディみかこが語る、日本をおおう“亡霊” | 文春オンライン
                      • 「国家も古くなって機能しないところは作り変えないと」 ブレイディみかこが語る、日本の政治が迷走する理由 | 文春オンライン

                        ブレイディ 「わたし自身を生きる」思想であるアナキズムは、個を屈服させるあらゆる制度――国家権力や社会のヒエラルキーへ疑いの眼差しを持ちます。たとえば政府は税金を市民のために適正なかたちで使っているのか? 欧州で早い時期から反緊縮運動を引っ張ったのも実はアナキストたちでした。グレーバーも、英国のガーディアンという新聞で緊縮財政を「経済サドマゾキズム」と呼び、緊縮を知的に正当化することは不可能だと書いていました。その経済的有効性は証明されていないのに、「負債と返済」の概念が「罪と贖罪」という宗教的概念にすり替えられて道徳的理由から行われている政策に過ぎないと。英語で「a pinch of salt」とか言いますけど、「ひとつかみの塩を持って疑う」、鵜呑みにしないで懐疑する姿勢を持っていないと、こういうことも見えなくなる。 『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』 ブレイディみかこ

                          「国家も古くなって機能しないところは作り変えないと」 ブレイディみかこが語る、日本の政治が迷走する理由 | 文春オンライン
                        • Amazon.co.jp: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー: ブレイディみかこ: 本

                            Amazon.co.jp: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー: ブレイディみかこ: 本
                          • ブレイディみかこ 15歳から《労働者》だった私が、50歳で「書く」を仕事に 貧しさを堂々と歌うパンクロックに憧れて、日本を飛び出した|教養|婦人公論.jp

                            2019年に刊行された話題書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。黄色い表紙を目にした人は多いだろう。同書で多くの賞を受賞し、注目される書き手ブレイディみかこさんは、若い頃から数えきれない数の仕事に携わり、一貫して《労働者階級》を書き続けてきた。作品を入り口にこれまでの人生と仕事を振り返ってもらうと──(構成=島崎今日子) おっさんにも女にも一人一人の人生がある 英国に移住して25年、「地べた」の視線で格差社会を照射するブレイディさんの新刊は、『ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち』。ダンプの運転手をするブレイディさんの夫の友人たち、英国の労働者階級の中高年男性を活写した一冊だ。今、なぜ、おっさんなのか。 おっさん、嫌いですか(笑)? 英国では、新型コロナウイルス以前はEU離脱が一番の問題だったんですが、労働者階級のおっさんたちの多くは離脱賛成派だった。彼らは

                              ブレイディみかこ 15歳から《労働者》だった私が、50歳で「書く」を仕事に 貧しさを堂々と歌うパンクロックに憧れて、日本を飛び出した|教養|婦人公論.jp
                            • ブレイディみかこ「労働者階級とは女性のことだ」 | 「地べた仕事」を描いた新作『私労働小説』を語る

                              ブレイディみかこさんの最新作は、水商売や工場の夜間作業員、看護師といった「地べた仕事」に就く女性たちに焦点を当てた自伝的小説『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』だ。 本書によって「仕事の場で生きづらさを感じている日本の若い女性たちの声を伝えたかった」というブレイディさんに、日英の女性を悩ませるハラスメントや、エッセンシャルワーカーの賃金格差の問題などについて聞いた。 ブレイディみかこさんは、階級や貧困、多様性などをテーマに優れたノンフィクションや小説を次々と世に送り出してきた。 労働者階級や貧しい人たちの知られざる側面に光を当てる視点は、自分のなかに内在する無自覚の偏見や差別意識に気づかせてくれるとともに、世界の複雑さに向き合う難しさや面白さも教えてくれる。 最新作『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』は6つの短編からなり、上流家庭のベビーシッター、水商売、クリーニング工場の夜間作業員、看護師と

                                ブレイディみかこ「労働者階級とは女性のことだ」 | 「地べた仕事」を描いた新作『私労働小説』を語る
                              • 「他人の靴を履く」って? 福岡伸一×ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル

