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リチウムイオン電池の検索結果1 - 33 件 / 33件

  • ノーベル化学賞に「リチウムイオン電池」開発の吉野彰さん | NHKニュース

    ことしのノーベル化学賞の受賞者に、スマートフォンなどに広く使われ、太陽発電や風力発電などの蓄電池としても活用が進む「リチウムイオン電池」を開発した、大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェローの吉野彰さん(71)ら3人が選ばれました。日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含めて27人目、化学賞では8人目です。 ことしのノーベル化学賞に選ばれたのは、 ▽大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェロー、吉野彰さん(71)、 ▽アメリカ・テキサス大学教授のジョン・グッドイナフさん、 それに▽アメリカ・ニューヨーク州立大学のスタンリー・ウィッティンガムさんの3人です。 吉野さんは大阪府吹田市出身で71歳。京都大学の大学院を修了後、旭化成に入社し、電池の研究開発部門の責任者などを務めたほか、おととしからは名城大学の教授も務めています。 吉野さんは、「充電できる電池」の小型化と軽量化を目指

      ノーベル化学賞に「リチウムイオン電池」開発の吉野彰さん | NHKニュース
    • (追記しました)これおかしいよ。リチウムイオン電池の値段が下がる前

      (6/20 20:00) 追記しました→anond:20220620201004 (追記ここまで) (追記 6/20 13:20) 寝る前に適当に書散らかした増田がホッテントリでびっくりした。 力入れて書いた時に限ってバズらないのにね。 後でまとめて追記しますが、電池の問題は資源面に限らず色々あるんですが、 ここで言いたかったのは値段について資源面から見たら「枯渇が見えてる資源を使ってたら価格が下がっていくとは考えづらい」ということで 決してテスラ&EVアンチで書いたわけではありません(私はその信者のアンチではあるかもしれませんが)。 特に最後の一文は不快を招く表現だったと思いますし、自分が感情的な表現を使ってしまっていて適切でなかったと思います。すみません。 (追記ここまで) https://togetter.com/li/1903943 これおかしいよ。リチウムイオン電池の値段が下がる

        (追記しました)これおかしいよ。リチウムイオン電池の値段が下がる前
      • Li-ion電池の値段が下がることに文句を言ってた増田の追記です

        anond:20220620011640 (6/21 1:15 追記) なんか元増田とかこの増田で「リン酸鉄系電池のせいでリンが枯渇する・枯渇が近づく」って言う内容を読み取ってる人がいるみたいだけど、そんなこと書いてないよ。元増田では追記で「枯渇が見えてる資源を使ってたら価格が下がっていくとは考えづらい」って書いたし、ここでは「問題は消費量じゃない」って書いてるよ。書いてないことを読み取られても反論のしようがないからね。 (追記終わり) 書き方が悪くてEVアンチだと思われている節があるんですが(ただこれは完全に私が悪いです。すみません)、あくまで現状の電池技術ではコモディティ化は難しいだろうということを資源という面から書いたつもりでした。いい加減なことを書いているとまで言われてしまったのは心外だったけどね。 以下は気になったブコメへのコメントです。 korilog 埋蔵量はその時点で経済的

          Li-ion電池の値段が下がることに文句を言ってた増田の追記です
        • 東芝など、6分で充電できる次世代電池を2023年度に商業化へ

          NTOを負極に用いるLIBは東芝が2017年に発表した次世代LIBの技術で、特徴は大きく3つ。(1)6分で90%充電できるなど超急速充電に対応する、(2)充放電サイクル寿命が2万5000回以上と非常に長い、(3)負極活物質の電位がLiに対して1.6Vも高く、Liイオンが析出することによるデンドライトが生じないため安全性が高い、である。 東芝はこれまで、負極活物質にチタン酸リチウム(Li4Ti5O12:LTO)を用いたLIB「SCiB」を製造してきた。SCiBには上記の(2)や(3)と同様な特徴があることで、定置型蓄電池のほか、新幹線車両「N700S」、そしてマイルドハイブリッド車(MHEV、電池の電力を発進や加速時のアシストだけに使う車両)への搭載が進んでいる。 ただし、SCiBはセルの重量エネルギー密度が89~96Wh/kg、体積エネルギー密度で200Wh/L弱と一般の高容量LIBの約1

