株式会社サイバーエージェントAI事業本部の2024年度 エンジニア新卒研修でシステム運用の基本と戦略に関する講義を行いました。
NEW! 2024.05.21 スキル 「つまりどういうこと?」「要するにできるの、できないの?」「それって何の話だっけ」 技術的にどうするべきか正解は見えているのに、頑張って説明しても返ってくるのはそんな言葉ばかり……。「うまく伝えられない」という悩みを抱えるエンジニアは、少なくないのでは? 2023年のITエンジニア本大賞・技術書部門で大賞を受賞した『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』(技術評論社)の著者であり、SNSでの情報発信やイベント登壇でも活躍する「言語化のプロ」であるミノ駆動さんも、昔は「君が何を言ってるのか分からん」と上司に言われていたそう。 ミノ駆動さんはどのように言語化能力を伸ばしたのか。聞くと、出てきたのは「合意駆動」というキーワード。その正体とは? ミノ駆動さん(@MinoDriven) 新卒でNEC の関連会社に入社。その後キヤノンでの10年のエンジニア経験を
あなたが一生懸命手を動かしているその仕事、本当にいま皆から期待されていることですか…? 「職務記述書にそう書かれているんだから間違いない」 「上司が賛成しているんだからそうでしょう」 …本当に? わたしたちが職務設計について学んだことTebiki株式会社 エンジニアリングマネージャーの三宅と申します。私たち Tebiki社は、製造や物流などの現場での技能伝承を支援する動画マニュアルプラットフォーム「tebiki」を開発・運営しており、現場教育を行うことのできる人材の不足という社会問題に取り組んでいます。 Tebiki社の開発組織は「マネージャーが指示するよりも、役割を担う人が責任を果たすために創造的に活動するほうがうまくいく」という考え方のもと、「公式に定義された責任とそれを果たすための十分な権限」で職務設計をしています。 これに関して、最近、実践の中で学んだことがありました。具体的には、
〝流しのEM〟として、複数企業の採用・組織・制度づくりに関わる久松 剛さんが、エンジニアの採用やキャリア、働き方に関するHOTなトピックスについて、独自の考察をもとに解説。仕事観やキャリア観のアップデートにつながるヒントをお届けしていきます! こんにちは。久松剛です。 2023年初頭あたりから、DX需要やスタートアップバブルを背景に高止まりしていたエンジニアの待遇バブルに黄色信号が灯りはじめているのをご存じでしょうか。フルリモート勤務から出社回帰の流れが本格化しているのもその一つの表れです。 というわけで、連載第1回目のテーマは「フルリモート勤務事情について」です。 ●IT各社にみる「オフィス回帰が既定路線」になりつつある理由 ●エンジニアがフルリモートにこだわる危険性 ●それでもフルリモート勤務を望むエンジニアへ…… などに触れながらお話したいと思います。 博士(慶應SFC、IT) 合同
はじめに こんにちは。データエンジニアリンググループの森下です。今回は、私がプロジェクトマネージャーとして約3年間かけて実施した、TreasureDataからBigQueryへの全社データ活用基盤移行プロジェクトについてお話します。このプロジェクトは、全社で1日あたり数千件のクエリが実行されるデータ基盤を移行するという大規模なもので、関係者の数は200〜300人に上りました。プロジェクト期間中は、データ活用基盤の技術調査から始まり、関係者への説明や調整、データ移行、クエリ移行、ETLやReverse ETLに使用する各種ツールの導入など、本当に多くのタスクがありました。 プロジェクト背景: TreasureData導入とその課題 TreasureData導入の背景 2024年時点ではGoogle BigQueryを使用していますが、その前の環境が導入された背景を説明します。 2018年12
執筆 山内 直 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)に所属するテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。著書に『Bootstrap 5 フロントエンド開発の教科書』、『作って学べるHTML+JavaScriptの基本』など。 監修 山田 祥寛 静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「独習」シリーズ、「これからはじめるReact実践入門」、「改訂3版 JavaScript本格入門」他、
