作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。今回は「伊藤詩織さんの民事裁判で思い出した差別」について。
先日こんなブコメをしたので、日ごろ思ってることを書いてみたい。 餅屋🧲⚡️ on Twitter: "【大至急!!拡散希望です!!!】 子どもと近所で遊んでたすぐそばに落ちていた物で息子が拾ってしまい、すぐ離すように伝えたあと置いたものを見たら、放射線マークがかかれていて、鉛のように重かったためとても心配になり有識者の方がいらっし… https://t.co/E4MX2xJzbO" この「なぜ○○しないの?」については長らく課題意識がある。なぜ、「なぜ○○しないの?」と思ってしまうのか。近々まとめたい。 2022/11/04 06:54 b.hatena.ne.jp 「○○すりゃいいじゃん」 「なんで○○しないの?」 日ごろ、いろんなニュースに対して掲題のような疑問を抱く事は多いし、俺自身も実際そういったコメントをネットに書き込む事がある。*1 が、これ実はかなり雑で暴力的なコメントにな
望まない性行為で精神的苦痛を受けたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者の男性に損害賠償を求めた訴訟をめぐり、男性側の代理人を務める男性弁護士が自身のブログで伊藤さんを侮辱したとして、男性弁護士が所属する愛知県弁護士会が懲戒の審査を求める議決をしたことがわかった。 同会は、「会の秩序、信用を害した可能性がある」と判断し、今年9月に議決した。議決を受けて、同会の懲戒委員会が今月初めに審査を始めた。 伊藤さんは2015年に就職相談のため、元記者と飲食。意識を失い望まない性行為を強要されたとして警察に告訴。準強姦(ごうかん)容疑で捜査されたが嫌疑不十分で不起訴処分になった。検察審査会に不服を申し立てたが、不起訴相当の議決が出た。伊藤さんは東京地裁に元記者を提訴。元記者は反論し、損害賠償を求めて伊藤さんを反訴した。 男性弁護士は、自身のブログに、伊藤さんの訴えについて「虚偽・虚構・妄想
捜査員が示した可能性は、簡単に言えば「飲みすぎて記憶が飛んでしまった」という、酒飲みにとってはよくあるありふれた話です。 しかし、しかしです。私と同じく、あなたも捜査員からブラックアウトの可能性について説明を受けたはずだ。そして、あなたは記憶がないからこそ、「ブラックアウトではなかった」と断言することは絶対にできない。 しかも、あの夜は人生で初めて自分の酒量の限度を超えて飲んでしまったのだから、なおさらです。 それまでの人生でアルコール性健忘の経験がなかったからといって、その現象が自分には絶対に起こりえないと断定するのは、少し独り善がりが過ぎませんか? そして、「自分が飲みすぎたはずはない」という無理な論理を補強するために、根拠もないのに「デートレイプドラッグ」などという違法薬物の話を思いついたのではありませんか? そこで、私が指摘せざるを得ないのが、あなた特有の思考傾向です。 たとえば、
■はじめに 性犯罪規定の2017年改正によって、「暴行・脅迫」による「姦淫」を処罰していた強姦罪(3年以上の懲役)が、被害客体と行為態様を拡張するかたちで強制性交等罪(5年以上の懲役)へと改正されました。 審議の過程では、この暴行脅迫要件を撤廃して、相手の同意のない性行為を「不同意性交罪」として処罰する規定を設けるべきだという意見も出されましたが、行為を限定せずに広く処罰することや不同意の立証の困難性などについて強い反対論が出て、この要件はそのまま残されています。しかし、本年(2019年)3月に性犯罪に関して4件の無罪判決が続き、再び暴行脅迫要件を撤廃すべきであるとの議論が再燃しました。 とくに岡崎支部の事件(準強制性交等罪の事案)では、改正前の強姦罪と準強姦罪の関係性が改正後も維持され、「反抗を著しく困難にする程度」とされてきた(旧)強姦罪の暴行脅迫の程度に連動して、準強制性交等罪の「抗