                                福岡伸一さんと多様性語り合う 最近よく聞く言葉に「多様性」があります。わかったような気でいても、そもそもどんな意味で、何のために必要なのか、と問われると答えに詰まりませんか? 「多様性って何だろう?」をテーマに英国在住のライター、ブレイディみかこさんと生物学者の福岡伸一さんに語り合ってもらいました。 福岡 ブレイディさんはパンクロックに憧れて高校卒業後に渡英し、低所得者が多い地域で保育士として働かれてきたそうですね。どんなとき多様性の大切さを感じますか。 ブレイディ 多様性の対極が分断だとよく言われますが、私は多様性と分断は隣り合わせだと思っています。英国でも、宗教やEU(欧州連合)離脱などでは意見が真っ二つに分かれる。でも同じ場にさえいれば、日常的に対立しながらも相手を理解し、落としどころを探る知恵も身についていく。多様性の対極はむしろ、相手を知ろうとしない態度なんですね。 福岡 それは

                                  「他人の靴を履く」って? 福岡伸一×ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル
                                • ブレイディみかこ「英国の貧しさは移民のせいではなく、国の経済政策がポンコツなせい」 | AERA dot. (アエラドット)

                                  作家、コラムニスト/ブレイディみかこ 英国在住の作家・コラムニスト、ブレイディみかこさんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、生活者の視点から切り込みます。 *  *  * 英国のスナク首相が、フランスから英国を目指して小型ボートで英仏海峡を渡る移民の対応に苦慮しており、今年1月に英政権の最重要課題の一つとして不法移民対策を挙げたと報じられている。こうした記事だけを読めば、なるほど、英国の人々の関心事は今でも移民の問題なのかと思う人も多いだろう。 しかし、国内では興味深い調査結果が出ている。マンチェスター大学の教授がシンクタンクと共同で発表した報告書によれば、EU離脱以降、英国の人々の移民に対する考え方は大きく変化しているというのだ。最優先課題は移民問題だと答えた英国の人々は、2015年(EU離脱をめぐる国民投票の前年)には44%だったが、2022年には9%まで

                                    ブレイディみかこ「英国の貧しさは移民のせいではなく、国の経済政策がポンコツなせい」 | AERA dot. (アエラドット)
                                  • ブレイディみかこ「白紙の答案に注目、『物を書け』と言ってくれた先生がいた」:朝日新聞GLOBE+

                                    貧乏が恥ずかしかった ――福岡のお生まれですね。どんな子どもでしたか。 気が強かったですね(笑)。とっくみあいのケンカもしましたよ。勉強は全然しなかったけど、試験の要領だけはよかった。 家は土建屋なんですが、貧乏でしたね。周りもそんな感じだったから、中学まではあまり気にならなかった。ところが地元の進学高に入学して、家のことは一切言えなくなりました。お金がなくてパン1つしか買えなくても「ダイエット」なんてウソついて。裕福な家庭の子どもたちには、貧乏のイメージがわかないわけですよ。彼らの幸せな世界を、こんな暗い話題で壊しちゃいけない、と感じていた。 ――それは、自分を保つため? そうだったと思いますね。恥ずかしかった。なんでこんなに貧乏なんだろう、なんでこんなところに生まれちゃったんだろうって。親がバカだからだと思っていましたよね、ずっと。上の学校に行きたいとか、お金があれば、ああいうこともで

                                      ブレイディみかこ「白紙の答案に注目、『物を書け』と言ってくれた先生がいた」:朝日新聞GLOBE+
                                    • (欧州季評)大変革時代の英国の教育 長い目で文化格差解消を ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル

                                      「小泉劇場」「小池劇場」という言葉が日本では使われてきたが、英国にも「ジョンソン劇場」の時代がやってきた。合意なきEU(欧州連合)離脱だと言っているかと思えば、議会を閉会すると言い、解散総選挙をほのめかす。目まぐるしく舞台が変わる劇場が、メディアに派手な見出しを提供し続けている。 Ipsos・M…