RubyKaigi未参加/初参加の人に届けたい。初参加者の恥丸出しレポート【RubyKaigi2024】 Ruby歴3年程度のエンジニアである僕が、RubyKaigi2024に初参加してきました。 そこで感じたこと、経験したことをレポートとしてまとめていきたいと思います。 ※この記事ではあまりテクニカルな内容は話しません(話せません)。 自らの無知をさらけ出しつつ、恥丸出しで行きます。 まず簡単に自身のステータスを紹介 前述の通り、Ruby歴は3年程度 エンジニア歴としては7~8年程度 Webアプリ開発者で、基本的にFWにお世話になってきました。 RubyKaigi参加のキッカケは、所属会社がブースを出すということで社内で参加者を募っていた。 技術に対してのモチベが最近上がっていたこともあり、カンファレンス参戦に興味が湧いてきていた。 良い機会だと思って、手を挙げてみた。 沖縄行ったこと無
先日、個人開発していたzenncastというWebサービスをリリースしました。 Zennでトレンドになっている記事を、毎日AIが10分のラジオにして届けてくれるというサービスです。 ありがたいことに公開後はたくさんの方に試してもらえ、技術的な質問も多数いただきました。 このZennではzenncastの技術構成や仕組みを紹介します(プロンプトつき)。 作ったもの まずはエピソードを一つ選んで1分くらい聴いてみてください! AIラジオの雰囲気が掴めると思います。 主な機能・特徴 毎朝10分のラジオを生成 Zennでトレンドになっている記事を要約して紹介 お便りを投稿すると、翌日のエピソードでAIパーソナリティが拾ってコメントしてくれる BGMをつけて爽やかな聴き心地 これらのステップは人の手を介さずすべて自動化されています。 Spotifyなどの各種プラットフォームへの配信はSpotify
成長の為にアウトプットがなぜ必要なのか。mattn氏が語る持続的なアウトプットのススメ 2024年5月16日 mattn 大学卒業後、ソフトウェアハウスやSIerなどでソフトウェア開発に携わる。vi派生のテキストエディタVimの日本語化やプラグイン、Go言語などでOSS(オープンソースソフトウェア)の開発・コミュニティ運営に参加し、2019年からGoogle Developers Expert。2021〜2023年 GitHub Stars。著書に『みんなのGo言語』(2016年、2019年に改訂2版、技術評論社、共著)、『Go 言語プログラミングエッセンス』(2023年、技術評論社、単著)がある。関西在住。 X:@mattn_jp GitHub
こんにちは。技術部平山です。 今回は、ハイパーカジュアルというジャンルにおけるエンジニア、 というテーマで書きます。 勉強会でしゃべった動画がありますので、そちらを見て頂いても良いかと思います。 外に出すということで、普段よりも多少丁寧にしゃべっております。 前置き 平山が作った製品群 これらは2022年あたりから現在にかけて、平山が自分で企画、実装した製品です。 これらのうち、利益を出せた製品は2つあります。 黒字製品 Draw Saber(Android iOS) Mannequin Downhill(Android iOS) の2つで、順に2800万、2100万ダウンロードです。加えて、いい線まで行ったものの、利益を出すに至らなかった製品が一つあります。 赤字だったTitanShoot Titan Shoot(Android iOS) こちらは210万ダウンロードと、うまく行ったもの
Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2024-05-15 07:30 「Python」や「JavaScript」が学ばれるようになるずっと前、米国時間1964年5月1日の夜明け前の暗闇の中で、コンピューター史におけるささやかながら非常に重要な出来事がダートマス大学で幕を開けた。数学者のJohn G. Kemeny氏とThomas E. Kurtz氏がGeneral Electricの「GE-225」メインフレームを操作して、独自に考案した言語の最初のプログラムを実行した。その言語こそ、初心者向け汎用記号命令コード、すなわち「BASIC」だ。 BASICは最初に普及した言語ではない。その栄誉を得たのは、ビジネス分野では「COBOL」、エンジニアリング分野では「FORTRAN」だった。しかし、19