勝訴の判決後、日本外国特派員協会で会見を開いた伊藤詩織さん。同じ場所であった山口氏の会見に、伊藤さんもジャーナリストとして参加した(撮影/編集部・野村昌二) 元TBS記者の山口敬之氏が、ジャーナリストの伊藤詩織さんに向けた言葉は、 必死に前を向こうとする被害者たちに向けた刃だ。「偏見」は、なぜ生まれるのか。AERA 2020年1月13日号で掲載された記事を紹介する。 【図表】保護者が教員からセクハラ被害 息子への「制裁」恐れて泣き寝入りも * * * 性被害者は笑ってはいけないのか。 ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者の山口敬之氏(53)からの性暴力被害を訴えた民事訴訟。判決では、伊藤さんの被害が認められ山口氏に330万円の支払いが命じられた。判決から約3時間半後、単独会見を開いた山口氏が言い放った言葉に、唖然とした。 「本当の性被害者は、記者会見の場で笑ったりするこ
ツイッターで自分を中傷するツイートに繰り返し「いいね」を押されたことで名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織氏(31)が20日、自民党の杉田水脈衆議院議員(53)に220万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。SNS上での中傷が社会問題になるなかで、ツイッターでの「いいね」に法的責任を問えるかが焦点になる。訴状によると、国会議員であり、当時11万人のフォロワー(読者)を持ち、言論に影響力を持つ杉田氏が伊藤氏を中傷するコメントに繰り返し「いいね」を押したことは「限度を超えた名誉侵害にあたる」と主張している。また、伊藤氏は20日、名誉を傷つけるツイートを投稿したとして元東大特任准教授の大澤昇平氏に対しても110万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。【塩田彩、宇多川はるか/統合デジタル取材センター】
ジャーナリストの伊藤詩織さんが問うたのは、日本社会そのものだった。 なぜ性暴力の被害者の大半がなかなか訴え出ることができず、沈黙の涙を流し続けるのか。勇気を振り絞って告発した女性が、二次被害に苦しむのか。そして、なぜ加害者の多くが責任を問われることがないのか。(共同通信=田村文) 元TBS記者の山口敬之氏による性暴力被害を訴えた民事訴訟で、伊藤さんが勝訴した。山口氏が名誉毀損などを理由に伊藤さんに巨額の賠償を求めた反訴は、退けられた。東京地裁は伊藤さんが記者会見や著書で被害を訴えたことについて「公表内容は真実」「性犯罪の被害者を取り巻く法的、社会的状況を改善しようとしたもので、公共性および公益目的がある」と判断した。 ■客観的、構造的に捉える この事件について記した伊藤さんの著書『Black Box』が出版された2017年10月、私は伊藤さんにインタビューした。 そのとき彼女は、なぜこんな
ジャーナリストの伊藤詩織さん(31)が、15年4月に元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(54)から性的暴行を受けたと17年に実名を公表して明らかにした後、インターネット上で事実に基づかない誹謗(ひぼう)中傷の投稿により精神的苦痛を受けたとして、自民党の杉田水脈衆院議員(53)を相手に、220万円の損害賠償などを請求した訴訟の、第1回弁論(武藤貴明裁判長)が21日、東京地裁で開かれた。被告側は杉田氏、代理人弁護士ともに出廷せず、抗弁書を提出した。 伊藤さんは冒頭陳述で「国会議員は私たちの法律形成に大きく関わる人です」と切り出した。その上で、15年4月3日に山口氏と会食した際、意識を失い、ホテルで暴行を受けたと主張し準強姦(ごうかん)容疑で被害届を提出も、東京地検が16年7月に嫌疑不十分で不起訴とし、17年5月に不起訴不当を訴えるも、東京第6検察審査会も同9月に不起訴相当と議決したことに言及
ジャーナリストの伊藤詩織さん(34)に、性被害告発の道のりを語ってもらった。それは加害者のみならず、警察や日本社会を覆う「大きな物語(ナラティブ)」との闘いでもあった。伊藤さんの歩みを支えたものは何か。 次回「『SNS+ナラティブ』=内部告発者が明かす世界最大規模の世論操作のメカニズム」は7月21日午前7時に公開します 裁判記録などによると、伊藤さんは偶然知り合ったTBSテレビの山口敬之・ワシントン支局長(当時、57)にインターンとして働く機会がないかとメールで尋ねた。山口氏は東京で夕刻に会おうと提案した。 2015年4月3日。串焼き屋とすし屋へ。山口氏はほとんど食事を頼まず、伊藤さんはビールやワインなどを飲んだ。「お酒には強い方」だが気分が悪くなり、トイレで意識を失った。気づいた時にはホテルでレイプされていた。 全力で抵抗して逃げ出し、5日後、意を決して警察へ。被害を淡々と語る伊藤さんに