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                                      • ブレイディみかこ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 | 新潮社

                                        先日行きつけの書店の店頭に『タンタンタンゴはパパふたり』を見つけました。おお、ブレイディみかこさんが『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の中で紹介していた絵本ではないか。 これはニューヨークのセントラルパーク動物園で恋に落ちた二羽のオスのペンギンの話です。実話なんだそうです。 この絵本はイギリスの保育業界では「バイブル」のような扱いになっているとか。そうか、さすがイギリス。LGBTの人への差別意識を持たせないように、こういう絵本を読み聞かせているのか……と思っていたら、そうではないのですね。 〈子どもたちには、誰と誰が恋に落ちるのは多数派だが、誰と誰が恋に落ちるのは少数派、みたいな感覚はまったくない。「誰と誰」ではなく、「恋に落ちる」の部分が重要なのだ〉(『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』) なるほどねえ。誰が誰と恋に落ちたっていいじゃないか。子どもたちは、それを本能

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                                        • 青春時代、ロックに救われ英国へ。ブレイディみかこをつくった出会い【中】

                                          パンクな文体で腐った政治を撃つ豪速球投手。と思えば、ユーモアと繊細さをマジックのごとくブレンドさせた変化球の人。英国在住のライター、ブレイディみかこさんが放つ言葉の力に勇気づけられた女性たちは多いでしょう。話題の最新作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)では、英国の公立中学に通う一人息子の葛藤と成長を描きながら、多様性の時代に生きる“ややこしさ”と“奥深さ”を余すことなく伝えてくれます。一時帰国を機に、女性たちへのメッセージも込めて、たっぷり語ってもらいました。 インタビュー第2回目は、保育士で物書きで母親の「ブレイディみかこ」はいかにしてつくられたかについてお届けします。 貧乏が恥ずかしかった ――福岡のお生まれですね。どんな子どもでしたか。 ブレイディみかこ(以下、ブレイディ):気が強かったですね(笑)。とっくみあいのケンカもしましたよ。勉強は全然しなかったけど、試

                                            青春時代、ロックに救われ英国へ。ブレイディみかこをつくった出会い【中】
                                          • 『その世とこの世』(谷川俊太郎・ブレイディみかこ/著)~自分にとって「その世」に通じる音楽 - つるひめの日記

                                            谷川俊太郎とブレイディみかこの1年半に渡る往復書簡。 『図書』連載「言葉のほとり」(2022年3月~2023年8月号)に、奥村門土(モンドくん)の挿画を加えて、昨年11月に書籍化されたもの。 字も大きく150ページほどであり、内容的にもとても引き込まれたので一気に読了。 気軽に読めるわりに内容は深く、心に響く言葉や共感出来る事がら多々だった。 社会的なことや、老いや介護などの身近な問題にも触れていて。 年齢も、育った環境も全く違う二人。ブレイディさんの散文に対して、谷川さんは詩を中心に返信。谷川さんの味わい深い詩の世界も十分堪能できた。 イギリスに住んでもう四半世紀になるという、ブレイディみかこさん。 「その捻じれている、邪気を差し込むようなユーモアは、英国の人々がアイロニーと風刺を楽しむから。」と、英国の独特なユーモアについて書かれている点も興味深かった。 英国のシニカルなユーモアは、私

                                              『その世とこの世』(谷川俊太郎・ブレイディみかこ/著)~自分にとって「その世」に通じる音楽 - つるひめの日記
                                            • 女たちの闘いは「テロル」から「ポリティクス」へ|女たちのポリティクス|ブレイディみかこ