LESSON1 部下が頼りない……「任せる不安」を解消しよう 部下の失敗を恐れなくていい かつての私は典型的な「任せられないリーダー」でした。前職のリクルートで駆け出しの営業マネジャーだった頃は、仕事を任せるどころか、先頭を切って一人で猛烈に働き、メンバーにも同じことを求めていました。その結果、部下から「周りを見てください。誰も楽しそうに仕事をしていませんよ」と苦言を呈されてしまったのです。 その後の反省から、数多くの優れたリーダーを観察し、共通するセオリーを見出しました。実は、能力が高い人やキャリアが長い人ほど、部下に仕事を任せられない傾向があるのです。 リーダーが仕事を任せられないと感じる理由は大きく3つあります。 第1の理由は、失敗を回避したいからです。「部下に任せると上手くいかないかもしれない」という不安を感じたことはありませんか。責任感が強い人ほど、部下が失敗して誰かに迷惑をかけ
kmizu @kmizu A Software Engineer in Osaka (& Kyoto). Ph.D. in Engineering. Interests: Parsers, Formal Languages, etc. ツイートは所属先の見解と関係ありません.思いついたことをつぶやきます. kmizu.github.io kmizu @kmizu GPT-4oの画像認識力と理解力をもってすればいけるやろと思ってやってみたら実際いけた。 ペーパープロトタイピングから最初のHTML書き起こすのにかなり使えるのでは。 つーか指示そのものを画像の中に書いたの読み取ってくれるの何か世界の壁を超えて対話してる感があって凄い #GPT4o pic.twitter.com/3XHMFg3yye 2024-05-14 12:49:41
はじめに 仕事以外の時間も勉強しないといけないとわかっていてもなかなかモチベーションがわかない エンジニアは移り変わりの激しい技術を追っていかないといけない仕事なので、就職する前に「仕事終わりも休日も勉強しないといけない」そう聞いてエンジニアになった人も多いかと思います。 私もプログラミングの勉強を始めた頃には、楽しいと思って色々勉強を続けていましたがいつしか仕事終わりに勉強したり、休日に勉強することができなくなりました。 周りには自分よりももっとできる人がたくさんいて、少し勉強したところで給料が上がるわけでもなく、現状が変わるような気分もなくモチベーションは全く上がりませんでした。 勉強をしようとしてもすぐに成長を実感できるわけでなく、勉強を続けてもそれがものすごく身についたという感覚も少なかったです。 しかし、とあるタイミングでプログラミングを継続的にできるようなきっかけがあり、そこか
TL;DR 自身の成果をアピールするために、1)Before/After、2)自分の寄与度、3)数字的インパクトを過不足なく伝えることが重要 説明の冒頭では、課題と解法の全体感と成果を述べ、詳細は後に肉付けすると伝わりやすい 課題を伝える際は"誰から見た課題か"を明確にする。課題は解法の前提であるためブレないように はじめに 技術広報のしゅーぞーです。この記事では、過去100人分程度の成果報告書を読み、気付いた "自分の成果をわかりやすく伝える書き方"をまとめています。 仕事をしていると自身の成果を的確に伝える機会は数多くありますよね。 評価期、転職面接、昇格面談など 評価者に自分の成果をどう分かりやすく伝えるか は自分のキャリアを伸ばす上でとても大事なスキルです。 しかし、自分の頑張りや成果を上手く言語化し、相手に正しく理解してもらうのは簡単ではありません。 特に、経験の浅い若手にとって