安倍晋三元首相の銃撃事件を受けて、2022年8月に辞任した中村格前警察庁長官が、2月1日付で日本生命保険の特別顧問に就任したことがわかった。2日、時事通信が報じた。 記事によると、日本生命は採用した理由について「豊富な知見や経験があり、政策立案や業務運営について助言する顧問として適任だと判断した」と説明しているという。 中村氏は鹿児島市のラ・サール高から東大法学部を経て、1986年に警察庁に入庁。2021年9月、長官に就任した。2022年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、警護に問題があったとする検証結果を公表したうえで引責辞任した。 「警察庁長官ともなれば、充実した “天下り人生” が期待できます。実際、過去の警察庁長官は、次々と大企業に天下りしているんです。前任の松本光弘氏は、日本生命の特別顧問と第一三共監査役に。さらにその前任の栗生俊一氏は、ANAホールディングスや、三菱電機の顧問
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フリージャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者の山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたと主張する問題で、山口氏の代理人で愛知県弁護士会所属の男性弁護士が、自身のブログに伊藤さんへの侮辱的な書き込みをしたとして、同弁護士会綱紀委員会は懲戒の可能性があるとして懲戒委員会に審査を求めることを決めた。決定は9月12日付。懲戒委員会が審査している。 男性弁護士は、伊藤さんが山口氏に暴行への慰謝料を求めた訴訟の代理人を務めている。既に消されているブログで「詩織が主張する性暴力被害が全くの虚偽・虚構に過ぎない。虚妄に基づく一方的な主張」などと記載。また伊藤さんが被害をつづった手記について「山口氏の名誉・社会的信用を著しく毀損(きそん)する犯罪的行為」などと書いている。
『報ステ』がいよいよヤバい! 世耕弘成へのお詫びのあとCP更迭、ベテランスタッフ切り、安倍シンパの笹川財団研究員が出演 前身である『ニュースステーション』から数えて今年で35年目を迎えるテレビ朝日の夜のニュース番組『報道ステーション』が、いよいよ岐路に立たされている。古舘伊知郎の番組降板以降、政権批判色が徐々に薄れていった同番組だが、最近、また異変が感じられるようになっているからだ。 顕著なのが「桜を見る会」問題をめぐる報道だ。2月3日には国会で安倍首相が「前夜祭」が政治資金収支報告書に記載されていない問題について「私と同じ形式なら問題ない」と脱法行為にお墨付きを与えたほか、茂木敏充外相が閣僚席からヤジを飛ばしたり、衆院予算委員会の棚橋泰文委員長の安倍首相びいきの議事進行によって大荒れとなったが、同夜の番組では国会の話題自体を取り上げずじまい。 同様に、5日には安倍首相が「(安倍事務所がホ
12月18日、性的暴行を受けたとして元TBS記者を訴えた民事裁判での勝訴を受け、東京地裁前で支持者らに報告をする伊藤詩織さん(写真:AP/アフロ) 暮れも押し詰まった12月18日の昼過ぎ、私のスマホが立て続けに、「ピンポピンポン、ピンポピンポン♬」と鳴り出した。これは、「中国版LINE」こと、「微信」(WeChat)の着信音である。相手はいずれも、海の向こうの中国のメディア関係者だった。 彼らの要件はすべて同じである。それは、「『黒箱』問題の判決についてどう思うか?」というものだった。 中国でベストセラーになった詩織さんの著書 「黒箱」とは、「ブラックボックス」を中国語に訳した言葉だ。そう、ジャーナリストの伊藤詩織氏が、2017年10月に文藝春秋から出版した本のタイトルだ。 この日、東京地裁で出た民事訴訟の一審判決——「加害者である山口敬之元TBSワシントン支局長に、被害者である伊藤詩織氏
ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者の山口敬之さんに性的暴行を受けたと訴えた裁判で、最高裁判所は双方の上告を退ける決定をし、山口さんに330万円余りの賠償を命じるなどした判決が確定しました。 ジャーナリストの伊藤詩織さんは7年前、元TBS記者の山口敬之さんとの食事で酒に酔って意識を失い、性的暴行を受けたとして賠償を求めました。 山口さんは同意があったと主張して争っていましたが、2審の東京高等裁判所は「伊藤さんの供述は具体的で一貫しており、信用できる。同意がないのに性行為を行ったと認めるのが相当だ」と指摘し、1審に続いて伊藤さんの訴えを認め、330万円余りの賠償を命じました。 一方、事実と異なる内容を公表され名誉を傷つけられたという山口さんの訴えについては、1審は退けましたが、2審は「記者会見や著書の内容のうち、食事中にデートレイプドラッグを飲まされたという部分は的確な証拠がなく、真実
性暴力被害を公表したジャーナリスト、伊藤詩織さん(31)が、自身を中傷するイラストをツイッターに投稿されたとして、漫画家はすみとしこさんに550万円の損害賠償と投稿削除を求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、東京地裁(小田正二裁判長)で開かれ、伊藤さんは「イラストは私の魂を深く傷つけた」と意見陳述した。はすみさん側は争う姿勢を示した。 伊藤さんはイラストが拡散され、外出するのが苦痛になったとして「被害から立ち直りたい、日常を取り戻したいという思いが踏みにじられた」と強い口調で訴えた。 訴状によると、はすみさんは平成29年6月~昨年12月、伊藤さんとみられる女性を描いたイラストなど5件を投稿し「枕営業」と記載。はすみさんは投稿で「風刺画はフィクションで実際の人物とは無関係」としたが、訴状では「絵柄や内容から容易に伊藤さんと同定できる」としている。
警察が究極の忖度機関になるかもしれない。 東京五輪・パラリンピックが終わり、警察は人事の季節を迎える。警察庁も警視庁も、現トップは東京大会の警備を最優先した布陣だからだ。 懲りない昭恵夫人「勝負の3週間」でも“マスクなし密旅行” 警視庁の斉藤実警視総監は、庁内で「警備警察のエキスパート」と呼ばれてきた人物。早ければ9月中に退任するとみられ、後任には警察庁の大石吉彦警備局長が就任する予定だ。 大石氏は、2012年から19年まで安倍前首相の秘書官を務めていた“安倍親衛隊”でもある。 さらには、警察庁も年末にトップが交代して、安倍氏と親密な元「官邸ポリス」が長官に就きそうなのだ。 一貫して警備畑を歩んできた警察庁の松本光弘長官の後任には、警察庁ナンバー2の中村格次長が昇格する。 中村氏といえば、第2次安倍政権下の15年、「安倍晋三に最も近い記者」といわれた元TBSワシントン支局長がジャーナリスト
性的暴行の被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織さんが、自民党の杉田水脈衆議院議員に対し、誹謗中傷のツイートに繰り返し「いいね」を押され名誉を傷つけられたと訴えた裁判が始まり、杉田議員は訴えを退けるよう求めました。 性的暴行の被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織さんは、不特定多数の人が投稿した誹謗中傷のツイートを自民党の杉田水脈議員に繰り返し「いいね」を押されて10万人を超えるフォロワーに拡散され、名誉を傷つけられたとして、220万円の賠償を求める訴えを起こしました。 21日から東京地方裁判所で裁判が始まり、伊藤さんは「『ハニートラップ』、『売名行為』、『被害妄想』ということばに杉田議員は『いいね』を押した。私にとってはセカンドレイプだ」と意見を述べました。 一方、杉田議員は、訴えを退けるよう求めて争う姿勢を示したうえで、訴えに対する認否は今後、明らかにするとしました。 伊藤さんは、