                                              ブレイディみかこさんの待望の新刊『女たちのポリティクス』が発売になりました。アメリカ初の女性副大統領になったカマラ・ハリスや、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)といった各国女性首脳。そして東京都知事の小池百合子。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどう闘い、上り詰めていったのか。その政治手腕を激動の世界情勢と共にブレイディさんが鋭く解き明かします。本日は本書の「はじめに」からご紹介します。 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗元会長が、女性蔑視とも受け取れる発言で辞任した。このニュースは英国でもBBCなどで報道されたのだが、それを見て、思わず「えっ」と驚いたのは元会長が83歳のご高齢だったことだ。彼が生きてきた年数は、日本の国政で女性参政権が認められてからの年数より長いのだ。 日本で女性が参政権を行使したの

                                                女たちの闘いは「テロル」から「ポリティクス」へ|女たちのポリティクス|ブレイディみかこ
                                              • 【群像 書評】|松尾匡『ブロークン・ブリテンに聞け』(ブレイディみかこ)|tree

                                                書き手:松尾匡【まつお・ただす】 理論経済学。64年生。『自由のジレンマを解くーーグローバル時代に守るべき価値とは何か』共著に『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう レフト3.0の政治経済学』 講談社のこの本(ブレイディみかこ『ブロークン・ブリテンに聞け』)の担当者さんから解説の執筆を頼まれたのですが、読者のみなさんもよくご承知のとおり、著者のブレイディさんは、若い頃パンクミュージックに入れ込んで渡英した人です。反緊縮ライターとか保育士とか以上に音楽マニア歴がずっと長いのです。おまけに邦洋問わず文学にも映画にも造詣が深いときています。だからこの人の他の本と同様、この本でも終始そうした素養が全開になった文章が溢れているのですが、私と言えば、これらの方面の知識は全くゼロに等しいので困ってしまいました。「あなたの一部が私のすべて」(……無理して歌詞の引用をしたりするとこういう恥ずかしいことになります)

                                                  【群像 書評】|松尾匡『ブロークン・ブリテンに聞け』(ブレイディみかこ)|tree
                                                • ブレイディみかこが語る、イギリスのコロナ禍と市井の人々の生活 「おっさんにも人生があるし、おっさんは悪魔ではない」

                                                  ブレイディみかこが語る、イギリスのコロナ禍と市井の人々の生活 「おっさんにも人生があるし、おっさんは悪魔ではない」 『ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち』(筑摩書房) ブレイディみかこの新刊『ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち』が、6月3日に筑摩書房から発売された。筑摩書房のPR誌である『ちくま』で連載されていた、ブレイディが周囲の中高年の友人たちを描いたエッセイをまとめたエッセイ集でもあり、EU離脱、移民問題、NHS(国民保険サービス)の危機などで揺れるイギリスの今を切り取ったノンフィクションとしても読むことができる。 大ヒットとなった著者の前作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』では、自身の息子に焦点を当て社会のあり様を描き評判を呼んだが、本作では“おっさん”(とその周りの人間たち)の姿を通し人生の悲哀やイギリスの市井に生きる人

                                                    ブレイディみかこが語る、イギリスのコロナ禍と市井の人々の生活 「おっさんにも人生があるし、おっさんは悪魔ではない」
                                                  • おっさんも結構つらいんです…ブレイディみかこが描く「おじさんのリアル」(ブレイディ みかこ) @gendai_biz

                                                    新刊のテーマは「おっさん」 ―労働者階級の子どもを研究した名著『ハマータウンの野郎ども―学校への反抗・労働への順応』('77年刊行)で描かれた少年たちは、今や世間から何かと悪役にされがちな中高年へと成長しました。 新著『ワイルドサイドをほっつき歩け―ハマータウンのおっさんたち』では、EU離脱、移民問題、格差問題、緊縮財政など、様々な社会問題に揺れる英国内の「おっさん」たちのリアルな姿が描かれています。 保育士をやっていた経験から、『子どもたちの階級闘争』を書き、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』では息子のことを書いていたので、「子どものことを書いてください」という依頼はよくいただいていました。 しかし、本作の編集者から、「おっさんを書いてください」と、これまでになかったリクエストをいただいたんです。 『ハマータウンの野郎ども』では、反抗的で反権威的な英国の労働者階級の少年たちが