どうも、freee でエンジニアリングマネージャー をやっている sentokun です。 以前に私の所属しているチームで開発している権限管理基盤マイクロサービスの記事を書いたのですが、そういえば「権限制御ってなに?」という説明をしていないと思ったので、今回記事にしました。 権限制御とは? freee の権限管理基盤が行なっている権限制御とは?を一文でまとめると以下となります。 アクセス制御ポリシーを元に、ユーザーの属性に合わせた適切なアクセス制御を行うこと というわけで、この記事は権限制御について説明しました。ありがとうございました! … とはなりませんよね。ちゃんと一文の中の要素を分解してそれぞれ解説していきます。 ユーザーの属性 適切なアクセス制御 アクセス制御ポリシー ユーザー属性とは? freee ユーザーが持っている、様々な属性のことです。例えば以下が挙げられます。 管理者やメ
ソフトウェアエンジニアにとって、マネジメントの職に就くかどうかは大きな選択です。現在ではプレイヤーのままでスタッフエンジニアといった高い職位に進むキャリアもありますが、マネージャーとしてチームを率いてこそ達成できるビジネス上の成功もあるでしょう。 ひとくちにマネージャーといっても、マネジメントの対象によって要求されるスキルに幅があります。これまでUdemyの大きなセールで講座を紹介してきた当ニュースですが、今回はソフトウェア開発組織のマネジメントに必要となるスキルにフォーカスしました。 マネージャーという仕事と学びたいスキルを紹介してくれるのは、10年以上前からPM(プロジェクト・マネージャー)などに就いてチームを牽引し、現在はヘルステックベンチャーのカケハシでEM(エンジニアリング・マネージャー)を務める小田中育生(@dora_e_m)さんです。 また記事の後半では、マネジメントに関連し
インドは世界最多の人口を誇り、IT人材の成長が著しい国でもある。日本のIT企業にとっても、優秀な人材が多いインド人ITエンジニアの存在は欠かせない。彼らにとって日本は働き先として、どのように映っているのだろうか。インド人学生へのアンケート結果をZenkenの田中志穂・ダイバーシティ事業部・部長が解説する。 職業別「平均年収」ランキング…<令和4年賃金構造基本統計調査> 「日本は報酬を超えた魅力がある」?海外人材の紹介などを手掛けるZenkenが実施した海外での就職を希望するインドの工科系大学4年生へのアンケート調査によると、「日本企業で受け取れる年収が米国やドイツに比べて低い」と答えた人の比率が過半数に達した。欧米諸国では賃金インフレが進んでいるほか、円相場の下落もあって、インド人エンジニアにとっても日本企業の賃金が見劣りすることが浮き彫りになった。 ただ、「米独よりも年収が低くても日本で
「人とAIの“模倣”は本質的に同じ」Rubyの父・まつもとゆきひろに聞く、技術の進化と“模倣”の関係 2024年5月14日 一般財団法人Rubyアソシエーション 理事長/Ruby開発者 まつもと ゆきひろ(松本行弘) プログラミング言語Rubyの生みの親。株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長、NPO団体軽量Rubyフォーラム理事長などを務める。島根県松江市名誉市民。 近年、大量のデータから文章や画像を生み出す生成AIに注目が集まる中、改めて「模倣」が果たす役割を問い直そうという動きが広がっているように見受けられます。実際に、人間はこれまで、既存の技術を「模倣」しながら新しい技術をつくりだし、その繰り返しによって発展を遂げてきました。 世界中のプログラマーから支持を集める「Ruby」も、他のプログラミング言語のさまざまな要素を採り入れて誕生し
はじめに 本記事ではエンジニア向けの海外情報収集サイトをまとめました。”一次情報”をより”早く”取得するという意味で海外の情報収集を行うことは非常に意義のあることです。日本で働いている人でも、海外情報は積極的に取得しましょう。英語が読めない方も翻訳機やLLMに投げることで良い感じに翻訳してくれます。 本記事は、情報収集サイトを次の4種類に分類して紹介しています。参考にしてください。 学習系 ニュース系 ITサービス技術ブログ その他 それでは、早速紹介していきます!! 弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 学習系 FreeCodeCamp FreeCodeCamp.orgは、エンジニアやプログラミング初学者を対