            東芝など、6分で充電できる次世代電池を2023年度に商業化へ
          • リチウムイオンバッテリーが劣化するメカニズムが解明される

            スマートフォンや電気自動車などの電源として用いられているリチウムイオンバッテリーは、使い続けると容量が低下していくことが知られています。そんなバッテリーの劣化メカニズムが、スタンフォード大学の研究チームによって解明されました。 Persistent and partially mobile oxygen vacancies in Li-rich layered oxides | Nature Energy https://www.nature.com/articles/s41560-021-00832-7 Scientists discover how oxygen loss saps a lithium-ion battery’s voltage | SLAC National Accelerator Laboratory https://www6.slac.stanford.edu/n

              リチウムイオンバッテリーが劣化するメカニズムが解明される
            • 昨年の夏に30分間モバイルバッテリーを車内に放置した結果が悲惨すぎる「テロにでもあったのかな?」

              中嶋あずさ📷フォトグラファー @ausan_info 猛暑が続いていますが、昨年の夏に30分間モバイルバッテリーを車内に放置した結果がこちらです。みなさんはお気をつけください pic.twitter.com/HGS1MU6VDH 2022-07-01 13:00:26

                昨年の夏に30分間モバイルバッテリーを車内に放置した結果が悲惨すぎる「テロにでもあったのかな?」
              • 日立造船、容量世界最大級の全固体電池を開発 - 日本経済新聞

                日立造船は容量が世界最大級の全固体電池を開発した。容量は1000㍉㌂時で同社の従来品から約7倍に増えた。高温下など特殊な環境で動作するのが特徴で、人工衛星や産業機械など活用の幅が広がりそうだ。年初から大阪市の工場で試作品の少量生産を始めた。3日に都内で開かれた展示会で発表した。セ氏マイナス40度~プラス100度の厳しい環境でも動作する。特殊環境下の産業機械や宇宙用途で需要があるとみており、20

                  日立造船、容量世界最大級の全固体電池を開発 - 日本経済新聞
                • 超5Vリチウムイオン電池で実用レベルの安定作動

                  東京大学大学院工学系研究科のグループは、上限の作動電圧が5Vを超えるリチウムイオン電池を開発し、実用化レベルの長期安定作動が可能なことを確認した。 充放電を1000回繰り返しても、初期容量の93%を維持 東京大学大学院工学系研究科の山田淳夫教授と山田裕貴准教授、Ko Seongjae特任研究員らによる研究グループは2021年4月、上限の作動電圧が5Vを超えるリチウムイオン電池を開発し、実用化レベルの長期安定作動が可能なことを確認したと発表した。 リチウムイオン電池は、電気自動車(EV)などさまざまな用途で需要が拡大する。こうした中で、高出力化や高エネルギー密度化に対する要求も高まっている。高い電圧作動もその1つ。現状のリチウムイオン電池は上限作動電圧が4.3Vである。これを5V以上にする研究が20年以上も続けられているという。しかし、「充放電を1000回繰り返し行って初期容量の80%を維持

