ミャンマー・ヤンゴンのeスポーツショップで、マルチプレーヤーゲーム「ドータ2」をプレーするeスポーツ選手のミン・ミャ・ゾーさん(2019年8月22日撮影)。(c)Sai Aung MAIN / AFP 【11月2日 AFP】ミャンマーのeスポーツ界のスター、ミン・ミャ・ゾー(Myint Mytat Zaw)さん(21)の画面は、勝利目前で真っ暗になった。ヤンゴンのインターネットカフェでプレーしていたミンさんは、何千ドルもの賞金を失い、名声に傷がついた。 ミャンマーのeスポーツ界は急成長しているが、頻繁に起こる停電がプレーの妨げになっている。「停電のたびに電力会社が恨めしくなる。しかも停電は頻繁に起こる」と、ミンさんはAFPに語った。 ミャンマーは2010年、数十年にわたって続いた軍政から民政へ移行し、海外からの投資も増加した。だが、国民の60パーセント以上は、いまだ電力が安定しない状況で暮