TOPコラムITエンジニアの海外チャレンジ・ガイドブック【エンジニアの海外挑戦記】岩永氏が語る、10年かけた移住計画。狭いチャンスを自分の道につなげられたわけ OpsBR Software Technology Inc. 代表 岩永 亮介 ソフトウェア業界で15年以上、物理的なデータセンター運用から、世界最大規模の分散システムの運用、多数の業界のお客様のシステム設計支援、フロントエンドからバックエンド、データベース管理者、DevOps やテスト設計・実装、アーキテクチャレビュー、などを経験。特に、運用に関する改善や設計は得意で、OpsBR Software Technology Inc. を立ち上げた。カナダのバンクーバー在住。経歴は、Autify で Staff Software Engineer、Sr. Technical Support Engineer、Amazon で Sr. S
東急グループのデジタル技術による街づくりプロジェクト、「URBAN HACKS」の電車内広告が「面白い!」「おしゃれな広告」と話題です。CSSの記述に見える文字列をよく見てみると……? 「分かる人には分かる」広告が話題 話題になっているのは、Webページの装飾を設定するためのプログラミング言語「CSS」風の文字列が黒い背景に並んでいる電車内広告。「エンジニア デザイナー募集」の記載もあるため求人広告とは分かりますが、コード部分の意味は一見しただけでは分かりません。 CSS部分をよく見ると…… しかしよくよくコードを読んでみると、「skill: 100%;」「org-style: flat;」「work-space: unset;」など、実は職場環境を紹介する文になっているのです! 「フラットな社風で働く場所は自由、スキルを100%生かせる仕事です」といった感じかな……? 別バージョンでは「
東急グループのデジタル技術による街づくりプロジェクト、「URBAN HACKS」の電車内広告が「面白い!」「おしゃれな広告」と話題です。CSSの記述に見える文字列をよく見てみると……? 【画像】謎の広告を翻訳した結果 「分かる人には分かる」広告が話題 話題になっているのは、Webページの装飾を設定するためのプログラミング言語「CSS」風の文字列が黒い背景に並んでいる電車内広告。「エンジニア デザイナー募集」の記載もあるため求人広告とは分かりますが、コード部分の意味は一見しただけでは分かりません。 しかしよくよくコードを読んでみると、「skill: 100%;」「org-style: flat;」「work-space: unset;」など、実は職場環境を紹介する文になっているのです! 「フラットな社風で働く場所は自由、スキルを100%生かせる仕事です」といった感じかな……? また、オフィス
子供から「なぜ日本や世界の歴史を学ぶ必要があるのか」と問われたら、どう答えればいいのか。歴史評論家の香原斗志さんは「役に立つからだ。人間という生き物を理解する上でも、海外の人とコミュニケーションを深める際にも不可欠な科目だ」という――。 「歴史なんか勉強しても役に立たない」は間違い 中学生や高校生のころ、「歴史なんか勉強しても役に立たない」という声を聞いて、残念に思ったことが何度もありました。もちろん、その後も。 私自身は、大学では歴史以外の学問を専攻するつもりはないと早々に決め、公言する偏屈な少年でした。それはそれで「歴史は役に立たない」という思い込みと同じくらい視野が狭かったと思います。しかし、「歴史は役に立つ」と少年時代に感じて以来、それが外れていたと思ったことは、これまでに一度もありません。むしろ、少年時代に想像したよりもはるかに、歴史は役に立つ。それが、これまで生きてきての結論で
おはようございます!こんにちは!場合によってはこんばんわ! SREチームマネージャーの藤原です。 今年の3月からSREチームの中で、勉強会を定期的に実施するようになりました。 本エントリでは勉強会を開催するにあたって考えたことと、実際の進め方についての事例解説です。 勉強会を通じて実現したいことの説明から、テーマ設定、効果最大化のための開催形態と頻度、現時点(2024/4・5時点)の結果について解説しています。 勉強会を通じて実現したいこと チーム内勉強会を通じて実現したいこととして、以下を設定していました。 チーム・個人としてのレベルアップ 積極的な議論への参加 相互理解 チームとしての目線合わせ 勉強会を開催するからには何かしらのスキルや考え方を身に付けたいはずです。 また、学習効果を最大化するためにも、積極的な議論への参加を実現したいと考えました。 さらには、勉強会の中での議論を通じ