                    超5Vリチウムイオン電池で実用レベルの安定作動
                  • 豊田中研が革新電池、電極構造の3次元化で容量と出力を両立

                    既存のLiイオン2次電池はエネルギー密度と出力を同時に高めるのが難しく、どちらか一方を高めるともう一方が低減してしまう課題があった。その要因は容量を高めようとして正極や負極を厚くすると電子やLiイオンの移動抵抗値が高まるため。同じ電池でも出力を高めるとその影響で実質的な容量が低下する(出所:豊田中央研究所の講演内容を基に日経クロステックが作成) これまでのリチウム(Li)イオン2次電池(LIB)は2次元的だった。その場合、電池の容量は、電極材料の厚みに依存する。 電極材料が同じであれば、厚みを増やせば一定程度までは計算上の容量を増やせる。ところが、電極を厚くすると今度は、電極中を移動する電子やLiイオンの移動抵抗が大きくなり、大きな電流を流すことが難しくなる。 無理に高い電圧を印可して急速充電しても、思うようには電流が流れず、発熱が大きくなる。さらには、厚い電極中の活物質を使い切れず、実質

                      豊田中研が革新電池、電極構造の3次元化で容量と出力を両立
                    • 長年放置していたiPodを見たらハマグリになってた件www

                      ふと気になって、長年放置していたiPodを探し出してみた。 すると・・・ 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:640 焦点距離:100mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:1600 焦点距離:100mm 汚い写真で申し訳ありません。 やべぇ、膨らんでハマグリみたいになってるよ。 これ、そのうち発火とかするやつじゃあないか? 調べてみると、劣化に伴い内部にガスが発生し、それによって膨張してしまうようだ。 過充電や過放電では多く発生する(今回の場合は過放電)。 過充電や過放電は電池に良くないとはいわれていたけども、やはりそのようだ。

                        長年放置していたiPodを見たらハマグリになってた件www
                      • ポータブル電源選ぶならリン酸鉄リチウム!そのおすすめ理由とは?安全性と長寿命に秀でたおすすめ5機種

                        今回は、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源がおすすめの理由について深堀します。三元系リチウムバッテリーも併売される中、どうしてリン酸鉄リチウムがおすすめなんでしょうか。 ポータブル電源はアウトドアで大活躍しますし、災害への備えや節電対策としても非常に有効です。あまり報道されませんが、毎年のように発火事故や爆発事故などが起きている現実もあります。そうした事故を起こしにくい新しい電池素材としてリン酸鉄リチウムが注目されています。 どうせ買うなら丈夫で長持ちでしかも危険性の少ないバッテリーを…と思うのは誰しも同じです。 そんなユーザーの要望・期待にピッタリなのがリン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源です。今回はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのおすすめポイントを深堀してみます。

                          ポータブル電源選ぶならリン酸鉄リチウム!そのおすすめ理由とは?安全性と長寿命に秀でたおすすめ5機種
                        • 埋蔵量は多いリチウム資源、需要に見合った現実的な供給は可能?

                          これまで、電池に関する環境影響を考える上で重要な「リサイクル」「リユース」「LCA」といった内容を取り上げてきました。 環境影響というと、昨今はどうしても「脱炭素」に対する議論が注目されがちですが、CO2排出以外の要因による環境影響についても忘れることなく考えていくことが大切です。環境影響を考える際のポイントの1つとして、今回は資源消費、特にリチウムイオン電池には欠かせない「リチウム」にまつわる問題に注目していきたいと思います。 →連載「今こそ知りたい電池のあれこれ」バックナンバー リチウム資源は本当に不足するのか? 「脱炭素」や「SDGs」といった取り組みが注目されることで、電気自動車(EV)を筆頭にリチウムイオン電池搭載製品の開発や普及の流れが加速しています。それに伴い、リチウムイオン電池の需要も増加しています。一説には、年間のリチウム需要が2030年には2020年の6~7倍に増加する