2019年12月18日に判決が下った総理ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(53)とジャーナリスト・伊藤詩織さん(30)との名誉棄損訴訟で、山口記者に330万円の支払いが命じられた。詩織さんが検察審査会に審査を申し出て、顔を出して実名で会見をしたのが2017年5月29日。それ以前に山口記者はある社の顧問として、家賃・月200万円の金満レジデンスで生活し、菅官房長官の口添えで別の社の顧問も務めてきたという。(17年6月15日号&19年7月18日号掲載記事を編集のうえ再掲載) *** 速報「勤務中に肋骨3本を折ったのに“1カ月で出社しろ”と…」 山崎製パンの“凄絶ブラック労働”の実態 「コロナにかかったのに強制出勤」も 速報「女がだまそうとして、それに引っかかっただけ」 新宿タワマン“メッタ刺し”事件、和久井容疑者の父が息子をかばい訴えたこと 東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急
先日掲載の「伊藤詩織さん勝訴も山口氏の信じ難い暴言を糾弾せぬメディアの恥」でもお伝えした通り、性犯罪を巡る民事裁判で敗訴するも、判決後の会見等で伊藤さんに対し侮辱的とも言える暴言を放つなど、強気の姿勢を崩さない山口敬之氏。その山口氏と安倍首相との間に、適切とは言えぬある「ひとつの事実」が浮上しました。元全国紙社会部記者の新 恭さんは今回、自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、伊藤詩織さんが内部告発者から得たというその情報を記しています。 民事敗訴の山口氏、高圧的反論の背後に官邸の存在 「お話をさせてください」。ジャーナリスト、伊藤詩織さんは警察官を待ち伏せし、返答を求めて追いかけた。警察官はあわてて逃走した。2017年秋のことだ。 警察官といっても、相手は警視庁刑事部長だ。伊藤さんがレイプされたと主張するその相手、元TBSワシントン支局長、山口敬之氏の逮捕を、なぜ寸前に取りやめさ
杉田水脈議員ら保守界隈が夫婦別姓を毛嫌いする家庭の事情 確かに彼らの家族は崩壊するかもしれない 勝部元気 コラムニスト・社会起業家 「それなら結婚しなくていい!」 2020年1月22日の衆議院代表質問で、国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓の導入を求めたところ、自民党の席からそのようなヤジが飛んだことが、世間を大きく騒がせました。断定されたわけではありませんが、声の主は自民党の杉田水脈議員で間違いないだろうと言われています。 ご存じの方も多いと思いますが、杉田議員といえば、「LGBTは生産性がない」「(性暴力被害者の伊藤詩織氏は)女として落ち度があった」「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想」等、過去にも数々の問題発言を繰り返している人物です。 以前、「論座」でも「杉田水脈という“名誉男性”が抱える「心の闇」」という記事で、彼女は大物男性議員が言えない本音を代弁する“特攻隊長”
元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたとして民事訴訟を起こしていたジャーナリストの伊藤詩織さんが12月18日、勝訴した。山口さんは330万円の支払いを命じられ、控訴する意思を示した。判決の翌日の12月19日、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。その会場には、ジャーナリストとして取材するために出席した伊藤さんの姿があった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】 伊藤さんは2017年9月、山口さんを相手取って提訴した。 2015年4月、当時、TBS・ワシントン支局長だった山口さんと就職相談のために会った。東京都内で食事をすると、2軒目の寿司屋で記憶を失い、痛みで目覚めた。 そして、山口さんが宿泊していたホテルのベッドで、避妊具をつけずに性行為をされていることに気づき、その後も体を押さえつけるなどして性行為を続けようとされたという。 これに対し、性行為は「合意のもとだった」
