AIブームは熱狂から平静へ? 19年のAI業界から未来を占う:マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!(1/4 ページ) 2019年、AIを取り巻く環境は目まぐるしく変化し、技術の進歩、企業での活用事例、組織や人材論など幅広いテーマが話題になりました。そこで「技術から事例」「採用から育成」「不足から飽和」という3つのテーマで19年を振り返り、20年はどうなりそうか考えてみたいと思います。 注目されるのは、技術から事例へ ここ数年続いた急激な技術の進化ですが、話題性としては落ち着きを見せてきました。 自動的に機械学習モデルを作成するツールの「AutoML」や、自然言語処理技術の「BERT」、ディープフェイクによる画像や動画生成などが話題になりましたが、これらは19年以前に発表された技術です。 19年は技術の進歩よりも、ビジネスでどのようにAIを使いこなして事例化するかが話題になりました