                            埋蔵量は多いリチウム資源、需要に見合った現実的な供給は可能?
                          • 全固体電池材の“正確な姿”、北大が瞬間撮影に成功した意義 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                            北海道大学の鈴木明大准教授、西野吉則教授らは立命館大学、高輝度光科学研究センターなどと共同で、電子顕微鏡観察では徐々に変質してしまう全固体電池材料を無損傷かつナノスケール(ナノは10億分の1)で瞬間撮影することに成功した。さらに、乳がんのX線画像診断法のマンモグラフィーを発展させた画像解析手法を開発し、固体電解質粒子中のナノ結晶構造を解明した。電気自動車などへの利用が期待される全固体電池の性能向上に重要なリチウムイオン伝導度の向上などにつながる。 硫化物系固体電解質は空気中の水で溶ける潮解性があり、さらに電子線やX線照射により結晶粒が変質して構造が変わるため、これまで正確なナノ構造解析は困難だった。 そこで、まず試料粒子を有機溶媒ごと液体試料セルに閉じ込め、潮解を防いだ。その上で、発光時間がフェムト秒(フェムトは1000兆分の1)ときわめて短いX線自由電子レーザー(XFEL)を使い、試料が

                              全固体電池材の“正確な姿”、北大が瞬間撮影に成功した意義 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                            • なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは

                              なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは:今こそ知りたい電池のあれこれ(1)(1/2 ページ) 電池業界に携わる者の1人として、電池についてあまり世間に知られていないと感じる点や、広く周知したいことを、ささやかながら発信していきたいと思います。まずは連載第1回となる今回から数回にわたり、私たちの生活には欠かせない「リチウムイオン電池」の安全性について解説していきます。 突然ですが、皆さまは「電池」と聞いたときに何を思い浮かべますか? テレビのリモコンや子どものおもちゃに使う「乾電池」、体温計に使う「ボタン電池」、クルマに積んでいる「鉛蓄電池」、お手元のスマートフォンやノートPCに必要な「リチウムイオン電池」、最近あちこちで目にする「太陽光パネル」(太陽電池)も広義で解釈すれば電池の一種といえるでしょう。電池というものは今や私たちの生活のありとあらゆる場面

                                なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは
                              • 全固体電池のコスト削減、硫化物系固体電解質の量産技術を開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                豊橋技術科学大学の蒲生浩忠大学院生と松田厚範教授らは、硫化物系固体電解質の量産技術を開発した。高極性溶媒分子で多硫化リチウムを安定して溶かす。すると24時間の反応が2分に短縮した。全固体電池の電解質生産コストを大幅に下げる可能性がある。 アセトニトリルとテトラヒドロフランの混合溶媒に極性の高いエタノールを微量に加え、原料の硫黄を過剰に加える。するとリチウムイオンがエタノール分子に包まれ、硫黄種のラジカルアニオンが安定化する。 このラジカルアニオンが五硫化二リンと反応して硫化物系電解質の前駆体が生成する。溶液中で反応が進むため効率が高く、反応時間が2分に短縮した。 硫化物系固体電解質のイオン導電率は1センチメートル当たり1・2ミリジーメンス。従来法は同0・8ミリジーメンスや1・0ミリジーメンスだった。不溶性の中間体を経由して合成していたため反応が遅かった。

                                  全固体電池のコスト削減、硫化物系固体電解質の量産技術を開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                • 東工大ら、全固体電池の容量を従来の2倍に

                                  東京工業大学らによる研究グループは、全固体電池の容量を従来の2倍とすることに成功した。不純物を含まない電極/固体電解質界面を作製することで実現した。EV(電気自動車)の航続距離を延ばすことが可能となる。 EVの航続距離延長などが可能に 東京工業大学物質理工学院応用化学系の一杉太郎教授と東北大学の河底秀幸助教らは2021年1月、産業技術総合研究所の白澤徹郎主任研究員や日本工業大学の白木將教授らと共同で、全固体電池の容量を従来の2倍とすることに成功した。不純物を含まない電極/固体電解質界面を作製することで実現した。EV(電気自動車)の航続距離を延ばすことが可能になる。 リチウムイオン電池の電極材料として、LiNi0.5Mn1.5O4が注目されている。現行の電極材料「LiCoO2系」に比べ、より高い電圧を発生することができるからだ。しかも不純物を含まない電極/電解質界面を作製すると、リチウム含有