                                                      おっさんも結構つらいんです…ブレイディみかこが描く「おじさんのリアル」(ブレイディ みかこ) @gendai_biz
                                                    • ブレイディみかこ「地べたで人とぶつかる中から本当の理解が生まれる」【上】

                                                      パンクな文体で腐った政治を撃つ豪速球投手。と思えば、ユーモアと繊細さをマジックのごとくブレンドさせた変化球の人。英国在住のライター、ブレイディみかこさんが放つ言葉の力に勇気づけられた女性たちは多いでしょう。話題の最新作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)では、英国の公立中学に通う一人息子の葛藤と成長を描きながら、多様性の時代に生きる“ややこしさ”と“奥深さ”を余すことなく伝えてくれます。一時帰国を機に、女性たちへのメッセージも込めて、たっぷり語ってもらいました。 多様性はややこしい ――一気に読みました。英国社会の荒廃を無料託児所などの光景から浮き彫りにしたルポや、政府の緊縮財政の愚を指弾する時評とは、ずいぶん雰囲気が違う気がします。 ブレイディさん(以下、ブレイディ):そうかもしれません。英国で周囲にいる人々や出会った人々を観察して書くのでなく、いままさに私自身の現場

                                                        ブレイディみかこ「地べたで人とぶつかる中から本当の理解が生まれる」【上】
                                                      • 役立たずは美しい ブレイディみかこ、地べたからの視点:朝日新聞デジタル

                                                        「一生モノの課題図書」の帯が、書店で存在感を放つ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。昨年から続くベストセラー快進撃は、著者のブレイディみかこさん自身を驚かせているそうです。共に生きることの意味を、さりげない筆致で深々と考えさせる書き手は、いかにして生まれたのか。英国からの帰国時に、たっぷりお聞きしました。 現代社会の「風景」を描く 多様性ってやつは、ややこしい。でも楽ばっかりしてると無知になる―― お説教臭い話も、この人にかかると、みんなが考え込まずにいられない魅惑的な問いに変身する。硬質でいてユーモラス、リズム感に満ち、時に先鋭的、時に詩情豊かな文体の力だ。 昨年からベストセラーが続く『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の舞台は英国の公立中学校。移民の増加や人種差別、貧困の問題が複雑に絡み合う中、一人息子とその友人たちはぶつかりあい、悩み、もがきながらも、乗り越えて

                                                          役立たずは美しい ブレイディみかこ、地べたからの視点:朝日新聞デジタル
                                                        • 日本は海外への劣等感が増している? ブレイディみかこ×ヤマザキマリ対談〈AERA〉

                                                          在イギリス保育士でライターのブレイディみかこさんと、イタリア在住のマンガ家のヤマザキマリさん。海外在住の2人から見た日本を語り合った。

                                                            日本は海外への劣等感が増している? ブレイディみかこ×ヤマザキマリ対談〈AERA〉
                                                          • なぜ、日本で「親ガチャ」という言葉が広まったのか。ブレイディみかこが語る、日本とイギリスの違い - with class -講談社公式- 家族の時間をもっと楽しく

                                                            人種差別や貧富の差が広がる、イギリスの“底辺”中学校に通う息子の日常を綴った、累計100万部を突破した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社/以下、『ぼくイエ』)。著者のブレイディみかこさんは、1996年からイギリスに渡り、一貫して“格差社会の現実”を描き続けている。そんなブレイディさんの最新作『両手にトカレフ』(ポプラ社)は、初となる長編小説。『ぼくイエ』では描けなかった、“現実を超えるリアル”に挑んだというブレイディさん。本作の刊行を記念して、全4回にわたってインタビュー。本作にこめたもの、そして日本人が変えるべき意識とは――。 ――シンパシーは「かわいそうな立場の人や問題を抱えた人、自分と似たような意見を持っている人々に対して抱く感情」で、エンパシーは「自分とは異なる思想や信条を持った人、かわいそうとも思えない立場の人たちの感情や経験を理解する能力」のことだと『ぼくイ