インディ・ロックの名盤の数々を手掛けたエンジニアで、アンダーグラウンドなロック・グループのフロントマンとしても活動していたスティーヴ・アルビニ(Steve Albini)が2024年5月7日に心臓発作のため61歳で逝去した。 この訃報を受け、1993年に発売された『In Utero』を制作する前に、バンドがプロデュースを依頼した際のスティーヴ・アルビニからの返答の手紙(FAX)をバンドの公式アカウントが公開した。その翻訳を掲載。 <関連記事> ・デイヴ、クリス、スティーヴ・アルビニがニルヴァーナ『In Utero』を語る ・スティーヴ・アルビニ、カートとの出会いや『In Utero』の制作を語る ・『In Utero』: 90年代を代表するバンドのラスト・アルバム カート、デイヴ、クリスへ まずは、この説明書きを纏めるのに数日かかってしまったことを謝らせてほしい。カートと話したときはフガジ
以前、シフトレフトのために静的テスト、動的テストの2つのアプローチからどんなアクションを取れるかを記事にしました。 上記記事で書いたように、以前までのwith QAチームではテスト設計以降の作業を重視せざるをえず、上流工程でのテスト活動を明文化できていませんでした。しかし、メンバーの増強とユニット制への体制移行により、より上流工程から積極的にQAが関わっていけるようになりました。 その中でQAとして何ができるとよいのかを考えた結果、より積極的にテスト活動が行えるようテストプロセスを詳細化することにしました。具体的にはwith QAチームでは新たにレビューとテスト分析をテストプロセスとして明示することになりました。1 今回は、このレビューとテスト分析を中心に、実際に何が変わったのかを書いていきます。 前提の確認 本題に入る前に、レビューとテスト分析とは何かという確認から行います。 「レビュー
閉店直前のコーヒーカップはこんな布陣でした 長いので1行で要約 猫廼舎を閉店してしばらくプログラマに専念します。お店はなくなりますがコーヒーは細々と続けてます。 お店を閉めました もう先月のことになりますが、9年間やっていたお店を閉店しました。9年とは言っても後半3年はやってるかやってないのかわからないような状態で、お客さんにとっては閉店しようがしまいがたいして変わらないとは思うのですが、やってる側としては大半の時間を過ごしていた場所から撤退していちばん重い物件の家賃がなくなるという大きな変化のある出来事でした。 そもそものお店について ご存知の方も多いと思いますが(そしてもちろん知らない人の方が多いと承知していますが)、ogijunこと荻野は小さなお店をやっていました。 コーヒー屋です。その名を『珈琲専門猫廼舎』と言いました。20年以上ずっとソフトウェアの世界でプログラミングで生計を得て
レイヤーケーキ・チャートを使った収益の可視化 SaaSなどのサブスク型のビジネスでは、収益リテンション(維持)の改善または悪化を理解するために「レイヤーケーキ・チャート」がよく利用されます。 この「レイヤーケーキ・チャート」は以下のような顧客のサービスの利用開始タイミングで収益を色分けしたエリアチャートです。 各月のチャートの頂点が毎月(あるいは毎年)の総収益となるため、時間の経過とともに収益が増えているのかを確認できます。 また色分けされたグループに注目すると、例えば、2019年の5月にサービスの利用を開始したグループから得られる毎月の収益がどのように変化しているのかを理解できます。 どのようなサービスでも、顧客はいつかはキャンセルしてしまうため、各グループから得られる収益は一般的に、時間とともに減っていく傾向があります。 しかしプロダクトの改善やオンボーディングによって、顧客がサービス