                                    東工大ら、全固体電池の容量を従来の2倍に
                                  • 日本ガイシとルネサス、二次電池+マイコンで協業

                                    日本ガイシとルネサス エレクトロニクスは、メンテナンスフリーIoTデバイスのさらなる普及を目指して協業を行う。第一弾として、日本ガイシ製リチウムイオン二次電池と、ルネサス製マイコンを組み合わせた、ワイヤレス空気質センシングシステムのレファレンスデザインを開発した。 第1弾はワイヤレス空気質センシングシステム向け 日本ガイシとルネサス エレクトロニクスは2021年3月、メンテナンスフリーIoTデバイスのさらなる普及を目指して、協業を行うと発表した。その第1弾として、日本ガイシ製リチウムイオン二次電池「EnerCera(エナセラ)」シリーズと、ルネサス製マイコン「REファミリー」を組み合わせた、ワイヤレス空気質センシングシステムのレファレンスデザインを開発した。 世界的に脱炭素化の動きが加速している。このため、環境をモニタリングするさまざまなIoT(モノのインターネット)機器などでは、光や熱、

                                      日本ガイシとルネサス、二次電池+マイコンで協業
                                    • 全樹脂電池を量産へ、「リチウムイオン電池の理想構造」

                                      次世代リチウムイオン電池を手掛けるベンチャー企業のAPBは2020年3月4日、第三者割当増資によって約80億円を調達し、「全樹脂電池」の工場設立や量産技術の確立に投資すると発表した。出資したのは、JFEケミカル、JXTGイノベーションパートナーズ、大林組、慶應イノベーション・イニシアティブ1号投資事業有限責任組合、帝人、長瀬産業、横河電機の7社だ。 全樹脂電池はAPBと三洋化成工業が共同開発したバイポーラ積層型リチウムイオン電池で、集電体も含めた電池骨格を全て樹脂材料で構成している。全樹脂電池には界面活性技術を持つ三洋化成が新開発した樹脂を用いる。活物質に樹脂被覆を施し、樹脂集電体に塗布することで電極を形成している。 特徴としては、従来のリチウムイオン電池と同様の出力を確保しつつ、異常時の急激な発熱や温度上昇を抑制できる点がある。また、従来のリチウムイオン電池よりも製造コスト低減やリードタ

                                        全樹脂電池を量産へ、「リチウムイオン電池の理想構造」
                                      • Engadget | Technology News & Reviews

                                        Tesla is reportedly getting 'absolutely hard core' about more layoffs, according to Elon Musk

                                          Engadget | Technology News & Reviews
                                        • 東芝が「世界初」の水系リチウムイオン電池を開発、低温対応と長寿命を実現

                                          東芝は2020年11月19日、リチウムイオン二次電池の電解液として用いられているエチレンカーボネートなどの有機溶媒を水に置き換えた水系リチウムイオン電池を開発したと発表した。水系リチウムイオン電池は既に研究開発事例があるものの、-30℃の環境下での安定した低温充放電性能と、2000回以上の充放電が可能な長寿命性能を備えるものは「世界初」(東芝)だという。現在は、研究室内で用いられる4cm角の小型試験セルでの性能確認を終えた段階だが、今後は顧客による評価に向けて実用的なサンプルとなる20Ahクラスのリチウムイオン電池セルを製作する方針。2020年代中での実用化を目指して開発を進める計画である。 今回開発した水系リチウムイオン電池では、正極活物質として一般的なリチウムイオン電池で用いられているリチウム酸化物材料を、負極活物質として東芝が燃えないリチウムイオン電池として提案を強化している「SCi

                                            東芝が「世界初」の水系リチウムイオン電池を開発、低温対応と長寿命を実現
                                          • Engadget | Technology News & Reviews