「(旧統一教会関連団体の)定義がわからない」 15日、総務大臣政務官就任会見でこう発言したのは杉田水脈衆議院議員(55)。’19年に熊本県内で開催された統一教会関連団体主催のシンポジウムで講演したことを指摘されての回答だ。 杉田氏は、’16年に自身のツイッターで《幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない》と投稿したことについても問題視されているほか、これまで数々の発言で批判を浴びてきた。 「杉田氏は女性やLGBTなどの性的マイノリティを侮辱する発言を繰り返してきました。これは憲法で定められた“法の下の平等”や“個人の尊厳”を著しく損ねるもので、議員としてはあるまじき行為。 杉田氏を総務政務官に抜擢したことは、岸田文雄首相(65)が彼女の言動にお墨付きを与え『もっとやれ』とGOサインを出したということに等しいのです」 そう警鐘を鳴らすのは、同志社大学教授で政治
「この字を見たら実感してきました」 12月18日午前10時半過ぎ、東京地裁の前。ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)は、「勝訴」と書かれた紙を手に、目を潤ませ語った。 【日本の職場にこんなにある…「女性だけ」の時代錯誤ルール】 伊藤さんが元TBS記者の山口敬之氏(53)から性暴力被害を受けたとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた裁判。鈴木昭洋裁判長は、330万円の支払いを命じ、山口氏の「反訴」も棄却した。 裁判所の前で取材に応じた詩織さんは、勝訴の感想を聞かれ、言葉を詰まらせながらこう答えた。 「まだどう感じていいかわからないので。ただ、法廷から出てきた時に、ずっと支援してくださった方がハグをしてくださって。一つのピリオドをつけることができたと思います」 伊藤さんは2015年4月、就職相談のため、元TBS記者の山口氏と都内で食事をした。その際、意識を失い望まない性行為を強要された
伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ… ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者・山口敬之氏に“全面勝訴”した東京地裁の判決から一夜明けた19日、山口氏と伊藤さんが都内の外国特派員協会で記者会見を開いた。 午後1時に始まった山口氏の記者会見では、山口氏の代理人である北口雅章弁護士が「伊藤さんは明らかに嘘をついている」「彼女が『Black Box』に書いたことはすべて嘘か妄想」などと“攻撃”。山口氏は「自分は無罪だ」などと主張し、年明けに控訴する意向を示した。 一方、午後3時からの伊藤さんの会見では、質疑応答のなかで山口氏側が「嘘をついている」と主張した部分について明確に反論しつつ、事件の報道後、自身に向けられた「セカンドレイプ」の誹謗中傷について、今後の法的措置を検討していることを明らかにした。 「民
※クリック・閲覧注意のツイートがあります。 ハフポストのツイートがあからさまにリツイートされなくなってる件 ヴィーガン・LGBT・環境保護・多様性・政治的な記事もリツイート・いいねされなくなった 日本の政治に関する記事のツイートもリツイート・いいねされなくなったハフポスト 「伊藤詩織への誹謗中傷に賠償命令」の記事ツイートにも明らかに拡散力が落ちているハフポスト イーロン・マスクは個人の発信力を強化・既存メディアの発信力とバランシングする方針 ハフポストのツイートがあからさまにリツイートされなくなってる件 ハフポストのツイートへのリツイート・いいねがあからさまに少なくなってます。 イーロン・マスク氏が買収し、キュレーションチームが解散させられた11月4日以降。 ツイッターでは報道媒体の記事を「ニュース」欄に優先表示し、他のおすすめやトレンド欄にもそこのニュースの表示が侵蝕する設定になっていま
テニスの大坂なおみ選手とともに、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。 伊藤さんの紹介文を、社会学者の上野千鶴子東大名誉教授が書いている。 time.com (2020/9/22) Shiori Ito has forever changed life for Japanese women with her brave accusation of sexual violence against her harasser. Though the accused man, close to political power, escaped criminal prosecution, Ito won a civil suit against him in December. Her victory was widely shared by s