                                                              なぜ、日本で「親ガチャ」という言葉が広まったのか。ブレイディみかこが語る、日本とイギリスの違い - with class -講談社公式- 家族の時間をもっと楽しく
                                                            • ブレイディみかこ 「今ある世界がすべてじゃない。迷いながら探していけばいい」【下】

                                                              パンクな文体で腐った政治を撃つ豪速球投手。と思えば、ユーモアと繊細さをマジックのごとくブレンドさせた変化球の人。英国在住のライター、ブレイディみかこさんが放つ言葉の力に勇気づけられた女性たちは多いでしょう。話題の最新作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)では、英国の公立中学に通う一人息子の葛藤と成長を描きながら、多様性の時代に生きる“ややこしさ”と“奥深さ”を余すことなく伝えてくれます。一時帰国を機に、女性たちへのメッセージも込めて、たっぷり語ってもらいました。 インタビュー最終回は、閉塞する日本の社会と、そこに生きる女性たちに向けたメッセージです。 窮屈になった日本。気になるのは「女性問題」 ――平成のほぼ30年、離れていた日本は、いまブレイディさんの目にどう映りますか。 ブレイディみかこ(以下、ブレイディ)」:一言でいうと、窮屈になった。帰国するたび、そう感じますね

                                                                ブレイディみかこ 「今ある世界がすべてじゃない。迷いながら探していけばいい」【下】
                                                              • 「昔の日本の“有能”さはどこに行った?と言われます」 イギリス在住・ブレイディみかこが語る、日本をおおう“亡霊”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                『ロミオとジュリエット』のロミオになりきって手紙を… ブレイディみかこがたどり着いた「他者の靴を履く」方法 から続く 【写真】この記事の写真を見る(5枚) 私たちの社会の様々な思い込みを解きほぐす、『 他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ 』(文藝春秋)が話題のブレイディみかこさん。自助の精神からジェンダーロールまで、私たちはエンパシー(=意見の異なる相手を理解する知的能力)をどのように役立てればよいのだろうか。7月8日放送の「クローズアップ現代+」(NHK)への出演に寄せて、インタビューを再公開する。(全2回の2回目。 前編 を読む) ◆◆◆ 壊しながら、新しく作って生き延びる――アナキズムに対するイメージがガラッと変わりますね。 ブレイディ 「わたし自身を生きる」思想であるアナキズムは、個を屈服させるあらゆる制度――国家権力や社会のヒエラルキーへ疑いの眼差しを持ちます。たと

                                                                  「昔の日本の“有能”さはどこに行った?と言われます」 イギリス在住・ブレイディみかこが語る、日本をおおう“亡霊”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                • 『ロミオとジュリエット』のロミオになりきって手紙を… ブレイディみかこがたどり着いた「他者の靴を履く」方法 | 文春オンライン

                                                                  ブレイディ 「エンパシー」はたとえばイギリスでは何年も前から日常的に言われていて、米国のオバマ大統領とかも好んでスピーチで使っていた言葉です。日本では、「エンパシー」は「共感」と訳されることが多かったですよね。でも、多様性への理解が求められる時代の流れのなか、「共感」では解決できないもやもやした思いを抱えていたところに、自分とは異なる考えを持つ相手の立場に立って考えてみる、〈他者の靴を履いてみる〉知的な作業としてのエンパシーという概念が、新鮮に受け止められたのだと思います。 『ぼくイエ』を読んだたくさんの方がエンパシーについてSNSで好意的に言及してくださったのですが、欧米では「エンパシー論争」も起きていて、エンパシーは危険なものにもなり得るという論者も存在したので、素朴にエンパシーがすべての万能薬だと思われるのはちょっとマズいなと思っていました。だから今回の本では反エンパシー論者たちの主