                                            OpenAI co-founder and Chief Scientist Ilya Sutskever is leaving the company

                                              Engadget | Technology News & Reviews
                                            • ソフトバンクとNIMSが500Wh/kg級リチウム空気電池を開発、「究極の二次電池」実用化へ

                                                ソフトバンクとNIMSが500Wh/kg級リチウム空気電池を開発、「究極の二次電池」実用化へ
                                              • 全固体電池で日中に後れた韓国、サムスンの「画期的技術」で諦めムードが一変

                                                韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は2020年3月10日、同社の研究所であるサムスン電子総合技術院(Samsung Advanced Institute of Technology、SAIT)が全固体電池(All-Solid-State Battery)に関する画期的な技術を開発したと発表した。寿命と安全性を高めるとともに、大きさを半分にできる技術だという。併せて、研究成果の論文を学術誌「Nature Energy」に投稿し、掲載されたことも明らかにした。 関連記事:サムスンが高い体積エネルギー密度の全固体電池、デンドライトの封じ込めに成功 これは、サムスン日本研究所(Samsung R&D Institute Japan)との共同研究成果である。論文の著者として名前が載っているのは韓国の研究員8人、日本の研究員8人、計16人に及ぶ。そのことからも、同社において全固

                                                  全固体電池で日中に後れた韓国、サムスンの「画期的技術」で諦めムードが一変
                                                • リチウムイオン電池で発熱や発火が起きる要因を整理しよう

                                                  小型電子機器やモバイルバッテリーの発火事故、ごみ収集車や集積場の火災、電気自動車からの出火など、リチウムイオン電池の普及に伴い、それに起因する発火・炎上はたびたび問題となっています。発熱、発火、爆発といった事故は用途を問わず大きな問題となりかねない事象です。今回は「リチウムイオン電池の異常発熱問題」について解説していきたいと思います。 航空機で、あるトラブルが多発したことを覚えていらっしゃるでしょうか。2013年1月7日、成田国際空港からのフライトを終えて米国ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港で駐機していたJAL008便の機体内部のリチウムイオン電池が発火しました。 それから日を置かず、2013年1月16日、山口宇部空港発、東京国際空港行きのANA692便が香川県上空を飛行中に、電気室での不具合を検知して高松空港に緊急着陸するという出来事もありました。 これらの

                                                    リチウムイオン電池で発熱や発火が起きる要因を整理しよう
                                                  • 京セラが次世代電池 原材料費3割減、住宅向け20年度にも - 日本経済新聞

                                                    NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

                                                      京セラが次世代電池 原材料費3割減、住宅向け20年度にも - 日本経済新聞
                                                    • 東北大学、液体と同等性能のリチウムイオン電池向け固体電解質を開発

                                                      東北大学の藪浩氏らの研究グループは、室温で実用的な特性を持つリチウムイオン2次電池(LIB)高分子固体電解質を合成した。実用的なリチウムイオン伝導度や広い電位窓、高いリチウムイオン輸率を実現した。発火の原因となるリチウムイオンデンドライト(樹状結晶)形成の抑止にも効果があり、安全で高性能なLIBの開発が期待できるという。

                                                        東北大学、液体と同等性能のリチウムイオン電池向け固体電解質を開発
                                                      • 韓国発の湾曲/折り畳みできる薄型バッテリー、量産へ

                                                        韓国Jenaxは、「第6回ウェアラブルEXPO」(2020年2月12~14日/東京ビッグサイト)に出展。フレキシブルリチウムイオンポリマー電池「J.Flex」の実製品やデバイス搭載例を展示した。同社によると、J.Flexは2020年夏から量産を開始することが決定しており、ウェアラブルデバイス向けを中心に市場展開を本格化していく。 どんな形でも対応する柔軟性を発揮 ウェアラブル機器の開発が過熱するなか、デバイスのデザイン性および機能性を制限しないようなフレキシブルバッテリー技術の需要は増している。Jenaxは、この需要にこたえるため、J.Flexの開発を進めてきた。 J.Flexは、曲げる、巻く、折り畳むなどの変化にも対応する柔軟性を持ったリチウムイオンポリマー電池。厚さ0.5mmまで薄型にできるほか、正方形やベルト状など顧客の要望に応じて自由な形状、サイズで提供が可能だ。公称電圧は3.8V