佐地氏の自己紹介 佐地良太氏(以下、佐地):ただいま紹介いただきましたBranding Careerの佐地と申します。私は新卒でリクルートという会社に入っていて、そこから16年ほど、ずっと人事・人材畑の仕事をしています。 今日1人だけ夏みたいな格好をしているんですが、Tanpan&Co.という短パンの会社じゃないんですが、夏のクソ暑い日には短パンを穿いて気楽に過ごしたいという意味を込めて、Tanpan&Co.という自分の会社をやっています。 株式会社TWOSTONE&Sonsのグループの代表もやっていて、本日ログミーTechさんと共催で登壇、セミナーをさせていただき、ファシリテーターとして司会、そして進行します。よろしくお願いします。 (会場拍手) 佐地:ありがとうございます。 林氏の自己紹介 佐地:ちょっと順番がアレですが、林さんから自己紹介をお願いします。 林要氏(以下、林):GROO
2024年5月1日から、株式会社はてなで組織・基盤開発本部のエンジニアリングマネージャとして働き始めました。 2014年から、2021年まで社員だった時代があるため、いわゆる出戻りという形になります。 一度退職した会社に再び入社する、というのは、通常の転職活動と違った悩みなどもあり、自分も今回の転職に際して「アルムナイ採用」などのキーワードでいくつか参考にした記事がありました。 最近は身近な事例も耳にするとはいえ、まだまだ通常の転職と比べてアルムナイ採用は例が少ない気がするので、せっかくなので体験記を書いておこうと思います。 基本的には自分の個別の事例ですので、世間一般のアルムナイ採用の実態とは異なる箇所もあることをご承知おきください。 戻ろうと思ったきっかけ もともと最初にはてなを辞めた理由が、自分の新しいキャリアを志したチャレンジという側面が強かったため、辞めた直後からなんとなく「機会
はじめに こんにちは!NewsPicksのVP Of Mobile Engineeringの石井です。 約1年前にPharmaXさん主催の「事例で学ぶ!エンジニア組織文化を作る採用・評価の仕組み」というイベントでPharmaX 取締役・エンジニアリング責任者の上野さん、カオナビCTOの松下さんと私の3人で事例発表やパネルディスカッションをしました。(そのときの記事は、PharmaXさんのこちらの記事にあります) このときに私が話したエンゲージメントに関することは、「採用とオンボーディングを頑張った結果、エンゲージメントもよくなりました」的な話もしました。 ただ、それ以外にも多くのことをしています。今回はそこを深掘りしたいと思います。 以前の状態との比較 当時、発表した時のモバイルチームのエンゲージメントは次の通りでした。(NewsPicksでは半期に一度、サーベイをしています) で、202
SNSを通じた「ギブ&テイク型情報収集術」と、後悔しない技術選定を叶える方法【DBエンジニア|こば】 2024年5月8日 データベースエンジニア/DBソムリエ こば -Koba as a DB engineer-(@tzkb/小林隆浩) 基盤担当のエンジニアとして様々なプロジェクトで経験を積み、中でもデータベースに関する設計、運用、トラブルシューティング等を専門とする。得意とするDBMSはOracle DatabaseおよびPostgreSQL。オライリー社刊行・書籍「詳説 データベース」監訳者。itmediaにてクラウドネイティブなDBやNewSQLに関する連載を持つ。 X Zenn Qiita connpass SpeakerDeck 技術や業界など仕事についての情報収集の基盤として多くのエンジニアを支えていたTwitter(現X)が、以前とは異なる姿となってゆく今、必要な情報を過不足
性格診断、才能発掘、強みに目覚めよう。というような、自分自身を深く知るためのコンテンツをよく見かける。 説明文には「自分について不思議なくらい正確な説明が手に入ります」とか「あなたの才能はダイヤモンドの原石だから、磨いて輝かせよう」というようなことが書かれていて、自分の仕事ぶりやキャリアに不安があるときは、つい頼ってしまいたくなる。 自分自身もまだ知らない「本当の自分」に出会いたいという欲望がある。 自分の才能を知って、もっと自分に合う仕事を見つけたい。強みを活かして、自分らしく活躍したい。性格のタイプと相性を理解して、人付き合いを円滑にしたい。コンテンツはそういう欲望に応える。 人それぞれには得手不得手や、向き不向きがあるのだろうし、営業に向いている人と、デザイナーに向いている人が異なっているということは、直観的にも正しいように思える。 しかし、「本当の自分」という不確かなものに、どこま
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