                                                                    『ロミオとジュリエット』のロミオになりきって手紙を… ブレイディみかこがたどり着いた「他者の靴を履く」方法 | 文春オンライン
                                                                  • ブレイディみかこ「他者理解のエンパシーが自己の可能性も開く」

                                                                    1965年、福岡市生まれ。英国・ブライトン在住。2017年に『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で新潮ドキュメント賞受賞。本屋大賞2019 ノンフィクション本大賞、毎日出版文化賞・特別賞などを受賞した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)他著書多数 ──『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、ノンフィクションとしては異例とも言える60万部のヒット本になり、コロナ禍でも版を重ねました。これだけ多くの人に読まれた理由の一つには、身の回りや学校での出来事など、身近な生活者の目線から社会問題を見る、ブレイディさんの語り口があったと思います。ミクロからマクロを描く、このような視点の持ち方はどのようにして得られたのですか。 私が初めて渡英したのは高校卒業後の1980年ごろでした。その後、永住するようになったのは96年以降で、当時はロン

                                                                      ブレイディみかこ「他者理解のエンパシーが自己の可能性も開く」
                                                                    • (欧州季評)ティーンたちの抗議と目覚め くたばったアルゴリズム ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル

                                                                      ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                        (欧州季評)ティーンたちの抗議と目覚め くたばったアルゴリズム ブレイディみかこ:朝日新聞デジタル
                                                                      • 「両手にトカレフ」ブレイディみかこ…名古屋市図書館も電子書籍が増えてきました - 常人の倍香辛料振る方です

                                                                        名古屋市図書館も少し前に電子書籍の 貸し出しが始まり、少しづつ数も増えています。 やっぱり紙の本の方が馴染みがあるし 読みやすいけど図書館に出向かなくても 良いのは捨てがたい魅力。書棚を目的もなく 眺める時間も至福だけど。背表紙見てる だけでなんであんなに楽しいんだろうね。 売れているのは知っていたけど まだ手に取った事の無かった ブレイディみかこさんの本を 電子書籍で借りてみました。 kindle版もAudible版もあるよ! よくある幸せな家庭で育ったとは 言い難いよねこだけど壮絶な貧困も 虐待もネグレクトも経験してない。 それでもこの子たちの気持ちがよく分かる。 前に桐野夏生さんの砂に埋もれる犬の 感想でも書いたけど、この物語の主人公 ミアのように鋭い感性も知性も何も持たない 子供達にも幸せを求める権利があるんだよね。 難しい話だよね…。つらい。 可愛くなくても社会性が無くても なん

                                                                          「両手にトカレフ」ブレイディみかこ…名古屋市図書館も電子書籍が増えてきました - 常人の倍香辛料振る方です
                                                                        • 「めでたしめでたし」でごまかさないで。厳しい現実から目を背けないのも大人の役目【ブレイディみかこ】 | インタビュー 人生、おしゃれ、そしてこれから | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/3)

                                                                          ブレイディみかこさんの『両手にトカレフ』は、中学生のミアを主人公にイギリスの子供の貧困を描いた作品です。これまで自身の視点からノンフィクションを書いてきたブレイディさんが手がけた初の長編小説は、自身の視線、立場に一番近い母親について、その名前を含めてほとんど描かれていません。「実は初期の頃はちょっと入れてたんですが、ばっさりカットしました(笑)。物語が散漫になってしまうのもあるけれど、大人の視線で書き始めたら言い訳になってしまう気がして」。大人にもこういう事情があるんだから、貧困は連鎖してるんだから、私も辛いんだから……そういう言い訳をしながら、社会から目を背けてはいないか。これは母親に限った話ではなく、辛くてもひと踏ん張りして子供を守ることこそ、大人の役目ではないかと、ブレイディさんは語ります。 貧困層の託児所で見た子供たちの日常は、 軽いエッセイに描けるものじゃなかった ブレイディみか

                                                                            「めでたしめでたし」でごまかさないで。厳しい現実から目を背けないのも大人の役目【ブレイディみかこ】 | インタビュー 人生、おしゃれ、そしてこれから | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/3)
                                                                          • ブレイディみかこ×関美和『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を語る