                                                          韓国発の湾曲/折り畳みできる薄型バッテリー、量産へ
                                                        • 「全固体リチウムイオン電池」向け量産へ、高伝導で低温焼結するスゴい物質の全容 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                          キヤノンオプトロン(茨城県結城市、奥浩志社長)は、産業技術総合研究所との共同研究で、全固体リチウムイオン電池(LIB)用の酸化物系固体電解質を開発した。高い伝導性を有しながら、従来の固体電解質より低い温度で焼結し、抵抗物質の形成を抑制する。本社工場内に酸化物固体電解質の生産ラインを設置し、2023年前半に量産・販売する計画。酸化物系固体電解質を使用した全固体LIBは、高い安全性が期待されている。 これまで固体電解質として注目されることがなかった結晶性材料に、特定の異種元素を添加。電池出力に影響を及ぼす伝導性を大幅に向上することに成功した。 同社の固体電解質は大気雰囲気下600―700度C程度で焼結する。活物質との化学反応を抑制し、リチウムイオンの出力を向上できる。従来の固体電解質は電池製造時に1000度C以上で焼結する必要があった。高温で加熱すると混合している活物質が化学反応し、リチウムイ

                                                            「全固体リチウムイオン電池」向け量産へ、高伝導で低温焼結するスゴい物質の全容 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                          • 京セラが「世界初」の新型リチウムイオン電池を量産化、卒FITユーザーを取り込めるか

                                                            京セラは2019年10月2日、粘土(クレイ)状の材料を用いて電極を形成する「クレイ型リチウムイオン蓄電池」の開発に「世界で初めて」(同社)成功し、2020年から量産を開始すると発表した。正負の電極層を従来の液体型リチウムイオン蓄電池の3~5倍の厚さに設計でき、製造プロセスの大幅な簡素化と低コスト化を図れるのが特徴の蓄電池で、2020年1月に新型電池を採用した家庭用蓄電システム「Enerezza(エネレッツァ)」を少量限定で販売する。価格はオープン。 住宅用蓄電システムのエネレッツァは、1台当たり容量5.0kWh(キロワット時)の蓄電ユニットとパワーコンディショナーで構成。蓄電ユニットは最大3台まで接続可能で、5.0kWh、10.0kWh、15.0kWhの3種類のシステムを選択可能だ。蓄電ユニットの外形寸法と従量は485×562×280mm、64kg、パワーコンディショナーは495×554×

                                                              京セラが「世界初」の新型リチウムイオン電池を量産化、卒FITユーザーを取り込めるか
                                                            • 「電池討論会」で見た研究最前線 LIB偏重に違和感

                                                              「第62回電池討論会」が2021年11月30日~12月2日に開催された。年に1回の「電池分野における世界最大級の学会」(NEDO)で、記者は取材のため会場のパシフィコ横浜を訪れた。記者は入社2年目であるため、リアルで開催される電池討論会への参加は初めてである。 電池討論会は電池開発の最先端を知ることができる場だ。講演自体の学術的な価値はもちろんのこと、各講演の聴講者の人数は、電池関係者の注目度を推し量るバロメーターとなる。今回、会場には8つの講演ルームがあり、テーマごとに8講演が同時進行していた。ある部屋ではリチウム(Li)イオン電池(LIB)の正極に関する講演が続き、別の部屋では空気電池に関する講演が続く、といった具合だ。聴講者は各部屋を自由に出入りすることが可能なため、高い関心が寄せられているテーマほど、多くの聴講者を集めた。 そこで、記者が現場で見た各テーマの盛況ぶりと、講演本数のテ

                                                                「電池討論会」で見た研究最前線 LIB偏重に違和感
                                                              • 実車で走って分かった全固体電池の課題は「寿命の短さ」、EVよりもHEV向き?