ツイッターで悪質な書き込みやイラスト投稿で名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さん(31)は八日、漫画家はすみとしこさんに五百五十万円の損害賠償と投稿の削除、謝罪広告を求めて東京地裁に提訴した。投稿をリツイート(転載)した男性二人にも計二百二十万円の損害賠償を求めた。 訴状などによると、伊藤さんは元TBS記者の山口敬之氏(54)から性暴行を受けたと被害届を出し、不起訴処分になった。その後の二〇一七年六月から昨年十二月、はすみさんは、伊藤さんとみられる女性を描いたイラストや「安倍総理に近い記者に枕営業を仕掛けるも、二年後『レイプ被害者』として彼の目の前に現れる」などと投稿。伊藤さんが被害者を装っているかのような内容で、名誉を傷つけたと主張している。
「権力者が本当は何を考えているのか、はっきりと発言させるのが私たちの仕事。挑発的な質問を向けるのはその先の答えが欲しいから。それは計算ずくで行なっているんだ」 東京での記者生活が始まったのは、地下鉄サリン事件の発生から3日後のことだった。「ザ・タイムズ」アジアエディターであるリチャード・ロイド・パリーは、ことし日本駐在25年目を迎えた。 日本をはじめアジアの幅広い地域をカバーし、様々な現場で取材を重ねるかたわら、リチャードは、英語圏、また日本でも高く評価されるノンフィクション作品を執筆してきた。 四半世紀の時間を過ごした日本社会のいま、ジャーナリズムの状況をどうみているのか。昨年末、香港取材から戻ったばかりのリチャードに話を伺った。 クイズ番組に優勝して日本へ 高校時代、学校から帰ってテレビをつけると、いつもあの番組が放送されていた。「ブロックバスターズ」だ。夕方5時15分、リチャードは紅
Twitterで伊藤さんを誹謗中傷する複数の投稿に「いいね」を押したとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが自民党の杉田水脈衆院議員に対し、220万円の損害賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が10月21日、東京地裁(武藤貴明裁判長)であった。 訴状によると、杉田議員は2018年6~7月、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたという伊藤さんの訴えについて、「枕営業の失敗」「日本を貶めている」「カネを掴まされた工作員」などと誹謗中傷した13件の投稿に「いいね」を押したとしている。 さらに、伊藤さんを擁護するツイートをした人物をバッシングする複数の投稿にも「いいね」を押したという。 杉田議員の公式Twitterは当時で約11万のフォロワー(現在は19.7万)がいたといい、誹謗中傷ツイートに好感を表明する「いいね」をした行為が、伊藤さんの名誉感情侵害行為にあたると主張している。 被告の杉
私は下着がすごく好きだ。 なんで好きかって、単純に心がときめくのだ。 多分それは、インスタでおしゃれな人たちが「#OOTD」とハッシュタグをつけて今日の洋服のコーディネートを載せる、そんな感覚と遠くない気がする。 ランジェリーショップは宝石箱のように思える。いろんな色やいろんな素材やいろんな形の下着がたくさん並んでいる。 それらを見ている時、「今度彼と会うときにこれを着てみようかな」「この下着で撮影したらいい写真が撮れるかな」「この下着は着心地が良さそうだから仕事の時に使いたいな」など、様々なシーンに思いを巡らせている。 あ、「女友達とスーパー銭湯に行くときに着てたら可愛いって言ってもらえるかな」とかも。 グラビアの仕事をしている時も、水着より下着の写真を撮られる方が好きだった。 多分、海でもない場所で水着を着ることに違和感があったのだと思う。グラビアという、男性のために自分の個の部分は極
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