                                                                            保育士・ライター・コラムニスト 1965年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、96年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年に新潮ドキュメント賞を受賞し、大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞候補となった『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)をはじめ、著書多数。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で「2019年ノンフィクション本大賞」を受賞。 父が娘に語る経済の話 ブレイディみかこ氏が「近年、最も圧倒された本」と評し、佐藤優氏が「金融工学の真髄、格差問題の本質がこの本を読めばよくわかる」と絶賛、25ヶ国で続々刊行の世界的ベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわか

                                                                              ブレイディみかこ×関美和『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を語る
                                                                            • 注目の本:インタビュー「女たちはこうして立ち上がった」ブレイディみかこ | 週刊エコノミスト Online

                                                                              女性たちの闘いを描いた小説『R・E・S・P・E・C・T リスペクト』を8月に出したブレイディみかこさんに話をうかがった。(聞き手=北條一浩・編集部) 『R・E・S・P・E・C・T』(筑摩書房、1595円) 2014年、英国ロンドンで実際に起きた事件をモデルに書かれた小説『R・E・S・P・E・C・T』。地方自治体の予算削減という名目でホームレス・シェルターから追い出されようとしていたシングルマザーたちが立ち上がり、占拠運動を展開する物語だ。 「反対運動というのはたいてい党派などのバックボーンがあるものですが、この占拠は、運動のウの字も知らないシングルマザー、しかもホームレスという社会的に最も弱い立場の人々が立ち上がった点に特徴があります。やがて当該地域の区長が『ガーディアン』誌に公式に謝罪文を掲載するような事態にまで発展しました」 日本ではまったくといっていいほど報道されなかったこの事件。ブ

                                                                                注目の本:インタビュー「女たちはこうして立ち上がった」ブレイディみかこ | 週刊エコノミスト Online
                                                                              • ブレイディみかこ「あの書店との出会いは、まさに一期一会。たった一度触れ合った人の言葉だから心に残ることがある」〈転がる珠玉のように〉 連載:転がる珠玉のように「街の本屋さん」第19回|話題|婦人公論.jp

                                                                                イギリス在住のブレイディみかこさんが『婦人公論』で連載している好評エッセイ「転がる珠玉のように」。今回は「街の本屋さん」。東京の阿佐ケ谷駅近くにある書店、「書楽(しょがく)」の前店長さんとのたった一度の触れ合い。それは特別なものだったーー(絵=平松麻) わたしの本を日本で一番売ってくれた書店 東京の阿佐ケ谷駅の近くに「書楽(しょがく)」という書店がある。入口が小さいわりに、中に入ると意外に広くて驚かされるのだが、「街の本屋さん」規模であることには間違いない。大きなチェーン店の、いくつもフロアーがある書店ビルではない。 4年ほど前、その小さな書店がわたしの本を日本で一番売ってくれていたというので、出版社の人に連れられてご挨拶に伺ったことがあった。 そこには名物店長がいた。気骨ある頑固おやじ風というか、商人というより、むしろ職人肌だった。いぶし銀のように光る渋い棚作りの技は、本好きなら「おお」

                                                                                  ブレイディみかこ「あの書店との出会いは、まさに一期一会。たった一度触れ合った人の言葉だから心に残ることがある」〈転がる珠玉のように〉 連載:転がる珠玉のように「街の本屋さん」第19回|話題|婦人公論.jp
                                                                                • ブレイディみかこ×ヤマザキマリ「自立心ある子ども」の育て方を語る〈AERA〉

                                                                                  世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描いたノンフィクション『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が話題だ。著者のブレイディみかこさんとマンガ家のヤマザキマリさんが、個性豊かな子育てを語り合った。

                                                                                    ブレイディみかこ×ヤマザキマリ「自立心ある子ども」の育て方を語る〈AERA〉

                                                                                  新着記事