                                                                トヨタ自動車は2021年9月7日、オンラインで説明会を開き、電動車の普及に向けた投資などの戦略を発表した。 同社は2021年5月に従来の電動車販売の見通しを修正し、2030年にグローバルでHEV(ハイブリッド車)とPHEV(プラグインハイブリッド車)、FCV(燃料電池車)、EV(電気自動車)の販売を合計800万台とした。このうち、EVとFCVが合計200万台と見込む。2017年の時点では2030年に電動車販売が合計550万台で、このうちEVとFCVが合わせて100万台としていた。 足元のトヨタ向けの電池の生産量は6GWhで、電動車の販売800万台を実現するには電池の供給を30倍に拡大する必要がある。これまでHEV向けに20年かけて拡大してきた生産体制を、今後10年で同じだけ拡大するハイペースが求められる。 この大幅な上方修正に伴い、2030年までに電池の開発と供給に対して1.5兆円を投資す

                                                                  実車で走って分かった全固体電池の課題は「寿命の短さ」、EVよりもHEV向き?
                                                                • 空気電池を安全かつ長寿命化する、東レが開発した「イオン伝導ポリマー膜」のスゴい性能 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                  東レは、開発が進む空気電池の安全性向上と長寿命化が可能なイオン伝導ポリマー膜を開発したと発表した。重量エネルギー密度がリチウムイオン電池の10倍以上というリチウム空気電池は通常の微多孔フィルムのセパレータでは、異なる電解液の混合による劣化やショートの発生などの安全性が課題。新たなポリマー膜は無孔構造で分離性能が高く、金属イオンがサイト間をジャンプする「ホッピング」により伝導性を確保した。 開発したイオン伝導ポリマー膜は高耐熱アラミドポリマーにイオン親和性を加えた設計。さらにリチウム塩を複合化し、無孔構造でイオン伝導性を高めたのが特徴。空気電池内の異なる電解液を分離するとともに、金属イオンだけをホッピングにより移動させることができる。 正極に空気極を、負極に金属リチウムを使うリチウム空気電池の場合、微多孔フィルムのセパレータでは電解液が含浸し混合により劣化しやすい。また充電時にリチウムの結晶

                                                                    空気電池を安全かつ長寿命化する、東レが開発した「イオン伝導ポリマー膜」のスゴい性能 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                  • ソニーから譲り受けた村田のリチウムイオン電池、「燃えない」を武器に黒字化急ぐ

                                                                    東北村田製作所の前身はソニーエナジー・デバイスだ。村田製作所は2017年にソニーから電池事業を譲り受けた。村田製作所の電源技術と旧ソニーエナジー・デバイスのバッテリー技術のシナジーも生まれ、DC-DCコンバーターやバッテリーマネジメントシステムを一体化した家庭向け定置用蓄電システムを2018年2月に発表。住宅用だけでなく、工場の瞬時電圧低下対策や学校、消防署などの非常用電源、オフグリッド向けまで、幅広い用途に向けて提供する。 村田製作所はソニーから譲り受けたリチウムイオン電池をビジネスとしてどう育てるのか。目標となるのは、2021年度中に電池事業を黒字化することだ。村田製作所 モジュール事業本部 エナジーシステム統括部 統括部長の高野康浩氏は「電池は産業のコメ。村田製作所のポートフォリオの中核を担えるように育てていく」と語る。 くぎを刺しても燃えない リチウムイオン電池の電極材料には幾つか

                                                                      ソニーから譲り受けた村田のリチウムイオン電池、「燃えない」を武器に黒字化急ぐ
                                                                    1