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新型コロナウイルス感染症の流行により、収入が減ってしまう人が増えています。これから、私たちの生活はどうなってしまうのでしょうか。経済のキモをわかりやすくマンガで描いている『キミのお金はどこに消えるのか』の著者であり、ご自身のツイッターでも「国が家賃を払ってくれる制度が緩和されました」などの一般市民の役に立つマンガを発信されている井上純一さんにお話をうかがいました。 新型コロナウイルスで不幸の連鎖が始まった ――連載中の「キミのお金はどこに消えるのか」の新シリーズでは、新型コロナウイルス感染症の影響によるマスク不足についても触れていますね。 井上:新型コロナウイルス感染症の影響は幅広く出ていて、我が家もマスクが買えなくなりました。中国人妻の月(ゆえ)さん自身が、なぜ値段が高騰するのか、「転売ヤー」が全ていけないんじゃないか、買い占めている人がいけないんじゃないかと疑問を持っていて、まさしく経
お金と経済のことがすっきりとわかる注目の2冊が発売されました。経済アナリストの森永卓郎さん・康平さん親子がお互いの視点や立場で語り合った角川新書『親子ゼニ問答』と、井上純一さんの経済エッセイマンガ・シリーズ『キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編』。座談会会場は、卓郎さんのコレクション約12万点を展示する「B宝館」。卓郎さんと井上さんはお互いのコレクションを見せ合ったり、井上さんのサインをB宝館に残す場所を探したり……。ああだこうだというオタク同士の会話が一段落して、ようやく座談会が始まりました。 お金がお金を生むのはおかしいことか? ――井上さんは『親子ゼニ問答』を「まさに僕が必要とする経済書」と高く評価していますよね。 井上:お二人の意見が全然違うところが面白いですね。最初は森永親子の対談本だと思って読んでいたのですが突然、途中でそれぞれの文章に切り替わる。すると、あまたある経
――話を戻して、康平さんは金融教育の会社を起業しましたね。 康平:最近、金融教育という言葉がはやっていますが、僕がバランスを欠くと思うのは、金融教育の内容が投資に偏っていること。もっと幅広くていい。お金の増やし方だけでなく、使い方や貯め方、歴史なども学ぶべきです。僕自身は、誰もが資産運用をする必要はないと思っている。ただし、資産運用というものを知らなくてしないのと、知っていてしないのとでは全然意味が違う。 井上:教育が足りないから詐欺師に騙されるというところだけは、親子で意見が一致しているんですね(笑)。 康平:金融教育は経済学と会計学をベースとすべきで、そこに統計学の要素も入るべきだと思う。統計学を勉強していれば、中央値と平均値の違いがわかるから、2000万円の老後資金不足で問題になった金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」に書いてあることが正しく読
『がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか』 井上純一 KADOKAWA 1100円(税別) 働く人足りないならなぜ給料上がらない? 銀行の金利はなぜ安い? 中国人妻の月(ゆえ)さんが感じている身近な経済の疑問について夫である作者がわかりやすく解説。笑って読めて役に立ち人に教えたくなる経済マンガ。 コロナ禍で休廃業や失業者が急増しているにもかかわらず、政府は国民を支援するお金を出し渋って緊縮財政を続けている。 なぜ日本はこんなにも弱者に冷たい国になってしまったのか? どうすれば私たちは豊かになれるのか? 新刊『がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか』で、身近なお金や経済の疑問に答えて、希望ある未来のヒントを描いた井上純一さんに話を聞いた。 新型コロナウイルスの影響で失業者が急増している。ところが政府は10万円再給付の国民の要望をあっさり退けた(2021年1月時点)。 私たち日本人
日本経済の行き詰まりが続いている。賃金は上がらず、消費も伸びず、大手企業の冬のボーナスが100万円近いといっても庶民の生活は変わらずに苦しい。10月1日には消費税が10%になった。今後の景気動向はますます厳しくなっていくと予想されている。すでに、2019年度の国の税収は当初見込みの62兆4950億円から1〜2兆円規模で大幅に減る見通しとの報道も出ている。 なぜ日本経済はこのような状況に陥り、抜け出す糸口すら掴めないのか? 経済に関する知識を解説する人気コミック『キミのお金はどこへ消えるのか』『キミのお金はどこへ消えるのか 令和サバイバル編』(いずれもKADOKAWA)は、政府や国民が抱く根本的な勘違いを分かりやすく教えてくれる。 作者である漫画家の井上純一氏は、現在の日本がやるべきことは消費税の増税などではなく減税であり、医療・教育・福祉への投資であり、公共事業の充実であると主張する。いっ
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